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Fターム[4K042CA07]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Cr5%以上 (213)

Fターム[4K042CA07]に分類される特許

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【課題】セパレータと電極間で発生する接触抵抗が低く、耐食性に優れており、かつ低コストの遷移金属窒化物、燃料電池用セパレータ、燃料電池スタック及び燃料電池車両を提供する。
【解決手段】Cr濃度が25[%]以上のオーステナイト系ステンレス鋼を含む基材を窒化することにより得られる遷移金属窒化物であって、この遷移金属窒化物は、基材によって形成された基層の上に連続して形成され、立方晶のM4N型の結晶構造を有する窒化物と六方晶のM2-3N型の結晶構造を有する窒化物とを含むナノレベルの積層結晶構造を有する第1の層(第1の窒化層)と、この第1の層の上に連続して形成され、六方晶のCrN、CrN並びにM2−3N型の結晶構造、及び立方晶のMN型の結晶構造のうちの少なくとも1種の結晶構造を有する窒化物を含み、基材の表面窒化処理部として基材の表面から深さ方向に連続して形成された第2の層(第2の窒化層)とを備える。 (もっと読む)


【課題】熱処理工程における焼き入れのための冷却に要する時間を短縮し、マルテンサイト系ステンレス鋼管を効率良く製造可能な方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るマルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法は、鋼管をその外面温度が(A3変態点+20℃)以上980℃以下の所定温度になるまで加熱する加熱工程と、前記加熱された鋼管をその外面温度が350℃以上の所定温度になるまで水冷する第1冷却工程と、前記水冷された鋼管をその外面温度が250℃以下の所定温度になるまで空冷する第2冷却工程と、前記空冷された鋼管をその外面温度が常温になるまで水冷又は空冷する第3冷却工程とを含む熱処理工程を有する。そして、前記第2冷却工程における鋼管の外面温度の復熱量が50℃以下となるように、前記第1冷却工程における鋼管の冷却速度を鋼管の肉厚に応じて決定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】マルテンサイト系ステンレス鋼からなり、優れた耐SSC性を有するベンド管の製造方法及びそのベンド管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.009%以下、Mn:1.0%以下、Si:1.0%以下、P:0.04%以下、S:0.005%以下、Ti:0.01〜0.2%、V:0.01〜0.10%、Al:0.001〜0.1%、N:0.1%以下、Ni:4.0〜8.0%、Cr:9.0〜15.0%、Mo:1.5〜7.0%を含有し、残部はFe及び不純物からなる鋼管を準備する。準備された鋼管を曲げ加工してベンド管とする。ベンド管を950℃未満の焼入れ温度で焼入れする。焼入れされたベント管を焼戻しする。 (もっと読む)


【課題】鋼管が回転焼入れ装置の水を張った水槽を能率よく迂回でき、この迂回経路が最小限の設備変更で形成できるパイプ焼入れ装置を提供する。
【解決手段】鋼管10を回転ローラ2とピンチローラ4で挟む鋼管保持手段で鋼管を保持して回転させながら、水槽9の水に浸漬し、水中のノズルから噴出させた水を吹付けて急冷したのち、水中中継スキッド15を介して循環コンベア12に乗せて水中から搬出する回転焼入れ装置に加えて、水面上方で前記回転ローラから前記循環コンベアへ鋼管を受渡しする水上中継スキッド16を設けた。 (もっと読む)


【課題】溶接熱影響部においてTypeIV型損傷の発生を抑制し、溶接熱影響部からの耐熱溶接構造体の破壊を防止したフェライト系耐熱鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.02〜0.50%、Mn:0.05〜1.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:0.4〜12.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ、Creq(Cr当量)が0.4〜20のフェライト系耐熱鋼であって、(z)Ac1変態点〜Ac1変態点+300℃に加熱される鋼材の溶接熱影響部位に、旧オーステナイト粒の平均粒径が10μm以上の低温変態組織が生成することを特徴とする溶接熱影響部のクリープ特性に優れたフェライト系耐熱鋼。 (もっと読む)


