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Fターム[4K037FJ02]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 冷延板焼鈍の加熱条件(中間焼鈍除く) (2,529) | 加熱雰囲気 (155)

Fターム[4K037FJ02]に分類される特許

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本発明は、TRIP微構造を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法に関し、鋼板は、重量%で、0.01≦C≦0.22%、0.50≦Mn≦2.0%、0.5<Si≦2.0%、0.005≦Al≦2.0%、Mo<0.01%、Cr≦1.0%、P<0.02%、Ti≦0.20%、V≦0.40%、Ni≦1.0%、Nb≦0.20%を含み、組成の残部は鉄および精錬に起因する不可避的不純物であり、上記方法は、鋼板の表面上に酸化鉄の層を形成するとともに、Si酸化物、Mn酸化物、Al酸化物、SiおよびMnを含む複合酸化物、SiおよびAlを含む複合酸化物、AlおよびMnを含む複合酸化物、Si、MnおよびAlを含む複合酸化物からなる群から選択される少なくとも1種の酸化物の内部酸化物を形成するために、上記鋼板を酸化するステップと、酸化鉄の層を還元するために、上記酸化された鋼板を還元するステップと、上記還元された鋼板に溶融亜鉛めっきをして亜鉛系被覆鋼板を形成するステップと、上記亜鉛系被覆鋼板に合金化処理を施して合金化亜鉛めっき鋼板を形成するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】H2を含む高温の雰囲気中でも安定して誘導加熱することのできる、鋼帯の連続誘導加熱炉およびそれを用いた鋼帯の連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼帯の連続誘導加熱炉は、誘導加熱コイルの内側に雰囲気ガスシール殻を有し、該雰囲気ガスシール殻は、体積抵抗率106MΩcm以上の絶縁性構造材料からなり、誘導加熱コイルと鋼帯との電位差の所定値をβkVとするとき、誘導加熱コイルの内面との離間距離α(mm)がα/β≦10を満たす位置に配設され、さらに、雰囲気ガスシール殻の内側に体積抵抗率102MΩcm以上の絶縁性断熱材が配設されていることを特徴とする。また、本発明の鋼帯の連続熱処理方法は、前記加熱炉を用い、雰囲気ガスシール殻内を、H2を1%以上含む500℃以上の高温の雰囲気に制御し、誘導加熱コイルに通電するコイル電流の鋼帯に対する電位を5kV以上とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】連続してプレス成形を行っても、型かじりの発生を確実に抑制できるTSが340MPa以上の高張力冷延鋼板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】粗さ断面曲線のろ波うねり曲線からの乖離が±2μm以下の平坦部と、ろ波うねり曲線からの最大深さが10μm以上50μm以下の凹部とからなり、凹部の平均面積が0.01mm2超え0.2mm2以下、凹部の面積率が5%以上20%未満である幾何学形状の表面を有することを特徴とする耐型かじり性に優れた高張力冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】特に加熱収縮の問題を解決でき、例えば60mm以上の広い幅であっても優れた平坦性を実現できるリードフレーム用素材やリード用素材等に用いられるFe−Ni系合金薄板条の製造方法を提供する。
【解決手段】冷間圧延と焼鈍を行ない、最終の冷間圧延後にテンションレベラーによる矯正を行い、該テンションレベラーによる矯正の後に連続焼鈍炉による最後の歪取焼鈍を行った後、円形上刃カッターと円形下刃カッターとの協働による条取りスリット加工を行うFe−Ni系合金薄板条の製造方法である。
好ましくは、上記の歪取焼鈍は温度400〜750℃で行い、前述の条取りスリット加工の円形上刃カッターと円形下刃カッター径は、最終の冷間圧延材板厚の750倍以上の直径を有し、円形上刃カッターと円形下刃カッターのオーバーラップ量を最終の冷間圧延材板厚の5〜50%とするのが良い。 (もっと読む)


