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Fターム[4K042CA07]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Cr5%以上 (213)

Fターム[4K042CA07]に分類される特許

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【課題】耐食性と拡管性に優れた油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.05%以下、Si:0.50%以下、Mn:0.10〜1.80%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:14.5〜18.0%、Ni:2.0〜7.0%、Mo:0.5〜3.5%、V:0.20%以下、N:0.15%以下、O:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる組成と、焼戻マルテンサイト相とオーステナイト相を主体とし、かつオーステナイト相含有量と焼戻マルテンサイト相含有量との比が1/4以上で、さらに10体積%以上50体積%未満のフェライト相を含む組織とする。これにより、降伏強さが654MPa未満の、拡管性に優れかつ耐CO腐食性に優れた鋼管となる。なお、Nb、Ca、Cu、および/または、Ti、Zr、B、Wのうちから選ばれた1種または2種以上、および/または、Alを、必要に応じて選択して含有できる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた油井用高靭性超高強度ステンレス鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.05%以下、Mn:0.20〜1.80%、Cr:14.0〜18.0%、Ni:5.0〜8.0%、Mo:1.5〜3.5%、Cu:0.5〜3.5%、N:0.005〜0.15%、O:0.006%以下を含み、かつCr+2Ni+1.1Mo+0.7Cu≦32.5を満足し、さらにNb:0.20%以下、V:0.20%以下のうちの1種または2種をNb+V≧0.05%の条件を満足するように含有する鋼素材を造管し150℃以下まで冷却したのち、加熱温度Tを500〜580℃の温度とし、かつT(20+logt)が15200〜16800を満足する焼戻処理を施す。これにより、YS:965MPa以上、vE-40:50J以上を有し、CO2を含む200℃以上の高温腐食環境下の耐食性に優れた鋼管とすることができる。焼戻処理前にAc3変態点以上の温度に加熱し続いて空冷以上の冷却速度で冷却する焼入れ処理を施してもよい。 (もっと読む)


【課題】製造コストの上昇を抑制しつつ、過酷な環境下においても高強度、長寿命な機械部材および転がり軸受を提供する。
【解決手段】機械部材である内輪12は、0.65質量%以上1.2質量%以下の範囲であって、かつ全体にわたって均一な分布状態で炭素を含有する鋼からなり、全体が焼入硬化されている。そして、圧縮応力が付与されるべき部位である応力付与部としての内輪転走領域12Dにおける固溶炭素濃度は、内輪本体部12Eにおける固溶炭素濃度よりも高い。 (もっと読む)


【課題】HAZの耐IGSCC性および耐水素脆化性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼材溶接部の形成方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015%未満、N:0.015%未満、Cr:10.0〜14.0%、Ni:1.0〜8.0%を含み、さらにSi、Mn、P、S、Alを適正量含み、さらに、Mo、Cu、Wのうちから選ばれた1種または2種以上、を含有するマルテンサイト系ステンレス鋼材に溶接を施して溶接部を形成するに際し、溶接後に、溶接部に、P1=(T+273)(20+log(t/3600))(ここでT:PWHT温度(℃)、t:PWHT保持時問(s))で定義されるP1が15500以上、P2=20logt+T−(A1+120)(ここで、A1:100体積%マルテンサイト組織としたのち加熱し20秒間保持したときに1体積%以上オーステナイト相が形成される下限の温度(℃))で定義されるP2が0以下を満足し、かつPWHT保持時間tが60〜1000sの範囲内であるPWHTを施す。これにより、HAZの耐IGSCC性および耐水素脆化性が顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】 耐銹性に優れたディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】 本発明は、質量%で、C :0.01%以上0.10%以下、Si:0.05%以上2%以下、Mn:0.2%以上2.0%以下、S :0.010%以下、N :0.005%以上0.025%以下、Cr:10%以上14%以下、Ni:0.02%以上2%以下、Al:0.001%以上0.1%以下、 V:0.5%以下、C+N:0.06%以上0.1%以下を満足する成分を含有し、さらに、P、As、Sb、Biから成る元素群のうちの1種または2種以上を、その合計量で、0.05%以上0.5%以下、または、P、Biを0.005%以上0.05%未満、その合計量で0.01%以上0.05%未満の範囲で含有し、必要に応じて、所定量のCu、Ti、Mo、Nbを含有し残部Feおよび不可避的不純物からなり、下記(式1)で表されるγpが80以上を満足することを特徴とする。
γp=420[%C]+470[%N]+23[%Ni]+9[%Cu]
+7[%Mn]−11.5[%Cr]−11.5[%Si]−52[%Al]−12[%Mo]−23[%V]−47[%Nb]+189・・・(式1) (もっと読む)


