説明

Fターム[4K037EA09]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | Ca (749)

Fターム[4K037EA09]に分類される特許

161 - 180 / 749


【課題】引張強さ:780MPa以上の高強度と、優れた伸びフランジ性と優れた耐疲労特性を兼備する高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.15%、Si:0.2〜1.2%、Mn:1.0〜2.0%、P:0.04%以下、S:0.005%以下、Ti:0.05〜0.15%、Al:0.005〜0.10%、N:0.007%以下を含む組成の鋼素材に、1150〜1350℃、好ましくは1200℃超1350℃以下、に加熱したのち、850〜950℃、好ましくは900℃超950℃以下の仕上温度で終了する熱間圧延を施し、該熱間圧延終了後、30℃/s以上の平均冷却速度で530℃まで冷却し、ついで100℃/s以上の平均冷却速度で、巻取温度:300〜500℃まで冷却し、該巻取温度で巻き取る。これにより、0.02%以上の固溶Tiを含み、平均粒径が5μm以下、好ましくは3.0μm超のベイナイト相単相の組織、または平均粒径が5μm以下、好ましくは3.0μm超のベイナイト相を面積率で90%以上と、該ベイナイト相以外の、平均粒径が3μm以下の第二相とからなる組織を有し、伸びフランジ性と耐疲労特性とを兼備する引張強さ:780MPa以上の高強度熱延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】バーリング性に優れる高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】Nb含有量を[Nb]、Ti含有量を[Ti]、N含有量を[N]、S含有量を[S]、C含有量を[C]、B含有量を[B]としたとき、以下の式を満たし、0.004≦[C]+12/11[B]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])、[C]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])≦0.012、固溶Cと固溶Bの合計の粒界個数密度が4.5個/nm2超12個/nm2以下であり、さらに鋼板中の粒界に析出しているセメンタイト粒径が2μm以下であり、板厚中心での平均結晶粒径が9μm以下であり、且つ板厚中心での{211}ランダム強度比が2以下であり、結晶粒内におけるTiCを含む析出物の平均粒径が3nm以下であるとともに、その密度が1×1016個/cm3以上とする。 (もっと読む)


【課題】バーリング性に優れる高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】Nb含有量を[Nb]、Ti含有量を[Ti]、N含有量を[N]、S含有量を[S]、C含有量を[C]、B含有量を[B]としたとき、以下の式を満たし、0.012<[C]+12/11[B]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])、[C]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])≦0.03、固溶Cと固溶Bの合計の粒界個数密度が4.5個/nm2超12個/nm2以下であり、さらに鋼板中の粒界に析出しているセメンタイト粒径が2μm以下であり、板厚中心での平均結晶粒径が9μm以下であり、且つ板厚中心での{211}ランダム強度比が2以下であり、結晶粒内におけるTiCを含む析出物の平均粒径が3nm以下であるとともに、その密度が1×1016個/cm3以上とする。 (もっと読む)


【課題】良好な延性と曲げ性とを有する溶融めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面に溶融めっき層を有する溶融めっき鋼板において,鋼板は,質量%で,C:0.03〜0.35%,Si:0.005〜2.0%,Mn:1.0〜4.0%,P:0.0004〜0.1%,S:0.02%以下,sol.Al:0.0002〜2.0%,N:0.01%以下を含有する化学組成を有し,濃化部平均間隔が1000μm以下であり,表層領域における鋼組織が,フェライトを90面積%以上含有し,内部領域における鋼組織が,面積率で,フェライト:20〜90%,マルテンサイト:1〜30%及び残留オーステナイト:0.5%以上を含有するとともにフェライト平均粒径が1.0〜20μm以下であり,界面における深さが3〜10μmであるクラックの数密度が3〜1000個/mm以下であり, TSが590MPa以上,TS×El値が9000MPa・%以上である。 (もっと読む)


