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Fターム[4K037EA36]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | 希土類金属 (565)

Fターム[4K037EA36]に分類される特許

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【課題】連続焼鈍ラインにおける熱処理温度の変動に伴う組織ばらつきやその組織ばらつきに起因する機械的特性ばらつきを低減することが可能な高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】フェライトと焼戻しマルテンサイトを主体とする複合組織を有する高強度冷延鋼板を連続焼鈍ラインで製造するに際し、前記連続焼鈍ラインが、加熱工程、焼入れ開始温度Tqまでの緩冷工程、急冷による焼入れ工程、および、再加熱による焼戻し工程を順次経るものであり、前記焼入れ工程の直後(図中の(1)の時点)に磁気的特性により測定した、鋼板のフェライト分率Vfを、予め設定しておいた、製品鋼板の機械的特性の目標値を達成するために必要なフェライト分率の目標値Vf0と比較し、この目標値Vf0からの偏差ΔVf=Vf−Vf0が0に近づくように、前記焼入れ開始温度Tqを調整する。 (もっと読む)


【課題】熱処理後の鋼板部材において硬度分布が均一で靭性に優れ、かつ、優れためっき密着性を兼ね備えた熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板は、質量%で、C:0.07〜0.50%、Si:0.005〜2.0%、Mn:0.3〜4.0%、P:0.0002〜0.2%、S:0.0002〜0.01%、sol.Al:0.0002〜2.0%、N:0.0002〜0.01%およびSn:0.0002%以上0.01%以下を含有する化学組成を有し、濃化部平均間隔が1000μm以下であり、鋼板の表面における深さが3〜10μmのクラックの数密度が3〜1000個/mmであり、硬質相平均間隔が30μm以下である鋼組織を有し、前記溶融亜鉛めっき層は、3μm以上20μm以下の厚みを有することを特徴とする熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】MoやW等の高価な元素を添加することなく、加工性を低下させずに、優れた耐酸化性を有するフェライト系ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】mass%で、C:0.015%以下、Si:0.40〜1.00%、Mn:1.00%以下、P:0.040%以下、S:0.010%以下、Cr:12.0〜23.0%、N:0.015%以下、Nb:0.30〜0.65%、Ti:0.150%以下、Mo:0.10%以下、W:0.10%以下、Cu:1.00%未満、Al:0.20〜1.00%を含有し、かつSi≧Alを満たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなる耐酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】耐候性に優れた溶接構造用鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%以上0.140%未満、Si:0.05%以上2.00%以下、Mn:0.20%以上2.00%以下、P:0.005%以上0.025%以下、S:0.0001%以上0.0200%以下、Al:0.001%以上0.100%以下、Cu:0.10%以上1.00%以下、Ni:1.10%以上5.00%以下、W:0.06%以上1.00%以下を含有し、さらに、Nb:0.009%以上0.200%以下、Sn:0.005%以上0.200%以下の1種または2種を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】打抜き加工性に優れた高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.050〜0.15%、Si:0.1〜1.5%、Mn:1.0〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.0030%以下、Al:0.01〜0.08%、Ti:0.05〜0.15%、N:0.005%以下を含む組成を有し、面積率で95%超のベイナイト相を有する組織とする。そしてさらに、表面から板厚の1/4位置までの領域におけるベイナイトの平均粒径が、L方向断面で5μm以下、C方向断面で4μm以下とし、さらに、板厚中央部が、アスペクト比が5以上の圧延方向に伸展した結晶粒が7個以下である組織とする。これにより、引張強さTSが780MPa以上の高強度で、かつ打抜き端面が微細で均一な延性破面となり、打抜き端面性状に優れ、打抜き加工性に優れた熱延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】引張強さを780MPa以上まで高強度化した場合であっても、優れた曲げ加工性を有する高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.2〜1.2%、Mn:1.0〜2.0%、P:0.04%以下、S:0.0030%以下、Al:0.005〜0.10%、N:0.005%以下およびTi:0.03〜0.13%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とし、鋼板の両表面より、それぞれ全板厚の1.5〜3.0%深さまでの表層領域は、ベイナイト面積率:80%未満で、かつ粒径が2〜15μmのフェライト相の面積率:10%以上とし、該表層領域以外の内部領域は、ベイナイト相の面積率:95%超とし、さらに引張強さを780MPa以上とする。 (もっと読む)