【課題】プレス成形で高い寸法精度が得られる加工性を具備し、かつ時効処理によって200HV以上の強度レベルが安定して実現できるフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.1%以下、S:0.02%以下、Cr:9〜25%、Ni:0.5〜3.0%、Al:0.4〜3.0%、Cu:0.4〜3.0%、Nb:0.1〜1.0%、N:0.03%以下であり、必要に応じてさらにTi:0.5%以下、Mo:2.0%以下の1種以上を含有し、残部実質的にFeの組成を有し、500〜800℃の雰囲気に0.3〜1h保持したのち冷却する時効処理に供したときNi−Al系化合物相とCu相が当該マトリクス中に分散析出する性質を持つフェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】超合金物品を補修するための固定治具及び方法を提供する。
【解決手段】本固定治具20は、補修を行う場合に物品を所定の位置に保持するのに理想的である。固定治具20と物品との間の接触面は、物品と固定治具20との間の熱伝達を可能にして、物品を区別して熱処理することができるようにする。物品の一部分は、固定治具20から延びる。固定治具20内で補修することができるか又は他の場所で補修すことができるこの物品の一部分は、物品が固定治具20内にある間に該固定治具20から延びた領域が溶体化されるように溶体化熱処理されると同時に、熱が物品から固定治具20に伝達され、それによって、固定治具20内の物品の一部分の温度がそのミクロ構造を改質するほどに上昇するのを防止する。溶体化した部分は次に、物品が固定治具20内にある間に所望に応じて熱処理してその部分を析出硬化させることができる。 (もっと読む)


【課題】焼入れ時の冷却速度が相対的に遅い場合であっても、高い焼入れ性、高い靱性、及び大きな焼戻し軟化抵抗を維持することが可能な合金鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.40〜0.60mass%、Si:0.02〜2.00mass%、Mn:0.50〜2.00mass%、Cu:1.00mass%以下、Ni:0.01〜2.00mass%、Cr:3.00〜6.00mass%、Mo:0.05〜6.00mass%、W:10.00mass%以下、V:0.10〜2.00mass%、Co:5.00mass%以下を含み、残部が実質的にFe及び不可避的不純物からなり、さらに、前記不可避的不純物の中で、P≦0.050mass%、S≦0.020mass%、Al≦0.050mass%、O≦0.0100mass%、N≦0.0200mass%に制限し、かつ、3.00≦Weq≦10.00、Mt≧190、Mt2≧15、PN≦11である合金鋼。但し、Weq=2Mo+W。Mt=300C+15Mn+Cu+20Ni+2Cr+Mo+0.5W+0.2V。Mt2=15Mn+Cu+20Ni。PN=Cr+3Mn+2Ni+Cu。 (もっと読む)


【課題】軟化抵抗性、ひいては面疲労強度(特に、耐ピッティング性)の良好な浸炭部品を提供する。
【解決手段】C:0.10質量%以上0.40質量%以下、Si:0.05質量%以上0.8質量%以下、Mn:0.35質量%以上1.2質量%以下、Cr:2.0質量%以上6.0質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を母材とし、該母材の表層部には、粒界酸化層深さが1μm以下で、表面から深さ25μm位置での平均C濃度SCが1.5質量%以上4.0質量%以下の浸炭層が形成される。母材のCr含有量WCrは、1.76SC−1.06 < WCr <1.76SC+0.94の範囲とする。浸炭層は、表面から深さ25μm位置での炭化物面積率が15%以上60%以下であり、炭化物総面積に対する寸法0.5μm以上10μm以下の微細炭化物の面積比率が80%以上であり、さらに、当該微細炭化物の70体積%以上がMC型炭化物とされる。 (もっと読む)


