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Fターム[4K042CA06]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Cr5%未満 (837)

Fターム[4K042CA06]に分類される特許

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【課題】 従来に比較して、高い疲労強度でありながら且つ曲げ矯正性にも優れたクランクシャフト部材を与えるための製造方法を提供する。
【解決手段】曲げ矯正ステップを経て供与されるクランクシャフトの製造方法である。所定成分組成の鋼を1100℃以上の温度で粗鍛造する熱間鍛造ステップと、機械加工によりクランクシャフト形状を与える機械加工ステップと、クランクシャフト形状のR角部の表面に冷間圧延加工を与える表面圧延ステップと、軟窒化処理を施す軟窒化処理ステップと、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】焼入硬化層が転走面に沿って形成され、耐久性が向上した大型の転がり軸受の軌道輪および当該軌道輪を備えた転がり軸受を提供する。
【解決手段】1000mm以上の内径を有する複列円すいころ軸受1の外輪11および内輪12は、ころ13が転走すべき面である転走面11A,12Aを含むように転走面11A,12Aに沿って全周にわたって形成された転走面焼入層11C,12Cと、他の部材に嵌め合う嵌め合い面11B,12Bを含むように嵌め合い面11B,12Bに沿って形成された嵌め合い面焼入層11D,12Dと、転走面焼入層11C,12Cと嵌め合い面焼入層11D,12Dとの間に形成された非硬化領域11E,12Eとを備えている。そして、嵌め合い面焼入層11D,12Dの厚みは転走面焼入層11C,12Cの厚みよりも小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制しつつ、焼入硬化層を転走面に沿って全周にわたって均質に形成するとともに、転走面の硬度の低下を抑制しつつ嵌め合い面にも焼入硬化層を形成することが可能な軌道輪の製造方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受の軌道輪の製造方法は、成形体を準備する工程(S10)と、転走面となるべき環状領域の一部に面するように配置された誘導加熱部材を、環状領域の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体に加熱領域を形成する工程(S30)と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程(S40)と、嵌め合い面となるべき領域の一部に面するように配置された他の誘導加熱部材を周方向に沿って相対的に移動させるとともに、他の誘導加熱部材を追動する冷却部材により、加熱された領域を冷却することで嵌め合い面焼入層を形成する工程(S50)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制しつつ、高周波焼入によって焼入硬化層を転走面に沿って全周にわたって均質に形成することが可能な軌道輪の製造方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受の軌道輪の製造方法は、0.43〜0.65%の炭素と、0.15〜0.35%の珪素と、0.60〜1.10%のマンガンと、0.30〜1.20%のクロムと、0.15〜0.75%のモリブデンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼から構成される成形体を準備する工程(S10)と、成形体において軌道輪の転走面となるべき環状領域の一部に面するように配置され、成形体を誘導加熱する誘導加熱部材を、環状領域の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体にA点以上の温度に加熱された環状の加熱領域を形成する工程(S30)と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程(S40)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】製造性を悪化させることなく、転動疲労寿命を更に向上させることのできる鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.65〜1.30%、Si:0.05〜1.00%、Mn:0.1〜2.00%、P:0.050%以下(0%を含まない)、S:0.050%以下(0%を含まない)、Cr:0.15〜2.00%、Al:0.010〜0.100%、N:0.025%以下(0%を含まない)、Ti:0.015%以下(0%を含まない)およびO:0.0025%以下(0%を含まない)を夫々含み、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼中に分散するAl系窒素化合物の平均円相当直径が25〜200nmであると共に、円相当直径が25〜200nmのAl系窒素化合物の個数密度が1.1個/μm2以上、6.0個/μm2以下である。 (もっと読む)


【課題】軟質の鋼材を用いても、製品の強度を十分に確保することができ、前記変形抵抗と部品強度との両立を図れる、冷間鍛造を用いた機械部品の製造方法を提供する。
【解決手段】C含有量を0.06質量%以下の極低炭素領域に下げた軟質の機械構造用鋼を冷間鍛造して機械部品を製造するに際し、前記機械部品の部分的な高強度化領域に対応する素材機械構造用鋼における部分的な高強度化領域の固溶N量を高強度化のために必要な量に予め高めた上で、この部分的な高強度化領域に対して200℃以下の雰囲気温度で塑性ひずみを付与する冷間鍛造を行い、前記機械部品の部分的な高強度化領域の強度を高めるとともに、前記機械部品形状とする。 (もっと読む)


