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Fターム[4K032AA33]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Ta (122)

Fターム[4K032AA33]に分類される特許

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【課題】フェライト変態が起こり難い成分を有する鋼板にポリゴナルフェライトを生成させ、低温靭性を向上させた高強度鋼板、これを母材とする高強度鋼管及びそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】Mo:0.05〜1.00%、B:0.0003〜0.0100%を含有し、Ceqが0.30〜0.53であり、Pcmが0.10〜0.20であり、ポリゴナルフェライトの面積率が20〜90%であり、残部が、ベイナイト、マルテンサイトの一方又は双方からなる硬質相である金属組織を有する。開始温度がAr3+60℃以下、終了温度がAr3以上、圧下比が1.5以上である歪み導入圧延を行い、その後、空冷し、Ar3−100℃〜Ar3−10℃の温度から10℃/s以上で加速冷却する。 (もっと読む)


【課題】 優れた被切削性と靭性および硬さを有し、かつ優れた放電加工性、研磨仕上性および耐摩耗性をも兼備した、金型用鋼を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.1〜0.25%、Si:1.0%以下、Mn:2.00%以下、Ni:0.6〜1.5%、Cr:1.0%を超え2.5%以下、MoとWは単独または複合でMo+1/2W:1.0%以下、V:0.03〜0.15%、Cu:0.5〜2.0%、S:0.03%以下を含有し、Alは0.1%以下、Nは0.06%以下、Oは0.005%以下に規制され、残部はFeおよび不可避的不純物からなる組成の鋼において、
鋼中の組織断面に存在するMnS系介在物は円相当径にて最大50μm以下かつ面積率が0.12〜0.7%であり、さらに好ましくは旧オーステナイト平均結晶粒径が200μm以下であり、そして硬さが34〜45HRCの金型用鋼である。 (もっと読む)


【課題】優れた耐照射性および耐食性を持つ金属材料、およびその金属材料を安定的かつ容易に製造できる方法を提供すること。
【解決手段】1373Kで30分間の溶体化熱処理を施した耐照射性SUS316相当鋼に、表面層を3%の加工率で冷間圧延を施した後、1380K以上1420K以下の温度範囲で3時間以上保持する加工熱処理を施し、耐照射性SUS316相当鋼の粒界を制御し、新たな粒界制御型耐照射性SUS316相当鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】Moの含有量を制限しても、HAZの低温靭性を確保することができ、安価で、低温靱性に優れた高強度ラインパイプ用溶接鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】管状に成形された母材鋼板をシーム溶接した鋼管であって、この母材鋼板は、C:0.010〜0.050%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、S:0.0001〜0.0050%、Ti:0.003〜0.030%を含み、Al:0.020%以下、Mo:0.10%未満に制限し、成分の含有量[質量%]から求められる炭素当量Ceqを0.30〜0.53、割れ感受性指数Pcmを0.10〜0.20とし、母材鋼板の金属組織が面積率で20%以下のポリゴナルフェライトと残部ベイナイトからなり、有効結晶粒径が20μm以下であり、溶接熱影響部の有効結晶粒径が150μm以下であることを特徴とする低温靱性に優れた高強度ラインパイプ用溶接鋼管。 (もっと読む)


【課題】炭化物生成元素を複合添加して高強度の析出強化型鋼板を製造する場合に、効率的かつ理論的に鋼設計を行うことができる析出強化型高強度鋼板の設計方法、そのような析出強化型高強度鋼板の製造方法、およびそのような析出強化型高強度鋼板を提供すること。
【解決手段】鋼組織中に炭化物を析出させてなる析出強化型高強度鋼板を設計する際に、炭化物を構成する金属元素として、電気陰性度が1.8未満でかつMC型炭化物を生成する1種または2種以上の第1の金属元素M1と、電気陰性度が1.8以上の1種または2種以上の第2の金属元素M2とを、第1の金属元素M1と第2の金属元素M2との原子半径差が10%未満となるような組み合わせで選択し、第1の金属元素M1および第2の金属元素M2を含む炭化物が生成されるように第1の金属元素M1、第2の金属元素M2、およびCの添加量を決定する。 (もっと読む)