【課題】 継目無し鋼管圧延用ガイドシューの熱処理方法を提供する。
【解決手段】 継目無し鋼管圧延用ガイドシューの熱処理において、鋳造後溶体化熱処理条件として、ガイドシューを大気雰囲気中で1200〜1280℃、30〜180分間の熱処理し、引続き大気雰囲気中で700〜900℃、7〜10時間の熱処理を行う継目無し鋼管圧延用ガイドシューの熱処理方法。また、上記溶体化熱処理条件として、ガイドシューを大気雰囲気中で1250〜1280℃、60〜180分間の熱処理する継目無し鋼管圧延用ガイドシューの熱処理方法。さらに、上記ガイドシューを大気雰囲気中で溶体化熱処理した後、引続き、再度大気雰囲気中で700〜800℃、8〜10時間の熱処理を行う継目無し鋼管圧延用ガイドシューの熱処理方法。 (もっと読む)


【課題】 高靱性と高耐摩耗性および経年変化特性を要求される廃棄物破砕機の破砕刃用鋼およびそれを使用した破砕刃を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.3〜0.5%、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:4.0〜6.0%、MoおよびWの内の1種または2種をMo+1/2W:0.8〜2.5%、VおよびNbの内の1種または2種をV+1/2Nb:0.3〜1.0%、を基本成分として含有し、残部をFeと不可避的不純物からなることを特徴とする耐摩耗性に優れ、かつ経年変化を抑制した破砕用刃物用鋼。 (もっと読む)


方向性凝固超合金は、熱処理が再結晶を生じるので、しばしば熱処理できない。熱処理中に揺動式に形成される本発明に係る温度推移によって、析出物の溶解と析出との経過を繰り返すことによって機械的応力が低減されるので、熱処理時の再結晶は避けることができる。本方法はγ’析出物を有するニッケル基超合金に応用することができる。周期的熱処理後、温度を完全溶解熱処理温度に等しい温度またはそれより高い温度に調整し、その温度に保つことができる。同様に、完全溶解熱処理温度より上で揺動運動を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 靱性に優れた熱間工具鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.30〜0.50%、Cr:4.0〜5.5%、Mo:0.5〜2.0%、V:0.5〜1.5%、残部がFeと不可避的不純物から成る鋼を、圧鍛加熱温度950〜1250℃にて圧延鍛造し、その圧鍛終止温度を900〜1150℃とした後、該圧鍛後の冷却速度0.05℃/sec以上にて焼鈍してなることを特徴とする高靱性熱間工具鋼およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】水素脆性剥離の発生を抑制し、かつピーリングの発生を抑制した自動車電装・補機用転動部材および自動車電装・補機用転がり軸受を提供する。
【解決手段】ロータ31を回転させることによって、ステータ33に起電力を発生させるオルタネータ30において、ロータ軸32をハウジング34に対して軸支するオルタネータ用玉軸受1を構成する外輪11、内輪12および玉13は、0.005質量%以上0.1質量%以下の炭素と、2.0質量%以上5.0質量%以下の珪素と、0.5質量%以上2.0質量%以下のマンガンと、8.0質量%以上13.0質量%以下のクロムと、4.0質量%以上10.0質量%以下のニッケルと、1.0質量%以上5.0質量%以下の銅とを含有し、残部鉄および不可避的不純物からなる鋼から構成され、55HRC以上の硬度を有している。 (もっと読む)


【課題】高温強度と靱性に優れたCr含有鋼管を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.020%未満、Si:0.10%以上0.50%未満、Mn:2.0%未満、P:0.06%未満、S:0.008%未満、Ni:1.00%未満、Cr:12.0%以上16.0%未満、N:0.020%未満、Nb:10×([C]+[N])%以上0.80%未満、Mo:0.8%以上3.0%未満を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなるCr含有鋼管を歪取焼鈍後冷却するにあたり、冷却速度Rが下記の式(1)を満たすように冷却することを特徴とする高温強度および靱性に優れたCr含有鋼管の製造方法;50×[Nb]2≦R ・・・(1)、ただし、[C]、[N]、[Nb]は、それぞれC、N、Nbの含有量(mass%)を、Rは、500℃までの冷却速度(℃/sec)を表す。 (もっと読む)