【課題】TS≧590MPa、TS×全伸び≧20000MPa・%を満足し、ちり発生電流が6.25kA以上である溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.30%、Si:0.80〜2.50%、Mn:0.8〜3.00%、P:0.003〜0.100%、S:0.010%以下、Al:0.010〜0.50%およびN:0.007%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ、フェライトを面積率で50%以上、残留オーステナイトを面積率で3%以上含み、フェライト相のナノ硬さに対するフェライト以外の相のナノ硬さの比が2.00以上である。 (もっと読む)


【課題】オーステナイト系ステンレス鋼(例えばSUS304)との異材溶接部についても十分な耐食性を確保できるフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.030%以下、N:0.030%以下、(C+N):0.050%以下、Si:0.15〜0.60%、Mn:0.50%以下、Al:0.010%以下、Cr:20.5〜22.5%、Cu:0.03〜 1.00%、Ni:0.10〜1.50%、Nb:0.30〜0.70%、P:0.040%以下およびS:0.010%以下を含有し、かつこれらの成分が、次式(1)
Nb/(C+N+0.06)≧4 ・・・ (1)
の関係を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とする。 (もっと読む)


【課題】オーステナイト系ステンレス鋼(例えばSUS304)との異材溶接部についても十分な耐食性を確保できるフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.030%以下、N:0.030%以下、(C+N):0.050%以下、Si:0.50%以下、Mn:0.50%以下、Al:0.10%以下、Cr:20.5〜22.5%、Cu:0.30〜1.00%、Ni:1.50%以下、Nb:0.20〜0.70%、P:0.040%以下およびS:0.010%以下を含有し、かつこれらの成分が、次式(1),(2)
(Cr+1.5Si+0.5Nb)≦23.0 ・・・ (1)
(Ni+30C+0.5Mn+0.5Cu+30N)≧0.90 ・・・ (2)
の関係を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とする。 (もっと読む)


【課題】絞り成形性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表層組織の改善により、深絞り成形時の縦壁部での破断を抑制する。具体的には、平均結晶粒径10μm以下のフェライト相と体積分率30〜90%のマルテンサイト相を含み、板厚表層硬度の板厚中心硬度に対する比が0.6〜1であり、めっき層と鋼板の界面から鋼板側内部へ進展している亀裂および凹部の最大深さが0〜20μmであり、亀裂と凹部以外の平滑部面積率が60%〜100%である組織とする。このような組織を有する鋼板を得るためには、例えば、溶融亜鉛めっき処理では、600℃以上の昇温過程から焼鈍温度を経て450℃までの冷却過程までの範囲内における熱処理炉内雰囲気を水素濃度2〜20%かつ露点-60〜-10℃とし、760〜860℃の焼鈍温度で10〜500秒保持した後、1〜30℃/秒の平均冷却速度で冷却する。 (もっと読む)


【課題】原料コストや製造コストの上昇を招くことなく,面内異方性が小さく,深絞り性に優れたクラッド鍋用フェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.12%、Si:1%以下、Mn:0.2〜1%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Cr:14〜18%、N:0.01〜0.06%、Al:0.03〜0.20%を含有し、Al/N≧3.0であり、鋼成分値から計算されるγmaxが30以上80以下かつ鋼成分値から求められるAC1が820℃以上950℃以下であるフェライト系ステンレス鋼板を、冷延鋼板の製造は総圧下率を85%超とし、1次冷延あるいは最終冷延のいずれか一方の冷間圧延率を80%以上として最終焼鈍を光輝焼鈍とすることにより、Δr≦0.4,rave.≧1.2,フッ素樹脂との耐接着性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】高Si、高Mn鋼からなる鋼板の化成処理後のP値が0.9レベル以上の強アルカリ性下での耐食性が高い、化成処理性に優れた高張力鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.01〜0.3%、Si:0.2〜3.0%、Mn:0.1〜3.0%、Al:0.01〜2.0%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる引張強度が500MPa以上の高張力鋼板において、該鋼板表面に露出したFeを主成分としたFe領域が、酸化シリコンからなる第1の酸化物領域、および、マンガンシリケートからなる第2の酸化物領域の何れか、または、両方により隔てられ、該Fe領域の平均面積率が15〜35%であり、かつFe領域間の平均間隔は0.4μm以下であることを特徴とする化成処理性に優れた高張力鋼板。 (もっと読む)