【課題】 靭性に優れた時効硬化型ステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.05%以下、Si:0.6〜3.5%未満、Mn:3.0%以下、Cr:6.0〜14.0%、Ni:4.0〜10.0%、Co:20.0%以下、Cu:6.0%以下、Ti:0.5〜3.5%、Al:2.0%以下(0%を含む)を含有してなる鋼の製造方法において、
前記の鋼に、1000℃以上の保持温度で60分を超える保持時間の固溶化処理を行った後、前記保持温度からの冷却過程で、加工終了温度を鋼の表面温度で700℃以上とする塑性加工を行い、次いで時効処理を行う、時効硬化型ステンレス鋼の製造方法である。また、固溶化処理の前には均質化処理を行ってもよい。時効処理は400〜550℃で行うことが望ましく、例えば58HRC以上の硬さに調質するものである。 (もっと読む)


【課題】焼入焼戻しによる寸法変化が等方的である合金工具鋼を提供する。
【解決手段】質量%でC :0.55〜0.85%, Si;0.20〜2.50%,Mn:0.30〜1.20%,Cu:≦0.50%,Ni:0.01〜0.50%,Cr:6.00〜9.00%, Mo+0.5W:0.1〜2.00%, V :0.01〜4.0%,残部Fe及び不可避的成分の組成を有し、且つ鍛造方向と平行な断面における、円相当直径で2μm以上の粗大な炭化物の面積率をL(%)、鍛造方向と直角方向の断面における粗大な炭化物の面積率をT(%)としたとき、L,Tともに0.001%以上で且つL/Tが0.90〜3.00の範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】鋼製油槽で生じる原油腐食に対して、優れた耐全面腐食性及び耐局部腐食性を示し、さらに、固体Sを含む腐食生成物(スラッジ)の生成を抑制できる溶接構造用の原油油槽用鋼、原油油槽、およびその防食方法を提供する。
【解決手段】基本成分として、質量%で、C:0.001〜0.2%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.1〜2%、P:0.03%以下、S:0.007%以下、Cu:0.01〜1.5%、Al:0.001〜0.3%、N :0.001〜0.01%を含有し、さらに、Mo:0.01〜0.08%、W:0.01〜0.5%の1種または2種を含有し、原油油槽環境における耐全面腐食性および耐局部腐食性を示し、さらに固体Sを含む腐食生成物(スラッジ)の生成を抑制し得る原油油槽用鋼。 (もっと読む)


【課題】母材の強度、低温靱性および変形能が優れ、かつ現地溶接が容易な引張強さ900MPa以上(API規格X120以上)の超高強度ラインパイプ用鋼板および鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、Mo、Nb、Al、Tiを含む鋼を溶製後、熱間圧延を施し、(γ/α変態開始点-50)(℃)以上γ/α変態開始温度(℃)以下まで水冷した後、再加熱し、その後水冷する。この効果により強度、低温靭性ならびにひずみ時効前後の変形能を良好にすることが可能となり、ラインパイプに対する安全性が大幅に向上する。 (もっと読む)


【課題】750℃での10000hを超えるクリープ破断伸びが15%以上、750℃で10000hの長期加熱を受けた場合の0℃での衝撃値が50J/cm2以上の経年劣化をおこしにくく溶接性や切断性などの長期使用後の加工性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼の提供。
【解決手段】C:0.03〜0.12%、Si:0.2〜2%、Mn:0.1〜3%、Ni:18%超25%未満、Cr:22%超30%未満、Nb:0.1〜1%、V:0.01〜1%、B:0.0005%超0.2%以下、sol.Al:0.0005%以上0.03%未満、N:0.1〜0.35%、O:0.001〜0.008%を含み、残部はFeと不純物からなり、不純物中のP、S、Sn、Pb、Sb、Zn及びAsがそれぞれ、P≦0.03%、S≦0.01%、Sn≦0.020%、Pb≦0.010%、Sb≦0.005%、Zn≦0.005%及びAs≦0.005%で、かつSn(%)+Pb(%)≦0.025%及びSb(%)+Zn(%)+As(%)≦0.010%を満たす長期使用後の加工性に優れた高温用オーステナイト系ステンレス鋼。
(もっと読む)


