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Fターム[4K037FJ02]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 冷延板焼鈍の加熱条件(中間焼鈍除く) (2,529) | 加熱雰囲気 (155)

Fターム[4K037FJ02]に分類される特許

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【課題】 引張強度(TS)が590MPa以上、打ち抜き破面を有する状態での疲労強度(FL)が200MPa以上の高強度で打ち抜き端面を有する状態での疲労強度が高い溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】 溶融亜鉛めっき鋼板を、質量比で、C:0.05〜0.30%、Mn:0.8〜3.00%、P:0.003〜0.100%、S:0.010%以下、Al:0.10〜2.50%、Cr:0.03〜0.50%、N:0.007%以下、残部実質的にFeおよび不可避不純物からなる組成を有し、フェライト相、残留オーステナイト相及び低温変態相を含み、前記フェライト相分率が体積比で97%以下であり、かつ、めっき層を除く鋼表面から1μmまでの領域にAlNが析出している組織を有し、かつ、引張強度(TS)が590MPa以上、打ち抜き破面を有する状態での疲労強度(FL)が200MPa以上の特性を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】Ni拡散メッキ鋼板においては、表面の接触抵抗値が高い場合がある、電池の特性を悪くする場合がある、といった問題がある。本発明は、これらの不良の原因である、Ni拡散メッキ層、特に表層付近に濃化する不純物を極限まで低下させる方法に関する。
【解決手段】メッキ液中の不純物に加えて、鋼板の不可避的不純物あるいは材質発現のために添加する元素が、拡散焼鈍中にNiメッキ層の微小欠陥部や結晶粒界部を通じて表層に濃化する。本発明は、対極を純Niとした無光沢ワット浴による電気メッキ後、拡散焼鈍処理を行い、Ni拡散メッキ鋼板とした後、調質圧延を行うNi拡散メッキ鋼板の製造方法において、拡散焼鈍後、調質圧延前に酸水溶液による処理を行い、上記Ni拡散メッキ鋼板のNi拡散メッキ層表層に濃化した不純物を除去することを特徴とする高純度Ni拡散メッキ鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】鉄/ニッケル合金で作られたシャドーマスクの製造方法。
【解決手段】均一に分散した孔を有する鉄/ニッケル合金で作られたホイルが化学組成(重量%): 35.5%≦Ni≦37%、Co≦0.5 %、Cr≦0.1 %、Cu≦0.1 %、Mo≦0.1 %、V≦0.1 %、Nb≦0.1 %、Mn≦0.1 %、0.03%≦Si≦0.15%、S≦0.001 %、0.0001%≦Ca≦0.002 %、0.0001%≦Mg≦0.002 %、Al≦0.005 %、O≦0.01%、C≦0.02%、N≦0.005 %、P≦0.003 %、H≦0.001 %、B≦0.001 %;残部は鉄および製造に起因する不可避不純物を有し且つ下記関係式:S≦0.02×Mn+ 0.8×Ca+ 0.6×MgおよびCr+Cu+Mo+V+Nb+Si≦0.15%を満足する。このホイルを熱処理し、ASTM規格E112-88,12.4 で定義の粒界寸法がASTM7以上とし、次いで、ホイルをシャドーマスク型に成形する。 (もっと読む)


【課題】水素性欠陥を防止し、耐水素脆性性に優れた超高強度鋼板とその製造方法及び超高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法並びに超高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の超高強度鋼板は、質量%で、C:0.06〜0.25%、Si:2.0%以下、Mn:3.0%以下、Al:2.0%以下、Cr:3.0%以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下、O:0.01%以下、N:0.01%以下を含有し、Si、Mn、Al及びCr各々の含有量の合計が0.3%以上であり、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼板の表面から10μm以内の表層の結晶粒界、結晶粒内、結晶粒界及び結晶粒内のいずれか1種または2種以上に、酸化物を平均含有率0.01〜30質量%にて含有してなる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、主に自動車内、外板用に用いられる高延性高強度の高マンガン溶融メッキ鋼板及びその製造方法に関するものである。
【解決手段】重量%でC:0.1〜1.5%、Mn:5〜35%、残りのFe及びその他不可避な不純物からなる素地鋼板にZn単一の溶融亜鉛メッキ層または重量%で、Mn:0.1〜10%、Fe:5〜15%で、残りのZn及びその他不可避な不純物で組成された合金化溶融メッキ層が形成された耐食性に優れた高マンガン溶融メッキ鋼板及びその製造方法をその要旨とする。本発明の溶融メッキ鋼板は、強度及び延性に優れている上、優れた耐食性を示す。 (もっと読む)


