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Fターム[4K032AA33]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Ta (122)

Fターム[4K032AA33]に分類される特許

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【課題】優れた耐食性、耐脆化性、鋳造性及び熱間加工性を有するスーパー二相ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】重量%で、Cr:21.0%〜38.0%、Ni:3.0%〜12.0%、Mo:1.5%〜6.5%、W:0〜6.5%、Si:3.0%以下、Al:1.0%以下、Mn:8.0%以下、N:0.2%〜0.7%、C:0.1%以下;及びB:0.1%以下、Cu:3.0%以下、Co:3.0%以下の少なくとも一種;並びにMM及び/またはYを総量で0.0001〜1.0%含有し、そして、残りは鉄と不可避的不純物からなり、耐食性及び機械的性質を劣化させる金属間化合物、例えばシグマ(σ)相及びカイ(χ)相の形成を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 レーザ・アークハイブリッド溶接により溶接される、主たる組織がマルテンサイトである引張強さが1100MPa以上の超高張力鋼板において、鋼板、継手の良好な靭性を確保し、かつ、溶接熱影響部の軟化を抑制して、継手の引張強さも合わせて1100MPa以上を確保できる高張力鋼板の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 各元素の成分範囲を適正化し、かつ、鋼板の変態組織を確実にマルテンサイト組織とするために炭素当量を0.45〜1.2%とし、さらに、溶接熱影響部の軟化を抑制するために、析出強化元素に係わるNb当量を0.09〜0.80%とした鋼片を用いて、再加熱焼入や加工熱処理工程によって鋼板を製造するに際して、特に溶接熱影響部軟化抑制のために、550℃超〜Ac1変態点未満で焼戻しを行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 加工性が良好で、機械的強度が高く、熱膨張係数が小さい高強度低熱膨張合金、及びこれを使用した精密機器を提供することにある。
【解決手段】Ni30〜38%、Co1〜7%とMg、Ca、Sr、BaのIIa族元素のフッ素化合物のそれぞれ1%以下、合計で0.0001〜3%、及び残部Feからなる合金を、900℃以上融点未満の温度で焼鈍した後冷却し、ついで加工率60%以上の線引加工を施して所望の太さの棒又は線になすか、または、さらに当該棒又は線を70〜500℃の温度で加熱する。高強度低熱膨張合金の引張強さは1000MPa以上、-50〜100℃における熱膨張係数は(-1〜+1)×10−6-1である。 (もっと読む)


【課題】 レーザ・アークハイブリッド溶接により溶接される、主たる組織がマルテンサイトである引張強さが1100MPa以上の超高張力鋼板において、鋼板、継手の良好な靭性を確保し、かつ、溶接熱影響部の軟化を抑制して、継手の引張強さも合わせて1100MPa以上を確保できる超高張力鋼板の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 各元素の成分範囲を適正化し、かつ、鋼板の変態組織を確実にマルテンサイト組織とするために炭素当量を0.45〜1.2%とし、さらに、溶接熱影響部の軟化を抑制するために、析出強化元素に係わるNb当量を0.09〜0.80%とした鋼片を用いて、再加熱焼入や加工熱処理工程によって鋼板を製造するに際して、特に溶接熱影響部軟化抑制のために、600℃以上から開始し450℃以上で終了する、冷却速度が2〜100℃/sの加速冷却を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼からなる鍛鋼品の耐水素割れ性を、合金元素添加という手段によらずに、組織設計によって向上させること。
【解決手段】C:0.15〜0.5%、Si:0.6%以下(0%を含まない)、Mn:0.5〜1.5%、Ni:0.1〜2.5%、Cr:0.1〜2.5%、Mo:0.01〜0.7%、S:0.0002〜0.01%、O:0.002%以下(0%を含まない)、を含有し残部が鉄及び不可避的不純物からなり、深さD/4(D:鍛鋼品断面の円相当径)の位置における鋼断面は、フェライト組織またはフェライト−パーライト混合組織で構成される健全部と残部(以下、「マクロ偏析部」と記載する)で構成され、前記鋼断面に対する前記健全部の割合が90面積%以上であり、前記マクロ偏析部における(パーライトの平均粒径)/(フェライトの平均粒径)が3.0以上である鍛鋼品を製造する。 (もっと読む)


