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Fターム[4K034AA09]の内容

熱処理一般;主に搬送、冷却 (3,884) | 目的、効果 (713) | 被処理物の変動への対応 (129) | 温度の変化 (33)

Fターム[4K034AA09]に分類される特許

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【課題】従来に比べて特にビームの「影」の輻射熱の影響を軽減可能とし、これにより、スキッドマークを低減させることができるウォーキングビーム式加熱炉を提供する。
【解決手段】このウォーキングビーム式加熱炉1は、炉内に装入されたスラブSを、これを支持する固定ビーム3と可動ビーム2とに交互に乗せるとともに、バーナーによって加熱しながら抽出口に向けて搬送するものであり、固定ビーム3がスラブSの搬送方向(炉長方向)に沿って延びるように配置され、可動ビーム2が固定ビーム3とは直交方向(炉幅方向)に沿って延びるように配置されている。 (もっと読む)


【課題】被焼鈍物を焼鈍する過程において、被焼鈍物を、設定温度に加熱した後、冷却する際に、被焼鈍物の冷却に用いる雰囲気ガスを有効に利用することができ、雰囲気ガスの使用量を大幅に削減することができる焼鈍用冷却装置、焼鈍システム、及び被焼鈍物冷却方法の提供を目的とする。
【解決手段】被焼鈍物被覆体22で被覆した被焼鈍物Wを、焼鈍炉11で設定温度まで加熱した後に被焼鈍物被覆体22の内部空間Aに充満させた雰囲気ガスで冷却する焼鈍用冷却装置21であって、雰囲気ガスを、内部空間Aと連通する連通路34の流入部36から連通路34に流入させるとともに、連通路34の流出部37から内部空間Aに流出させて循環する循環手段32と連通路34を通過する雰囲気ガスを冷却する冷却手段30とを備えた。 (もっと読む)


【課題】ワークを熱処理する際に昇温時間を短縮することができる熱処理炉を提供する。
【解決手段】ワーク2を搬送しながら熱処理を行う熱処理炉20であって、前記ワーク2を、所定の熱処理温度まで過熱蒸気を用いて昇温する昇温部8と、前記ワーク2を熱処理する際に、雰囲気温度が前記熱処理温度となるように熱風を用いて略均一に保持する均熱部9と、を備え、前記昇温部8において前記ワーク2を昇温する際、及び前記均熱部9において前記ワーク2を熱処理する際に、前記昇温部8及び前記均熱部9をそれぞれ独立した区画として分割可能である。 (もっと読む)


【課題】スチールワイヤ焼鈍時の低温領域においても正確に温度を測定して、よってスチールワイヤの接合部を適切に温度調節することができるスチールワイヤの焼鈍方法を提供する。
【解決手段】スチールワイヤW1、W2の接合部bを焼鈍する方法であって、スチールワイヤW1、W2の接合部bの温度を測定しつつ加熱する。この接合部bから放射される光エネルギーをこの接合部に向けて設けた受光素子、例えばフォトダイオード6で受光し、このフォトダイオード6から出力した信号を対数変換し、この対数変換された信号に基づいて決定した温度によりスチールワイヤW1、W2の接合部bの加熱温度を調節する。 (もっと読む)


【課題】低コストで使用時の制約が少なく冷却停止時の鋼板温度を高精度に制御することが可能な厚鋼板の冷却制御装置、冷却制御方法、及び、製造方法を提供する。
【解決手段】冷却装置よりも下流側に配置された復熱完了前の鋼板の表面温度を測定する温度計と、測定された復熱完了前の温度を用いて厚鋼板の板厚方向温度分布を推定する手段と、推定された板厚方向温度分布に基いて冷却装置から厚鋼板へと向けて噴射される冷却水の流量を制御する手段と、を有する厚鋼板の冷却制御装置、並びに、冷却装置よりも下流側に配置された復熱完了前の厚鋼板の温度を測定する温度計によって厚鋼板の表面温度を測定する工程と、測定された復熱完了前の表面温度を用いて厚鋼板の板厚方向温度分布を推定する工程と、推定された板厚方向温度分布に基いて冷却装置から厚鋼板へと向けて噴射される冷却水の流量を制御する工程と、を有する厚鋼板の冷却制御方法及び製造方法とする。 (もっと読む)


