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Fターム[4K037FJ02]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 冷延板焼鈍の加熱条件(中間焼鈍除く) (2,529) | 加熱雰囲気 (155)

Fターム[4K037FJ02]に分類される特許

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【課題】形状凍結性および加工性に優れたステンレス鋼板、その製造方法、およびこれを使用した物品を提供する。
【解決手段】C:0.002〜0.08%、Mn:0.5〜2.0%、Ni:8.0〜10.5%、Cr:18.0〜20.0%、残部Feからなり、平均結晶粒径3μm以下、圧延方向と圧延直角方向の破断伸び40%以上、圧延方向と圧延直角方向のスプリングバック量の差2.0°以下であるステンレス鋼板。熱間圧延鋼板を、50〜90%の圧延率で冷間圧延して加工誘起マルテンサイトを生成させ、ついで750〜920℃で熱処理して微細オーステナイトとし、さらに50〜90%の圧延率で冷間圧延して再度加工誘起マルテンサイトを生成させ、ついで750〜920℃の温度で熱処理して加工誘起マルテンサイトを逆変態させて微細オーステナイトとする工程を含む上記ステンレス鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】テンパーカラーの発生を効果的に防止しつつ、BAF焼鈍鋼板の調質度を確保することもできるテンパーカラーを防止可能な焼鈍方法を提供する。
【解決手段】BAFによりタイトコイル鋼板を再結晶焼鈍する際に、窒素ガス濃度:90〜97vol%、水素ガス濃度:3〜10vol%の組成からなる混合雰囲気ガスを供給し、昇温過程で前記タイトコイル鋼板から発生する水分を気化させてつつ排除し、均熱板温580〜630℃到達時の露点を−40℃以下とした還元雰囲気中で前記タイトコイル鋼板を保定することを特徴とするBAF焼鈍鋼板のテンパーカラー防止方法。これにより、BAF焼鈍鋼板に発生するテンパーカラーを効果的に防止できる。 (もっと読む)


【課題】冷延鋼板の製造、特に高張力鋼板の製造において、製造コストを増大させることなく、鋼板表面の変色及び化成処理性の劣化を防止することが可能な冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Siを0.1%以上、及び/又は、Mnを1.0%以上含有する冷延鋼板の製造方法であって、鋼板温度400℃以上で、鉄の酸化雰囲気下で鋼板表面に酸化膜を形成させ、その後、鉄の還元雰囲気下で前記鋼板表面の酸化膜を還元する。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるとともに安価に製造することができる加熱調理容器を提供する。
【解決手段】本発明の加熱調理鍋10は、磁性を有する金属を主成分とする基材の表層部11b、11cに、基材の内層部11aよりも高耐食性の金属相が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋼板表面に酸化鉄を形成させる工程を経ることなく、めっき性に優れた高強度溶融亜鉛系めっき鋼板を得る。
【解決手段】C:0.01〜2.0質量%、Mn:0.2〜3.0質量%、Cr:0.10〜1.0質量%、Al:0.01〜5.0質量%、P:0.2質量%以下、S:0.02質量%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼板表面に、浴中Al濃度が0.001質量%以上である溶融亜鉛系めっき浴で溶融めっきして形成しためっき層(溶融めっき後合金化処理したものを含む。)を有する高強度溶融亜鉛系めっき鋼板であって、めっき層のめっき−下地鋼板界面から1μmまでの領域、及び、下地鋼板のめっき−下地鋼板界面から1μmまでの領域の一方または両方の領域においてAl、MnおよびCrの各濃度が、各々下地鋼板中のAl、MnおよびCrの各濃度の3倍以上である部分が存在する。 (もっと読む)


【課題】Si含有高強度鋼板を母材として、不めっきの発生がなくめっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。
【解決手段】mass%で、C:0.05〜0.30%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜3.0%、S:0.001〜0.01%、P:0.001〜0.1%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼板を、H:1〜50vol%を含み露点が0℃以下の雰囲気中で鋼板を600〜850℃の範囲内の温度になるように加熱する第1加熱工程、次にO:0.01〜20vol%、HO:1〜50vol%を含有する雰囲気中で鋼板を400〜850℃の範囲内の温度になるように加熱する第2加熱工程、次にH:1〜50vol%を含み露点が0℃以下の雰囲気中で鋼板を750〜900℃の範囲内の温度になるように加熱する第3加熱工程を行った後、溶融亜鉛めっきを施す。 (もっと読む)


