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Fターム[4K034BA05]の内容

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Fターム[4K034BA05]に分類される特許

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【課題】鋼板搬送方向の均一冷却性を高めることが可能な鋼板の冷却方法を提供すること。
【解決手段】冷却装置の前段部4aにおいて、鋼板の先端領域lが通過中は、冷却水量を無注水とし、先部領域lが通過するときは、冷却水量を基準水量密度Qの80〜95体積%(Qfront)から順次増加させて、先部領域と中央部領域との境界部が到達したとき冷却水量が基準水量密度となる様に注水し、中央部領域が通過中は、基準水量密度で注水を継続し、かつ、冷却装置の後段部4bにおいて、鋼板の先端領域が通過中は、冷却水量を基準水量密度の80〜95体積%とし、先部領域が通過するときは、冷却水量を基準水量密度の80〜95質量%から順次増加させて、先部領域と中央部領域との境界部が到達したとき冷却水量が基準水量密度となる様に注水し、中央部領域が通過中は、基準水量密度で注水を継続することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱延後の鋼材を安定冷却し、均一に冷却できるとともに、冷却終了温度を高精度に制御することが可能な冷却方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延後の高温鋼材を冷却するに際し、(i)鋼材に接した水の沸騰形態が膜沸騰から遷移沸騰に移行する温度を遷移沸騰開始温度Aとした場合、この遷移沸騰開始温度Aよりも高い鋼材表面温度から、水を冷却媒体として鋼材の冷却を開始した後、(ii)鋼材表面温度が前記遷移沸騰開始温度Aに達する前に、冷却媒体を水溶性ポリマーが添加された冷却媒体に切り換え、引き続き鋼材の冷却を行う。遷移沸騰領域での水冷却が回避できるので安定冷却が可能となり、鋼材を均一に冷却できるとともに、冷却終了温度を高精度に制御できる。 (もっと読む)


【課題】熱延鋼材を高い冷却速度で均一に冷却することができ、且つ冷却終了温度を高精度に制御することが可能な冷却方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延後の高温鋼材を、水溶性ポリマーを添加した冷却媒体により冷却する。膜沸騰における冷却速度が高まるので、冷却速度を向上させることができるとともに、遷移沸騰における熱流束変化量が小さくなることにより、遷移沸騰での安定冷却が可能となり、遷移沸騰開始温度以下に冷却する場合でも冷却終了温度を高精度に制御でき、且つ鋼材を均一に安定して冷却することができる。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延後の鋼板の制御冷却に用いられるスリットジェットノズル方式の冷却装置において、ノズルのスリット部やマスキング装置自体の変形や磨耗を抑制しつつ、鋼板の板幅端部の過冷却をより効果的に防止することにより、板幅方向の温度むらの発生を確実に防止しうるマスキング装置を提供する。
【解決手段】スリットジェットノズル2から噴出する水流のうち鋼板1の板幅端部に吹き付けられる水流を遮断するために用いられるマスキング装置であって、ボックス構造の本体5を有し、この本体5の前面には鋼板1の板幅端部を指向するスリットジェットノズル2先端のスリット部3に当接し、このスリット部3から噴出する水流を本体5内に導入するスリット状の導入口6が設けられ、本体5の板幅端部側側面には本体5内に導入された水流を排出する排出口7が設けられるとともに、本体5を板幅方向に進退可能とする。 (もっと読む)


【課題】 耐Mnビルドアップ性、耐熱衝撃性、耐摩耗性に優れたハースロールを提供する。
【解決手段】 周期律表における3a族(希土類を含む)、4a族、5a族、B、Al、Si、Cr、および、Feの群から選択された1種または2種以上の元素の窒化物(複窒化物を含む)と、希土類元素(Sc、Y、ランタニド元素)、Al、Si、Ti、Cr、および、Zrの群から選択された1種または2種以上の元素の酸化物(複酸化物を含む)と、900℃以上で使用可能な耐熱金属(合金を含む)の群から選択された1種または2種以上の金属からなるマトリックス金属と、を含む溶射材料を、ロール外周の表面に溶射して溶射皮膜を形成してなる。 (もっと読む)


【課題】熱鋼板を水平に拘束ロールで拘束通板しながら制御冷却する装置に関し、連続的に広範囲な冷却能力制御を可能とする安価な熱鋼板の冷却装置を提案する。
【解決手段】熱間圧延され、拘束ロール11対間を移送される熱鋼板3に複数列のスプレーノズルから冷却水を噴射して冷却する冷却装置においてにおいて、オリフィス形状の異なる緩冷却スプレーノズル列Kと強冷却スプレーノズル列Jを有し、かつ緩冷却スプレーノズル列Kの最大冷却水衝突圧力積分値と強冷却スプレーノズル列Jの最小冷却水衝突圧力積分値が連続することで、連続的に広範囲な冷却能力制御が可能である。 (もっと読む)


