説明

Fターム[4K037FD08]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱延後、巻取りまでの冷却速度 (1,226) | 熱延後一時的に保定あるいは徐冷するもの (87)

Fターム[4K037FD08]に分類される特許

21 - 40 / 87


【課題】低降伏比で延性と穴拡げ性に優れた高強度冷延鋼板を、特殊な熱間圧延やNbやTi等の合金元素の添加を必要とせずに提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.01〜1.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜1.5%、およびN:0.010%以下を含有し、α値(=Mn+Si)が2.3%以上である化学組成と、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置でのフェライトの体積率が40%以上かつマルテンサイトの体積率が3%以上である鋼組織と、降伏比YRが70%以下、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)がTS1.5×HER≧0.80×106およびTS/(C×100)0.5≧250を満たす機械特性を有する冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】低降伏比で延性と穴拡げ性に優れた高強度冷延鋼板を、特殊な熱間圧延やNbやTi等の合金元素の添加を必要とせずに提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.01〜1.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.10%、およびN:0.010%以下を含有し、下記式(1)で規定されるα値が1.9以上である化学組成を有し、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置におけるフェライトの体積率が40%以上かつマルテンサイトの体積率が3%以上である鋼組織を有し、降伏比YRが70%以下であり、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)とが下記式(2)を満足する機械特性を有することを特徴とする冷延鋼板。
α=Mn+Si×0.5 ・・・(1)
TS1.5×HER≧0.9×10 ・・・(2) (もっと読む)


【課題】低降伏比で延性と穴拡げ性に優れた高強度溶融めっき冷延鋼板を、特殊な熱間圧延やNbやTi等の合金元素の添加を必要とせずに提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.01〜1.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.10%、およびN:0.010%以下を含有し、下記式(1)で規定されるα値が1.9以上である化学組成と、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置におけるフェライトの体積率が40%以上かつマルテンサイトの体積率が3%以上である鋼組織と、降伏比YRが70%以下であり、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)が下記式(2)を満たす機械特性を有する溶融めっき冷延鋼板。
(1) α=Mn+Si×0.5+Al×0.4
(2) TS1.5×HER≧0.9×106 (もっと読む)


【課題】強度−延性バランスと強度−穴拡げ性バランスとがともに良好な高強度熱延鋼板の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.15%、Si:0.10〜3.0%、Mn:1.9〜4.0%、Si+Mn:2.7〜5.0%,P:0.20%以下、S:0.01%以下、sol. Al:0.001〜1.0%およびN:0.001〜0.02%の化学組成を有し、鋼板表面から100μm深さ位置において、主相であるフェライトとマルテンサイトを含有する第二相からなり、この第二相の面積率X(%)が3〜40%で、下記式(1)を満足し、かつ前記位置でのフェライトの平均粒径Dsが4.0μm以下で、かつ下記式(2)を満足し、引張強度TSが550 MPa以上かつ下記式(3)を満足し、降伏比YRが0.75以下である熱延鋼板。
X≦10×(120C+Mn)0.5・・・(1)
Ds≦8/(200C×Mn)0.3・・・(2)
TS≧4500C+350・・・(3) (もっと読む)


【課題】Ti,Nbの添加を必須とせずに強度と加工性に優れた冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.25%、Si:2.0%以下、Mn:1.5〜3.5%およびAl:2.0%以下を含有し、Si+Alの合計量が0.8〜3.0%である化学組成と、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置における鋼組織が、体積%でフェライト60%以上、残留オーステナイト3%以上を含有し、残部がベイナイトと10%以下のマルテンサイトとからなり、前記フェライトの平均粒径Dα(μm)が3.0μm以下、前記残留オーステナイトの平均粒径Dγ(μm)が1.0μm以下で、かつ下記式(2)および(3)を満足し、前記残留オーステナイトに占めるアスペクト比2以下の残留オーステナイト粒の体積割合が60%以上である鋼組織を有する冷延鋼板:
1.5≦Dα/Dγ≦12 ・・・ (2)
3≦Dα/Dγ×(Dα+Dγ)≦30 ・・・ (3) (もっと読む)