【課題】ディスク摺動部が適正な焼入れ硬さを有し、走行時のブレーキ制動発熱による硬さ変化(軟質化または硬質化)が少ない、制動安定性に優れた高耐熱ブレーキディスクの製造方法を提供する。
【解決手段】ブレーキディスクとして、高耐熱の低炭素マルテンサイト系Cr含有鋼を用いる。通常の製造方法で製造したCr含有鋼を、900〜1300℃の温度で焼入れ処理し、次いで、焼戻し処理を行い、硬さをHRCで32〜45とする。この時、焼戻し処理温度は、450〜700℃で、かつ、前記焼入れ処理後における鋼の耐熱温度Tmに対して、Tm+100℃以下とする(鋼の耐熱温度Tmとは、焼入れ処理後に60分保持の熱処理を行った場合の、硬さ(HRC)が32以上を維持できる熱処理温度の最高温度)。このように、予め焼戻し処理を行うことで、ブレーキ制動発熱による硬さ変化を少なく抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】安定して所望の強度を確保できかつ高靭性を有する、厚肉13Crマルテンサイト系ステンレス継目無鋼管の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.15〜0.22%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Cr:12〜14%、を含有する継目無鋼管に、900℃以上で、かつT ≧ 2.5×CR+1015 (ここで、T:加熱温度(℃)、CR:700〜600℃の平均冷却速度(℃/min))を満足する加熱温度Tに加熱し、放冷以上の冷却速度CRで100℃以下の温度まで冷却する焼入れ処理を施し、ついでAc1変態点以下の温度に加熱する焼戻処理を施す。これにより、安定して降伏強さ:551MPa(80ksi)級の強度を有し、かつ高靭性を有する、厚肉13Crマルテンサイト系ステンレス継目無鋼管となる。なお、Cu、Niのうちの1種以上、V、Nbのうちの1種以上、またはAlを含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】成形温度において表面被覆層にクラックが発生することを防止するとともに、金型の塑性変形を防止することで、金型の形状を高い精度で維持する。
【解決手段】炭素が0.3wt%以上2.7wt%以下、クロムが13wt%以下であって、モリブデンが0.5wt%以上3wt%以下、バナジウムが0.1wt%以上5wt%以下、タングステンが1wt%以上7wt%以下のうち少なくとも1つを満たす添加物が加えられた鋼製の素材を焼入れするとともに、400℃以上650℃以下で焼戻しすることで基材を製作し、上記基材の表面に、非晶質のNi−P合金からなる表面被覆層を形成し、これに加熱処理を施すことによって、前記表面被覆層をNiとNiPの共晶組織に変える。 (もっと読む)


【課題】高耐食性でしかも表面硬度が高く、鏡面研磨によって金型表面を面粗さの小さい良好な鏡面状態に仕上げることができ、また熱処理による変形を小さく抑え得て金型の所要コストを安価となし得るとともに金型の形状,寸法精度を高精度となし得る析出硬化型ステンレス鋼金型を提供する。
【解決手段】質量%でC :0.005〜0.06%,Si:0.10〜2.50%,Mn:0.50〜1.50%,Cu:≦0.5%,Ni:4.0〜8.0%,Cr:11.0〜17.0%,Mo+0.5W:0.1〜6.0%,V :0.1〜1.0%,Co:1.0〜17.0%、残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する析出硬化型ステンレス鋼を時効処理及び窒化処理して表面硬さがHV500以上の高表面硬度及び高耐食性を有する金型とする。 (もっと読む)