【課題】めっき性不良の発生を防止できる高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でSi:0.2〜3%及びMn:1〜3%のうちの1種以上を含有する鋼板1を、直火加熱方式の直火帯2で加熱し、さらに竪型還元帯3において還元雰囲気中で表面の還元と焼鈍を行ったのち、溶融亜鉛めっき浴に浸漬させて亜鉛めっきを行う高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、竪型還元帯3では、少なくとも入側領域において雰囲気ガスを鋼板進行方向と逆方向に流すようにする。 (もっと読む)


【課題】Siを含有する高強度冷延鋼板の化成処理性と耐型かじり性を満足させることが可能な鋼板を提供する。
【解決手段】冷間圧延されたSi含有量≧0.1質量%である鋼板の表面にMn含有皮膜(リン酸塩皮膜を除く)を形成した後、焼鈍処理を施し、次いで酸性水溶液との接触処理を行い、しかる後にNi、Zn、Mn、Feの1種または2種以上を合計で50質量%以上含有する皮膜を形成する。または冷間圧延されたSi含有量≧0.1質量%である鋼板の表面にMn含有皮膜(リン酸塩皮膜を除く)を形成した後、焼鈍処理を施し、次いで酸性水溶液中でNi、Zn、Mn、Feの1種または2種以上を合計で50質量%以上含有する皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】耐汚染性,メンテナンスフリー性に優れ、低コストで、しかもリサイクル性にも優れた親水性ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】C:1.0質量%以下,Si:0.20〜5.0質量%,Mn:2.0質量%以下,Ni:15.0質量%以下,Cr:10.0〜30.0質量%,Al:0.01質量%以下,Nb+Ti:2.0質量%以下(0を含む)を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成を有する冷延鋼板を、水素比率70体積%以上の水素−窒素混合ガス雰囲気にて、露点:−70〜−50℃、温度:800〜950℃の条件で仕上光輝焼鈍して、皮膜を構成するSi,Al,Fe,Cr,Mn,Nb及びTiの元素の総和に対してSi≧40原子%,Al≦:10原子%,Nb+Ti≦10原子%を満たす組成の酸化皮膜を生成する。 (もっと読む)


【課題】塩素イオン存在下で乾湿が繰り返されるといった過酷な環境下でも、防錆油を塗布せずに優れた初期防錆性を有する冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Mn:0.05mass%以上およびS:0.020mass%以下を含有し、少なくとも一方の表面にSiを含有する酸化物を含む皮膜を有することを特徴とする冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】長時間を要する多段階焼鈍を用いることなく製造できる、加工性に優れた高炭素冷延鋼板を提供する。
【解決手段】 鋼板表面におけるFe酸化物量が10mg/m2以下で、かつ、Mn酸化物量の、Al、Ti、Siの各酸化物量の和に対する比が、質量比で1.0以上である冷延鋼板である。また、前記冷延鋼板は、熱延鋼板を冷間圧延後、バッチ焼鈍する際に、雰囲気ガスの水素濃度を80%以上、焼鈍炉内のコイル最冷点が200℃以上での雰囲気ガスの露点を30℃以下とし、さらに焼鈍炉内のコイル最冷点が600℃以上での雰囲気ガスの露点を-20℃以上とすることにより製造される。 (もっと読む)


【課題】塩素イオン存在下で乾湿が繰り返されるといった過酷な環境下でも、防錆油を塗布せずに優れた初期防錆性を有する冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Mn:0.05mass%以上およびS:0.020mass%以下を含有し、少なくとも一方の表面にPを含有する皮膜を有することを特徴とする冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、優れた耐食性と成形性を有する、亜鉛系めっき鋼材からなる、鋼製成形品を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、亜鉛系めっき層を有する鋼材であって、基材である鋼材とめっき層界面の鋼材側に亜鉛拡散相が存在することを特徴とする。本発明において、前記亜鉛拡散相中の亜鉛量が片面当り1g/m以上60g/m以下であることが望ましい。本発明において、前記亜鉛拡散相の厚みが1μm以上30μm以下であることが望ましい。本発明において、前記亜鉛拡散相に含まれる亜鉛量が、前記めっき層に含まれる亜鉛量と比べて、質量%で1〜100%であることが望ましい。 (もっと読む)


本発明は、600MPa以上である弾性限界RP0.2、800MPa以上のである破断荷重Rm、40%以上のである伸度A80および光輝焼鈍しタイプの光輝表面仕上げを有するオーステナイトステンレス鋼ストリップに関する。本発明はまた、前記オーステナイトステンレス鋼ストリップを連続的に作成するための方法に関する。 (もっと読む)


