説明

Fターム[4K042CA06]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Cr5%未満 (837)

Fターム[4K042CA06]に分類される特許

81 - 100 / 837


【課題】本発明は変形抵抗の低減と共に変形能の向上を図り、優れた冷間鍛造性を発揮できる鋼材、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の鋼材は、C:0.15〜0.6%、Si:0.05〜0.6%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.001〜0.05%、Cr:0.01〜0.5%、Al:0.01〜0.1%、N:0.01%以下(0%を含まない)を含有し、残部は鉄、及び不可避的不純物からなると共に、鋼の金属組織が、セメンタイトとフェライトを有し、全組織に対するセメンタイトとフェライトの合計面積率は95面積%以上であると共に、前記セメンタイトの90%以上のアスペクト比が3以下であって、且つ前記セメンタイトの平均重心間距離が1.5μm以上であり、更に前記フェライトの平均結晶粒径が5〜20μmであること。 (もっと読む)


【課題】冷間加工性に優れるのみならず、浸炭の熱処理条件によることなく過剰な浸炭が抑制され、浸炭処理後に高い耐疲労特性を有する肌焼鋼を提供する。
【解決手段】C:0.10〜0.35質量%、Si:0.01〜0.50質量%、Mn:0.40〜1.50質量%、P:0.02質量%以下、S:0.03質量%以下、Al:0.04〜0.10質量%、Cr:0.5〜2.5質量%、Sb:0.002〜0.035質量%、B:0.0005〜0.0050質量%、Ti:0.003質量%以下およびN:0.0080質量%未満を含有し、残部はFe及び不可避不純物の成分組成とする。 (もっと読む)


【課題】リンクチェーンの高強度化、特殊環境下或いは屋外環境下における突発的な破壊を防止するリンクチェーンの耐遅れ破壊向上、更に寒冷地などの低温環境下における脆性破壊を防止できる高強度、高靭性リンクチェーンとその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.8%,Si:0.2〜2.0%,Mn:0.6〜2.5%,Al:0〜0.005%,P:0.05%以下、S:0.05%以下,Cr:0.4〜2.0%,Mo:0.5%以下,B:0.0005〜0.005%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなり、鋼組織として鋼中に、体積率で、残留オーステナイトを5〜15%、ベイニティックフェライトとポリゴナルフェライトを10%以下、炭素濃化処理マルテンサイトを90%以上を含み、動的靭性値が80J/cm以上、静的靭性値が120MPa−m1/2以上を有する高強度、高靭性リンクチェーン。 (もっと読む)


【課題】 自動車のパワートレインに使用する高い耐へたり性と耐久性とを備えた高強度バネを提供する。
【解決手段】 Cを0.50〜0.70質量%、Siを1.80〜2.20質量%、Mnを0.50〜0.80質量%、Crを0.50〜0.80質量%、及びVを0.10〜0.20質量%含み、残部が不可避不純物を除いてFeからなり、引張強度が2200MPa級、旧オーステナイト結晶粒の粒度番号が12〜13のオイルテンパー線をコイリングして得られる高強度バネであって、窒化処理により設けられた窒化層を最表面部に有し、最表面部の残留圧縮応力が700〜900MPaであって、且つ内部硬度がHv600〜700kg/mmである。 (もっと読む)


【課題】浸炭や浸炭窒化処理等の表面硬化処理後の焼入れ(以下、「浸炭焼入れ」で代表することがある)を行っても、熱処理歪みを小さくすることができ、円筒歯車の素材として有用な肌焼鋼を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.15%(質量%の意味、以下同じ)、Si:2.0%以下(0%を含まない)、Mn:0.95〜2.2%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、Cr:0.2〜1.8%、Al:0.3%以下(0%を含まない)、N:0.02%以下(0%を含まない)、B:0.0005〜0.0050%およびO:0.003%以下(0%を含まない)を夫々含有し、残部が鉄および不可避不純物からなり、且つ所定の関係式で表されるマルテンサイト変態開始温度T(℃)が400℃以上であると共に、所定の関係式で表されるベイナイト変態開始時間t(秒)が15秒以上である。 (もっと読む)