【課題】大面積の、即ち数平方メートルの、大きく被覆されたプレートのための大きな装入容積を可能にすると同時に、所要スペースが僅かであるような鋼プレートを加熱するための炉を提供する。
【解決手段】鋼プレートを加熱するための炉であって、水平に互いに上下に配置された複数の炉平面(3)を有しており、各炉平面(3)は、少なくとも1つの鋼プレート(2)を収容するために設けられており、各炉平面(3)には、加熱中に鋼プレート(2)を動かすための手段(4)が設けられている。 (もっと読む)


【課題】高冷却速度を維持しつつ、鋼帯幅方向に均一冷却できる鋼帯の冷却装置を提供する。
【解決手段】冷却箱3の表面に突出ノズル4を配置し、この突出ノズル4から冷媒を噴出させて走行する鋼帯12を冷却する鋼帯の冷却装置2において、鋼帯進行方向に配列する各列の突出ノズル4を一定間隔Pずらして配列するに際し、ずらす量を以下の範囲内で設定する。ここで、Pは鋼帯幅方向の突出ノズルピッチ、Dは突出ノズル口径、Nは冷却箱の鋼帯進行方向の突出ノズル列数とする。
(P−D)/2<P<P(1−1/N)/2 (もっと読む)


【課題】 ホイール部と歯部を同時に焼入れするドライブプレートの誘導加熱コイルと治具及び焼入方法
【解決手段】 ホイール部2の外周リム部3に歯形4が形成されたドライブプレート1の誘導加熱焼入れにおいて、ほぼ4分の1円弧の2個の導体を1対として半円を形成させた第1〜第4の4種の径の異なる扇形導体11〜14により回路が形成されたコイルを被加熱ドライブプレートと同心円に配列する。歯形4の外周面を第1導体11で、ホイール部2の平面を第2〜第4導体12〜14で同時に加熱する。ホイール部の表裏を中心近傍から放射方向に流水する放射状の流水路が設けられた冷却板によりプレス焼入れし、同時に歯形冷却手段により歯形を冷却する。ホイール部に抜き孔を有するドライブプレートにおいて、該抜き孔7にシールド板34を挿入して加熱する。 (もっと読む)


【課題】耐久性、耐浸炭性に優れた表面被覆用材料、および耐浸炭性に優れる熱処理炉用ロールを提供する。
【解決手段】外層(4a)がmass%でAl:3%以上30%以下を含有し、残部実質的にNiからなる組成であり、内層(4b)が実質的にAlである2層の被膜により浸炭防止用皮膜を形成した金属芯材(3)に、カーボン製スリーブ(2)を嵌合したカーボン製ロールを熱処理炉用として使用することにより、ロールの耐久性が向上し、熱処理炉作業の生産性が顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼材にて、焼き入れ後の成形品の耐食性を冷間成型品と同等以上とした、耐食性と耐疲労性に優れた高強度焼き入れ成形体を得る方法と設備を提供する。
【解決手段】Al,Siを各々単独もしくは複合して0.15質量%以上含有する亜鉛めっき層を備えた亜鉛めっき鋼材を加熱設備1において、酸素0.1体積%以上の酸化雰囲気下で800℃以上950℃以下に加熱後、急冷設備2において730℃以下500℃以上に60sec以内で冷却した後、ホットスタンプ設備3で加工急冷し、焼き入れ後の成形体鋼材表面にZnを主成分としてFe:30質量%以下からなる層を30g/m以上形成する。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延された鋼帯を冷却水で冷却する際に、鋼帯の先端から尾端まで均一に冷却を施すことができる熱延鋼帯の冷却装置および冷却方法を提供する。
【解決手段】冷却装置10が、棒状冷却水を鋼帯12の進行方向に向けて噴射角度θで噴射するように傾斜して配置されている複数の円管ノズル15と、その下流側に配置されて、ローラテーブル8との間で鋼帯12を挟み込むピンチロール11を備えている。 (もっと読む)


本発明は、外部駆動装置(12)を有する第1の搬送装置が鋼製部材を正確な位置に積み込んで、鋼製部材を加熱するために炉(3)を通るように搬送し、第2の搬送装置(20)は加熱後の鋼製部材を所定の中継点または中継領域で前記第1の搬送装置から受け取るとともに、より高速で炉(3)から搬出し、さらに別の中継点で次処理のために鋼製部材を位置ずれなく引渡すように構成した、連続加熱炉中で鋼製部材を加熱するための方法および装置に関する。鋼製部材は異なった搬送システムのための係合手段を備えたキャリア上に載置されている。
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【課題】 厚鋼板の制御冷却において鋼板全長にわたり板反りがない均一冷却を行う鋼板冷却方法を提供する。
【解決手段】 熱間圧延を行った後、高温状態にある鋼板を複数組の上下水切りロールで圧延後の高温の鋼板を拘束しながら搬送し、鋼板上下面から冷却する方法において、多数のノズル孔を有し、空気および水の2流体を個別に、または同時に噴霧する冷却用ノズルを用いて鋼板を冷却する方法であって、供給する水が低水量または低水圧である場合には、冷却装置先端に到達する流路に浸入しうる空気を排除して安定した噴霧パターンを得ることを特徴とする鋼板の冷却方法である。また上記方法を実施するための装置は、空気の供給系を有する外側ヘッダーとこのヘッダーの空気噴射面に多数整列配置された空気噴射ノズルと、冷却水の供給系を有する内側ヘッダーとヘッダーの冷却水噴射面に多数整列配置された冷却水噴射ノズルから構成される鋼板冷却装置。 (もっと読む)