環境への影響が少なく、高い生産比率をもって、高品質な表面が得られる、ステンレス鋼の鋼帯のような平らな冷間圧延製品の連続焼鈍及び酸洗い方法である。以下の手順からなる。酸素含有量が0.5乃至12%の雰囲気中で、650乃至1050℃の範囲からなる温度まで引き上げる加熱と、酸化剤及び/又は不活性剤の存在下で、650乃至1200℃の範囲からなる温度まで10乃至200秒継続される加熱と、酸化剤及び/又は不活性剤の存在下で、650℃から外界温度の範囲からなる温度まで低下させる冷却と、熱化学又は電解によるスケール除去と、最後に、鉱酸からなる酸洗い浴を使用した手段によって実施可能な酸洗い及び/又は不動態化。
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【課題】P値を高いレベルに維持することにより耐食性を向上させるとともに、これを低コストで製造可能な高張力鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.3%、Si:0.2〜3.0%、Mn:0.1〜3.0%、Al:0.01〜2.0%を含有し、引張強度が500MPa以上の高張力鋼板において、該鋼板表面の結晶粒の平均粒径が0.5μm以下であり、かつ該鋼板表面の幅10μm以上の観察領域を断面TEM観察用に薄片加工し、該薄片試料を10nm以下の酸化物が観察できる条件でTEM観察により測定した、酸化シリコンおよびマンガンシリケートの1種または2種をこれらの合計量で70質量%以上含有する酸化物種が、上記断面からみた粒界領域表面に対して30%以下存在し、該鋼板表面からの深さで0.1〜1.0μmの範囲内に存在する上記酸化物種の粒径が0.1μm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】引張強度が440MPa以上の高強度を有しながら、伸び特性および化成処理性が共に優れる高強度冷延鋼板とその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.15〜0.20mass%、Si:0.10mass%以下、Mn:0.60〜0.80mass%、P:0.040mass%以下、S:0.030mass%以下、Al:0.01〜0.07mass%、N:0.0150mass%以下を含有する鋼スラブを、仕上圧延を880〜960℃の温度で終了する熱間圧延を行って、540〜660℃の温度で巻き取り、次いで、冷間圧延して板厚0.8mm以上の冷延板とし、その後、好ましくは3〜8vol%H+残部Nガス、露点−40℃以下の雰囲気下で、720〜820℃の温度で連続焼鈍することにより高強度冷延鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】 良好な加工性と高強度を同時に達成でき、めっき性、密着性が良好で耐食性が優れた溶融亜鉛めっき鋼板並びにその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 質量%で、Si:0.3〜2.5%、Mn:1.5〜2.8%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる高強度鋼板の上に、Al:0.05〜10質量%、Mg:0.01〜5質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなる亜鉛めっき層、または、Al:4〜20質量%、Mg:2〜5質量%、Si:0〜0.5質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなる亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板において、高強度鋼板とめっき層との界面から5μm以下の鋼板側の結晶粒界と結晶粒内にSiを含む酸化物が平均含有率0.6〜10質量%で存在することを特徴とする高強度溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。 (もっと読む)


本発明は、任意に表面仕上げシートの製造のためのA286合金グレードの使用に関し、燃料電池素子用のモノポーラ又はバイポーラ型の導電板を得ることを可能にする。また、本発明は、冷間圧延段階、続いて連続する酸化環境下におけるアニーリング段階、続いて、酸洗い段階を含むこの任意の表面処理方法に関する。
(もっと読む)


【課題】不メッキのない表面外観が良好な高張力溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。
【解決手段】Siを0.3mass%以上含有する鋼板に溶融亜鉛めっき処理を施すに際し、めっき処理前に、400℃〜800℃の温度域において直火バーナ方式の還元処理する。この時、燃焼ガス中にフラックス作用を持つ物質(例えば、硼素化合物、フッ素化合物、ロジン、アミン、アミド類化合物)を混合燃焼させることとする。具体的には、まず、常温〜200℃未満を雰囲気ガス加熱、200℃以上〜600℃未満を前記直火バーナ加熱、600℃以上〜850℃未満を輻射加熱にて加熱処理を行い、次いで、Al:0.135%を含む(Fe飽和)460℃の亜鉛めっき浴を用いて、侵入板温:480℃でめっき処理を行う。このような直火バーナ方式の還元処理を行うことで、外部酸化を防止し、鋼中のSi、MnおよびCr等の表面濃化による酸化物形成を防止する。 (もっと読む)


