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Fターム[4K032AA39]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Zr (403)

Fターム[4K032AA39]に分類される特許

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【解決課題】
鋼材のフェライト脱炭を抑制して疲労特性を確保しつつ、しかも過冷を防止して伸線時の加工性を改善するばね用鋼の製造方法を提供することを主たる解決課題とする。
【解決手段】
C:0.35〜0.65%(質量%、以下同様)、Si:1.4〜3.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜2.0%、P:0.025%以下(0を含まない)、S:0.025%以下(0を含まない)、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼材を、加熱炉抽出後、仕上前温度を1000℃未満として熱間圧延し、仕上圧延後、1000〜1150℃の範囲に5sec以下保持して巻き取った後に冷却速度2〜8℃/sで750℃以下に冷却し、その後、巻取りから150sec以上かけて600℃まで徐冷することを特徴とするばね用鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接で優れた溶接熱影響部靭性を有する大入熱溶接用鋼を提供する。
【解決手段】Ceq(IIW)(=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Cu+Ni)/15):0.33〜0.45、質量%で、C:0.03〜0.08%、Si:0.01〜0.15%、Mn:1.5〜2.6%、P、S、Al:0.005〜0.1%、Nb:0.003〜0.05%、Ti:0.003〜0.03%、N:0.0025〜0.0070%、B:0.0003〜0.0025%、Ca:0.0005〜0.0030%、必要に応じて、V,Cr,Mo,Mg,Zr,REMの一種または二種以上、残部Feおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、鋼中にMnとCaとを質量比でMn/(Mn+Ca):Mn/(Mn+Ca)で0.1〜0.7の範囲で含む硫化物、あるいは酸化物と複合した該硫化物が、0.1〜5μmの大きさで1mm中に50〜1000個が分散した鋼。 (もっと読む)


【課題】造船等の各種構造物で使用される、特に入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接で優れた溶接熱影響部靭性を有する降伏強度が460N/mm以上の大入熱溶接用鋼を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.03〜0.1%、Si:0.01〜0.5%、Mn:2.0〜3.0%、P≦0.02%、S≦0.0050%、Al:0.005〜0.1%、Ti:0.004〜0.03%、Nb:0.01〜0.05%、B:0.0003〜0.0025%、N:0.0060〜0.0100%、必要に応じて、V,Cu、Ni、Cr、Mo、Ca,Mg,Zr,REMの一種または二種以上を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、(Ti+0.5×Nb)/N≦3.40を満足する成分組成を有し、(融点−10℃)以下、1400℃以上に加熱された際、鋼中に粒子径が0.01〜0.10μmの,Ti、Nb、Nを含有する析出物が1.0×10個/mm以上存在することを特徴とする鋼材。 (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の腐食環境下で用いられる、塗膜の存在状態にかかわらず優れた耐食性を有する船舶用熱間圧延形鋼を提供するとともに、その有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.05〜0.20mass%、Si:0.05〜0.50mass%、Mn:0.1〜2.0mass%、P:0.025mass%以下、S:0.01mass%以下、Al:0.005〜0.10mass%、W:0.01〜1.0mass%、Cr:0.01mass%以上0.20mass%未満、Nb:0.001〜0.03mass%、N:0.001〜0.008mass%を含有する成分組成を有する鋼素材を1000〜1350℃に加熱後、圧延仕上温度を800℃超とする熱間圧延し、その後、放冷することにより、加工フェライトを含まないフェライトとパーライト組織とからなるミクロ組織を有する船舶用熱間圧延形鋼を得る。 (もっと読む)