本発明は、マイクロアロイ鋼、特に管鋼の製造方法であって、その際、鋳造されたスラブ(1)が、スラブ(1)の搬送方向(F)において、以下の順番で、鋳造機械(3)、第一の炉(4)、少なくとも一つの粗圧延スタンド(5)、第二の炉(6)、少なくとも一つの仕上圧延スタンド(7)および冷却区間(8)を有する設備(2)を通り抜ける製造方法に関する。本発明に従い、以下のステップを有することが提案される。
a)スラブが設備(2)を通って走行する間の、スラブ(1)の望まれる温度プロフィルを定義する。
b)スラブ(1)の温度の最適化の為の、少なくとも一つの温度に影響を及ぼす要素(9,10)を、定義された温度プロフィルに従い、設備(2)の生産ライン(L)内に位置決めする、その際、温度に影響を及ぼす要素(9,10)が、第一の炉(4)と、少なくとも一つの粗圧延スタンド(5)の間、及び/又は、第二の炉(6)と少なくとも一つの仕上圧延スタンド(7)の間にもたらされる。
c)このようにして構成された設備(2)内において、スラブ(1)またはストリップの生産を行い、その際、定義された温度プロフィルが少なくとも大幅に保たれるように、少なくとも一つの温度に影響を及ぼす要素(9,10)を作動させる。
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【課題】スキッドにより金属材を搬送する加熱炉において、金属材下面のスキッドマークの温度を、より正確に測定することができる加熱炉及び加熱方法を提供すること。
【解決手段】炉内の金属材を複数のスキッドによって搬送しつつ加熱する加熱炉を提供する。この加熱炉1は、スキッドの間に配置され、金属材Fの下面の温度分布を測定する温度測定装置100と、温度分布からスキッドマーク量ΔTを算出する温度算出部12と、を有し、温度測定装置100は、炉内ガスによる吸収及び放射が起こらない波長を有する単色輝度により、金属材の放射エネルギー分布を計測する輝度計測部110と、輝度計測部110の測定範囲内で輝度計測部110の近傍に配置され迷光を補正するための温度既知物体120と、輝度計測部110が計測した単色輝度分布を迷光補正して、金属材Fの温度分布を求める演算部130と、を有する。 (もっと読む)


【課題】厚鋼板の板厚方向および鋼板面内の材質均一性を向上させる操業管理が可能な、厚鋼板の材質保証設備を提供する。
【解決手段】仕上圧延機と仕上圧延機の下流側に設置された加速冷却装置を備えた厚鋼板製造ラインにおいて、鋼板温度を計測する温度計測手段と計測された鋼板温度を解析する温度実績解析手段とを備えた厚鋼板の材質保証設備であって、前記温度計測手段は、厚鋼板製造ラインの上面側上方で、加速冷却装置の前後面のそれぞれの位置に設置されるスポット型放射温度計および走査型放射温度計と、前記厚板製造ラインの下面側で、前記上面側のスポット型放射温度計に対応する位置に設置される光ファイバー放射温度計と、前記走査型放射温度計に対応する位置にライン幅方向に任意の間隔で複数台設置される光ファイバー放射温度計とからなり、前記温度実績解析手段は、前記各温度計測手段で計測された鋼板温度から鋼板全体の温度分布を求める手段からなることを特徴とする厚鋼板の材質保証設備。 (もっと読む)


【課題】厚鋼板の板厚方向および鋼板面内の材質均一性を向上させる操業管理が可能な、厚鋼板の材質保証設備を提供する。
【解決手段】仕上圧延機と仕上圧延機の下流側に設置された加速冷却装置を備えた厚鋼板製造ラインにおいて、鋼板温度を計測する温度計測手段と計測された鋼板温度を解析する温度実績解析手段とを備えた厚鋼板の材質保証設備であって、前記温度計測手段は、厚鋼板製造ラインの上面側上方で、仕上圧延機の後面および加速冷却装置の後面のそれぞれの位置に設置されるスポット型放射温度計および走査型放射温度計と、前記厚板製造ラインの下面側で、前記上面側のスポット型放射温度計に対応する位置に設置される光ファイバー放射温度計と、前記走査型放射温度計に対応する位置にライン幅方向に任意の間隔で複数台設置される光ファイバー放射温度計とからなり、前記温度実績解析手段は、前記各温度計測手段で計測された鋼板温度から鋼板全体の温度分布を求める手段からなることを特徴とする厚鋼板の材質保証設備。 (もっと読む)


