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Fターム[4K037EA09]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | Ca (749)

Fターム[4K037EA09]に分類される特許

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【課題】低降伏比で延性と穴拡げ性に優れた高強度冷延鋼板を、特殊な熱間圧延やNbやTi等の合金元素の添加を必要とせずに提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.01〜1.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.10%、およびN:0.010%以下を含有し、下記式(1)で規定されるα値が1.9以上である化学組成を有し、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置におけるフェライトの体積率が40%以上かつマルテンサイトの体積率が3%以上である鋼組織を有し、降伏比YRが70%以下であり、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)とが下記式(2)を満足する機械特性を有することを特徴とする冷延鋼板。
α=Mn+Si×0.5 ・・・(1)
TS1.5×HER≧0.9×10 ・・・(2) (もっと読む)


【課題】 プレス成形時に生じるイヤリングが小さくかつ表面欠陥の少ないプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板の提供。
【解決手段】 圧延方向に対して0°方向と90°方向の0.2%耐力の差が20MPa未満、圧延方向と90°方向の鋼板表面の粗さRzが0.5〜4μmであり、かつ、イヤリング率が2%未満であることを特徴とし、質量%で、C:0.01〜0.04%、Si:1.0%以下、Mn:4.0〜6.0%、Ni:1.0〜2.0%、Cr:20.0〜22.0%、Cu:〜1.0%、Al:0.01〜0.06%、N:0.15〜0.25%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするイヤリングの小さいプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】加工性及び焼入性が良好であると共に、疲労特性、靭性及び遅れ破壊特性の全てに優れた鋼部材を与える熱処理用鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.1質量%超過0.4質量%以下、Si:0.5〜1.5質量%、Mn:0.3〜2質量%、P:0.02質量%以下、S:0.02質量%以下、Cr:0.1〜2質量%、Ti:0.01〜0.1質量%、Nb:0.01〜0.1質量%、Al:0.1質量%以下、B:0.0005〜0.01質量%、N:0.01質量%以下を含むスラブを1250℃以上の温度に加熱した後、仕上げ圧延での全圧延率:90%以上、仕上げ温度:Ar変態点〜Ar変態点+100℃で熱間圧延し、平均冷却速度:40℃/秒以下で冷却し、巻取り温度:450〜600℃でコイル状に巻取って熱延コイルとし、前記熱延コイルを酸洗、球状化焼鈍又は冷延焼鈍することを特徴とする熱処理用鋼板の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】温間加工でTRIP効果が最大限に発揮され、従来鋼板よりもさらに確実に高延性化しうる高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.05〜0.25%、Si:1.00%超2.5%以下、Al:1.0%以下(0%を含まない)、Si+Al:合計で3%以下、Mn:0.5〜3%、P :0.15%以下(0%を含まない)、S :0.02%以下(0%を含む)を含み、残部が鉄および不純物からなる成分組成を有し、母相は、平均ビッカース硬さが250Hv以上のベイニティック・フェライトを全組織に対して面積率で80%以上含み、第2相は、残留オーステナイトを全組織に対して面積率で5~15%含み、該残留オーステナイト中のC濃度(CγR)は0.6質量%以上1.0質量%未満であり、さらに、ベイナイトおよび/またはマルテンサイトを含んでもよい組織を有する温間加工性に優れた高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】伸び、伸びフランジ性、溶接性を兼備した高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.25%、Si+Al:合計で0.5〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%未満、S:0.005%以下、N:0.01%以下、V:0.10〜0.50%、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、面積率で、焼戻しマルテンサイトおよび/または焼戻しベイナイトからなる軟質母相を20〜60%、残留γおよびマルテンサイトからなる硬質第2相を5〜20%含み、残部がベイナイト、ベイニティックフェライト、および、オートテンパされたマルテンサイトの少なくとも1種からなる組織であって、前記残留γを単独では面積率で1%以上含む組織を有し、前記硬質第2相の平均粒径が円相当直径で1.5μm以下であり、前記軟質母相中に存在する炭化物のうち、円相当直径8〜15nmの炭化物の体積率が50%以上であり、かつ、円相当直径50nm以上の炭化物が該軟質母相1μm2当たり3個以下である高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】引張強度が390MPa以上700MPa以下、r値が一番低い方向のr値が1.1以上の深絞り性に優れた高強度鋼板を得る。
【解決手段】質量%で、C:0.0005〜0.040%、Si:1.5%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.005〜0.1%、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.005%以下を含有し、さらに、Nb:0.5%以下、Ti:0.5%以下、V:0.5%以下の1種または2種以上を含有する組成からなる鋼スラブを、熱間圧延にて仕上圧延出側温度:800℃以上とする仕上圧延を施し、550℃以上720℃以下で巻取り、冷却して熱延板を得、該熱延板に酸洗および圧下率50%以上85%以下の冷間圧延を施し冷延板とし、該冷延板に、焼鈍温度:760℃以上950℃以下で焼鈍をおこない、その際700℃以上焼鈍温度以下の温度域で0.1%以上2.0%以下の歪を付与する。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、高強度を確保しつつ伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】特定の鋼組成をもち、金属組織はフェライトまたはベイナイトまたは焼戻しマルテンサイトを主体とし、残留オーステナイト相を3%以上、20%以下含む鋼板において、このオーステナイト粒がフェライト相、ベイナイト相、マルテンサイト相と接する相界面において、オーステナイト中の平均C濃度が0.6%以上,1.2%以下であり、オーステナイト粒の中心C濃度Cgcとオーステナイト粒の粒界の濃度Cgbが式(1)を満たす範囲にあるオーステナイト粒が50%以上あることを特徴とする伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板。
Cgb/Cgc > 1.3 (1) (もっと読む)