本発明は、合金から製造された半製品をサーモメカニカル処理することによる、ラーベス相及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物が析出した鉄クロム合金からの部品の製造法において、第一の工程において、合金を溶解焼鈍温度以上の温度で溶解焼鈍し、次いで、静止保護ガス又は空気、運動している(吹き付けられた)保護ガス又は空気中で、又は水中で冷却し、第二の工程において、半製品の機械加工を0.05〜99%の範囲で実施し、かつ後続の工程において、加工された半製品から完成された部品を0.1℃/分〜1000℃/分で加熱して550℃〜1000℃の適用温度にすることによって、ラーベス相Fe2(M,Si)又はFe7(M,Si)6及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物を意図的かつ微細に分布させる方法に関する。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延又は焼鈍工程を含まない短い製造ラインで製造される高品質のTRIP鋼ストリップを提供する。
【解決手段】溶融鋼から直接鋳造されるTRIP鋼からなる薄いストリップであって、前記鋼が、重量%で、C:0.05〜0.25%、(Mn+Cu+Ni):0.5〜3%、(Si+Al):0.1〜4%、(P+Sn+As+Sb):0.3%以下、(Ti+Nb+V+Zr+希土類):0.3%未満、Cr:1%未満、Mo:1%未満、V:1%未満、残部は鉄及び製造上の不純物からなる組成を有し、また前記鋼はベイナイト相と5%より多い残留オーステナイトを含む微細組織を有している。 (もっと読む)


【課題】製品自体の低廉化はもとより、金型寿命の延長,金型用鋼の低廉化とによって金型に要するコストを低減し、それら全体によって製品コストを有効に低廉化することのできる金型用鋼を提供する。
【解決手段】金型用鋼を質量%で0.15 ≦ C ≦ 0.30,0.01 ≦ Si < 0.19,1.50 < Mn ≦ 1.78,1.01 < Cr < 3.05,0.48 < Mo < 0.88,0.01 ≦ V < 0.21,0.004 ≦ Nb < 0.03,残部Fe及び不可避的不純物の組成を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】鋼構造物に用いられる耐火鋼材であって、火災に曝された場合に、母材部が600℃高降伏強度及び、該鋼材の溶接熱影響部が600℃高延性を有し、更に、母材部及び溶接熱影響部の低温靭性に優れる耐火鋼材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.005%以上0.050%以下、Mn:0.50%以上2.00%以下、Cr:0.50%以上2.00%以下、V:0.10%以上0.50%以下、Ti:0.005%以上0.030%以下であり、光学顕微鏡組織が、面積分率で80%以上がベイナイト相またはマルテンサイト相である耐火鋼材。該成分鋼片を1100℃以上1300℃以下に加熱し、800℃以上1000℃以下で圧下比50%以上の熱間圧延または加工を行い、800℃以上で熱間圧延または加工を終了し、その後Ar3点以上から450℃以下まで2℃/秒以上の冷速で加速冷却する製造方法。 (もっと読む)


【課題】大入熱溶接を行った場合にHAZ靭性が良好な鋼板を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、Al、Nb、Ti、Ca、Nを含有するとともに、Ni、Cu、Cr、およびMoよりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、下記(1)式で表されるA値が、125≦A≦200であるとともに、下記(2)式で表されるG値との間に、A/G≧4350の関係を有し、更に、円相当径0.05μm未満のTi含有窒化物が5.0×106個/mm2以上、円相当径0.05〜1.0μmのTi含有窒化物が1.0×105個/mm2以上、円相当径1.0μm超のTi含有窒化物が5個/mm2以下であることを特徴とする溶接熱影響部の靭性に優れた鋼板である。
A=53+104[C]+76[Cu]+109[Cr]+37[Ni]
+2422[Nb]+31[Mo] ・・・(1)
G=[Nb]+5[B] ・・・(2) (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の厳しい海水腐食環境下においても、優れた塗装耐食性を発揮して、補修塗装までの期間の延長が可能で、しかも補修塗装の作業軽減を図ることができる耐塗膜膨れ性に優れた船舶用鋼材を提案する。
【解決手段】スケールを除去した鋼材の表面にジンクリッチプライマーを塗布してなる鋼材であって、前記鋼材がmass%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.10〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.0100%以下等を含有し、さらに、Mo:0.0100%以下であり、W、Sb、Sn、Cu、Crのうちから選ばれる1種以上を特定量含有し、さらに下記(1)式で示すACP値が6.75未満を満足する船舶用鋼材。
ACP=10−(3+10×W+7×Sb+9×Sn)×(1+0.04×(Cu+Cr))×(0.9−Ni−Mo) (1) (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の厳しい海水腐食環境下においても、船舶設計寿命である長期間補修塗装を行う必要のない、塗装耐食性に優れた船舶用鋼材を提案することを目的とする。
【解決手段】 鋼材の化学組成が、C:0.01〜0.20mass%、Si:0.01〜2.5mass%、Mn:0.1〜2.0mass%、P:0.03mass%以下、
S:0.03mass%以下、Al:0.005〜0.3mass%、N:0.001〜0.008mass% その他含有しており、鋼材表面には無機ジンクリッチペイントの塗膜が形成され、該塗膜はアルキルシリケート樹脂と亜鉛末とを有し、該塗膜の空隙率が30vol%以下であることを特徴とする塗装耐食性に優れた船舶用鋼材。 (もっと読む)