金属ストリップの均一冷却を達成する。
金属ストリップに液体又はガス及び液体からなる混合物を噴霧する、連続処理ラインの冷却セクションにおいて、移動する金属ストリップの冷却を調節する方法であって、当該冷却は温度、速度、及び冷却液の流れの特性を含むパラメータに依存しており、冷却のパラメータが、蒸気膜の局部消失が熱間金属ストリップの表面で起こりうる又は起こり、当該金属ストリップの再湿を生じさせる、1又はそれ以上の区域を決定し、かつ、上記決定された1又はそれ以上の区域の冷却パラメータとして、熱間金属ストリップと接触する冷却液の伝熱現象に起因して、上記金属ストリップの表面で蒸気膜を使った冷却を維持又は回復させるために、再湿が起こりうる又は起こる区域で当該温度が上昇するように、少なくとも冷却液の温度を調節する。
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【課題】可及的にビレット近傍の炉内温度を測定すること。
【解決手段】炉内の天井に設置する上部燃焼制御用熱電対式温度計11のための保護管16と絶縁管12a、及び該絶縁管12aを固定するための端子板13を有する。前記保護管16は、前記炉内の天井壁14に固定される。前記端子板13は、水平方向及び上下方向の移動が自在なように前記保護管16に取付けられ、炉内を搬送する材料の表面近傍の雰囲気温度を測定可能に構成した。
【効果】炉内を搬送するビレットの裏面近傍の雰囲気温度が測定可能となる。 (もっと読む)


【課題】焼き入れで排出される熱エネルギーを焼き戻しに有効利用し、焼き戻しの温度を有効に調整可能とすること。
【解決手段】熱処理方法は、ワーク2を焼き入れ処理炉3にて冷媒で冷却して焼き入れする工程と、焼き入れされたワーク2を焼き戻し処理炉4にて再加熱して焼き戻しする工程とを備える。焼き入れ工程初期に、焼き入れ処理炉3にてワーク2により加熱された冷媒を導入通路5を通じて焼き戻し処理炉4へ導入し、既に焼き入れされたワーク2の焼き戻し工程に供する。焼き入れ工程中期に、焼き入れ処理炉3から排出される冷媒を導入通路5通じて焼き戻し処理炉4へ導入し、焼き戻し工程に供すると共に、焼き戻し工程で再加熱されるワーク2が所定温度を超えないように、焼き入れ処理炉3から排出される冷媒の一部を焼き戻し処理炉4を迂回通路7により迂回して蓄熱・熱交換器8へ流す。 (もっと読む)


【課題】鋼板温度履歴測定の面倒が少なく、炉内温度の高い熱処理炉でも、鋼板の何処でも鋼板温度履歴を測定することが可能な鋼板温度履歴測定装置を提供する。
【解決手段】磁石5の収納された磁石用断熱ケース4を、アーム3を介して、記録装置1の収納された4つの記録装置用断熱ケース2に接続したことにより、磁石5の磁力によって、接触温度センサ7及び記録装置用断熱ケース2に収納された記録装置1を、磁性体である鋼板Sの表面の何処にでも吸着させて温度履歴を測定することができると共に、熱による磁力の低下を抑制防止することができ、もって鋼板温度履歴測定の面倒が少なく、炉内温度の高い熱処理炉でも、鋼板の何処でも鋼板温度履歴を測定することができる。 (もっと読む)


【課題】搬送炉に収容した際の被処理品の変温を防止し、良質な被処理品を得ることができ、併せて多品種少ロットの被処理品の熱処理に良好な熱処理システムを提供する。
【解決手段】加熱炉と冷却炉とを含む複数の処理部と、これら各処理部間を移動可能とされる搬送炉10とを備え、前記各処理部と搬送炉10との間で被処理品Wの受け渡しが可能となるように構成された熱処理システムにおいて、搬送炉10は、搬送炉10の炉内の温度を昇温させる加熱装置19と前記炉内の温度を降温させる冷却装置20とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】圧力、流量の複雑な制御を必要とせずに、冷却環境の変化に対応して、冷却後の板温と目標板温との温度偏差を十分小さくすることができ、かつ製造する鋼板の鋼種に応じて目標板温を常温(30℃)よりも上昇させる必要がある場合、柔軟に対応できるスプレー法を採用した鋼板の冷却方法を提供する。
【解決手段】あらかじめ、冷却液を温度調節し、冷却液の温度を目標板温に近づけておき、次いで目標板温に近い温度とした冷却液をスプレーする。 (もっと読む)