【課題】耐リジング特性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以下、Si:0.70%以下、Mn:0.50%以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.15%、N:0.02%以下、Cr:16〜23%、Ni:0.50%以下、Ti:0.10%以下、Nb:0.01%以下、Zr:0.20〜0.80%、を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、仕上焼鈍後のフェライト粒の平均結晶粒径が15μm以下であることを特徴とする耐リジング特性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】プレス成形前においては降伏応力が低くプレス成形性に優れ、プレス成形後においては熱処理により降伏応力が高められて良好な耐デント性を発現しうる冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】冷延鋼板は、質量%で、C:0.0005%以上0.030%未満、Si:0.1%以下、Mn:0.05%以上2.0%以下、P:0.005%以上0.06%以下、S:0.020%以下、sol.Al:0.0005%以上0.08%以下およびN:0.005%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、フェライト面積率が90%以上であり、粒径が0.20μm以下であるMnSの個数割合が10%以下であり、清浄度dが0.05%以下である鋼組織を有し、降伏比が75%以下である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工において介在物を起点とした曲げ割れ率を十分に小さくすることのできる、曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の成分が、C:0.12〜0.3%、Si:0.5%以下(0%を含む)、Mn:1.5%未満(0%を含まない)、Al:0.15%以下(0%を含まない)、N:0.01%以下(0%を含まない)、P:0.02%以下(0%を含まない)、およびS:0.01%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼組織が、マルテンサイト単一組織であり、かつ、鋼板の表面から(板厚×0.1)深さまでの表層域において、規定のn回目の判定で定まるn次介在物群であって、この介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離が100μm以上であるものが、圧延面100cm当たり120個以下であることを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】Cuの添加量を少なくしつつ、冷延鋼板として十分な耐水素脆性を有する高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】本発明に係る高強度薄鋼板は、引張強度が570MPa以上である高強度薄鋼板であって、化学成分が、全体として、C:0.10〜0.30質量%、Si:1.0〜2.5質量%、Mn:1.0〜3.5質量%、Cu:0.016〜0.09質量%、Ni:前記Cuの濃度の1/2以上0.20質量%以下、残部が鉄および不可避不純物からなり、かつ表面から0.4μmの深さまでの領域におけるCu濃度が0.10質量%以上である。 (もっと読む)


【課題】易酸化性元素を多量に含有する冷延鋼板を基材としながら、良好な表面性状を有する均一な合金化溶融亜鉛めっき層を有する合金化溶融亜鉛めっき冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】冷延鋼板は、質量%で、C:0.02%以上0.25%以下、Si:0.01%以上2.5%以下、Mn:0.5%以上3.5%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:1.0%以下およびN:0.01%以下を含有する化学組成を有し、合金化溶融めっき層は、目付量が10g/m以上80g/m以下、合金化度が7質量%以上16質量%以下であり、さらに、めっき厚の分布がdmax/d≦2.5(dmaxは最大めっき厚、dは平均めっき厚)を満足する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が980MPa以上で曲げ性に優れ、しかも溶接性など自動車用部材に求められる特性をバランスよく満たす高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板において、前記鋼板は、質量%で、C:0.12%以上0.20%以下、Si:0.10%超0.40%以下、Mn:2.2%以上3.0%以下、P:0.025%以下、S:0.005%以下、sol.Al:0.001%以上0.10%以下、B:0.0010%超0.010%以下、N:0.01%以下を含有する化学組成を有し、未再結晶フェライトの面積率が0.5%未満であり、残留オーステナイトの面積率が5.0%以下であり、引張強度が980MPa以上であることを特徴とする高強度溶融亜鉛めっき鋼板 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ性を有するとともに不めっきのない良好な表面性状を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板は、sol.Alの含有量が0.010質量%未満、Biの含有量が0.0001質量%以上0.05質量%以下、SiおよびMnの含有量の合計が1.0質量%以上5.0質量%以下である化学組成を有することを特徴とする引張強度が1180MPa以上である溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】従来のTRIP鋼よりさらに延性に優れた、より成形性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.40%、Si:0.20〜3.0%、Al:0.01〜2.8%、Si+Al:0.5〜3.0%、Mn:1.0〜5.0%、残部鉄および不可避的不純物からなる鋼材を、熱延工程、冷延工程、焼鈍工程、および焼戻し工程を施すことにより、高強度冷延鋼板を製造する方法であって、前記焼鈍工程は、Ac1点以上1000℃以下の温度で10〜300秒加熱保持する工程;2℃/秒以上10℃/秒未満の平均冷却速度で500℃超の温度まで冷却し、引き続き20℃/秒以上の平均冷却速度で200〜500℃まで冷却する工程;200〜600℃の温度域で10秒以上保持する工程;および2℃/秒以上の平均冷却速度で100℃以下まで冷却する工程を包含し、前記焼戻し工程は、200〜600℃の温度で所定時間加熱保持する工程を包含することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】引張強度が590MPa以上の穴拡げ性に優れる鋼板及び表面処理鋼板ならびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以上0.20%以下、Si:0.001%以上2.0%以下、Mn:1.2%以上5.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上2.0%以下、N:0.01%以下、O:0.01%以下、Bi:0.0001%以上0.05%以下を含有し、さらに、TiおよびNbの1種または2種を下記不等式を満たす範囲で含有する化学組成を有することを特徴とする鋼板。
0.05≦Ti+Nb/2≦0.30。 (もっと読む)