【課題】溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接を施しても溶接部の靭性に優れる降伏応力が460MPa以上の大入熱溶接用鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.08%、Si:0.01〜0.15%、Mn:1.8〜2.6%、P:0.012%以下、S:0.0005〜0.0040%、Al:0.005〜0.1%、Nb:0.003〜0.03%、Ti:0.003〜0.03%、N:0.0025〜0.0070%、B:0.0003〜0.0025%を含有し、かつ、炭素当量Ceqが0.33〜0.45の範囲となるよう含有し、溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときのボンド近傍の熱影響部組織中の島状マルテンサイトが1vol%以下である大入熱溶接用鋼材。 (もっと読む)


【課題】内周面や外周面での脱炭の発生を極力低減し、ばね製造時の焼き入れ段階で、外周面および内周面で表層部が十分硬化でき、成形されるばねにおいて十分な疲労強度を確保できるような高強度ばね用中空シームレスパイプを提供する。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.5〜3%、Mn:0.1〜2%、Al:0.1%以下(0%を含まない)、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)およびN: 0.02%以下(0%を含まない)を夫々含有する鋼材からなり、内周面および外周面におけるC含有量が0.10%以上であると共に、前記内周面および外周面の夫々における全脱炭層の厚みが200μm以下である。 (もっと読む)


【課題】高炭素含有のレール鋼片において、仕上げ圧延後にレール頭部表面を加速冷却し、その後、オーステナイト域まで昇温・保持し、更に加速冷却することにより、海外の貨物鉄道で使用されるレール靭性を向上させ、使用寿命を向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.60〜1.20%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜2.00%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片を粗圧延、中間圧延、引き続いて仕上圧延を行い、A3又はAcm線〜1000℃の温度を有したレール頭部表面を、冷却速度2〜20℃/secで450〜680℃まで急冷し、その後、A3又はAcm線〜950℃の温度域まで昇温速度2〜50℃/secで温度上昇させ、その後、当該温度範囲内で1.0〜900sec保持し、さらにその後、冷却速度5〜30℃/secで450〜650℃まで加速冷却することを特徴とする高炭素鋼レールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】低降伏比でしかも高靭性な特性を発揮する厚鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.10%未満(0%を含まない)、Si:1.0%以下(0%を含まない)、Mn:1.0〜2.0%、P:0.015%以下(0%を含まない)、S:0.010%以下(0%を含まない)、Al:0.05〜0.50%、Ti:0.008〜0.030%、N:0.0020〜0.010%およびCa:0.0035%以下(0%を含まない)を夫々含有する他、Cu:2%以下(0%を含まない)、Ni:2%以下(0%を含まない)およびCr:2%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる1種以上を含有し、t/4(t:板厚)位置のミクロ組織において、フェライトおよびベイナイトの混合組織からなると共に、ベイナイト中に残留オーステナイトが分散しており、且つフェライトの平均粒径が10〜50μmであると共に、ベイナイト中に存在する残留オーステナイトが面積分率で2.0%以上存在するものである。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造を行っても良好な鍛造性を示すだけでなく、浸炭処理のための加熱による結晶粒の粗大化を効果的に抑制することのできる肌焼鋼を提供する。
【解決手段】鋼中に、特にTi:0.05%以上0.30%以下およびMo:0.05%以上1.0%以下を含有させると共にTiを含む析出物で直径:30nm以下のものが30個/μm2以上存在し、直径:5nm以上50nm以下のTi析出物の全Ti析出物に対する個数比率が50%以上とする。 (もっと読む)