【課題】Siを0.6%以上含有しても、良好な化成処理性を有する高Si冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.3質量%、Si:0.6〜3質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.05質量%以下、Al:0.01〜1質量%、N:0.01質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する冷延鋼板を連続焼鈍する際に、昇温時に鋼板温度が少なくとも550℃以上で空気比0.95以上の直火バーナを用いて鋼板を加熱し、鋼板温度が650℃を超えるまで昇温し、その後、露点−25℃以下の、1〜10体積%H+残部Nガス雰囲気の炉で均熱焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】摺動特性および耐型かじり性に優れた冷延鋼板の製造方法および冷延鋼板を提供する。
【解決手段】熱間圧延および冷間圧延を行った後、燃焼空気比:0.90〜1.50の直火バーナーで酸化処理を行い、引き続きH2:1.0〜100%を含有する雰囲気中で還元処理を行う。酸化処理を行うことで表面にFe系の酸化物を形成し、その後この酸化物を還元することで、表面に還元されたFeが存在する冷延鋼板が得られることになる。なお、前記酸化処理は、400〜900℃の温度範囲まで加熱、さらには、400〜650℃の温度範囲を5℃/秒以上の昇温速度で加熱することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】めっきムラや不メッキ、プレス成形後にスジ状欠陥が発生しない、外観に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼成分として、質量%で、C:0.0005〜0.0040%、Si:0.1〜1.0%、Mn:1.0〜2.5%、P:0.01〜0.20%、S:0.015%以下、Al:0.01〜0.10%、N:0.0005〜0.0070%、Ti:0.010〜0.080%、B:0.0005〜0.0020%、Cu:0.05〜0.50%、Ni:0.03〜0.50%を含み、さらに式(1)および式(2)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、フェライト単相組織を有し、引張強さ(TS)が440MPa以上である。[Ti]≧(47.9/14)×[N]+(47.9/12)×[C](1)、[Ni]≧0.4×[Cu](2) (もっと読む)


【課題】製造コストの上昇を抑制して、従来よりも表面外観性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供することである。
【解決手段】C:0.02〜0.2質量%、Mn:1.5〜3.5質量%、Cr:0.03〜0.5質量%、Al:0.01〜0.15質量%、かつSi:0.04質量%以下、P:0.03質量%以下、S:0.03質量%以下で、残部Feおよび不可避的不純物の化学組成を有する鋼板に、さらに、Se、Sb、Zn、Baの中から選ばれた1種または2種以上を、合計で0.001〜0.2質量%の範囲で含有させて溶融亜鉛めっき処理を施し、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造するようにした。鋼板表面に濃化しやすいSe、Sb、Zn、Baの作用により、Si、Mnなどの易酸化性元素の焼鈍時の選択酸化による鋼板表面への濃化が抑制され、めっき性や合金化処理性の低下が防止される。 (もっと読む)


【課題】高いMn量を含む鋼板であっても、合金化むらの原因となるMnOの生成量とFe−Al−O合金層の形成量を抑制することで、合金化むらが少なく、表面外観に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】Mnを2.0〜3.5質量%含有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、溶融亜鉛めっき層2と鋼板1の界面の直線上に、MnO粒子が10個/μm以下生成されていると共に、MnO粒子列と鋼板1間の界面に、Fe−Al−O合金層が形成されており、そのFe−Al−O合金層の長さが、界面全長の10%未満である。 (もっと読む)


