説明

Fターム[4K042CA07]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Cr5%以上 (213)

Fターム[4K042CA07]に分類される特許

161 - 180 / 213


【課題】本発明の目的は、600℃〜630℃の蒸気温度条件において必要な長時間クリープ破断強度及び靭性を有する蒸気タービン用ロータシャフト材に好適であり、又、熱間鍛造性を改善することにより大型鍛造鋼に適した高強度マルテンサイト耐熱鋼及びその用途を提供する。
【解決手段】本発明は、C0.05〜0.20%、Si0.1%以下、Mn0.05〜0.6%、Ni0.1〜0.6%、Cr9.0〜12.0%、Mo0.20〜0.65%、W2.0〜3.0%、V0.1〜0.3%、Co2.0%以下、Nb0.02〜0.20%、B0.015%以下、N0.01〜0.10%、A10.015%以下、(W/Mo)4.0〜10.0である高強度マルテンサイト耐熱鋼にある。 (もっと読む)


【課題】 高い耐熱性を保ちながら、比較的低温で焼きが入りやすい焼き入れ性に優れた耐熱ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.05〜0.10%、Si:0.1%以上1%以下、Mn:0.2〜2.0%、P:0.04%以下、S:0.010%以下、N:0.010〜0.025%、Cr:11〜14%、Ni:0.5〜2%、Cu:0.5〜2%、Mo:1〜2%、Nb:0.03〜0.3%、Al:0.01%以下、Ti:0.1%以下、C+N:0.06〜0.1%を満足し、残部Feおよび不可避不純物からなり、下記(1)式のγpが80以上を満たすことを特徴とする。
γp=420[%C]+470[%N]+23[%Ni]+9[%Cu]+7[%Mn]−11.5[%Cr]−11.5[%Si]−52[%Al]−12[%Mo]−47[%Nb]+189・・・(1) (もっと読む)


【課題】耐摩耗性を確保しつつ、相手材の攻撃性を低下させるのに有利なベーン、ベーンの製造方法、弁開閉時期制御装置を提供する。
【解決手段】鉄系材料を母材とするベーンにおいて、窒化処理によって表面硬度をHv900〜1200に低め設定した窒化硬化層がベーン表面部に形成されている。鉄窒化物を主要成分とする化合物層(いわゆる白層)がベーンの最表面に実質的に形成されていない。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、結晶粒を均一に細粒化した遠心鋳造材を配管に用いることで、より高温化が達成でき、又、配管の信頼性を高めた遠心鋳造配管からなる蒸気タービン用配管とその製造法及びそれを用いた蒸気タービン用主蒸気配管と再熱配管並びに蒸気タービン発電プラントを提供することにある。
【解決手段】
本発明は、径方向に垂直な面の結晶粒度番号が5以上である径方向の柱状晶を有するマルテンサイト鋼で、遠心鋳造材よりなることを特徴とする蒸気タービン用配管にあり、質量で、C0.05〜0.5%、Si1.0%以下、Mn0.05〜1.5%、Ni0.01〜2.5%、Cr8.0〜13.0%、Mo0.05〜2.5%、W3.0%以下、V0.05〜0.35%、Nb0.01〜0.5%、Co5%以下、N0.01〜0.1%、B0.03%以下、Al0.05%以下、残部が不可避的不純物と鉄からなる。 (もっと読む)


【課題】 焼準処理を必要とせずに結晶粒径を微細にすることができる、工具鋼中間素材の製造方法と、これにより得られた工具鋼中間素材を用いた工具鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.10〜2.0%を含有する工具鋼素材を1050〜1250℃に加熱して熱間加工を行い、該熱間加工終了後、工具鋼素材の表面温度が500〜700℃となるまで空冷以上の冷却速度で冷却後、加熱炉中にて400〜700℃の温度に加熱・保持を行い、次いで工具鋼素材の素材温度を高める加熱を行なって工具鋼素材温度をパーライトノーズから−100℃の温度域に高めて加熱・保持後に冷却を行って、フェライト組織に炭化物を析出させた金属組織とする工具鋼中間素材の製造方法であり、前述の処理後に、Ac3点以上の温度に加熱して焼入れし、その後、焼戻しを1回以上行って平均結晶粒度番号で6番より細粒にする工具鋼の熱処理方法である。 (もっと読む)