【課題】 例えばオーステナイト系ステンレス鋼に低温浸炭を施した場合、結晶粒内にナノ寸法レベルの転位が導入・温存されるため、この転位を素材の高温耐久性に生かすよにした新規な表面改質方法と、この方法を施した金属部材を提供する。
【解決手段】 本発明は、被処理材に低温浸炭処理または浸窒処理を施し、結晶粒内に多発せしめた浸入型原子誘起転位を、炭化物または窒化物の生成核とする擬鋭敏化処理を行い、最終的に被処理材の断面表層部に、クロム炭化物またはクロム窒化物を微細且つ均一に出現させて、被処理材の表面硬化とカバリング効果を図り、被処理材の耐高温摩擦摩耗特性を向上させることを特徴とする。また擬鋭敏化処理によって不可避的に形成されるクロム欠乏層に対応する場合には、逆拡散処理またはレアアースメタルを導入する添加処理を行い耐高温酸化特性を向上させ、その結果、被処理材の高温耐久性を格段に向上させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】成形温度において表面被覆層にクラックが発生することを防止するとともに、金型の塑性変形を防止することで、金型の形状を高い精度で維持する。
【解決手段】鋼製の基材に焼入れを施してマルテンサイト組織からなる基材を製作し、上記基材の表面に、非晶質のNi−P合金からなる表面被覆層を形成し、上記基材に加熱処理を施すことでトルースタイト組織又はソルバイト組織に変えるとともに、前記表面被覆層をNiとNiPの共晶組織に変える。 (もっと読む)


【課題】僅かな水分が内部に浸入した場合の耐食性に優れた車輪支持用複列軸受およびハブユニット軸受を提供する。
【解決手段】内側部材1および外側部材2は、S53Cをベースとし、クロム含有率が3.0質量%以上15.0質量%以下の合金鋼からなる素材を所定形状に加工した後に、軌道面11a,21,21bに対して高周波焼入れを行うことで得る。内輪10は、SUJ2をベースとし、クロム含有率が3.0質量%以上15.0質量%以下の合金鋼からなる素材を所定形状に加工した後に、ずぶ焼きおよび焼戻しを行うことにより得る。 (もっと読む)


【課題】素材コストや加工コストの上昇を招くことなく転動装置部品の表面にショットピーニング加工面を形成することのできるショットピーニング加工面の形成方法を提供する。
【解決手段】ショットピーニング加工面が形成される転動装置部品の素材として、炭素含有量が0.95質量%以上1.1質量%以下の軸受鋼を用いる。また、転動装置部品の焼戻し温度より低く且つ373Kより高い温度に転動装置部品を加熱した状態でショットピーニングを施す。 (もっと読む)


【課題】熱間加工性に優れるとともに、YS:654MPaを超える高強度で、かつCO2、Cl-等を含む170℃以上の苛酷な高温腐食環境下において、優れた耐CO2腐食性を示し、さらにH2Sが存在する環境下においても、優れた耐SSC性を示し、かつ高靭性を有する、安価な油井用高強度ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.04%以下、Si:0.50%以下、Mn:0.20〜1.80%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:15.5〜17.5%、Ni:2.5〜5.5%、V:0.20%以下、Mo:1.5〜3.5%、W:0.50〜3.0%、Al:0.05%以下、N:0.15%以下、O:0.006%以下を、3つの相関式を同時に満足するように含有する組成とし、好ましくは焼入れ−焼戻処理を施して、好ましくはマルテンサイト相をベース相とし、フェライト相を10〜50体積%含有する組織を有する鋼管とする。なお、さらに、Cu、Nb、Ti、Zr、W、B、Caの1種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】材料費の抑制を図ることを第一の目的とし、その為にFe基合金線を採用するとともに、600℃を越えるような高温環境中でも高温酸化が少なく、また安定した耐熱へたり性を得る耐熱ばね用の合金線材並びに該合金線による耐熱バネ製品を得ることを目的とする。
【解決手段】質量%で、C≦0.10、Si≦1.00、Mn≦1.00、Ni:30.0〜45.0、Cr:13.0〜18.0、Mo:0.40〜1.20、Al:1.60〜2.50、Ti:2.00〜3.00、Nb:0.50〜2.00を含み、かつNi/(1.8Al+Ti+0.5Nb)による分量(A)が3.5〜8.0、(Ti+0.5Nb)/1.8Alによる分量(B)が0.4〜1.0の条件を共に満たして残部実質的にFeと不可避不純物でなる析出硬化型のFe基合金で構成されるとともに、引張強さ900〜1300N/mm2 を有することを特徴とする耐熱ばね用合金線。 (もっと読む)