【課題】清浄水を用いる必要が無く、不純物を含む安価な工業用水を用いることができる鋼材の表面温度測定方法及びその装置を提供する。
【解決手段】表面温度測定装置100は、被測温鋼材S表面と対向する位置に配置された放射温度計1と、被測温鋼材Sと放射温度計1との間に光導波路としての水柱Wを形成するための水柱形成手段2と、放射温度計1で検出する放射光Lの波長帯域に対する前記水の透過率を測定する透過率測定手段3と、透過率測定手段3で測定した透過率を用いて放射温度計1の出力値を補正することにより測温値を算出する演算手段4とを備える。透過率測定手段3は、光源34と、放射温度計1の検出波長帯域と同等に設定された検出波長帯域を有する光検出器35とを具備し、光源34から放出された放射光を前記水を介して光検出器35で受光することにより透過率を測定する。 (もっと読む)


【課題】水柱の長さを測定する必要のない表面温度測定方法及びその装置を提供する。
【解決手段】表面温度測定装置100は、被測温鋼材S表面と対向する位置に配置された放射温度計1と、被測温鋼材Sと放射温度計1との間に光導波路としての水柱Wを形成するための水柱形成手段2とを備え、水柱Wを介して被測温鋼材S表面からの放射光Lを放射温度計1で検出することにより、被測温鋼材Sの表面温度を測定する。放射温度計1は、波長0.65〜0.85μmの光を検出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱延後の鋼材を安定冷却し、均一に冷却できるとともに、冷却終了温度を高精度に制御することが可能な冷却方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延後の高温鋼材を冷却するに際し、(i)鋼材に接した水の沸騰形態が膜沸騰から遷移沸騰に移行する温度を遷移沸騰開始温度Aとした場合、この遷移沸騰開始温度Aよりも高い鋼材表面温度から、水を冷却媒体として鋼材の冷却を開始した後、(ii)鋼材表面温度が前記遷移沸騰開始温度Aに達する前に、冷却媒体を水溶性ポリマーが添加された冷却媒体に切り換え、引き続き鋼材の冷却を行う。遷移沸騰領域での水冷却が回避できるので安定冷却が可能となり、鋼材を均一に冷却できるとともに、冷却終了温度を高精度に制御できる。 (もっと読む)


【課題】真空熱処理炉への被処理物搬出入を炉内搬送装置で行い、かつ加熱室の炉体下部にある昇降装置をなくし、加熱室の高温の真空シールの信頼性を高め、加熱室の炉内の熱が昇降装置を伝わり外部へ熱が逃げることのない真空熱処理炉の搬送装置を提供。
【解決手段】冷却室床21に固定された昇降シリンダ22のロッド23に上下移動可能に支持されたエレベータ24と、エレベータ24に支持された炉内搬送装置30とを有する。炉内搬送装置30は、エレベータ24上に固定された固定部31、固定部31に水平方向に移動可能に支持された中間フォーク32、中間フォーク32に水平方向に移動可能に支持された被処理物wを積載可能な先端フォーク33からなり、先端フォーク33は、入口扉20の外にある被処理物位置w1 、冷却室 2及び加熱室 3それぞれの被処理物位置w2 、w3 に往復動ができる。 (もっと読む)


【課題】寸法精度と衝撃値が共に高い合金鋼の製造方法を提供すること。
【解決手段】合金鋼の製造方法は、(1)合金鋼を、その中心部の温度が焼入れ開始温度Taに到るまで加熱する加熱工程と、(2)合金鋼を、その中心部の温度が温度T1Fに到るまで、当該第一冷却工程におけるその中心部の平均冷却速度CRが、フェライト及び/又はパーライトが析出しない冷却速度Cとなるように冷却する第一冷却工程と、(3)合金鋼を、その中心部の温度がマルテンサイト変態開始温度及びベイナイト変態開始温度よりも高い温度T2Fに到るまで、当該第二冷却工程における熱伝達係数Hが、第一冷却工程における熱伝達係数Hよりも高くなるように冷却する第二冷却工程と、(4)合金鋼を、その中心部の温度が温度T3Fに到るまで、当該第三冷却工程における熱伝達係数Hが、熱伝達係数Hよりも高くなるように冷却する第三冷却工程とを備える。 (もっと読む)


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