【課題】エッジ部を有する各種ワークをプラズマ浸炭方法で浸炭を行う際、エッジ部と平坦部との炭素濃度の差が小さく、冷却時にエッジ部に生じる網状の炭化物の生成を抑制し、さらに特許文献1に記載の方法における課題も同時に解決すること。
【解決手段】真空炉内に、エッジ部を有するワークを収容し、該真空炉内に浸炭性ガスを供給してグロー放電するプラズマ浸炭処理(浸炭処理工程)を施した後、引き続きアルゴンに代表される不活性ガスを含む中性あるいは還元性のガスプラズマ処理によりワーク表面層の炭素をワーク内部に拡散させる工程(拡散工程)を有することを特徴とする、エッジ部を有するワークの浸炭方法。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制しつつ、高周波焼入によって焼入硬化層を転走面に沿って全周にわたって均質に形成することが可能な軌道輪および転がり軸受の製造方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受の軌道輪の製造方法は、鋼から構成される成形体を準備する工程(S10)と、成形体において軌道輪の転走面となるべき環状領域の一部に面するように配置され、成形体を誘導加熱する誘導加熱コイルを、環状領域の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体にA点以上の温度に加熱された環状の加熱領域を形成する工程(S30)と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程(S40)とを備えている。そして、加熱領域を形成する工程(S30)では、環状領域に面して環状領域の加熱に寄与する領域が同一平面内に含まれる形状を有する誘導加熱コイルが用いられる。 (もっと読む)


【課題】球状化焼鈍後に実施される冷間加工において良好な冷間加工性を発揮することができ、必要により、良好な転動疲労寿命をも確保できる軸受用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.8〜1.3%、Si:0.05〜0.8%、Mn:0.1〜2%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Cr:1〜2%、Al:0.01〜0.1%、N:0.015%以下、Ti:0.015%以下およびO:0.0025%以下を夫々含む他、固溶N量が0.003%以下(0%を含む)であり、残部が鉄および不可避不純物からなり、初析セメンタイトのアスペクト比が10以下、平均長径が1.5〜5μmであると共に、長径が1.5〜5μmである初析セメンタイトの面積率が0.6%以上である。 (もっと読む)


【課題】Zn系めっき鋼板を素材として熱間プレス成形により、所望の高強度および寸法精度を有するのみならず要求される部位に十分な付着量のめっき皮膜を有し、さらに安価な熱間プレス成形部品を提供する。
【解決手段】Zn系めっき鋼板1における第1の部分2の温度が500℃以下であり、かつ第2の部分3の温度がZn系めっき鋼板1の素材鋼板のA変態点以上1100℃以下となるように、加熱し、第2の部分3の温度が素材鋼板のA変態点以上であるときにZn系めっき鋼板1に対するプレス成形を開始し、このプレス成形の途中もしくは完了後にZn系めっき鋼板1を臨界冷却速度以上の冷却速度で冷却することにより、熱間プレス成形部品5を製造する。第1の部分6が十分な付着量のめっき皮膜を有する。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の長寿命化と、十分な静的負荷容量を確保できる軸受構成部材、製造方法並びに長寿命で、かつ十分な静的負荷容量を示す転がり軸受を提供する。
【解決手段】3.2〜5.0%のCrと、0.05%以上0.5%未満のVとを含有する鋼材の素形材に、浸炭窒化処理、サブゼロ処理、焼もどし処理及び仕上げ加工を施すことにより、転がり軸受の固定輪の外輪61を得る。軸受構成部材において、表面から10μmまでの表面層における炭素含有量1.1〜1.6%、表面から50μmの深さの位置でのビッカース硬さ800〜940、表面から10μmの深さの位置での残留オーステナイト量5〜30体積%、表面から10μmまでの範囲の表面層における窒素含有量0.1〜1.0%、表面層におけるバナジウム窒化物、バナジウム炭窒化物からなる粒径0.2〜2μmの粒子を存在させ、表面層における粒子の面積率を1〜10%とする。 (もっと読む)


【課題】高強度鋼材を用いながら、加工精度を向上させた高強度クランクシャフトの製造方法を提供する。また、高強度鋼材を用いながら、鍛造荷重を低減することにより生産コストの増加を抑えた高強度クランクシャフトを提供する。
【解決手段】少なくともMo及びVを含み、Mo+V≧0.2wt%以上を含有する高強度鋼材を用いた高強度クランクシャフトの製造方法において、高強度鋼材を鍛造する鍛造工程と、鍛造工程の後、高強度鋼材を加工し、第1の温度においてNガスまたは大気中で高強度鋼材の加工歪を開放する歪開放処理工程と、歪開放処理工程後、第2の温度においてNHガス中で窒化処理を行い炭窒化物を析出させる窒化処理工程とを行う。 (もっと読む)


【課題】自動車用部品、特に、静的ねじり強度特性が要求され、電縫鋼管を冷間加工して所定の形状に成形し、高周波焼き入れを施して中空部品としたドライブシャフト用電縫鋼管において、静的ねじり強度に優れたドライブシャフト用電縫鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼成分が、質量%で、C:0.25〜0.55%、Si:0.35%以下、Mn:0.600〜1.50%、Al:0.001〜0.060%、O:0.0001〜0.0050%、S:0.0025%以下、P:0.010%以下、N:0.005%以下、B:0.0003%未満を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなる電縫鋼管であって、当該電縫鋼管の管軸方向に垂直の断面の最小硬度(Hv)と、当該断面の旧オーステナイト粒度番号(GS)との関係が、次式{0.25Hv−65GS+500>0}を満足する。 (もっと読む)


