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Fターム[4K032CJ06]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 冷間加工材の均熱後の冷却速度 (105) | 空冷(放冷) (16)

Fターム[4K032CJ06]に分類される特許

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【課題】本発明は、大きな加工ひずみを伴う加工であっても、微細粒組織の粒径を拡大させないニッケルフリー高窒素ステンレス製材料の圧延・抽伸加工方法、微細粒組織の粒径が小さなニッケルフリー高窒素ステンレス製シームレス細管及びその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】結晶粒径が30μm以下の微細粒組織からなるニッケルフリー高窒素ステンレス製材料を、900℃以上1000℃以下の温度で焼鈍してから、室温まで空冷する中間焼鈍工程S11と、前記材料を薄板化又は縮径しながら、伸長させる圧延・抽伸加工工程S12と、1200℃以上1400℃以下の温度に加熱してから、室温まで空冷する最終固溶化処理工程S13と、を有するニッケルフリー高窒素ステンレス製材料の圧延・抽伸加工方法を用いることによって前記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】
従来、比較的厚さが薄く、幅が狭い帯鋼又は鋼板を製造するためには、通常の熱延鋼板又は冷延鋼板を所定の厚さまで圧延し、スリットして更に圧延するか、予めスリットしてから所定の厚さまで圧延する。スリット工程の省略、スタート材から製品までの歩留まり向上、薄帯鋼板から製品までの歩留まり向上、小規模な設備による製造の可能性、少量で多品種の製品から大量で特定の品種の製造までに利用可能な帯鋼又は鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】
市販されている炭素鋼又はフェライト系ステンレス鋼若しくはオーステナイト系ステンレス鋼からなる鋼線材若しくは鋼線又は棒鋼をスタート材とし、冷間温度域において最終厚さまで平ロールで圧延する方法、又は、先ず孔型ロールで冷間温度域で圧延した後、冷間温度域で平ロールで最終厚さまで圧延するか若しくは先ず孔型ロールで温間温度域で圧延した後、冷間温度域で平ロールで最終厚さまで圧延するか、のいずれかとし、スタート材から中間材及び最終材の所定の段階までに、大ひずみを導入する。 (もっと読む)


【課題】低歪振幅域、高周波数域において優れた制振性を有するFe−Cr−Al−Mn系の制振合金材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋳塊を得る造塊工程と、該造塊工程により得られた鋳塊を、これの再結晶温度以上に加熱した状態で熱間圧延する熱間圧延工程と、該熱間圧延工程により得られた圧延材を、これの再結晶温度以上に加熱した後に徐冷する中間焼鈍工程と、該中間焼鈍工程後の圧延材を、これの再結晶温度未満の温度範囲で圧延する二次圧延工程と、該二次圧延工程により得られた圧延材を、これの再結晶温度以上に加熱した後に徐冷する焼鈍工程と、を含む。焼鈍工程では、目的とする焼鈍温度へ昇温する過程において、少なくとも1回以上600〜800℃で保持し、徐冷時には、制振合金材のキュリー点±10℃から冷却速度を速めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性とγ粒粗大化防止特性に優れた熱間圧延棒鋼又は線材の提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.3%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.4〜2.0%、S:0.003〜0.05%、Cr:0.5〜3.0%、N:0.010〜0.025%及びAl:0.02〜0.05%を含み、残部はFeと不純物からなり、不純物中のP≦0.025%、Ti≦0.003%及びO≦0.002%の化学組成を有し、フェライト・ベイナイト組織又はフェライト・ベイナイト・パーライト組織からなり、ベイナイトの組織分率>70%、フェライトの平均粒径≦40μmの金属組織を有し、棒鋼又は線材の表面から半径の1/5までの領域と中心部から半径の1/5までの領域において、AlNとして析出しているAl≦0.010%、かつ直径≧100nmのAlNの個数密度≦5個/100μm2である、熱間圧延棒鋼又は線材。 (もっと読む)