【課題】鋼帯製造プロセスにおいて実施されている既存の熱処理工程を利用して、鋼帯表面に浸炭層を形成させ、かつ炭化物の球状化を図る合理的な浸炭処技術を提供する。
【解決手段】C含有量0.8質量%未満の鋼からなる鋼板の表面に、不活性ガス雰囲気中720〜850℃の温度域でCOガスを発生する性質の浸炭塗膜を0.2MPa以上の圧力で接触させることにより「鋼板/浸炭塗膜」の接触構造を形成させ、その接触構造を構成する鋼板および浸炭塗膜に対して、不活性ガス雰囲気中720〜850℃の範囲に3hr以上保持する工程(第1ステップ)、次いで660℃以上Ac1点未満の範囲内の温度まで15℃/hr以下の冷却速度で徐冷する工程(第1ステップ→第2ステップの冷却)、前記徐冷後に660℃以上Ac1点未満の範囲内の温度に10hr以上保持する工程(第2ステップ)を有する熱処理を施す、球状化浸炭鋼板の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れ、高温での使用が可能であり、十分な制振性能を有する制振鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表層にFe−Al金属間化合物をはじめとする金属間化合物と残部鉄及び不可避的不純物からなる第二層を有し、金属間化合物及び鋼部分がともに鋼板面に対して{222}配向する制振鋼板である。これにより、優れた制振特性を実現できる。金属間化合物は、Alに替えてSi、Ge、Ti又はZnの1種又は2種以上でもよい。また、鋼部分の板厚1/2位置の鋼板面に対する{222}面集積度が80%以上99%以下、Fe−M金属間化合物の鋼板面に対する{222}面集積度が50%以上98%以下であると好ましい。鋼板の表層に金属Mの構成元素を付着し、冷間圧延、熱処理を施すことによって上記制振鋼板を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来にない高い深絞り成形性を実現するとともに、成形時の耐肌荒れ性の向上を合わせて実現することのできる鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】 αFe相の鋼板面に対する{222}面集積度が65〜99%であり、鋼板の板厚をt[μm]、板厚方向の平均結晶粒径をdt[μm]、圧延方向の平均結晶粒径をdR[μm]としたときに、dt/dR≧1.2であることを特徴とする鋼板である。t/dt≦10であるとより好ましい。また、母材鋼板の少なくとも片面に、Al、Ni、Si、Sn、V、Znのうち1つ以上の元素と残部不可避的不純物からなる金属の第二層を付着させ、該鋼板に1回当たり圧下率30%未満の低圧下スキンパス冷間圧延を少なくとも2回以上行い、その後熱処理を行うことにより、当該鋼板を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 製品幅にスリットした後の刃物用帯鋼に残留する応力を緩和し、加工を施した半製品の形状変形を抑制することができる刃物用帯鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 刃物用鋼帯の製造方法において、仕上冷間圧延を行なって厚さを0.15mm以下とした仕上冷間圧延材を条取りスリット加工を行い、その後、スリット加工した刃物用鋼帯を連続焼鈍炉中を通板させて500〜630℃の温度域の非酸化性ガス雰囲気中で歪取り焼鈍を行う刃物用帯鋼の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 めっき層中のFeとZnの合金相の未形成部分の占める面積が、鋼板全体の面積の10%未満であり、強度と成形性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。上記合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、連続式亜鉛めっき製造設備で製造するにあたり、設備改造や工程を加えることなく低コストで製造する方法を提供する。
【解決手段】 Cを0.05〜0.40質量%、Siを0.2〜3.0質量%、Mnを0.1〜2.5質量%含有し、残部をFeおよび不可避的不純物からなる鋼板の表面に、Fe濃度が7〜15質量%、Al濃度が0.01〜1質量%で、残部がZnと不可避的不純物からなるZn合金めっき層を有し、さらに、該めっき層中にAl酸化物、Si酸化物、Mn酸化物、及びそれらの複合酸化物から選ばれる一種以上の酸化物粒子を、単独または複合して含有することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性を従来鋼よりさらに高めた、より成形性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.30%、Si:0.5〜3.0%、Mn:0.1〜5.0%、P:0.1%以下、S:0.002%超、0.01%未満、N:0.01%以下、Al:0.01〜1.00%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、硬さ380Hv以下の焼戻しマルテンサイトを面積率で50%以上(100%を含む)含み、残部がフェライトからなる組織を有し、前記焼戻しマルテンサイト中に存在する、円相当直径0.1μm以上のセメンタイト粒子が、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり2.3個以下であり、全組織中に存在する、アスペクト比2.0以上の介在物が、1mm2当たり200個以下である冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】950MPa以上の引張強さと高い延性を有すると共に、化成処理性や溶融亜鉛めっき性にも優れ、しかも、焼鈍条件の変化に対する機械的特性の変動が小さい高強度鋼板とその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.05〜0.20mass%、Si:0.5mass%以下、Mn:1.5〜3.0mass%、P:0.06mass%以下、S:0.01mass%以下、Al:0.3〜1.5mass%、N:0.02mass%以下、Ti:0.01〜0.1mass%、B:0.0005〜0.0030mass%を含有し、さらに、Cr:0.1〜1.5mass%およびMo:0.01〜2.0mass%のうちの1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、フェライトとマルテンサイトを含むミクロ組織からなり、引張強さが950MPa以上である高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】低コストで、耐食性及び導電性に優れ、しかも、加工性に優れた燃料電池セパレータ用オーステナイト系ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】C≦0.08mass%、0.01≦Si≦3.00mass%、0.01≦Mn≦10.00mass%、0.01≦Cu≦3.00mass%、15.0≦Ni≦40.0mass%、20.0≦Cr≦35.0mass%、0.1≦Mo≦4.0mass%、及び、0.005≦N≦0.300mass%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる燃料電池セパレータ用オーステナイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】加工性、耐酸化性に優れたAl含有耐熱フェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.002〜0.02%、N:0.02%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:3.0%以下、P:0.04%以下、S:0.02%以下、Cr:10〜25%、Al:1.0〜3.0%未満、Ti:3×(C+N)〜20×(C+N)%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、表面にAl量が15%以上であり、厚さが0.03〜0.5μmの酸化皮膜を有することを特徴とする、加工性、耐酸化性に優れたAl含有耐熱フェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


81 - 100 / 155