【課題】細線でありながらも高強度化と剛性を高めると共に、疲労破断の抑制並びに耐食性向上による長寿命化を図り得るソーワイヤーとその製造方法を提供する。
【解決手段】金属細線でなる芯材の表面に、被覆材を介して粒子状の切断砥粒を固着した粒子固定型のソーワイヤーであって、前記芯材は、質量%で、C:0.05〜0.15、Si:≦2.0、Mn:≦3.0、Ni:6.0〜9.5、Cr:16.0〜19.0、及びN:0.005〜0.25%を含むと共に、2C+Nを0.17〜0.40%に調整され、残部Fe及び不可避不純物でなるオーステナイト系ステンレス鋼線で構成され、引張強さ(σ):2500〜3500MPaで、かつその引張試験における応力−歪線図の弾性比例域の歪量(E1)と、その破断までの全歪量(E0)との比率α=(E1/E0)×100が45%以上の特性を有するソーワイヤーである。 (もっと読む)


【課題】各種の構造物や自動車の部品等として温間加工に供される温間加工用鋼とその温間加工方法、ならびにこの温間加工方法により得られる鋼材および鋼部品を提供する。
【解決手段】温間加工により基地内に粒子分散型繊維組織が生成される鋼であって、350℃以上Ac1点以下の所定の温度域において下記式(1)で表されるパラメーターλλ=T(logt+20)(T;温度(K)、t;時間(hr))・・・(1)が1.4×10以上となる条件で無加工のままで焼鈍、焼戻し、時効処理のいずれかを施した場合の室温における第2相分散粒子の総量が室温における体積率として7×10−3以上であり、ビッカース硬さ(HV)が下記式(2)の硬さHH=(5.2−1.2×10−4λ)×10・・・(2)以上の硬さを示すことを特徴とする鋼を温間加工用鋼とする。 (もっと読む)


【課題】ハイス工具を用いた低速での断続切削(例えば、ホブ加工)において優れた被削性(特に、工具寿命の延長)を発揮し、しかも超硬工具を用いた高速での連続切削(例えば、旋削)においても優れた被削性(特に、工具寿命の延長)を発揮し、更に焼入れ焼戻し等の熱処理を施した後でも優れた衝撃特性を示す機械構造用鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.8%、Si:0.03〜2%、Mn:0.2〜1.8%、Al:0.1〜0.5%、B:0.0005〜0.008%、およびN:0.002〜0.015%を含有し、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、およびO:0.002%以下(0%を含まない)を満足し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼について、鋼中に析出しているBNとAlNの質量比(BN/AlN)を0.020〜0.2とする。 (もっと読む)


本発明は、合金から製造された半製品をサーモメカニカル処理することによる、ラーベス相及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物が析出した鉄クロム合金からの部品の製造法において、第一の工程において、合金を溶解焼鈍温度以上の温度で溶解焼鈍し、次いで、静止保護ガス又は空気、運動している(吹き付けられた)保護ガス又は空気中で、又は水中で冷却し、第二の工程において、半製品の機械加工を0.05〜99%の範囲で実施し、かつ後続の工程において、加工された半製品から完成された部品を0.1℃/分〜1000℃/分で加熱して550℃〜1000℃の適用温度にすることによって、ラーベス相Fe2(M,Si)又はFe7(M,Si)6及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物を意図的かつ微細に分布させる方法に関する。 (もっと読む)


【課題】製品自体の低廉化はもとより、金型寿命の延長,金型用鋼の低廉化とによって金型に要するコストを低減し、それら全体によって製品コストを有効に低廉化することのできる金型用鋼を提供する。
【解決手段】金型用鋼を質量%で0.15 ≦ C ≦ 0.30,0.01 ≦ Si < 0.19,1.50 < Mn ≦ 1.78,1.01 < Cr < 3.05,0.48 < Mo < 0.88,0.01 ≦ V < 0.21,0.004 ≦ Nb < 0.03,残部Fe及び不可避的不純物の組成を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の厳しい海水腐食環境下においても、船舶設計寿命である長期間補修塗装を行う必要のない、塗装耐食性に優れた船舶用鋼材を提案することを目的とする。
【解決手段】 鋼材の化学組成が、C:0.01〜0.20mass%、Si:0.01〜2.5mass%、Mn:0.1〜2.0mass%、P:0.03mass%以下、
S:0.03mass%以下、Al:0.005〜0.3mass%、N:0.001〜0.008mass% その他含有しており、鋼材表面には無機ジンクリッチペイントの塗膜が形成され、該塗膜はアルキルシリケート樹脂と亜鉛末とを有し、該塗膜の空隙率が30vol%以下であることを特徴とする塗装耐食性に優れた船舶用鋼材。 (もっと読む)