【課題】耐疲労特性に優れた高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.2〜1.2%、Mn:1.0〜2.0%、Al:0.005〜0.10%、N:0.006%以下を含み、さらに、Ti:0.03〜0.13%、Nb:0.02〜0.10%、V:0.02〜0.15%のうちの1種または2種以上を含有する組成の鋼素材を、圧下率が80%以上の粗圧延と、圧延終了温度が800〜950℃の範囲の温度とする仕上圧延とを施し、仕上圧延終了後、直ちに、仕上圧延終了温度から550〜610℃の冷却停止温度までを、平均冷却速度:25℃/s以上で冷却する処理と、ついで、該処理の冷却停止温度から巻取温度までを、平均冷却速度:100℃/s以上で冷却する処理とからなる二段階の冷却を施し、巻取温度:350〜550℃で巻き取る。これにより、表面から板厚方向に500μmまでの表層部が、面積率で50%以上の、微細ベイナイト相を有する組織となり、板厚の1/4位置〜3/4位置の範囲の板厚中央部が、面積率で90%以上の微細ベイナイト相を有する組織となり、引張強さTSが780MPa以上でかつ優れた耐疲労特性を有する高強度熱延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】引張強度を780MPa以上まで高強度化した場合であっても、優れた靭性を有する高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.12%、Si:0.5〜1.2%、Mn:1.0〜1.8%、P:0.03%以下、S:0.0030%以下、Al:0.005〜0.20%、N:0.005%以下およびTi:0.03〜0.13%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とし、ベイナイト相の面積率が95%超で、該ベイナイト相の平均粒径が3μm以下の組織とし、さらに表層から50μmの位置でのビッカース硬度と板厚1/4位置でのビッカース硬度の差ΔHv1を50以下、板厚1/4位置でのビッカース硬度と板厚1/2位置でのビッカース硬度の差ΔHv2を40以下にすると共に、板厚:4.0mm以上 12mm以下、引張強さ:780MPa以上とする。 (もっと読む)


【課題】冷延鋼板から衝撃吸収能に優れる部材の製造する製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.03%、Mn:0.05〜1.5%以下、
Si:1.5%以下、P:0.10%以下、S:0.0100%以下、Al:0.02〜0.8%以下、N:0.0100%以下を含有する鋼スラブを1050℃以上に加熱し、仕上圧延を、仕上圧延出側温度がAr変態点〜950℃で行って、600℃以下で巻き取ったのち、酸洗して冷間圧延を行い、次いで、700℃〜Ac変態点で焼鈍を行い、引き続き、700から250℃までの平均冷却速度を15℃/s以上として冷却したのち、調圧率15〜30%の調質圧延を行うことにより得た、組織が95%以上のフェライト相からなる鋼板をプレス成形したのち、140〜300℃で熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】確実に125%以上の穴拡げ率λが得られ、TSが490MPa以上590MPa未満の加工性に優れた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.1%、Si:0.3〜1.3%、Mn:0.8〜1.8%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、N:0.005%以下、Al:0.005〜0.1%を含有し、かつTi:0.002%以上0.03%未満、V:0.002%以上0.03%未満、Nb:0.002%以上0.02%未満の中から選択された少なくとも一種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が85%以上、ベイナイト相の面積率が10%以下、前記フェライト相とベイナイト相以外の他の相の面積率が5%以下であり、かつ前記フェライト相全体に占めるアシキュラーフェライト相の面積率が30%以上80%未満であるミクロ組織を有することを特徴とする加工性に優れた高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】深絞り性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】成分組成は、C:0.010%以上0.10%未満、Si: 1.0%以上2.0%以下、Mn:1.0%以上3.0%以下、P:0.020%以上0.100%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01%以上0.5%以下、N:0.005%以下を含有し、かつ50(%Si)−39(%Mn)+200(%P)−10(%Cr)+40≧0を満足し、残部が鉄および不可避的不純物からなる。組織は、体積分率で80%以上のフェライト相を主相とし、マルテンサイト相を1%以上有する。さらに、TS×Rmin≧700MPa、YR≦60%、TS×El≧19000MPa%である。ただし、Rminは、圧延方向、圧延方向に対する45°方向、圧延方向に対する90°方向の、各々のランクフォード値のうちの最小値、YRは降伏比(=YS×100/TS)を示す。 (もっと読む)


【課題】高強度溶融亜鉛めっき鋼板からなる温間プレス成形用素材及び耐面歪性及び耐デント性に優れたパネル用部材の製造方法を提供する。
【解決手段】マルテンサイト相の面積率が3〜15%の複合組織を有し、BH量が45MPa以上、YSが280MPa以下、YRが60%以下である高強度溶融亜鉛めっき鋼板からなることを特徴とする温間プレス成形用素材。 (もっと読む)


【課題】難しい成分調整を要求されることなく、かつ、熱処理時に生産性を低下させることのない、機械的特性の安定性に優れた高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.7〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜0.1%、N:0.001〜0.015%を含有するとともに、NとAlの含有量が、0.16[Al]−[N]+0.001≧0(ここに、[ ]は元素の含有量(質量%)を示す。)を満たす成分を有する鋼材を、加熱温度:1150〜1250℃、圧延終了温度:800〜900℃、圧下率:90〜99.5%、圧延終了後の冷却速度:20℃以上、巻取り温度:650℃以下の条件で熱間圧延した後、冷間圧延し、連続焼鈍を行い、主としてフェライトおよびマルテンサイトからなる組織を有する高強度鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、伸びとプレス安定性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.8%~3.0%、P:0.0010〜0.1%、S:0.0005〜0.05%、N:0.0010〜0.010%、Al:0.01〜2.0%を含有し、残部鉄及び不可避不純物からなる鋼組成をもち、ミクロ組織は面積率でフェライト相とベイナイト相が合計10〜93%以下、残留オーステナイト相が面積率で5%〜30%以下、かつ、マルテンサイト相が面積率で5〜20%以下、上記残留オーステナイト相がラス状及び島状形態からなり、島状の残留オーステナイト相の面積率γi及び全残留オーステナイト相の面積率γが以下の式を満たすことを特徴とする伸びとプレス成形安定性に優れた高強度鋼板。0.7≧γi/γ≧0.3式(1) (もっと読む)