【課題】引張強度が590MPa以上の穴拡げ性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板において、前記鋼板は、質量%で、C:0.02〜0.075%、Si:0.001〜0.2%、Mn:2.0〜4.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001〜0.2%、N:0.01%以下、O:0.01%以下を含有し、さらに、TiおよびNbの1種または2種を下記不等式を満たす範囲で含有する化学組成を有することを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板。
0.14≦Ti+Nb/2≦0.3 (もっと読む)


【課題】熱間仕上げ圧延されて巻き取られた熱延コイルのコイル潰れの発生を、生産性を低下させることなく効果的に防止する熱延コイルの製造方法を提供すること。
【解決手段】熱間仕上げ圧延工程で圧延された圧延材を巻き取って熱延コイルとする圧延材巻き取り工程において、該圧延材の巻き取り温度を、該圧延材の先端部から、圧延長さに応じて下降させ、熱延コイルの内径部分から外径部分に渡り、巻き取り後の変態による体積膨張率を均一にあるいは内径部分を高めに制御する。 (もっと読む)


【課題】高い降伏比と良好な伸びフランジ性および延性とを有する引張強度500MPa以上の溶融めっき熱延鋼板と、それを複雑な工程を経ることなく製造しうる製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.03〜0.12%,Si:0.01〜0.5%,Mn:1.4〜5.0%,P:0.05%以下,S:0.010%以下,sol.Al:0.001〜0.5%及びN:0.020%以下を含有する化学組成を有し、体積率で,フェライトを30〜94%,ベイナイトを5〜69%並びに残留オーステナイト及びマルテンサイトを合計で1.0〜10%を含有するとともに,残留オーステナイトおよびマルテンサイトは長径が7μm以下であり,残留オーステナイトおよびマルテンサイトの合計数密度が20個/100μm2以下である鋼組織を有し、引張強度が500MPa以上、降伏比が70%以上、引張強度と全伸びとの積であるTS×El値が12000MPa・%以上、引張強度と穴拡げ率との積であるTS×λ値が50000MPa・%以上である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】熱処理後の鋼板部材において硬度分布が均一で靭性に優れ、かつ、優れたスケール密着性を兼ね備えた熱処理用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.50%、Si:0.005〜2.0%、Mn:0.3〜4.0%、P:0.0002〜0.2%、S:0.0002〜0.01%、sol.Al:0.0002〜2.0%、N:0.0002〜0.01%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、濃化部平均間隔が1000μm以下であり、鋼板の表面における深さが1〜10μmのクラックの数密度が3〜1000個/mmであり、硬質相平均間隔が30μm以下である鋼組織を有することを特徴とする熱処理用鋼板。 (もっと読む)


【課題】引張強度が780MPa以上であって降伏比に優れる溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える合金化溶融亜鉛めっき鋼板において、この鋼板は、質量%で、C:0.065%以上0.12%以下、Si:0.001%以上0.2%以下、Mn:2.0%超2.7%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上0.25%以下、Ti:0.12以上0.30%以下、N:0.01%以下およびO:0.01%以下を含有する化学組成を有し、残留オーステナイトの面積率が3.0%以下である鋼組織を有することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】鋼板表層部の粒界酸化を極力抑制することによって、酸洗性に優れたものとすると共に、表面性状が良好となる高Si含有鋼板、およびそのような高Si含有鋼板を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明方法は、化学成分組成を適切に制御した高Si熱延鋼板を熱間圧延する際に、巻取り温度を550℃以上、750℃未満として巻取った後、雰囲気中水蒸気濃度をb(体積%:但し、10≦b≦40)、比([Si]/[Mn])の値をa、巻取り温度をT(℃)としたときに、下記(1)式の関係を満たす雰囲気中で500℃以下まで冷却する。
(0.075×T−38)×(−1.5a+3.75)2/(2.45)2
10+1.92×106×exp{−15462/(T+273)}×
(0.1566b+0.506)×600.5/3.6 …(1) (もっと読む)


【課題】引張強度が590MPa以上で曲げ性および加工部の耐食性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板において、前記溶融亜鉛めっき層と前記鋼板との界面から前記鋼板側に形成される内部酸化層の最大深さ:X(μm)と前記界面から前記鋼板側に形成されるフェライトを80面積%以上含有する鋼組織を有する領域の平均厚み:Y(μm)とが下記式(1)および(2)を満足することを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板。
Y/X≧4 (1)
Y≧5 (2) (もっと読む)


161 - 180 / 749