【目的】高耐食性、高強度、非磁性を備え、特に、石油井切削製品に用いて好適な、高耐食・高強度・非磁性ステンレス鋼等を提供すること。
【解決手段】0.01≦C≦0.05質量%、0.05≦Si≦0.50質量%、16.0<Mn≦19.0質量%、P≦0.040質量%、S≦0.010質量%、0.50≦Cu≦0.80質量%、3.5≦Ni≦5.0質量%、17.0≦Cr≦21.0質量%、1.80≦Mo≦3.50質量%、0.0010≦B≦0.0050質量%、O≦0.010質量%、及び、0.45≦N≦0.65質量%を含有し、[Cr]+3.3×[Mo]+16×[N]≧30、[Cr]/[C]≧330、[Cr]/[Mn]>1.0、([Ni]+3×[Cu])/([Cr]+[Mo])>0.25を満たす残部が実質的にFe及び不可避不純物からなる高耐食・高強度・非磁性ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】内周面や外周面での脱炭の発生を極力低減し、ばね製造時の焼き入れ段階で、外周面および内周面で表層部が十分硬化でき、成形されるばねにおいて十分な疲労強度を確保できるような高強度ばね用中空シームレスパイプを提供する。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.5〜3%、Mn:0.1〜2%、Al:0.1%以下(0%を含まない)、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)およびN: 0.02%以下(0%を含まない)を夫々含有する鋼材からなり、内周面および外周面におけるC含有量が0.10%以上であると共に、前記内周面および外周面の夫々における全脱炭層の厚みが200μm以下である。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命が例えばLl0で1×10回を超えるような、優れた耐疲労特性を有する機械構造用部品を、球状化焼鈍を行うことなしに提供する。
【解決手段】C:0.45〜0.70mass%、Si:0.8mass%以下、Mn:0.7〜1.5mass%、S:0.06mass%以下、P:0.02mass%以下、Al:0.05mass%以下、Cr:0.1mass%以下、Ti:0.003mass%以下、Mo:0.05〜0.60mass%およびO:10ppm以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成になる鋼材を、製鋼時のスラグ組成がSiO2/CaO:4〜10、CaO/Al2O3:1.5〜5.0、TiO2:1%以下およびMgO:2〜15%を満足する条件の下に溶製し、次いで該鋼材を部品形状とする、熱間加工を施して該加工後の組織をベイナイト70%以上に調整し、その後前記部品の少なくとも一部分に高周波焼入れを行う。 (もっと読む)


【課題】本発明は、低コスト化を図りつつ、良好な耐食性及び強度を発現することができるフェライト相及びマルテンサイト相を含む二相ステンレス鋼並びにそれを用いた鋼材及び鋼製品を提供すること。
【解決手段】0.080≦C≦0.120質量%、0.20≦Si≦1.00質量%、1.00≦Mn≦3.00質量%、1.00<Cu≦3.00質量%、20.0≦Cr≦23.0質量%、0.50≦Ni≦1.00質量%、N≦0.030質量%を含有し、次式(1)で表される[A]が、0.15≦[A]≦0.30であり、かつ、フェライト相及びマルテンサイト相を含み断面組織のマルテンサイト相が面積率で10%以上60%以下であることを特徴とする二相ステンレス鋼。但し、[A]=(1.4[Mn]+[Cu])/[Cr])…式(1) (もっと読む)


【課題】本発明は、高いヤング率を有し、その温度係数が小さい恒弾性合金を提供することにある。また、これを使用した精密機器を提供することにある。
【解決手段】質量比にて、Co20〜40%,Ni10〜20%、Cr5〜15%とCa,Sr,Baのそれぞれ2%以下のI Ia族元素及び当該I Ia族元素のフッ素化合物のそれぞれ1%以下の1種又は2種以上の合計0.0001〜5%、及び残部Feからなる合金を、900℃以上融点未満の温度で焼鈍した後冷却し、ついで加工率50%以上の線引き加工を施して所望の太さの線材又は細線になした後、当該線材又は細線を550〜720℃の温度で加熱することにより、ヤング率190GPa以上及び0〜40℃におけるヤング率の温度係数(-5〜5)x10−5を有する高弾性・恒弾性合金が得られる。 (もっと読む)