【課題】温間加工でTRIP効果が最大限に発揮され、従来鋼板よりもさらに確実に高延性化しうる高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.05〜0.25%、Si:1.00%超2.5%以下、Al:1.0%以下(0%を含まない)、Si+Al:合計で3%以下、Mn:0.5〜3%、P :0.15%以下(0%を含まない)、S :0.02%以下(0%を含む)を含み、残部が鉄および不純物からなる成分組成を有し、母相は、平均ビッカース硬さが250Hv以上のベイニティック・フェライトを全組織に対して面積率で80%以上含み、第2相は、残留オーステナイトを全組織に対して面積率で5~15%含み、該残留オーステナイト中のC濃度(CγR)は0.6質量%以上1.0質量%未満であり、さらに、ベイナイトおよび/またはマルテンサイトを含んでもよい組織を有する温間加工性に優れた高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高価な元素を含有させることなく、780MPa以上の引張強度を有し、伸びと穴拡げ性が共に優れる高強度熱延鋼板及びその製造方法の提供を目的とするものである。
【解決手段】本発明者らは穴拡げ性が低いとされている複合組織鋼の穴拡げ性を向上させる方法について検討を行った。その結果、マルテンサイトの体積率を10%未満とし、残部フェライトをNbおよびTiの析出強化により強化することで、780MPa級の強度において伸びと穴拡げ性を高い次元で両立することに成功した。 (もっと読む)


【課題】自動車分野に適する、圧延方向の加工性の異方性が小さく、かつ、焼入性に優れた高炭素鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.2超〜0.70%、Si:0.01〜0.8%、Mn:0.1〜2.0%未満、P:0.003〜0.030%、S:0.0001〜0.008%、Al:0.005〜0.07%、N:0.0001〜0.02%、O:0.0001〜0.0030%、及び、残部不可避的不純物からなり、かつ、下記A値が0.008以下であって、圧延方向に平行な板厚断面内の板厚をtとした時、(i)4/10t〜6/10tの断面で、長さ100μm以上の非金属介在物の面積率が0.1%以下であり、また、(ii)同断面領域で、炭化物径が下記B値を超える炭化物の面積率が、該領域中の炭化物の10%以下である。A値=O+S+0.033Al。O、S、Al:各元素の含有量。B値(μm)=1.5×C%+0.5 (もっと読む)