【課題】十分な硬度、耐摩耗性、耐腐食性を有しつつ、精密加工性、鏡面加工性に優れたプラスチック成形金型用鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.80wt%以下、Si:0.01wt%以上1.40wt%未満、Mn:0.05wt%以上2.0wt%以下、Ni:0.005wt%以上1.00wt%以下、Cr:13.0wt%以上20.0wt%以下、Mo+1/2W:0.20wt%以上4.0wt%以下、V :0.01wt%以上1.00wt%以下、N:0.36wt%以上0.80wt%以下、O:0.02wt%以下、および、Al:0.80wt%以下、を含み、残部が実質的にFeおよび不可避的不純物からなるプラスチック成形金型用鋼とする。 (もっと読む)


【課題】 毛細管力及び圧力損失の特性に優れるとともに簡便な構造の吸水材、熱伝導部材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明に係る吸水材は、金属基体1と、金属基体1の表面を機械的加工及び化学的加工の少なくとも一方によって粗化した表面層4と、表面層4に形成されたウイスカー5とを備える。ウイスカー5は金属基体1を構成する金属元素の酸化物であり、表面層を熱処理することによって生成する。このように、吸水材10は、ウイスカー5を備えるため高い毛細管力を有する。そのウイスカー5は金属基体1の表面に直接形成されるため、吸水材10を基材に取付ける必要がなく構造が簡便である。また、金属基体1とウイスカー5とが一体の構造であるため、圧力損失が低い。 (もっと読む)


【課題】大型の金型などの鋼部材であっても、確実に強靱化でき且つ歪や割れが生じにくい焼き入れ工程を含む鋼部材の熱処理方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、0.20〜1.5wt%の炭素と、0.5〜25wt%の炭化物生成元素とを含むと共に、重量が50kg以上の工具鋼からなる鋼部材に対し、以下の冷却ステップを施す焼き入れ工程を含む、鋼部材の熱処理方法。
第1冷却ステップ:焼き入れ温度(1030℃)から600℃までの高温度帯htにおいて、パーライト相およびフェライト相の析出が回避できる3℃/分超の平均冷却速度C1で冷却する。
第2冷却ステップ:500℃以下で且つ130℃までの低温度帯ltにおいて、1℃/分以上の平均冷却速度CTで冷却する。 (もっと読む)


本発明のマルテンサイト系ステンレス鋼管によれば、鋼中のC、Si、MnおよびCrの含有組成を限定するとともに、管外面のスケール厚さに応じて、その気泡率を規定することにより、超音波探傷等の非破壊検査の実施時における欠陥検出精度を高くすることができるので、前記非破壊検査を効率よく行うことができ、また、耐候性が向上するという利点もある。したがって、本発明の鋼管およびその製造方法は、これと同等の化学組成を有するマルテンサイト系ステンレス鋼管が利用される全ての分野において、好適に利用することができる。
(もっと読む)


【課題】
冷間加工用の工具の材料とする工具鋼であって、高い硬さと高い靱性をあわせ備えた鋼と、それを使用した精密加工用の工具の製造方法を提供する。
【解決手段】
重量%で、C:0.45〜0.90%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:3.0〜8.0%、およびV:0.02〜0.5%に加えて、MoおよびWを、Mo+0.5W:0.1〜2.5%となるように含有し、残部Feおよび不純物からなり、L=15.5C(%)+Cr(%)とするとき、14≦L≦20である合金組成を有し、直径換算で径10μm以上の炭化物が、0.5mm2の視野中に10個以内であって、A系、B系およびC系の介在物が、JIS G0555の方法に従って測定したとき、(dA+dB+dC)60×400≦0.01%である工具鋼。1150℃以上に5時間以上保持したのち工具の形状を与え、1000〜1060℃から焼入れ・500〜65℃で焼戻しする。 (もっと読む)