【課題】鍛造温度や鍛造加工率等に依らず、化学組成の成分添加量及び熱処理条件を制御することによって高焼入れ性、高切欠き疲労強度を有する低合金TRIP型焼鈍マルテンサイト鋼(TAM鋼)からなる高強度鋼製加工品の提供。
【解決手段】C:0.1〜0.7%、Si:2.5%以下、Mn:0.5〜2%、Al:1.5%以下、Nb、Ti、Vの内1種類又は2種類以上を合計で0.01〜0.3%、Cr:2.0%以下、Mo:0.5%以下、Ni:1.0%以下、Cr、Mo、Niを合計で2.0%以下、B:0.005%以下を含有し、残留オーステナイトの炭素濃度が0.7〜1.5mass%であり、下記式により規定される、炭素当量(Ceq)からC量を除いた値(Ceq)が0.3%以上0.6%未満で、残部Fe及び不可避的不純物からなることを特徴とする。Ceq=Ceq−C=Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 (もっと読む)


本開示の態様は、高硬度を示し、軍事用装甲材用途に好適なレベルの弾道性能を付与する、亀裂伝搬の少ない又はない有利なレベルの多ヒット弾道抵抗性を示す低合金鋼に関する。本開示に係る鋼の種々の実施形態は、550BHNを超える硬度を有し、従来の軍事規格に比べて高レベルの弾道貫通抵抗性を示す。 (もっと読む)


【課題】300℃程度の高温までの広い温度範囲において、良好な転動疲労寿命を確保するのに十分な表面硬さを示す転がり摺動部材を低コストで得ることができる、転がり摺動部材の製造方法を提供する。
【解決手段】3.2〜5.0質量%のCrと、0.05質量%以上0.5質量%未満のVとを含有する鋼材から得られる素形材に浸炭窒化処理、250℃を超え、300℃以下の温度で加熱する焼もどし処理及び仕上げ加工を施す。
これにより、表面から50μmの深さの位置でのビッカース硬さを740以上、表面から10μmまでの範囲の表面層の炭素含有量を1.1〜1.6質量%、表面から10μmまでの範囲の表面層の窒素含有量を0.1〜1.0質量%、表面から10μmまでの範囲の表面層にバナジウム窒化物からなる粒径0.2〜2μmの粒子および/またはバナジウム炭窒化物からなる粒径0.2〜2μmの粒子を存在させ、表面から10μmまでの範囲の表面層の前記粒子の面積率を1〜10%とする。 (もっと読む)


【課題】浸炭または浸炭窒化して得られる肌焼鋼部品であって、疲労特性(特に、耐ピッチング性)に優れた肌焼鋼部品、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.5%、Si:0.03〜2%、Mn:0.2〜1.8%、Al:0.1〜0.5%、B:0.0005〜0.008%、N:0.002〜0.015%を含有し、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、O:0.002%以下(0%を含まない)を満足し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼を浸炭または浸炭窒化した肌焼鋼部品について、部品表面に析出しているBNとAlNの質量比(BN/AlN)が0.01以下とする。 (もっと読む)


【課題】 高い強度を確保しつつ、良好な腐食疲労強度を発揮するばね用鋼を提供する。
【解決手段】 本発明のばね用鋼は、質量%で、C:0.35%以上0.55%以下、Si:1.60%以上3.00%以下、Mn:0.20%以上1.50%以下、Cr:0.10%以上1.50%以下を含み、さらに、Ni:0.40%以上3.00%以下、Mo:0.05%以上0.50%以下及びV:0.05%以上0.5%以下からなる群から選択される1種又は2種以上の元素を前記濃度で含み、残部がFe及び不可避不純物からなる。本発明のばね用鋼は、下記式1と下記式2を充足する。
式1:3.20%≦C(%)+Si(%)+Mn(%)+Cr(%)≦3.70%
式2:1.20%≦Si(%)−0.46C(%)−1.08Mn(%) (もっと読む)


【課題】高い強度を確保しつつ、良好な腐食疲労強度を発揮するばね用鋼を提供する。
【解決手段】焼入れ焼戻しマルテンサイトを含むばね用鋼であって、前記鋼中に含まれるSi量が、質量%で、鋼全体の2.1%以上2.4%以下、C量が0.35%以上0.55%以下、Mn量が0.20%以上1.50%以下、Cr量が0.10%以上1.50%以下を含み、さらに、Ni量が0.40%以上3.00%以下,Mo量が0.05%以上0.50%以下およびV量が0.05%以上0.50%以下からなる群から選択される1種又は2種以上の元素を含み,残部がFe及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】高強度であっても腐食疲労強度に優れるばね用鋼及びばねを提供する。
【解決手段】ばね用鋼を、C:0.35%以上0.55%以下、Si:1.60%以上3.00%以下、Mn:0.20%以上1.50%以下、Cr:0.10%以上1.50%以下を含み、さらに、Ni:0.40%以上3.00%以下、Mo:0.05%以上0.50%以下及びV:0.05%以上0.50%以下からなる群から選択される1種又は2種以上の元素を前記濃度で含み、残部がFe及び不可避不純物からなるものとする。 (もっと読む)


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