【課題】0.5質量%以上のCを含有し、鋼板内の特性のばらつきが少ない加工性と焼入れ性に優れた高炭素熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜1.0%、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.08%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成の鋼片を、Ar3変態点あるいはArcm変態点以上の仕上温度で熱間圧延し、60℃/s以上の平均冷却速度で550〜650℃の冷却停止温度まで一次冷却後、1.0〜10s間放冷し、次いで、120℃/s以上の平均冷却速度で500〜600℃の冷却停止温度まで二次冷却して巻き取り、その後、640℃以上Ac1変態点以下の温度で焼鈍することを特徴とする高炭素熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】安価に、かつ安定して伸び性及び伸びフランジ性に優れたTSが980MPa以上の高強度熱延鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.10%、Si:0.3〜1.0%、Mn:0.5〜1.5%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Al:0.05%以下、Ti:0.05〜0.20%、V:0.28%超え0.40%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼スラブを、1200〜1300℃の加熱温度に加熱後、900〜1000℃の仕上温度で熱間圧延を行い、平均冷却速度50℃/s以上で700〜800℃の冷却停止温度まで第一の強制冷却を行い、3〜10s間空冷後、平均冷却速度50℃/s以上で第二の強制冷却を行い、600〜650℃の巻取温度で巻き取ることを特徴とする伸び性及び伸びフランジ性に優れた高強度熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】安価に、かつ安定して780MPa以上のTSが得られる伸び特性や伸びフランジ特性に優れた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.15%、Si:1.2%以下、Mn:0.5〜2.0%、P:0.04%以下、S:0.005%以下、Al:0.05%以下、Ti:0.03〜0.15%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、組織全体に占めるベイナイト相およびベイニティックフェライト相の合計の体積率が50%以上で、ベイナイト相およびベイニティックフェライト相とポリゴナルフェライト相の合計の体積率が95%以上であるミクロ組織を有し、平均直径20nm未満の析出物中のTi含有量の合計が、鋼中に析出している全ての析出物中のTi含有量の合計の50%以上であることを特徴とする引張強度が780MPa以上の高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】安価で、かつ伸び及び伸びフランジ特性に優れたTSが780MPa以上の高強度熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.15、Si:1.2以下、Mn:1.0〜1.8、P:0.04以下、S:0.005以下、Al:0.05以下、Ti:0.06〜0.13を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有し、フェライト(F)相の面積率が85%以上、ベイナイト相の面積率が2〜9%であり、F相が次の条件i)〜iii)を満足するミクロ組織を有する高強度熱延鋼板;i)アスペクト比が3.0未満の結晶粒のF相に占める面積率が80%以上、ii)鋼中の全析出物中のTi量の合計に対する20nm未満の析出物中のTi量の合計の割合が70%以上、iii)20nm未満の析出物が存在する結晶粒のF相に占める面積率が50%以上。 (もっと読む)


【課題】高強度化を図りつつ穴広げ性に優れた熱延鋼板を提供する。
【解決手段】
質量%で、
S :≦0.005%、
Ti:0.05〜0.2%
を含有するとともに所定範囲の他の成分を含有する鋼板であって、そのミクロ組織がフェライト組織、ベイナイト組織又はこれらの混合組織からなり、圧延面と平行な{211}面のX線ランダム強度比が2.2以下であり、板幅方向を法線に持つ断面において、圧延方向の直線上に隣り合う他の介在物に対して50μm以下の間隔を空けて並んだ円相当径が3μm以上である介在物の集まりからなり、圧延方向長さが30μm以上の介在物群と、圧延方向の直線上に隣り合う他の介在物に対して50μm超の間隔を空け、円相当径が3μmであり、圧延方向長さが30μm以上に延伸されてなる介在物との断面1mm当たりの圧延方向長さの総和が0.25mm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】降伏強さYS:960MPa以上の高強度で高靭性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.25%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.8〜1.5%、P、S、Alを適正範囲に調整し、Nb:0.001〜0.05%、Ti:0.001〜0.05%、Mo:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、B:0.0005〜0.0050%を含有する鋼素材を、1100〜1250℃に加熱し、仕上圧延入側温度が900〜1100℃で、仕上圧延出側温度が800〜900℃で、未再結晶γ域での累積圧下率を0〜30%とする仕上圧延を施したのち、直ちに冷却を開始し、マルテンサイト生成臨界冷却速度以上の冷却速度で、冷却開始から30s以内に(Ms点+50℃)以下の冷却停止温度まで冷却し、ついで(冷却停止温度±100℃)の温度範囲で10〜60s間保持したのち、コイル状に巻き取る。 (もっと読む)