【課題】特殊な熱処理を必要とせず、高い耐食性を有するとともに、十分な硬度を有することにより転動疲労寿命を向上させたハブ軸受用転動部材、ハブ軸受およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ハブ軸受用転動部材である外輪2、ハブ輪3、内輪8および玉4は、車輪と車体との間に介在して、車輪を車体に対して回転自在に支持するためのハブ軸受1を構成する。そして、当該ハブ軸受用転動部材は、0.005質量%以上0.1質量%以下の炭素と、2.0質量%以上5.0質量%以下の珪素と、0.5質量%以上2.0質量%以下のマンガンと、8.0質量%以上13.0質量%以下のクロムと、4.0質量%以上10.0質量%以下のニッケルと、1.0質量%以上5.0質量%以下の銅とを含有し、残部鉄および不可避的不純物からなる鋼から構成され、55HRC以上の硬度を有している。 (もっと読む)


【課題】切断時における割れの発生を防止するのと共に切断後のバリ発生をも抑制する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.22%、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.10〜1.00%、Cr:12.00〜14.00%、N:0.01%〜0.05%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法である。前記マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管を製管後、鋼管外表面温度が135〜175℃になるまで空冷し、その後管端部を切断する。
【効果】鋼管自体の割れ感受性を低く抑えつつ、特定の温度範囲で切断することで、切断部分の割れを発生させることなく、かつバリの発生も抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】高い耐食性を有するとともに十分な硬度、特に高温における十分な硬度を有することにより転動疲労寿命を向上させた連続鋳造ロール支持用転動部材および連続鋳造ロール支持用転がり軸受を提供する。
【解決手段】連続鋳造される鋳造物をガイドするための連続鋳造ロール11をスタンド13に対して軸支するために使用される自動調心ころ軸受20および自動調心輪付き円筒ころ軸受30に用いられる外輪、内輪、ころ、円筒ころは、0.005質量%以上0.1質量%以下の炭素と、2.0質量%以上5.0質量%以下の珪素と、0.5質量%以上2.0質量%以下のマンガンと、8.0質量%以上13.0質量%以下のクロムと、4.0質量%以上10.0質量%以下のニッケルと、1.0質量%以上5.0質量%以下の銅とを含有し、残部鉄および不可避的不純物からなる鋼から構成され、55HRC以上の硬度を有している。 (もっと読む)


【課題】 鋼素材からなる耐ピッチング性、耐摩耗性、疲労強度、耐衝撃性に優れた機械構造用部品、特に高面圧用部品とその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、Cr:1.50〜6.00%(好ましくは2.00〜5.50%)、Mo:0.01〜3.00%(好ましくは0.01〜1.50%)を含有し、Cr+2Mo:2.00〜8.00%(好ましくは2.00〜6.00%)である鋼からなる耐ピッチング強度、耐磨耗性に優れ、表層において√(長径×短径)が2μm以上である炭化物が面積率で2%以下である高面圧用部品。 (もっと読む)


【課題】湿潤炭酸ガス環境下における耐食性や溶接熱影響部の靭性を損なうことなく、600℃前後の低温、かつ2時間前後の短時間で効率的に焼戻しを行えるマルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.025%以下、Si:0.1〜0.3%、Mn:0.1〜1.2%、Cr:11〜15%、Ni:1〜5%、Al:0.02〜0.08%、N:0.03%以下、Ti:0.02〜0.15%、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつAlとNの組成の積[Al]×[N]が4×10−8以上であり、さらに焼戻し前において、前記Cの70%以上が炭化物として、ならびに前記Nの70%以上が窒化物として析出していることを特徴とする、焼戻し効率、靭性および溶接性に優れるマルテンサイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


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