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Fターム[4K037GA02]の内容

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Fターム[4K037GA02]に分類される特許

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【課題】塗膜密着性と加工性に優れた引張強度が550MPa以上の高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】規定する成分組成を満たし、規定量のフェライト、ベイナイトおよび残留オーステナイトを含む複合組織鋼板であって、
SEMを用いて2000倍で鋼板表面近傍の断面を観察したときに、任意の10視野において幅3μm以下で深さ5μm以上のクラックが存在せず、
引張強度が550MPa以上で、かつ引張強度(TS:単位MPa)と伸び(El:単位%)が下記式(1)を満たすことを特徴とする塗膜密着性と加工性に優れた高強度冷延鋼板である。
TS×El≧19000 …(1) (もっと読む)


【課題】Siを0.6%以上含有しても、均熱炉の還元性雰囲気の露点あるいは水蒸気水素分圧比を高めるような制御をすることなく、良好な化成処理性を有する高Si冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.3質量%、Si:0.6〜3.0質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.02質量%以下、Al:0.01〜1質量%、N:0.01質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する冷延鋼板の連続焼鈍方法において、酸化性バーナを用いた炉で加熱して鋼板温度が700℃以上に到達するまで昇温したのち、還元性雰囲気炉で750〜900℃で均熱焼鈍し、その後の冷却を500℃から100℃までの間の平均冷却速度が50℃/s以上となるように行う。 (もっと読む)


【課題】MoやCrなどの高価な元素の多量添加や特殊なCGL熱履歴を必要とせず、低いYP、高いBH、優れた耐時効性、優れた耐食性を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015%超0.100%未満、Si:0.3%以下、Mn:1.90%未満、P:0.015%以上0.05%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01%以上0.5%以下、N:0.005%以下、Cr:0.30%未満、B:0.0003%以上0.005%以下、Ti:0.014%未満を含有し、2.2≦[Mneq]≦3.1および0.42≦8[%P]+150B≦0.73を満足する。鋼組織は、フェライトと第2相を有し、第2相の面積率が3〜15%、第2相面積率に対するマルテンサイトおよび残留γの面積率の比率が70%超、第2相面積率のうち粒界3重点に存在するものの面積率の比率が50%以上である。 (もっと読む)


【課題】鋼板コイルの長手方向での板厚変動を抑制するとともに、高強度でかつ製缶加工に必要な延性を備えた缶用鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.005%以下、Mn:0.05〜0.5%、Al:0.01〜0.10%、N:0.0010〜0.0070%、B:0.15×N〜0.75×N(B/Nとして0.15〜0.75)を含み、さらに、Nb:4×C〜20×C(Nb/Cとして4〜20)、Ti:2×C〜10×C(Ti/Cとして2〜10)の1種または2種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物元素からなる。Ar3変態点未満の温度で仕上げ圧延での全圧下量の5%以上50%未満の熱間圧延を施し、640〜750℃の巻取り温度で巻取り、酸洗した後、88〜96%の圧下率で冷間圧延し、400℃超〜(再結晶温度-20)℃の温度域で焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工を施した場合であっても、良好なスプリングバック及び稜線反りの抑制の両立を可能とし、さらに、平板部のストレッチャーストレイン及び曲げ部の肌荒れについても抑制できる鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0007〜0.003%、Si:0.05%以下、Mn:0.3%以下、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.02〜0.10%、N:0.005%以下、及びNb:0.010〜0.030%を含有し、かつ、Nb及びCが(Nb/93)/(C/12)≧0.9(ただし、式中のNb、Cは各元素の含有量(質量%))の関係を満足し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、平均結晶粒径が20μm以下であり、展伸度が2.0以下であり、圧延方向及び圧延直角方向のr値がともに1.0〜1.6の範囲であり、圧延方向及び圧延直角方向の降伏強度が共に210MPa以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷延鋼板の製造、特に高張力鋼板の製造において、製造コストを増大させることなく、鋼板表面の変色及び化成処理性の劣化を防止することが可能な冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Siを0.1%以上、及び/又は、Mnを1.0%以上含有する冷延鋼板の製造方法であって、鋼板温度400℃以上で、鉄の酸化雰囲気下で鋼板表面に酸化膜を形成させ、その後、鉄の還元雰囲気下で前記鋼板表面の酸化膜を還元する。 (もっと読む)