【課題】高価な合金元素を含有しない成分系で、延性、伸びフランジ性に優れ引張強度590MPa以上の、加工性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】mass%で、C:0.06〜0.10%、Si:0.03%以下、Mn:1.6〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.0030%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下、Ti:0.060〜0.180%を含有し、([%Ti]/48)/([%C]/12)=0.10〜0.50を満足し、残部がFe及び不可避不純物からなる成分組成を有し、体積分率90%以上・平均結晶粒径が3μm〜10μmのフェライト相と、体積分率1〜5%・平均結晶粒径が1μm〜4μmのマルテンサイト相と、体積分率1〜5%のセメンタイトとから構成される組織を有する加工性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板を用いる。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延又は焼鈍工程を含まない短い製造ラインで製造される高品質のTRIP鋼ストリップを提供する。
【解決手段】溶融鋼から直接鋳造されるTRIP鋼からなる薄いストリップであって、前記鋼が、重量%で、C:0.05〜0.25%、(Mn+Cu+Ni):0.5〜3%、(Si+Al):0.1〜4%、(P+Sn+As+Sb):0.3%以下、(Ti+Nb+V+Zr+希土類):0.3%未満、Cr:1%未満、Mo:1%未満、V:1%未満、残部は鉄及び製造上の不純物からなる組成を有し、また前記鋼はベイナイト相と5%より多い残留オーステナイトを含む微細組織を有している。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上の引張強度を有し、均一伸びと穴広げ性とを同時に向上させた、加工性に優れる高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.10%、Mn:0.5〜2.6%、Si:0.8〜2.0%を含有し、C量とSi量の比C/Siを0.04以上、0.10未満とし、Al、P、S、Nの含有量を制限し、金属組織が、体積率で、90〜95%のフェライトと5〜10%の焼戻しマルテンサイトとからなる加工性に優れた高強度鋼板。熱間圧延後、600〜750℃の範囲内まで一次水冷し、空冷した後、二次水冷して焼戻しを行うか、又は冷間圧延後の焼鈍をAc1〜Ac+100[℃]で行い、20℃/s以下で600〜700℃の範囲内に一次冷却し、二次冷却した後、焼戻しを行って製造する。焼戻しの代わりに、溶融亜鉛めっき、合金化処理を施してもよい。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上の引張強度を有し、均一伸びと穴広げ性とを同時に向上させた、加工性に優れる高強度鋼板及びその製造方法を提供するものである。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.05%、Si:0.8〜2.0%、Mn:0.5〜2.6%を含有し、C量とSi量との比C/Siを0.035以上、0.060未満とし、Al、P、S、Nの含有量を制限し、金属組織が、体積率で、90〜95%のフェライトと5〜10%のマルテンサイトとからなる加工性に優れた高強度鋼板。熱間圧延後、600〜750℃の範囲内まで水冷し、1〜10s空冷して急冷するか、又は冷間圧延後の焼鈍をAc1〜Ac+100[℃]で行い、20℃/s以下で600〜700℃の範囲内に一次冷却し、更に、70℃/s以上の冷却速度で二次冷却して製造する。 (もっと読む)


【課題】引張強度(TS)が880MPa以上、全伸び(El)が15%以上で、製造コストに有利な高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.10%、Si:0.5%以下、Mn:0.8〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下、Ti:0.035〜0.090%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。フェライト相を70%以上の分率で含み、フェライト粒のアスペクト比が10.0以上である組織を有し、サイズ20nm未満の析出物中に存在するTiの量が、下式(1)で計算されるTi*の値の70%以上である。Ti*=[Ti]−48×[N]÷14…式(1)ここで、[Ti]および[N]はそれぞれ鋼板のTiおよびNの成分組成(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形性と、プレス成形後に比較的低い温度での熱処理によって引張強さが極めて大きく上昇する歪時効硬化特性に優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】 C:0.15%以下、Si:2.0 %以下、Mn:3.0 %以下とし、P、S、Al、Nを調整したうえで、Cu:0.5 〜3.0 %、またはCr、Mo、Wのうちの1種または2種以上を合計で2.0 %以下を含む組成を有する鋼スラブに、FDTをAr3変態点以上とする熱間圧延を施し、圧延終了後、5℃/s以上の冷却速度でAr3 〜Ar1 変態点の温度域まで冷却し、該温度域で空冷または徐冷したのち、再び5℃/s以上で冷却して、550 ℃以下で巻き取り、フェライトと、面積率で2%以上のマルテンサイトを含む複合組織とする。これにより、プレス成形性に優れ、かつΔTS:80MPa 以上になる歪時効硬化特性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


21 - 40 / 87