【課題】
熱間圧延して得られた熱鋼板を拘束ロールで拘束通板しながら制御冷を行い、形状特性が良好で均一な鋼材を得るために適用される熱鋼板の冷却装置に関して、通板直交方向に均一な冷却が可能であるスプレーノズル配置設定方法を提供し、かつ、水量および噴射域の異なる2種類以上のノズルを用いて広い水量調整範囲を有するスプレー冷却装置のスプレーノズル配置設定方法を提供する。
【解決手段】
スプレーから噴射される冷却水の冷却面への衝突圧力のn乗を拘束ロール対間で通板方向に積分した値が、通板直交方向で最大値から-20%以内となるようにスプレーノズルを配置する。但し、0.05≦n≦0.2 (もっと読む)


【課題】鋼板の生産性を落とすことなく、当該鋼板の金属学的組織を良好にする冷却温度制御を行うことのできる圧延装置を提供する。
【解決手段】圧延機と圧延が終了した圧延材2を冷却する冷却装置とを備える圧延装置1において、冷却装置6に装入される圧延材2の冷却開始板温度を所定の値に調整可能とする冷却開始温度制御装置10を、圧延ラインKに対してオフラインとなるように設ける。 (もっと読む)


【課題】冷却後の鋼板の上下面温度差を低減し,反りの発生が従来よりも防止された鋼板を提供する。
【解決手段】圧延後の鋼板10を搬送しながら冷却水で冷却する際に,鋼板10の冷却完了部分の上下面温度を上側温度計15及び下側温度計16によって測定し,流量補正演算機19が測定された冷却完了部分の上下面温度からサーマルランダウン現象を考慮して鋼板10の冷却未完了部分の上下面温度差を予測し,この予測された冷却未完了部分の上下面温度差に基づいて,鋼板10を冷却するように上側ノズル13及び下側ノズル14から噴射される冷却水の上下水量比を連続的に修正する。 (もっと読む)


【課題】設備保全性がよく、多量の冷却水を鋼板下面に供給する場合の排水性にすぐれ、効率のよい冷却を幅方向に均一に行って高冷却速度を実現する鋼板の冷却設備および品質の高い鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】鋼板10の搬送方向に斜行して等間隔に配置された複数の保護板34と、鋼板10の下面に冷却水を供給するために保護板34と保護板34の間に搬送方向に斜行して設けられたノズル列とを備え、ノズル列には板幅方向に一定ピッチで描いた仮想線36上にそれぞれ同数の円管ノズル32が配置されているとともに、円管ノズル32の上端は保護板34の上端より低い位置に位置している。 (もっと読む)


【課題】 鋼板の冷却プロセスや冷却設備の変更や鋼板サイズの変動にも的確に対応して、適切なマスキングパターンを設定できる冷却方法を提供する。
【解決手段】 圧延機後面の鋼板幅方向のマスキング装置を備えた冷却装置により、熱間圧延後の鋼板を冷却する方法において、冷却装置への装入前の鋼板幅方向の端部と中央部の温度に基づいて、当該鋼板に対して予め設定した幅方向のマスキングパターンを施して鋼板を冷却した場合の鋼板幅方向の端部と中央部の冷却後の温度を計算し、冷却後の鋼板幅方向の端部と中央部との温度差が所定の範囲内となるように予め設定した幅方向のマスキングパターンを変更して冷却する。 (もっと読む)


【課題】 鋼板製造工程の焼鈍工程である直火加熱炉出側に適用して、鋼板表面に生成された鉄系酸化物の膜厚をオンラインで連続的に精度良く測定することができる鋼板表面の酸化膜厚計測方法及び装置を提案する。
【解決手段】 直火加熱炉の出側で走行鋼板の表面に赤外光を間欠的に照射し、前記赤外光の照射時には鋼板表面から放射される自発光放射エネルギーと照射した赤外光の鋼板表面からの反射光エネルギーの合計されたエネルギーを、前記赤外光の照射が遮断される時には鋼板からの自発光放射エネルギーのみを、4つの異なる赤外波長帯域にてそれぞれ検出し、前記赤外光の間欠照射によって検出される8つの検出値を用い、演算により膜厚を求める。 (もっと読む)


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