【課題】未変態組織の形成が抑制されて、鋼板と亜鉛めっき層との密着性に優れると共に、高強度かつ加工性(特に、伸び性)に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.10〜0.30%(化学成分組成について「質量%」を意味する。以下同じ)、Si:1.0〜3.0%、Mn:1.0〜5.0%、P:0.1%以下(0%含まない)、S:0.01%以下(0%含まない)、およびAl:0.01〜0.5%を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼板を用い、溶融亜鉛めっきラインにおいて、オーステナイト化温度(Ac3点)以上に保持後、(Ms点−50℃)〜Bs点の温度域まで冷却し、該温度域にて300秒間以上保持し、その後、溶融亜鉛めっきおよび合金化処理を順次施すようにする。 (もっと読む)


【課題】0.7質量%を超える高Si含有高強度部材の加工方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以上、Si:0.7%超え、Mn:0.8%以上を含有する高強度鋼材に、加工の各工程でそれぞれ付加される所定方向の表面歪の絶対値の和が、公称歪で、5%以上となるように調整した加工を施し、所定形状の部材とする。これにより、Siを0.7%超えて含有しても、とくに、機械的研削、化学的な酸洗処理等を行うことなく、化成処理性が顕著に向上した部材とすることができる。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れた高加工性高強度薄鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以上、Si:0.7%超え、Mn:0.8%以上を含有する薄鋼板に、薄鋼板の表層に付加される表面歪の絶対値の和が、公称歪で、5%以上となるように調整した、加工工程を施す。これにより、Siを0.7%超えて含有する薄鋼板でも、機械的研削、化学的な酸洗処理等を行うことなく、良好な化成処理性を具備する薄鋼板を製造できる。加工工程としては、複数のロールを用いて、連続的に曲げ−曲げ戻しを複数回繰返す工程、および/または、冷間圧延を施す工程とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が比較的多い場合でも優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.8〜2.0mass%、Mn:1.0〜3.0mass%を含有する冷延鋼板に対して、まず、N2-H2炉内雰囲気、PH2O/PH2:1.0×10-3以下で焼鈍を行う。次いで、焼き入れ、焼き戻しを行い、その後、電流密度が1A/dm2以上の交番電解で酸洗処理する。このような一連の工程を経ることにより、TS≧590Mpaの強度を有する、化成処理性および電着塗装後耐食性に優れた高強度冷延鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】Siを0.6%以上含有しても、良好な化成処理性を有する高Si冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.3質量%、Si:0.6〜3質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.05質量%以下、Al:0.01〜1質量%、N:0.01質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する冷延鋼板を連続焼鈍する際に、昇温時に鋼板温度が少なくとも550℃以上で空気比0.95以上の直火バーナを用いて鋼板を加熱し、鋼板温度が650℃を超えるまで昇温し、その後、露点−25℃以下の、1〜10体積%H+残部Nガス雰囲気の炉で均熱焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】Siを比較的多く含有する場合であっても、優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】Si:0.8mass%以上、2.0mass%以下を含有する。そして、鋼板表面から板厚方向1μmまでの板厚断面領域において、Si含有酸化物が5%以下であることとする。このような鋼板は、冷延後、N2-H2雰囲気中で、露点:-26℃以下、焼鈍温度:750℃〜900℃で焼鈍を行い、次いで、硫酸とクエン酸を含む溶液で電解酸洗を行うことで得られる。 (もっと読む)


【課題】めっき層の構造を特別に制御しなくても、強加工時のめっき密着性を確保することが可能な、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.3%、Si:0.001〜3.0%、Mn:0.1〜3.0%、Al:0.001〜2.0%、P:0.0001〜0.3%、S:0.0001〜0.1%、N:0.0001〜0.007%、を含有し、残部がFe及び不可避不純物である鋼板母材の表面に、質量%で、Fe:5.0〜20.0%、Al:0.01〜0.5%を含有する亜鉛めっき層を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、鋼板母材の表層10μm以内の領域に、質量%で、Cu:0.01〜1.0%、Sn:0.01〜1.0%の1種又は2種を含有することを特徴とする、めっき密着性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】延性と曲げ性を両立させた高張力冷延鋼板及び溶融めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.25%、Si:0.7%以下、Mn:1.0〜2.6%、Al:1.5%以下、P:0.02%以下、S:0.02%以下、N:0.01%以下、かつ、SiとAlとの関係が、1.0%≦Si+Al≦1.8%を満足し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、好ましくは、残留γ相を5体積%以上含む鋼組織を有し、表面から表面直下の0.1mmまでの深さの領域について、最大硬度と最小硬度の差がビッカース硬度で10以下である。 (もっと読む)