【課題】TRIP鋼板の特徴である優れた延性を損なうことなく、引張強度が1180MPa以上の超高強度域において、耐水素脆化性が著しく高められた超高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の超高強度鋼板は、C:0.10〜0.25%、Si:1.0〜3.0%、Mn:1.0〜3.5%、P:0.010%以下、S:0.002%以下、または0.004%以上0.01%以下、Al:1.5%以下、Cr:0.003〜2.0%、残部:鉄及び不可避不純物であり、Mn量を[Mn]、S量を[S]としたとき、[Mn]×1000[S]が2.2以下、または12.5以上25以下を満足すると共に、全組織に対する面積率で、残留オーステナイトを1%以上含有し、前記残留オーステナイト結晶粒は、平均軸比(長軸/短軸)が5以上、平均短軸長さが1μm以下、前記留オーステナイト結晶粒間の最隣接距離が1μm以下を満足し、且つ、引張強度が1180MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】延性に優れ、しかも引張強さ(TS)が1470MPa以上の高強度鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.30%以上0.73%以下、Si:3.0%以下、Al:3.0%以下、Si+Al:0.7%以上、Cr:0.2%以上8.0%以下、Mn:10.0%以下、Cr+Mn:1.0%以上、P:0.1%以下、S:0.07%以下およびN:0.010%以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成とし、鋼板組織は、マルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率が15%以上90%以下、残留オーステナイト量が10%以上50%以下、該マルテンサイトのうち50%以上が焼戻しマルテンサイトであり且つ該焼戻しマルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率が10%以上、ポリゴナルフェライトの鋼板組織全体に対する面積率が10%以下(0%を含む)を満足させ、引張強さを1470MPa以上、引張強さ×全伸びを29000MPa・%以上とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高価な元素を含有させることなく、780MPa以上の引張強度を有し、伸びと穴拡げ性が共に優れる高強度熱延鋼板及びその製造方法の提供を目的とするものである。
【解決手段】本発明者らは穴拡げ性が低いとされている複合組織鋼の穴拡げ性を向上させる方法について検討を行った。その結果、マルテンサイトの体積率を10%未満とし、残部フェライトをNbおよびTiの析出強化により強化することで、780MPa級の強度において伸びと穴拡げ性を高い次元で両立することに成功した。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れかつその機械的特性の安定性に優れる引張強さ(TS)が980MPa以上の高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Cを所定量含有する鋼板を、オーステナイト単相域または(オーステナイト+フェライト)2相域に加熱後、マルテンサイト変態開始温度Ms未満Ms-150℃以上の温度域に冷却し、未変態オーステナイトの一部をマルテンサイト変態させたのち、昇温してマルテンサイトの焼戻しを行うことによる高強度鋼板の製造に際し、上記鋼板の板幅方向にわたる最冷部位を、目標とする冷却停止温度から(冷却停止温度+15℃)の温度域に、15秒以上100秒以下の時間保持する。 (もっと読む)


【課題】鋼板表層部に形成される粒界酸化層の深さを極力低減することによって、酸洗性に優れたものとすると共に、表面性状が良好となる高Si含有鋼板、およびそのような高Si含有鋼板を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】化学成分組成を適切に制御した高Si熱延鋼板において、鋼板表面に形成された表層スケールとして、Fe23が1体積%以下、Fe34が70体積%以上で厚さ5〜15μmの外方酸化層、およびFe2SiO4からなる内方酸化層を有し、且つ内方酸化層と鋼板の界面において、Cr,Na,Al,Ti,WおよびCoよりなる群から選ばれる1種以上の元素の合計含有量が、素地鋼板の含有量の2倍以上であると共に、鋼板表層部の粒界酸化層の深さが10μm以下である。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板およびその製造方法の提供。
【解決手段】 質量%で、C:0.10%以下、Si:2.0%以下、Mn:4.0%以下、P:0.050%以下、S:0.010%以下、Cr:17〜25%、Ni:0.60〜5.0%、N:0.010〜0.15%、Al:0.01〜0.2%を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、歪0.05〜0.1間のn値が0.2未満、歪0.15以上0.3以下のn値が0.25以上であり、かつ、フェライト相率が40%以上80%以下、最終製品における表面粗さRzが0.5以上3.0μm未満であることを特徴とするプレス成形性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】980M P a以上の引張強さを有し、かつTS×T.EL≧17000(MPa・%)の優れた延性を有する高強度プレス部材を提供する。
【解決手段】部材を構成する鋼板の組成が質量%で、C:0.12%以上0.69%以下、Si:3.0%以下、Mn:0.5%以上3.0%以下、P:0.1%以下、S:0.07%以下、Al:3.0%以下およびN:0.010%以下を含有し、かつSi+Alが0.7%以上を満足し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、該部材を構成する鋼板の組織が、マルテンサイトと残留オーステナイトとベイニティックフェライトを含むベイナイトを有す高強度プレス部材。 (もっと読む)