【課題】既存の非磁性合金と比較し、さらに高い電気抵抗率を有する非磁性ステンレス鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ケース本体10および裏蓋20は、質量%でC:0.1%以下、Si:4.0〜7.5%、Mn:2.0%以下、Ni:25.5〜30.0%、Cr:15.0〜20.0%、Mo:0.1〜3%、Cu:0〜2.0%、残部はFe及び不純物からなり、100μΩ・cmを超える高い電気抵抗率を有する非磁性ステンレス鋼で形成されている。アンテナ11のコイルから発生した変動磁束の一部がケース本体10および裏蓋20内を貫く結果となっても、渦電流損によるアンテナの受信効率の劣化を未然に防止し、充分な電波受信感度を得ることができる。この非磁性ステンレス鋼は、熱間加工及び/または冷間加工の塑性加工後、1000〜1180℃で固溶化処理する工程を経て製造される。 (もっと読む)


本発明は、合金から製造された半製品をサーモメカニカル処理することによる、ラーベス相及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物が析出した鉄クロム合金からの部品の製造法において、第一の工程において、合金を溶解焼鈍温度以上の温度で溶解焼鈍し、次いで、静止保護ガス又は空気、運動している(吹き付けられた)保護ガス又は空気中で、又は水中で冷却し、第二の工程において、半製品の機械加工を0.05〜99%の範囲で実施し、かつ後続の工程において、加工された半製品から完成された部品を0.1℃/分〜1000℃/分で加熱して550℃〜1000℃の適用温度にすることによって、ラーベス相Fe2(M,Si)又はFe7(M,Si)6及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物を意図的かつ微細に分布させる方法に関する。 (もっと読む)


【課題】熱間加工後の靭性が優れるフェライト系ステンレス鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.08%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、Cr:11.5〜14.5%、Ni:0.14〜0.49%、Al:0.10%を超えて0.30%以下、N:0.030%以下を含み、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有する素材に、下記の(1)〜(3)を満足する条件で、加熱、熱間加工および冷却を行う。
(1)加熱温度を850〜1150℃とすること、
(2)熱間加工を加工比(加工前の断面積/加工後の断面積)8以上で行うこと、
(3)熱間加工後、冷却開始温度から800℃までの温度域における冷却速度を150〜600℃/分とすること。 (もっと読む)


【課題】窒化処理後に高い疲労強度と靭性とを兼備したオイルテンパー線とその製造方法並びにそのオイルテンパー線を用いたばねを提供する。
【解決手段】焼戻しマルテンサイト組織を有するオイルテンパー線である。このオイルテンパー線に450℃で2時間のガス軟窒化処理を行った場合、線表面部に形成される窒化層の格子定数が2.881Å以上、2.890Å以下となり、450℃で2時間の加熱を行った場合、引張強度が1975MPa以上、降伏応力が1769MPa以上、絞り値が40%超、となる。このオイルテンパー線は、伸線加工後の鋼線に焼入れ工程と2段階の焼戻し工程とを行うことにより得られる。 (もっと読む)


【課題】優れた加工性を有すると共に寸法精度の良好な鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の成分系の鋼管をAc3変態点温度以上に加熱し室温まで連続冷却した後、円周方向の断面において減面率が5%以上、45%以下となるように冷間で伸管加工を施し、更に、(Ac1変態点温度−100)℃以上、Ac1変態点温度以下の温度範囲で0.005℃/S以上、5℃/s以下の昇温速度で再加熱し、その温度範囲で5分以上、300分以下の間保持した後、室温まで空冷する。これにより、r*値が1.0以上となる鋼管の曲げ加工において、鋼管の曲げ外側の減肉と曲げ内側のしわが抑制され、曲げ加工性が著しく向上する。 (もっと読む)


【課題】安価で良好な加工性を有する鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼管を素管として、該素管を冷間で伸管加工した後、Ac1変態点−70℃からAc1変態点の温度範囲で加熱して製造した鋼管において、シーム溶接部を含む鋼管全域でフェライトの分率を60%以上、平均結晶粒径を10μm以上、アスペクト比の平均値が1.0以上5.0未満とし、特定の集合組織を形成させることによって、rL及びrCを高くし、加工性を向上させた鋼管を得る。並びにその製造方法として、素管を特定の減面率及び減肉率となるように冷間で伸管加工し、Ac1変態点−70℃からAc1変態点の温度範囲で30秒以上加熱した後、冷却する。 (もっと読む)