【課題】窒化処理後に均一な板厚方向硬さ分布の窒化物を与え、且つ優れたスポット溶接性を有する窒化処理用鋼板を提供すること。
【解決手段】C:0.05〜0.20%(質量%を表す、以下同じ)、Mn:0.5〜3.0%、Si:0.02%超0.5%以下、Sol.Al:0.005〜0.050%、N:0.001〜0.01%、を含有する他、Ti,V,Zrから選ばれる少なくとも1種を、合計含量が0.05%以下で、且つ本文に示す式(1)を満足する量で含み、更に、Crおよび/またはMoの合計含量が0.10%未満(0%を含まない)で、且つ鋼中のC,Si,Cr,Mn,Moの含有量が特定の関係を満たし、残部が実質的にFeからなる、窒化処理後の板厚方向硬さ分布が均一で且つスポット溶接性に優れた窒化処理用鋼板を開示する。 (もっと読む)


【課題】高Si含有鋼板を母材とした場合に不めっきがなく美麗な表面外観を有しめっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.25%以下、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜3%を含み、Mn/Si比が2以下である鋼板に、まず、O2≧0.1%、H2O≧1%を含有する雰囲気中で、400〜750℃の温度で加熱(A帯加熱)し、次いで、O2<0.1%、H2O≧1%を含有する雰囲気中で、600〜850℃の温度で加熱(B帯加熱)し、次いで、H2=1〜50%を含み露点が0℃以下の雰囲気中で、加熱(C帯加熱)を施す。その後、溶融亜鉛めっき処理を施す。従来、C帯加熱内でロールと反応しピックアップの原因となっていた表面酸化物が、本発明では、B帯加熱を行うことで還元され低減しているため、C帯加熱で、ピックアップの発生が防止される。 (もっと読む)


本発明は、種々の合金成分(特に、Mn、Al、Si及び/又はCr)を含む鋼製の高強靭鋼フラット鋼生成物を保護金属層でコーティングする方法であって、前記方法によって、前記フラット鋼生成物を最初に熱処理して、次に、前記フラット鋼生成物が加熱された状態で、亜鉛及び/又はアルミニウム少なくとも85%の溶融浴中で保護金属層をコーティングする前記方法に関する。本発明によると、熱処理は、以下の処理工程:
a)H含有量少なくとも2%〜8%を有する還元雰囲気中で、前記フラット鋼生成物を750℃より高く850℃までの温度まで加熱する工程;
b)O含有量が0.01%〜1%である酸化雰囲気を有し、そして、連続炉へ一体化している反応室中で、前記フラット鋼生成物に、750℃より高く850℃までの温度で、1〜10秒続く熱処理を行うことによって、その大部分が純鉄をからなる表面を、酸化鉄層へ変化させる工程;
c)次に、先に形成された酸化鉄層を少なくともその表面上で純鉄へ還元させるように、酸化鉄層の形成(工程b)のために実施される熱処理の時間よりも非常に長い時間にわたって、前記フラット鋼生成物を最大900℃まで加熱することによって、H含有量2%〜8%を有する還元雰囲気中で、前記フラット鋼生成物を焼鈍する工程;そして
d)次に、前記フラット鋼生成物を溶融浴温度まで冷却する工程;
を含む。 (もっと読む)


【課題】Si含有高強度冷延鋼板において、塗装後耐食性を改善する
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.3〜2.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.0060%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、FeSiO、FeSiO、MnSiO、MnSiOから選ばれた1種以上のシリケートと、SiOを含有しており、鋼板の厚さ方向において、前記シリケートの濃度が前記SiOの濃度より高い領域が、前記SiOの濃度が前記シリケートの濃度より高い領域より表面側に位置することを特徴とする。 (もっと読む)


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