【課題】適正な硬さを有すると共に、焼戻し軟化抵抗の大きいブレーキディスクを提供する。
【解決手段】C:0.1mass%以下、Si:1.0mass%以下、Mn:2.0mass%以下、Cr:10.5〜15.0mass%、Ni:2.0mass%以下、Cu:0.5超〜4.0mass%、Nb:0.02〜0.6mass%、N:0.1mass%以下を含有し、さらに、C,N,Nb,Cr,Si,Ni,Mn,MoおよびCuを、下記(1)式および(2)式;
5Cr+10Si+15Mo+30Nb−9Ni−5Mn−3Cu−225N−270C<45 ・・・(1)
0.03≦{C+N−(13/93)Nb}≦0.09 ・・・(2)
を満たして含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、かつ旧オーステナイト粒の平均粒径が8μm以上であるマルテンサイト組織を有し、硬さがHRCで32〜38であることを特徴とする焼戻し軟化抵抗の大きいブレーキディスク。 (もっと読む)


【課題】表面が超硬合金なみの硬さと優れた耐摩耗性を有し、内部は高速度工具鋼又は合金工具鋼の焼入焼き戻し硬さと靭性を有する材料を提供。
【解決手段】それぞれ重量%で、C :0.1 〜2.7 %、Si:2.5 %以下、Mn:2 %以下、Cr:0.3 〜20%、Mo:12%以下、 W:20%以下、V:0.4 〜15%、Co:20%以下、及び、N :150ppm以下、を含み、さらにAl又はTiを0.15〜2.50%を含み、残余がFe及び不可避不純物よりなり、鋼中のN量とAl量の関係が、〔Al(%)〕×667 −〔N( ppm)〕≧0 であるか、又は、鋼中のN量とTi量の関係が、〔Ti(%)〕×667 −〔N( ppm)〕≧0 、であり、かつ、焼入焼戻し熱処理、研削加工後に、さらに窒化処理を施すことにより、表面近傍にAlN又はTiNという硬質の化合物を分散析出させ、表面のみ1150HVという超硬合金なみの表面硬さと耐摩耗性を有する。 (もっと読む)


【課題】Cl-、湿潤CO2及び微量のH2Sの共存下で良好な耐SSC性を有するとともに低温靱性にも優れる油井用マルテンサイト系ステンレス鋼の提供。
【解決手段】C:0.16〜0.22%、Si:0.1〜0.8%、Mn:0.25〜1.00%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:12.0〜13.5%、Al:0.010%以下、Ni:0〜0.2%、Cu:0〜0.10%、Mo:0〜0.20%、Ti:0〜0.050%及びN:0.01〜0.1%を含有し、残部はFe及び不純物からなる油井用マルテンサイト系ステンレス鋼。特定量のNbとVの1種以上及び/又は特定量のCa、Mg、LaとCeの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


本発明は、オーステナイト系ステンレス鋼部材どうしの溶接部を含む原子炉構造物において、高温高圧水にさらされる溶接部の応力腐食割れを抑制することを目的とする。本発明は、原子炉構造物として用いられているオーステナイト系ステンレス鋼部材どうしを、所定の溶接金属を用いて溶接し、更に熱処理を施して、少なくとも高温水に接する表面の室温での残留応力が引張応力で144MPa以下、もしくは圧縮応力になるように施工する。これにより、原子炉構造物の高温高圧水にさらされる溶接部の応力腐食割れを抑制することができる。
(もっと読む)