【課題】塑性変形、白色はく離、およびエッジロードによる摩耗などの不具合が防止される、耐久性の高い転動軸を提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.5質量%、Cr:2.5〜7.0質量%、Mo:0.5〜3.0質量%、Mn:0.5〜2.0質量%、Si:0.1〜1.5質量%含有する合金鋼であり、浸炭窒化処理と焼入れと焼戻しとにより、Nをさらに含有し、表面から50μmの位置のN含有量は0.25〜0.7質量%で、表面硬さHvは650以上900以下で、部材全体の平均残留オーステナイト量(体積%)が、前記Cr、Mo、Siの含有量の和(質量%)の2.0倍以下で、表面から50μmの位置の残留オーステナイト量は、15〜45体積%で、さらに表面から50μm位置の、Si含有量、N含有量、残留オーステナイト量が、次の関係式:(Si含有量(質量%)+N含有量(質量%))/残留オーステナイト量(体積%)>0.01を満たす。 (もっと読む)


【課題】耐へたり性に優れ、素材コストの低減と製造工程の簡略化を図ることができるばねを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有する線材をばねの形状に成形する成形工程と、Ac3点〜(Ac3点+250℃)の温度でオ−ステナイト化後、20℃/秒以上の速度で冷却し、(Ms点−20℃)〜(Ms点+60℃)の温度で400秒以上保持し、次いで室温まで冷却する熱処理工程と、熱処理後のばねにショットを投射するショットピ−ニング工程とを備えた。 (もっと読む)


【課題】耐食性および耐孔食性に優れ、合金元素の添加量が少ない低コストの高強度ばね用鋼、高強度ばねの製造方法及び高強度ばねを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.38-0.44%、Si:2.00-2.30%、Mn:0.85-1.15%、Cr:0.10-0.43%、Ni:0.15-0.35%、Cu:0.15-0.35%、Ti:0.05-0.13%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、Al:0.003-0.10%、N:0.002-0.012%、O:0.0002%以下を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなることを特徴とする高強度ばね用鋼。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性と冷間鍛造後の被削性に優れ、冷鍛窒化部品に高い芯部硬さ、高い表面硬さ及び深い有効硬化層深さを具備できる冷鍛窒化用鋼の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.15%、Si≦0.35%、Mn:0.10〜0.90%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr:0.50〜2.0%、V:0.10〜0.50、Al:0.01〜0.10%、N≦0.0080%及びO≦0.0030%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、〔399×C+26×Si+123×Mn+30×Cr+32×Mo+19×V≦160〕、〔20≦(669.3×logeC−1959.6×logeN−6983.3)×(0.067×Mo+0.147×V)≦80〕、〔140×Cr+125×Al+235×V≧160〕及び〔90≦511×C+33×Mn+56×Cu+15×Ni+36×Cr+5×Mo+134×V≦170〕である化学組成を有する冷鍛窒化用鋼。Feの一部に代えて、特定量のMo、Cu、Ni、Ti、Nb、Zr、Pb、Ca、Bi、Te、Se、Sbのうちの1種以上の元素を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】局部的に異種強度を有する自動車部品の製造方法に関するものであり、より詳しくは、局部的に異種厚を有する熱処理硬化鋼を用いた自動車部品の製造方法に関して開示する。
【解決手段】本発明は、要求される強度によって、異種厚を有する熱処理硬化鋼板または異種材質を有する熱処理硬化鋼板を用いてブランクシートを準備するブランクシート準備段階;レーザー溶接(Laser welding)を用いて前記ブランクシートを連結してブランク結合体を形成するブランク結合体形成段階;前記ブランク結合体を冷間プレス成形する冷間成形段階;及び冷間成形された部品をAC3温度以上に加熱した後、金型に拘束した状態で急冷して成形残留応力を解消し、強度を向上させる熱処理硬化段階;を含む自動車部品の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】疲労強度及び耐へたり性に優れ、例えば自動車用エンジンの弁ばねやトランスミッション用ばねとして好適な高強度コイルばねと、このようなコイルばねの製造方法を提供すること。
【解決手段】質量比で、0.5%を超え0.9%以下のC、0.8〜3.5%のSi、0.3〜3.0%のMn、0.5〜3.5%のCr、必要に応じて、さらに0.05〜1.5%のNiと共に、0.05〜1.5%のMo、0.05〜0.5%のV及び0.01〜0.5%のNbから成る群から選ばれた少なくとも1種の元素を含有し、残部がFeと不可避的不純物である鋼を用い、浸炭処理によって、深さ0.05〜1.00mmの浸炭硬化層を形成すると共に、表面から0.02mmの位置における硬さを650〜1000Hvとなるようにする。 (もっと読む)