【課題】弱磁性、高ヤング率でその温度係数が小さく、硬度が高い磁性不感高硬度恒弾性合金、ひげぜんまい、機械式駆動装置及び時計を提供する。
【解決手段】原子量比にて、Co20〜40%及びNi7〜22%の合計42.0〜49.5%、Cr5〜13%及びMo1〜6%の合計13.5〜16.0%、及び残部Fe(但しFe37%以上)からなる合金を、1100℃以上融点未満に加熱後冷却し、ついで線引き加工と中間熱処理とを繰り返し、加工率90%以上の線引き加工を施して<111>繊維軸を有する繊維組織の線材となし、さらに圧下率20%以上の冷間圧延加工を施して薄板になした後、580〜700℃に加熱して、{110}<111>集合組織を有し、飽和磁束密度2500〜3500G、0〜40℃におけるヤング率の温度係数(-5〜+5)×10−5-1及びビッカ−ス硬度350〜550を有する磁性不感高硬度恒弾性合金。 (もっと読む)


【課題】
Crをおよそ20重量%およびAlを数重量%、他の成分を少量含有し、そして1200°Cまでの動作温度において良好な機械的性質および非常に良好な耐酸化性を有する鉄をベースにした耐熱合金およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
下記の化学組成(重量%で表す):
Cr 20、
Al 5-6、
Ta 4、
Mo 4、
Re 3-4、
Zr 0.2、
B 0.05、
Y 0.1、
Hf 0.1、
C 0-0.05、
残りFeおよび不可避不純物
を特徴とする鉄をベースにした耐熱合金。その合金は、低価格で製造することができそして既知の従来技術と比べて温度1200°Cまでの際立っている耐酸化性および良好な機械的性質によって区別される。 (もっと読む)


【課題】後工程で通常行われる条件で焼入れや焼戻し等の熱処理が行われても高強度高靭性を得られる熱処理用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.10〜0.70質量%、Mn:0.1〜3.0質量%、Al:0.005〜2.0質量%、P:0.050質量%以下、S:0.50質量%以下、O:0.0030質量%以下、N:0.0200質量%以下で含み、さらに、Nb:0.30質量%以下、及びTi:0.30質量%以下よりなる群から選択される少なくとも1種を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなり、({Ti}/48+{Nb}/93)×10で算出される値THが1.0以上であり、更に結晶粒径が10μm以下としている。但し、{Nb}及び{Ti}は、5〜100nmの析出物中に含まれるTi及びNbの含有量(質量%)を示し、それぞれの抽出残渣で測定した量を示す。 (もっと読む)


【課題】高温長時間クリープ強度に優れた高Crフェライト系耐熱鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.12%、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.3〜0.6%、P:0.02%以下、S:0.005%以下、Cr:8.0〜12%未満、V:0.15〜0.25%、Nb:0.03〜0.08%、N:0.005〜0.07%、sol.Al:0.015%以下、Ni:0.5%以下を含み、さらにMo:0.1〜1.1%およびW:1.5〜3.5%のうちの1種または2種を含有し、残部がFeおよび不純物からなる組成を有する鋼を、下記の(1)〜(5)の工程により加工及び熱処理を行うことを特徴とする、高Crフェライト系耐熱鋼材の製造方法。この鋼材は、さらに、B:0.015%以下、Cu:1.5%以下、Co:5%以下、Ti:0.05%以下、Ta:0.05%以下、Nd:0.05%以下及びCa:0.01%以下のうちの1種以上を含有してもよい。
(1) 最終の加工終了温度が1000℃以下の熱間加工工程、
(2) 750〜820℃の範囲で20min以上2hr以下の軟化処理工程、
(3) 断面減少率15%以上の冷間加工工程、
(4) 750〜820℃の範囲で20min以上2hr以下の軟化処理工程、
(5) 焼ならし焼戻し処理工程。 (もっと読む)


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