【課題】自動車用の構造部材に使用される丸管、角管および異形管等に好適な、TSが590MPa以上の高強度鋼管を安価に製造できる、高強度鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%〜0.50%、Si:0.6%以下、Mn:0.3〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.006%以下、Al:0.001〜0.08%、N:0.001〜0.006%、O:0.006%以下をそれぞれ含有し、さらに、Cu:0.5〜1.2%、Nb:0.005〜0.10%、V:0.01〜0.10%の内の少なくとも1種または2種以上を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼管を素管とし、該素管を減面率10%以上60%以下となるように冷間で伸管加工した後、500℃から650℃の温度範囲で30秒以上の熱処理を行ない、次いで空冷する方法としている。 (もっと読む)


高い機械的強度を有し、溶接可能でステンレスの管状構造体の製造システム及びそれにより得られる製品について記載されており、それは特に冷間引抜きのステンレス鋼を用いる製造に関するものであって、異なる厚さ及び形状に加工可能であり、動的用途に使用される軽量及び超軽量の構造フレームの製造に使用され、優れた機械的特性と溶接特性を有する。製造システムは、引き抜き装置を通過させるとともに、引き抜きのために組み合わせるために、管の端部を小さくするための傾斜作製工程と、材料を軟化させて変形しやすくするためのアニール熱処理工程を有する。システムには、材料の機械的特性を評価するための機械的試験と、材料の構造を観察し、それが引き抜きのための予め設定されたパラーメータの範囲内にあるかどうかを評価する金属組織学が含まれる。これらの工程の後に、表面の化学的調製工程があり、そこでは、管と引き抜き装置との間の接触面を滑らかにするとともに、材料を永久変形させる引き抜き時における膠着を抑制する。その工程は、管の厚さが所望の値になるまで繰り返して行う。工程が終了した後、仕上げの熱処理工程を行い、変形した鋼の構造を改質し、所望の最終特性を付与する。最後に、矯正工程を行い、引き抜いて炉で処理した管をまっすぐにし、そして不動態化工程を行い、緻密な酸化物のさびを生成させて鋼に耐蝕性を付与する。次いで、切断し、品質管理と包装を行う。 (もっと読む)


【課題】 高品質ピアノ線の製造に際して線材に適用される鉛パテンティングにおいて1)強度・加工性・組織が恒温変態の水準に達していない、2)鉛の消耗による重金属汚染の危険性がある、の2問題を解決する。
【解決手段】 走行する赤熱線材に対して冷媒として1)気水ミストスプレイ、2)焼入油、3)砂の流動床等の一つを適用して冷却する。加熱温度から所望変態温度に鉛浴以上の速度で急冷する第1段、変態開始から途中まで変態発熱を抑制する第2段、途中から変態終了まで残り発熱と放冷を均衡させる第3段、偏析部も同等組織にならしめる終了後から保持する第4段の冷却帯からなり鉛浴焼入よりも恒温変態に接近させる。冷却能と冷却帯長さを調整する手段として従来の冷媒温度制御方式より極めて簡便で新規な間欠冷却方式を組み込む。
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【課題】 本発明は、冷鍛成形に適し、焼入れ焼戻し後、窒化後に高い表面硬さと内部硬さが得られる耐摩耗用途に適した合金鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.40〜0.60%、Si:0.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、Ni:0.25%以下、Cr:4.0〜6.0%、Mo:0.05〜1.5%、V:0.05〜1.5%、W:0.05〜1.5%、Mo+V+W:3.00%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼であることを特徴とする冷間鍛造および耐摩耗用途に適した合金鋼。 (もっと読む)


【課題】 冷間鍛造時の加工性能の向上を図ることができ、優れた冷間鍛造性を示す鋼線及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼成分が質量%でC:0.005〜0.6%含む鋼線であって、セメンタイト間距離の標準偏差を前記セメンタイト間距離の平均値で除した値が0.50以下となる組織を有する冷間鍛造性に優れた鋼線とする。 (もっと読む)


【課題】 加工性に富み、高い比抵抗値かつ優れた温度特性を有する材料を提供する。
【解決手段】 Mn:10.0〜45.0重量%、Al:5.0〜15.0重量%、C:0.01〜2.0重量%、Cr:0.01〜15.0重量%、残部Fe及び不可避的不純物からなることを特徴とする高抵抗器用鉄合金、およびB:0.001〜1.5重量%、N:0.001〜1.5重量%、Be、Mg、Si、Ti、V、Co、Ni、Cu、Nb、Mo、W:それぞれ0.01〜5.0重量%、から選択した元素の1種又は2種以上をさらに含有する高抵抗器用鉄合金。 (もっと読む)


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