【課題】硫酸および/または塩酸に曝される環境で使用される鋼材であって該環境での耐食性に優れた耐酸鋼材および燃焼・焼却設備の排ガス関連低温部材を提供する。
【解決手段】(1) C:0.04〜0.30質量%(以下、%)、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.10%、Cu:0.05〜2.0%、Ni:0.05〜2.0%、Cr:0.05〜0.3%、Ti:0.005〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなると共に、Cの含有量[C]とCrの含有量[Cr]の比:[C]/[Cr]が0.20〜5.0であり、かつ、面積率でフェライトを20%以上を含むと共にパーライトもしくはベイナイトを5%以上含む組織であることを特徴とする耐酸鋼材、(2) この耐酸鋼材を用いて構成された燃焼・焼却設備の排ガス関連低温部材。 (もっと読む)


【課題】板厚方向の耐疲労亀裂伝播特性に優れた厚鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.15%と、Si、Mnを調整して含み、さらにTi:0.005〜0.050%、Nb:0.001〜0.1%のうちから選ばれた1種または2種を含有する鋼素材を、900〜1350℃の温度に加熱し、表面温度で1000〜850℃の、オーステナイト部分再結晶温度以上の温度域で、累積圧下率:10%以上の第一の圧延と、表面温度が900〜600℃の温度域の、表面から板厚方向に2mmの位置から板厚の3/10位置までに相当する範囲および/または前記厚鋼板の裏面から板厚方向に2mmの位置から板厚の7/10位置までに相当する範囲が二相組織となる温度域で、1パスの平均圧下率が5.0%未満でかつ累積圧下率:50%以上となる第二の圧延とからなり、該第二の圧延の圧延終了温度が表面温度で600℃以上である熱間圧延を施す。 (もっと読む)


【課題】製造コストの増大を招くことなく、板厚が50mmを超える場合においても高強度(引張強度が490MPa以上)を満足し、且つ−10℃におけるKca値で3500N/mm3/2以上を満足すると共に、特定の応力(ΔK=10MPa・√m)環境下において、疲労亀裂進展速度(da/dn)が5.0×10-6mm/cycle以下である様な厚鋼板を提供する。
【解決手段】化学成分組成を適切に調整すると共に、表面から深さt/4〜t/2(tは板厚を表す、以下同じ)の位置のミクロ組織において、擬ポリゴナル・フェライトの平均面積率が30〜85%であり、且つ表面から深さ2mmの位置から前記t/4の位置までの領域における平均結晶粒径が50μm以下であると共に、表面から深さ2mmの位置における鋼組織の結晶粒径と当該結晶粒径で計数される結晶粒数の関係をヒストグラムにて表したときに、結晶粒数が極大をとる2つの結晶粒径の差異が10〜30μmである。 (もっと読む)


【課題】熱間鍛造後に調質処理を施すことなく、0.05%耐力が500MPa以上、−50℃におけるUノッチシャルピー衝撃値が20J/cm2以上であり、切削性にも優れた、熱間鍛造非調質鋼及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.25〜0.5%、Si:0.05〜1.0%、Mn:1.0〜2.3%、S:0.04〜0.2%、Cr:0.2〜1.0%、V:0.05〜0.2%、B:0.0005〜0.004%、Ti:0.001〜0.1%を含有し、Si及びMnの含有量が、0.02≦S/Mn≦0.12を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、ベイナイトの面積率が95%以上である。 (もっと読む)


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