【課題】高温成形後に1000MPa以上の強度を得ることが出来、かつ耐遅れ破壊性及び衝突安全性に優れたホットプレス用の鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.5%、Si:0.05〜2%、Mn:0.1〜3%、Al:0.003〜2%を含有し、P:0.05%以下、S:0.03%以下、N:0.01%以下に制限し、かつ、下記の式1及び式2を満たすホットプレス用の鋼板とする。
Si+Al≧1.0% ・・・式(1)
50≧Vc90≧25 ・・・式(2)
ただし、Vc90=10^(3.69−0.75β) [℃/s]、β=2.7C+0.4Si+Mnである。 (もっと読む)


【課題】強度、成形性、耐食性及び耐遅れ破壊特性に優れたホットプレス用のめっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.5%、Si:0.05〜2%、Mn:0.1〜3%、さらにTi:0.005〜1%、Nb:0.01〜1%、V:0.01〜1%、Mo:0.01〜1%、W:0.005〜1%、Zr:0.005〜0.1%、Cu:0.01〜3%、Y:0.005〜0.5%、Mg:0.005〜1%、La:0.005〜0.1%、 Ce:0.005〜0.1%のうち1種類以上を含有し、表面にアルミニウム又は亜鉛を主体とするめっきが施され、鋼板中の水素量が、Hmax−Ht≧0.07ppmの関係を満たすホットプレス用の鋼板とする。ただし、式において、Hmaxは鋼板がトラップすることができる最大の非拡散性水素量であり、Htはめっき後の鋼板中にトラップしている非拡散性水素量である。 (もっと読む)


【課題】優れた伸びフランジ性と高い降伏比とを有する引張強度590MPa以上の溶融めっき熱延鋼板とそれを複雑な工程を経ることなく製造しうる方法とを提供する。
【解決手段】熱延鋼板の表面に溶融めっき層を有する溶融めっき熱延鋼板であって、熱延鋼板は、質量%で、C:0.03%以上0.12%以下、Si:0.005%以上0.5%以下、Mn:2.0%超3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.005%以下、sol.Al:0.001%以上0.100%以下およびN:0.0050%以下を含有する化学組成を有し、フェライトが主相であり、ベイナイト、マルテンサイトおよび残留オーステナイトの体積率の合計が5%以下(0%を含む)であるとともに、フェライトの平均粒径が7μm以下である鋼組織を有し、溶融めっき熱延鋼板は、引張強度590MPa以上、降伏比70%以上、穴拡げ率90%以上である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】高強度(590MPa以上の引張強度TS)を有し、かつ、延性と穴広げ性に優れ、高降伏比である溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.04%以上0.13%以下、Si:0.9%以上2.3%以下、Mn:0.8%以上2.4%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.01%以上0.1%以下、N:0.008%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、組織は、面積率で、フェライトが94%以上、マルテンサイトが2%以下であり、フェライトの平均結晶粒径が10μm以下、フェライトのビッカース硬度が140以上、かつ、フェライトの結晶粒界上に存在する炭化物の平均結晶粒径が0.5μm以下、フェライトの結晶粒界上に存在する炭化物のアスペクト比が2.0以下であることを特徴とする延性と穴広げ性に優れた高降伏比高強度溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、均一塗装焼付硬化性能に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の鋼組成を有し、フェライト、ベイナイト、焼戻しマルテンサイトの1種または2種以上を含み、残留オーステナイトを3%以上含む鋼板において、その平均粒径が1μm以上、8μm以下であり、オーステナイト粒の中心濃度Cgcとオーステナイト粒の粒界の濃度Cgbが式(1)を満たすオーステナイト粒が50%以上ある伸びと均一塗装焼付硬化性能に優れた高強度薄鋼板。
Cgb/Cgc ≧ 1.1 (1) (もっと読む)


【課題】優れた耐チッピング性、低いYP、高いBH、高いElを有し、さらにはコイル内の材質変動を低減した高強度鋼板およびその製造方法を安価に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015超0.100未満、Si:0.50未満、Mn:1.0超2.0未満、P:0.05以下、S:0.03以下、sol.Al:0.01以上0.3以下、N:0.005以下、Cr:0.35未満、B:0.0010以上0.0050以下、Mo:0.15未満、Ti:0.030未満を含み、2.1≦[Mneq]≦3.1を満足し、残部鉄及び不可避不純物からなり、フェライトと第2相を有する高強度鋼板。[Mneq]=[%Mn]+1.3[%Cr]+3.3[%Mo]+8[%P]+150B*、B*=[%B]+[%Ti]/48×10.8×0.9+[%Al]/27×10.8×0.025で表され、B*≧0.0022のときはB*=0.0022とする。 (もっと読む)


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