【課題】母材の強度、低温靱性および変形能が優れ、かつ現地溶接が容易な引張強さ900MPa以上(API規格X120以上)の超高強度ラインパイプ用鋼板の製造方法および超高強度ラインパイプ用鋼管の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.07%、Si:0.01〜0.50%、Mn:1.5〜2.5%、P:≦0.01%、S:≦0.0030%、Nb:0.0001〜0.2%、Al:0.0005〜0.03%、Ti:0.003〜0.030%、B:0.0001〜0.0050%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼を加熱し、熱間圧延を施し、γ/α変態開始点以上まで水冷した後、再加熱し、その後水冷することを特徴とする変形能ならびに低温靱性に優れた超高強度ラインパイプ用鋼板の製造方法により、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】大入熱溶接でも良好なHAZ靭性を示すと共に、シャー剪断機によって切断した場合であってもシャー切断割れが発生しないようなシャー切断性に優れた厚鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の厚鋼板は、化学成分組成を適切に調整すると共に、下記(1)式および(2)式を満足し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、且つベイナイト分率が95面積%以上の組織であり、ベイナイトのブロックサイズの平均円相当直径が40μm以下であると共に、ベイナイトのブロックサイズの最大円相当直径と前記平均円相当直径との差が40μm以下である。
1.5≦[Ti]/[N]≦4.0 … (1)
40≦X値≦160 … (2)
X値=500[C]+32[Si]+8[Mn]−9[Nb]
+14[Cu]+17[Ni]−5[Cr]−25[Mo]−34[V]
(式中、[ ]は各元素の含有量(質量%)を表す。) (もっと読む)


【課題】大入熱溶接でも良好なHAZ靭性を示すと共に、脆性亀裂伝播停止特性にも優れた鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の厚鋼板は、化学成分組成を適切に調整すると共に、下記(1)式および(2)式を満足し、且つベイナイト分率が95面積%以上の組織であると共に、ベイナイトの転位密度(ρ1/2)が1.0×106〜5.0×107(m-1)である。
1.5≦[Ti]/[N]≦4.0 … (1)
40≦X値≦160 … (2)
X値=500[C]+32[Si]+8[Mn]−9[Nb]
+14[Cu]+17[Ni]−5[Cr]−25[Mo]−34[V]
(式中、[ ]は各元素の含有量(質量%)を表す。) (もっと読む)


【課題】冷却後に高温で長時間の熱処理を行わなくても、引張り強さが570N/mm以上でかつ強度及び靭性が優れた鋼材が得られる耐溶接割れ性が優れた高張力鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.001〜0.20%、Si:0.001〜2%、Mn:0.001〜2.5%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、下記数式(A)で定義されるPcmが0.26%以下である組成の鋼を鋳造した鋼素材を、冷却することなくそのまま圧延するか又は一旦室温まで冷却した後で950〜1250℃に再加熱して圧延し、Ar3点以上の温度で圧延を終了して圧延鋼材とし、この圧延鋼材をAr3点以上の温度から室温以上650℃以下の範囲まで冷却速度1℃/sec以上で強制冷却した後、室温以上200℃未満の温度で板厚方向の平均相当塑性歪みで0.1%以上の加工を行い、引張強さが570N/mm以上の高張力鋼材とする。
[数1]
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【課題】B添加高張力鋼で懸念される溶接割れ感受性や溶接部靱性の劣化を改善し、非調質又は簡易な熱処理によって製造可能な、引張強さ570N/mm級以上の溶接割れ感受性に優れた高張力鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0001%超0.15%未満、Si:0.001%超0.5%未満、Mn:2.5%超5%未満、B:0.0003%超0.005%未満を含有し、必要に応じて、Cu、Ni、Cr、Mo、V、Nb、Ti、Ca、Mg、REM、Al、Nを含有し、且つ、Pcmが0.3%未満であり、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼を鋳造した後、室温まで冷却することなくそのまま、又は一度室温まで冷却した後に、950℃以上1250℃以下に再加熱し、Ar点以上の温度で圧延を終了し、且つ、Ar点以上の温度から、1℃/sec以上の冷却速度で室温以上、650℃以下の温度域まで強制冷却する。 (もっと読む)