【課題】高価なMoを添加しないで、高い表面硬度を有するとともに、耐ピッチング性に優れた浸炭窒化鋼部品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.3%、Si:0.05〜2.0%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.03%以下、S:0.001〜0.15%、Cr:0.5%以下(0%を含む)、N:0.001〜0.03%、Al:0.001〜0.3%を含有し、O:0.005%以下に制限し、残部が鉄と不可避的不純物よりなる鋼からなり、(x)浸炭窒化処理を施した後に焼入れ処理を施した表面硬化層を有し、(y)表面から0.1mmまでにおいて、C量[Cs]が0.1〜1.0%、N量[Ns]が0.3〜2.0%で、かつ、(z)下記式で定義するR値が0.6〜1.1%であることを特徴とする耐ピッチング性に優れた浸炭窒化鋼部品。R値=[Cs]+0.3[Ns]−0.29×Cr(Cr:鋼のCr量(%))。 (もっと読む)


【課題】旧オーステナイト結晶粒度を11番以上とし、ベアリングレースの長寿命化を図ることができるようにする。
【解決手段】ベアリングレースの製造方法において、熱間圧延された軸受鋼を焼鈍して加工素材6とする素材製造工程1と、素材製造工程1で製造された加工素材6を冷間鍛造しリング素材7を成形する冷間鍛造工程2と、冷間鍛造工程2で成形されたリング素材7に冷間でリング圧延を施すことでベアリングレース素材を成形する冷間リング圧延工程4と、冷間リング圧延工程4で成形されたベアリングレース素材8に熱処理を施しベアリングレースを製造する熱処理工程5とを備えている。冷間鍛造工程2における加工度F1が0.5以上0.8以下となるように冷間鍛造を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接物と溶接対象物とを予熱を不要としながら、十分な強度を確保することができる頑丈な補強部材を提供する。
【解決手段】フェライト/パーライト二相構造を有する金属材料に所定の熱処理を施して高熱状態としたオーステナイト/初析フェライト二相構造を有する金属材料に焼入れ処理を実行し、これを焼戻して得られる焼戻マルテンサイト/初析フェライト系二相構造を有する金属補強部材。ここで、所定の熱処理は、金属材料を860〜950℃で加熱する加熱工程と、加熱した金属材料を780〜820℃まで降温する降温工程と、降温した金属材料の温度を維持する維持工程とを包含する。 (もっと読む)


【課題】低炭素鋼を用いて保持器の形状にした後に、浸炭窒化法により表面を硬化させて得られる転がり軸受用保持器として、優れた耐摩耗性を有し、高速回転され且つ負荷容量が高い転がり軸受用に好適なものを提供する。
【解決手段】炭素(C)含有率が0.05質量%以上0.30質量%以下、珪素(Si)含有率が0.15質量%以上2.0質量%以下、マンガン(Mn)含有率が0.30質量%以上2.0質量%以下の合金鋼からなる素材を保持器の形状に加工した後に、浸炭窒化、焼入れ、焼戻しを施す。これにより、表面から1μmの深さまでの範囲で、窒素(N)の含有率を0.3質量%以上1.0質量%以下とし、炭素と窒素の合計含有率を0.6質量%以上1.8質量%以下とする。表面から100μmの深さまでの範囲で、Si,Mn系窒化物とSi,Mn系炭窒化物の単位面積当りの存在率を合計で0.5面積%以上5.0面積%以下とし、硬さをHv600以上とする。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れ後の焼戻しを省略しても、割れが発生しにくく、かつ、優れた硬度及び耐焼き付き性を有する、高周波焼入れ用鋼を提供する。
【解決手段】
本実施の形態による高周波焼入れ用鋼は、質量%で、C:0.20〜0.34%、Si:0.20%以下、Mn:0.75〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.20%以下、Cr:0.05〜1.2%、Ti:0.002%以上0.030%未満、Al:0.005〜0.04%、N:0.0040〜0.020%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、式(1)を満たす。
1.20≦Mn+Cr≦2.10 (1)
ここで、式(1)中の各元素記号には、各元素の含有量(質量%)が代入される。 (もっと読む)