【課題】 焼入れの際のオーステナイト化温度までの加熱において,外層の加熱時,内層の昇熱を最小限に抑え,内層の脆化,結晶粒の粗大化を防止するとともに,短時間で外層のみをオーステナイト化でき,外層の炭化物を基地中に十分固溶させ,ハイスの特性を引き出すことが可能な圧延用複合ロールの熱処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る圧延用複合ロールの熱処理方法においては,圧延用複合ロールに焼入れを施す際のオーステナイト化温度までの加熱は,圧延用複合ロールのうち内層の第2加熱炉に収容される部分と外層の両端面部とを断熱した後,第1加熱炉内にて圧延用複合ロールを常温から600〜700℃まで10〜30℃/Hrの昇温速度で加熱する第1工程と,第2加熱炉に圧延用複合ロールを移動させた後に外層を600〜700℃から1050〜1150℃まで300〜600℃/Hrの昇温速度で加熱する第2工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】焼入れ処理時の外層、芯材の境界からの剥離トラブルを防止できる熱間圧延用複合ロールの製造方法及び複合ロールを提供する。
【解決手段】低合金鋼又は鋳鋼からなる芯材の周囲に、外層材としてハイス系成分からなる溶湯を連続鋳掛け肉盛り法にて溶着一体化してなる熱間圧延用複合ロールの製造方法において、前記連続鋳掛け法にて、外層と芯材との断面面積比率が1.0以上で外層長さが外径の1.5倍以上の複合ロール素材を形成後、熱処理において、オーステナイト化温度:950〜1150℃に3時間以上加熱した後、200〜300℃まで1〜3時間で冷却した後、その温度で保定又は引続いて焼戻しを数回行い、外層硬度80Hs以上にしたる熱間圧延用複合ロールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 適正焼入れ硬さを有し、かつ焼戻し軟化抵抗性に優れかつ靭性にも優れたブレーキディスクを提案する。
【解決手段】 mass%で、C:0.1%以下、Si:1.0%以下、Mn:2.0%以下、Cr:10.5〜15.0%、N:0.1%以下を含み、かつ5Cr+10Si+15Mo+30Nb−9Ni−5Mn−3Cu−225N−270C<45 および0.03≦{(C+N)−(13/92)Nb}≦0.09 を満足する組成のステンレス鋼板から円盤形状のブレーキディスク用素材を加工し、焼入れ処理により、旧γ粒径が8μm以上15μm未満のマルテンサイト組織とする。これにより、適正焼入れ硬さを有するとともに、焼入れ軟化抵抗が高く、靭性に優れたブレーキディスクが得られる。なお、上記した組成に加えてさらに、焼戻し軟化抵抗性を向上させるために、Nbおよび/またはCuを含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】シームレス管と比較して、外径が大きく、同等若しくは同等以上の品質及び性能を有し、製造コストを低減した溶接管を製造する方法を開発する。
【解決手段】耐食合金プレートを高速ロール曲げ機に供給することにより、所望の肉厚、長さ及び長手方向の継目部をした中空材を形成し、母材金属と類似する溶加材を用いて、或いは溶加材を用いずに、肉厚に渡り完全な溶け込みをするガス・タングステン・アーク溶接により長手方向の継目部を溶接する。複数の探針で溶接継目を超音波検査(UT)し、欠陥が発見された場合には、欠陥を修復或いは除去する。溶接部を圧盤でプレスし、或いは鍛造し、中空材本体を熱処理する。次に、外側と内側から酸化物の堆積分をすべて除去するために中空材をブラストし、或いは酸洗いする。中空材を冷間加工することによって高強度の耐腐食及び/又は耐浸食性のあるシームレス溶接耐食管へと完成させる。
(もっと読む)


表面領域の誘導硬化によって、低合金ボロン鋼(例えば、軸用)に、改善された疲労強度および靜的強度が付与される。漸進的(走査式)誘導硬化で得られる応力に比して、表面における高い圧縮応力のため、疲労強度における最大の改善が静止(単発)誘導硬化によって得られている。しかしながら、軸中心における対応する高い引っ張り応力は、低合金ボロン鋼に中心割れを引き起こし得ることが立証されている。本発明の意味するところは、一般に、モリブデンおよびニッケル仕様のない標準組成のボロン鋼中の不純物であるとみなされる量と比較して僅かに多い量のモリブデンとニッケルを用いることにより、中心割れの発生がなくなるということである。 (もっと読む)


【課題】工程負荷の少ない製造プロセスで合理的な強度・疲労特性が付与できる無段変速機ベルト用の鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15%以下、Si:3.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Ni:0.05〜7.0%、Cr:8.0〜18.0%、N:0.10%以下、Ti:0〜0.05%、Cu:0〜3.0%、Mo:3.0%以下、B:0〜0.015%、残部Feおよび不可避的不純物であり、D=−1667C−28Si−33Mn−61Ni−42Cr−1667N−30Cu−42Mo+1311≧80、X=420C−11.5Si+7Mn+23Ni−5Cr+470N+9Cu−12Mo+82≧50となるように成分調整された無段変速機ベルト用の鋼。 (もっと読む)


161 - 180 / 213