【課題】表面処理物質の付着むらが生じない表面処理性に優れた熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.05%、Si:0.001〜0.2%、Mn:0.01〜0.4%、P:0.001〜0.1%、S:0.001〜0.02%、Al:0.005〜0.09%、N:0.001〜0.015%、Ni:0.002〜0.1%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼組成のスラブを1150℃以上の温度に加熱する工程と、前記加熱したスラブに対して熱間圧延を施すことにより得られた熱延鋼板を700℃〜850℃の巻取温度で巻き取る工程と、前記巻き取った熱延鋼板を冷間加工率1〜2.5%で冷間圧延する工程と、前記冷間圧延した熱延鋼板を、HCl濃度10〜15質量%である酸洗液により酸洗温度85〜95℃、酸洗時間45〜120秒で酸洗する工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高強度で加工性に優れると共に、化成処理性および化成電着塗装後の耐食性に優れる高強度冷延鋼板とその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.05〜0.30mass%、Si:0.8〜3.0mass%、Mn:1.5〜3.0mass%、P:0.10mass%以下、S:0.01mass%以下、Al:0.01〜0.1mass%、N:0.005mass%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有するスラブを熱間圧延し、冷間圧延し、連続焼鈍して冷延鋼板を製造する方法において、上記連続焼鈍後、酸洗して鋼板表面を片面当たり1μm以上除去し、鋼板表面および表面から深さ1μmの範囲の鋼板内部におけるSi濃度の最大値Pが、板厚1/4におけるSi濃度Pの1.3倍以下とする。 (もっと読む)


【課題】優れた化成処理性を有する高加工性高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.05〜0.30%,Si:0.8〜3.0%,Mn:1.0〜3.0%,P:0.10%以下,S:0.01%以下,Al:0.01〜0.1%,N:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、かつ粗さ断面曲線1のろ波うねり曲線からの乖離が±2μm以下の平坦部と、ろ波うねり曲線からの最大深さが5μm以上の凹部とを表面に有し、凹部2の平均面積を0.001〜0.1mm2とし、凹部の面積率を5〜50%とする。 (もっと読む)


【課題】成形性と化成処理性に優れた540MPa級以上の高張力冷延鋼板の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.30%、Si:0.30〜1.0%、Mn:1.0〜2.8%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Al:0.20〜1.5%、N:0.01%以下、場合によりV:0.1%以下、Ti:0.1%以下、Nb:0.1%以下、Mo:0.5%以下、Cr:0.5%以下、B:0.005%以下、Ca:0.004%以下、Zr:0.05%以下、REM:0.05%以下の1種または2種以上を含有し、SiとAlとの合計含有量が1.2〜1.8%である化学組成と、残留オーステナイト5面積%以上の鋼組織を備え、鋼板表面におけるSiとAlとの質量濃度比Si/Alが0.5以下である高張力冷延鋼板。粗熱間圧延後に1050℃以上の温度域に1秒間以上保持したのちにデスケーリング処理を施し、仕上熱間圧延し、冷間圧延する方法で製造できる。 (もっと読む)


【課題】引張強度950MPa以上、良好な形状凍結性、延性、伸びフランジ性を備え、鋼板表面に実質的に島状スケールを有しない熱間圧延鋼板と、既存設備を使って比較的容易に実施可能な製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.30%、Si:0.05〜1.5%、Mn:0.2〜2.0%、P:0.10%以下、S:0.007%以下、Al:0.1超〜2.0%以下、N:0.01%以下、さらにTi:0.01〜0.5%、Nb:0.01〜0.1%、V:0.05〜0.5%を下記式(2)〜(4)を満足するように含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を備え、面積割合で、30〜80%のフェライトおよび、0〜10%のマルテンサイトを含有し、残部がベイナイトからなる鋼組織を備える。 (もっと読む)


【課題】強度延性バランスに優れ、低降伏比で形状凍結性に優れた950MPa以上の引張強度を有する熱延鋼板と、その製造方法とを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、V:0.1%超0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.01〜0.2%、Al:0.1%超3.0%以下、N:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有し、引張強度TS(MPa)が、950以上であって、かつ、全伸びEl(%)との積であるTS×El値が15000(MPa・%)以上であり、さらに、降伏比が80%未満である。
【数11】


ここで、式(1)中のC、Ti、NbおよびVは鋼中の各元素の含有量(単位:質量%)を示す。 (もっと読む)


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