【課題】本開示の目的は、コーターブレード、ドクターブレード、及びクレープブレードなどの高摩耗用途に好適なストリップ鋼製品を提供することである。
【解決手段】本発明は、質量%で、以下の組成:C:0.4〜0.8、Si:0.4〜1.2、Mn:0.2〜0.55、Cr:3.5〜4.5、W:1.5〜4.0、Mo:1.0〜1.8、残部Fe及び通常存在する不純物を有する鋼からなるストリップ鋼製品に関する。ストリップ鋼製品は、好ましくは、コーターブレード、ドクターブレード、及びクレープブレードなどの印刷及び製紙ブレードに利用される。 (もっと読む)


【課題】従来の技術と比較して、より高強度のばねを提供する技術を提供する。
【解決手段】 本願の高強度ばね2は、鋼材層12と、鋼材層12の表面に形成された窒化物の化合物層14とを有する。鋼材層12は、質量%で、C:0.55〜0.75、Si:1.50〜2.50、Mn:0.30〜1.00、Cr:0.80〜2.00、W:0.05〜0.30、残部が鉄および不可避的不純物を含有する。そして、鋼材層12中に析出している炭化物16の平均長さが0.12μm以下で平均幅が0.04μm以下となっている。 (もっと読む)


【課題】窒化処理において、機械部品の低歪みを維持しながら、高い表層硬さと深い硬化層とを比較的短時間(数時間程度)の処理で生成する。
【解決手段】本実施の形態による製造方法は、鋼材を準備する工程と、式(1)〜式(4)により定義されるオーステナイト体積分率Fγ(T)の値が0.10≦Fγ(T)≦0.60を満たし、かつ700℃以上となる窒化処理温度T(℃)で、鋼材に対して窒化処理を行う工程と、窒化処理後、鋼材を急冷する工程とを備える。
K=44.7×Si−30×Mn−11×Cr (1)
Xα(T)=(910−T)/8394 (2)
Xγ(T)=(910+K−T)/41209 (3)
Fγ(T)=(C−Xα)/(Xγ−Xα) (4)
ここで、式(1)及び式(4)中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼材を熱処理しても、所定のめっき層を残存させ、自動車用部材としての塗装後の耐食性および塗膜密着性が確保された亜鉛系めっき熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼材に、塑性変形が可能な温度域または焼入れが可能な温度域への加熱を行って得られ、表面に存在するめっき層の付着量が片面当たり20〜100g/mであり、めっき層のFe濃度が0.1%〜50%であり、Al濃度が4〜15%、Mg濃度が1%以上、Si濃度が0.5%以下でかつ当該めっき層にη相が存在した亜鉛系めっき熱処理鋼材である。めっき層の付着量が片面当たり30〜150g/mであるとともにめっき層中に30%以下のFeを含有する亜鉛系めっき鋼材に、30℃/秒以上の昇温速度で前記温度域への加熱を行ってから30℃/秒以上の冷却速度での冷却を行った後、亜鉛系めっき鋼材の表面に当接する加圧ロールによって亜鉛系めっき鋼材の表面に残存するめっき層の表面粗度を調整することにより、製造される。 (もっと読む)


81 - 100 / 837