【課題】板厚4mmにおける−50℃のシャルピー衝撃値が100J/cm以上であることを特徴とする靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Cr:18.0〜24.0%、Mo:0.3%以下、Ti:0.015%以下、Al:0.20〜0.40%、N:0.020%以下、さらに10×(C+N)≦Nb≦0.40%、かつ、成分含有量が下記式(A)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス冷延鋼板。Ti×N≦8.0×10−5 ・・・・(A) (もっと読む)


【課題】500MPa以上の引張強さを有する高張力冷延鋼板で、伸び、伸びフランジ性、強度−伸び−伸びフランジ性バランスに優れた高張力冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Si:0.01〜1.5%、Mn:1.0%以下、P:0.08%以下、S:0.005%以下、Al:0.01〜0.08%、N:0.001〜0.005%、Ti、Nb、Vのうちの1種または2種以上を合計で0.02〜1.0%を少なくとも含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を、熱延および冷延後、所定の条件の焼鈍処理を順次施すことにより、強度の大きく異なる2種類のフェライト相からなる複合組織を有し、強度の低い軟質フェライト相の粒径が10μm以下であり、かつ軟質フェライト相の結晶粒の60%以上の結晶粒が、他の軟質フェライト相の結晶粒と接していない高張力冷延鋼板を作製する。 (もっと読む)


【課題】-50℃のシャルピー衝撃値が100J/cm2以上である靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Cr:18.0〜24.0%、Mo:0.3%以下、Nb:0.15〜0.40%、Ti:0.015%以下、N:0.020%以下、Al:0.20〜0.40%を含有し、かつ下記式(A)および(B)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするフェライト系ステンレス熱延鋼板;
Ti×N≦8.0×10-5・・・(A)
10×(C+N)≦Nb≦0.25+(C/12+N/14)×93・・・(B)
ここで、各元素記号は鋼中の成分含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】伸びと伸びフランジ性のバランスを改善した、より成形性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】成分組成が、質量%で、C:0.05〜0.30%、Si:3.0%以下、Mn:0.1〜5.0%、P:0.1%以下、S:0.010%以下、Al:0.001〜0.10%、V:0.10〜0.50%、残部:主として鉄からなり、組織が面積率で、α:10〜80%、残留γ+M:5%未満、残部:硬質第2相からなり、α粒径が2μm以下であり、かつ、αと界面を接する硬質第2相中に存在する0.1μm以上のθ粒子は3個/μm2以下であり、α中のV含有析出物のうち、8nm以上20nm未満の粒子が、V含有析出物の全数に対して、個数ベースで60%以上を占め、かつ、αおよび硬質第2相中のV含有析出物のうち、20nm以上の粒子が、1μm2当たり3個以下である冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】亜鉛めっき鋼板を用いた熱間プレス部品において、低温加熱あるいは未加熱部の潤滑性の改善により成形性を向上し、部分的に強度の異なるプレス成形部品を製造するための方法を提供する。
【解決手段】亜鉛めっき鋼板の表面に無機系非晶質被覆層を2〜1000mg/m(金属として)を形成させた後、Ac1点未満の未加熱あるいは低温加熱とした部分とAc1点以上に加熱した部分とを有したまま鋼板をプレスする事で材質の傾斜を有するようにした。 (もっと読む)


【課題】高強度(590MPa以上の引張強度TS)を有し、加工性に優れ、かつプレス加工による歪の導入がなくても、5%程度の低歪域までの吸収エネルギーが大きく、耐衝突特性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.04%以上0.13%以下、Si:0.7%以上2.3%以下、Mn:0.8%以上2.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.01%以上0.1%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、組織は、面積率で、75%以上のフェライト相と1%以上のベイニティックフェライト相と1%以上10%以下のパーライト相を有し、さらに、マルテンサイト相の面積率が10%以下であり、かつ、マルテンサイト面積率/(ベイニティックフェライト面積率+パーライト面積率)≦0.6を満たし、かつフェライト相中のMn濃度と第2相中のMn濃度の比が0.70以上である。 (もっと読む)


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