【課題】加工中は冷間加工性に優れ、加工後は良好な硬さを示す高速冷間加工用鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.03%〜0.6%、Si:0.005〜0.6%、Mn:0.05〜2%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、N:0.008〜0.04%、をそれぞれ含有し、残部は鉄及び不可避的不純物からなり、該不純物において、Al:0.001%以下、Ti:0.002%以下、Nb:0.001%以下、V:0.001%以下、Zr:0.001%以下、B:0.0001%以下、Ta:0.0001%以下、Hf:0.0001%以下を満たし、かつ、14[Al]/27+14[Ti]/47.9+14[Nb]/92.9+14[V]/50.9+14[Zr]/91.2+14[B]/10.8+14[Ta]/180.9+14[Hf]/178.5≦0.002%を満足する高速冷間加工用鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】加工中は冷間加工性に優れ、加工後は良好な硬さを示す高速冷間加工用鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.15超〜0.6%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.005〜0.6%、Mn:0.05〜2%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.05%以下(0%を含まない)、および、N:0.04%以下(0%を含まない)、を含有し、残部は鉄および不可避的不純物からなり、鋼中の固溶N量が0.006%以上であることを特徴とする高速冷間加工用鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】耐表面割れ特性に優れた高強度溶接構造用鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.02〜0.50%、Mn:0.3〜1.8%、P:≦0.03%、S:0.001〜0.03%、Cu:0.01〜1.0%、A1:0.001〜0.05%、Ti:0.005〜0.05%、N:0.001〜0.01%、REM:0.0005〜0.01%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなり、スラブの表層γ粒径が1500μm以下であることを特徴とする耐表面割れ特性に優れた高強度溶接構造用鋼。 (もっと読む)


【課題】耐表面割れ特性に優れた高強度溶接構造用鋼およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.02〜0.50%、Mn:0.3〜2.5%、P:≦0.03%、S:0.001〜0.03%、Cu:0.01〜1.0%、Nb:0.005〜0.05%、Al:0.001〜0.05%、Ti:0.005〜0.05%、N:0.001〜0.01%、REM:0.0005〜0.01%、Ca:0.0001〜0.003%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなり、スラブの表層γ粒径が1200μm以下であることを特徴とする耐表面割れ特性に優れた高強度溶接構造用鋼。 (もっと読む)


【課題】強度、剛性率、弾性率、捻回特性、耐食性に優れた高強度ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】高強度ステンレス鋼は、0.05≦C≦0.12質量%、0.10≦Si≦3.0質量%、0.50≦Mn≦1.50質量%、6.1≦Ni≦7.9質量%、16.0≦Cr≦22.0質量%、0.5≦Co≦2.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、−20≦Md30≦100℃、10.0≦[Ni]≦14.0、20.0≦[Cr]≦24.0である。尚、Md30=551−462×(C+N)−9.2×Si−8.1×Mn−13.7×Cr−18.5×Mo−29×(Ni+Cu)、[Ni]=Ni+0.5Mn+0.3Cu+25N+30C、[Cr]=Cr+1.5Mo+2Si+1.5Ti+5V+5.5Al+1.75Nb+0.75W。 (もっと読む)


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