【課題】高クロム鋳鉄、高マンガン鋳鋼に比べて、格段に優れた耐摩耗性を有し、さらに高強度と高靭性を兼備したクラッシャー用歯、粉砕用タイヤなどの耐摩耗部材として好適な耐摩耗部材用鋳物を提供する。
【解決手段】C:1.6〜3%、Si:0.3〜2%、Mn:0.3〜2%、Cr:6〜15%、Mo:2〜8%、V:4〜8%、Nb:0.5〜4.0%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋳物素材(鋳造まま)に、焼入れと、1回以上の焼戻を繰返す、焼入れ焼戻処理を施す。これにより、従来の高クロム鋳鉄や高マンガン鋳鋼に比べて格段に優れた耐摩耗性と、高強度と高靭性を兼備する耐摩耗性鋳物とすることができる。さらに、A群:Ti:0.5%以下、B群:Ni:3%以下、C群:Al:0.1%以下、REM:0.1%以下のうちから選ばれた1種または2種、D群:W:3%以下、のうちから選ばれた1群または2群以上を含有してもよい。また、不可避的不純物のうち、P、S、Nを、P:0.1%以下、S:0.1%以下、N:0.1%以下に調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ベルトCVTとして要求される摩擦係数の向上と耐摩耗性の維持の要求課題を満たすプーリを提供することを目的とする。
【解決手段】 プーリとエレメント間で動力伝達する無段変速機のプーリであって、Mnを特定量含む鋼材からなり、この鋼材表面に、Mnを特定量含む窒化層または浸炭窒化層のいずれかの表面硬化層を有し、この表面硬化層がSCr420現行材を上回る0.115以上の摩擦係数を安定して得ることができ、耐摩耗性もほぼ同等に維持あるいは改善する特性を有する。 (もっと読む)


【課題】高耐食性でしかも表面硬度が高く、鏡面研磨によって金型表面を良好な鏡面状態に仕上げることができ、また熱処理による変形も小さく抑え得て、金型の形状,寸法精度を高精度となし得る析出硬化型ステンレス鋼金型を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.005〜0.06%,Si:0.10〜2.50%,Mn:0.50〜1.50%,Cu:1.0〜5.0%,Ni:4.0〜8.0%,Cr:11.0〜17.0%,Mo+0.5W:0.1〜5.0%,V :0.1〜1.0%,Co:0.1〜4.0%、残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する析出硬化型ステンレス鋼を時効処理及び窒化処理して表面硬さがHV500以上の高表面硬度及び高耐食性を有する金型となす。 (もっと読む)


【課題】耐食性と拡管性に優れた油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.05%以下、Si:0.50%以下、Mn:0.10〜1.80%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:14.5〜19.0%、Ni:1.5〜7.0%、Al:0.05%以下、V:0.20%以下、N:0.15%以下、O:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる組成と、焼戻マルテンサイト相とオーステナイト相を主体とし、かつオーステナイト相含有量と焼戻マルテンサイト相含有量との比が1/4以上で、さらに10体積%以上50体積%未満のフェライト相を含む組織とする。これにより、降伏強さが654MPa未満の、拡管性に優れかつ耐CO2腐食性に優れた鋼管となる。なお、Nb、および/または、Ca、および/または、Cu、および/または、Ti、Zr、B、Wのうちの1種以上、および/または、Alを、必要に応じて選択して含有できる。 (もっと読む)


【課題】 0.3重量%以上のCを含有する金属材料により構成される金属製品(例えば各種金型、工具、刃物、機械・自動車部品など)に対して部分的な焼入硬化を適切に、かつ精密に行うことができる金属製品の製造方法を提供する。
【解決手段】 金属粉末射出成形法によりチップ4を成形しているので、成形されたチップ4内では、炭化物が製品全体に、しかも均一に分散されている。そして、この分散状態でレーザービームLBを用いて部分焼入処理を行っているため、レーザービームLBによる急速加熱によりオーステナイト組織を得るとともに、該オーステナイト母相への炭化物の固溶を短時間に完了させることができる。したがって、レーザー焼入を用いたとしても、チップ4の刃部42に対する部分焼入を完全に行うことができ、該刃部42を選択的に表面硬化させることができる。 (もっと読む)


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