金属ストリップ部材1は、隣接する少なくとも一方の面3が少なくとも10重量%のクロムを含有する基体合金より成り、厚さが3mm未満の金属ストリップ2を含む。基体合金は、ニッケル、ルテニウム、コバルト、パラジウムまたはこれらの合金の表面層4を備え、隣接する少なくとも一方の面に位置する。炭素原子および/または窒素原子5が、圧縮応力を与える表面層に隣接する基体合金に溶解し、基体合金に炭化物および/または窒化物が実質的に存在しない。本発明は、また、このような金属ストリップ部材から作られる弾力性を有するコンタクトスプリング部材およびこのような金属ストリップ部材の製造方法にも関する。
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【課題】 ニッケルを含まないで、加工性と耐食性を備えたステンレス鋼製製品を製造することができる製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、Cr:18〜24%、Mo:0〜4%を含むフェライト型ステンレス鋼を、窒素ガスを含む不活性ガスと800℃以上で接触させて窒素吸収処理(S8)を行い、製品全体をオーステナイト化させる又は一部をオーステナイト化させ、Niを含まない製品を製造する。フェライト型ステンレス鋼を、窒素ガスを含む不活性ガスと800℃以上で接触させて窒素吸収処理(S8)することにより、全体又は一部をオーステナイト化することができ、強度及び耐食性に優れ、しかもNiを含まないニッケルフリーステンレス鋼製製品を製造することが可能となる。
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【課題】素材コストおよび製造コストを従来材と同等に抑えながら、機械構造部材用鋼管の疲労特性を向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.4%、Si:0.5%以下、Mn:0.1〜1.5%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:0.1〜2.0%、Ti:0.01〜0.10%、B:0.0003〜0.01%、Ni:0〜2.0%、Mo:0〜2.0%以下、V:0〜0.5%、Nb:0〜0.5%、Ca:0〜0.02%、残部がFeおよび不可避的不純物の組成を有し、板厚中心部と表面から20μm位置のC断面硬さの差Δkが30HV以下である、疲労特性の良好な焼入れ焼戻し鋼管用素材鋼板、および、その素材鋼板を造管し、焼入れ焼戻しを施した鋼管。 (もっと読む)


【課題】 塗膜密着性、加工性及び耐水素脆化特性に優れた張強度が780MPa以上の高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】 規定する成分組成を満たし、規定量のベイニティックフェライト、ポリゴナルフェライトおよび残留オーステナイトを含む鋼板であって、 (I)鋼板表面において、MnとSiの原子比(Mn/Si)が0.5以上である長径0.01μm以上5μm以下のMn−Si複合酸化物が10個/100μm2以上存在すると共に、Siを主体とする酸化物の鋼板表面被覆率が10%以下であること、および/または (II)SEMを用いて2000倍で鋼板表面近傍の断面を観察したときに、任意の10視野において幅3μm以下で深さ5μm以上のクラックが存在しないこと、を満足する冷延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】能率低減の問題点を解決し、かつ酸化膜性光沢ムラの発生防止を図ることができるFe-Ni系合金薄板の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のFe-Ni系合金薄板は、Ni:30〜50%を含むFe-Ni系合金鋼に、冷延し、次いで、ブラシロールの圧下量を2.5mm以上として洗浄し、次いで、露点を-30℃未満で焼鈍し、焼鈍後、仕上冷延までの窒素防錆時間を10時間以上とした後、仕上冷延を行うことで製造される。前記Fe-Ni系合金鋼としては、さらに、Co:3〜10%を含む、もしくはさらに、C:0.05%以下、Si:0.1%以下、Mn:1%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】 湿潤雰囲気で長期間使用した後でも表面電気抵抗が低い有機質被覆ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】 Cu:1.0質量%以上,Cr:9質量%以上を含み、Cuリッチ相が0.2体積%以上の割合でマトリックスに分散したステンレス鋼を基材とし、膜厚:0.05〜0.7μmのNiめっき層を脂肪酸又は脂肪酸誘導体のNi塩で覆い、露出したCuリッチ相に脂環族アミン,芳香族アミン又はアルキルイミダゾール化合物が吸着又は結合した有機皮膜を設けている。Cuリッチ相に代え、Cu/(Si+Mn)の質量比が0.5以上のCu濃化層を極表層に形成したステンレス鋼板を基材に使用することもできる。 (もっと読む)


【課題】 亜鉛めっきなどの表面処理を必要とせず、下地鋼板のCrを表層に濃化させることにより耐食性に優れた表面層改質高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.1%以下、Si: 2〜8%、Mn:18〜35%、P:0.2%以下、S:0.05%以下、Cr:2〜10%の高強度鋼板、あるいはそれらの鋼板にNi:2〜5%を含有する高強度鋼板を、非酸化性雰囲気中での焼鈍により、表層のMn量を低下させ表層のCr量を下地鋼板よりも1.2〜1.8倍だけ高い濃度に濃化させた耐食性に優れた表面層改質高強度鋼板およびその製造方法。 (もっと読む)


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