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Fターム[4K042DC01]の内容

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Fターム[4K042DC01]に分類される特許

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【課題】ピッチング疲労特性に優れたプーリおよびピッチング疲労特性向上方法を提供する。
【解決手段】シーブ面表面の残留応力が下記(A)式を満足し、かつ、シーブ面の平均表面粗度が0.3μm以下であることを特徴とする疲労特性に優れたプーリ、および、ピッチング疲労特性向上方法である。
(残留応力[MPa])/(表面ビッカース硬度Hv.)<-1.5 ・・・ (A) (もっと読む)


【課題】NiやCu、さらにはVやMo等の高価な合金元素の大量投入による製造コストの増加を抑制し、しかも高強度かつ高靭性であり、しかも耐遅れ破壊特性に優れるばね鋼を安価に提供する。
【解決手段】C:0.40%以上0.65%以下、Si:1%以上2%以下、Mn:0.8%以下、S:0.01%以下、Mo:0.05%以上0.60%以下、Cr:0.3%以上1.5%以下およびB:0.0005%以上0.0100%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物の成分組成とし、さらにマルテンサイト分率が90%以上かつ旧オーステナイト粒径が10μm以下の組織を有し、引張強度を1900MPa以上、全伸びを10%以上とする。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れた中空部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板を素材とし減炭層幅が2hである電縫溶接鋼管に、加熱速度Vh(K/s)でAc3変態点以上の加熱温度T(K)に加熱し、直ちに一次冷却速度Vc(K/s)で焼入れ開始温度Tq(K)まで冷却したのち二次冷却(急冷)する焼入れ処理を施すにあたり、次式


(ここで、C0質量%):鋼板のC含有量(質量%)、t:拡散時間(s)、t=50/Vh+50/Vc+k、k:均熱時間(s)、D:拡散係数(m2/s)、D=D0exp(−Q/RT)を満足するように調整し、焼入れ開始温度TqをAr3変態点超の温度とする。これにより、電縫溶接部の最低C含有量の低下が抑制され、C1/C0。が0.83以上となり、熱処理後の部材の耐久性が顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を維持したままで優れた摩擦特性を付与する表面改質方法と、それにより作製されるパワートレイン系部品を提供する。
【解決手段】第1工程として基材11に急速高周波焼入れを行い、1.5mm以下の深さだけ硬化処理が施され、第2工程として、中間層12と被膜層13とを順に堆積させる。成膜時の基材温度を473K以下とする。中間層12として、カーボンターゲットのスパッタリング電力を一定とし、タングステンターゲットのスパッタリング電力を徐々に低下させてMe-DLC膜を基材11に堆積させ、深さが浅くなるに従い硬度が徐々に増加させる。被膜層13として、Wを所定の割合含んだMe−DLC膜13aとDLC膜13bとをそれぞれ所定の厚みで交互に繰り返し堆積させ、硬度の異なる膜を互い違いに積層する。 (もっと読む)


【課題】材料強度が980MPaを超える高張力鋼板でありながら、接合部の接合強度を確保することができる溶接方法を提供すること。
【解決手段】鋼板の溶接において、抵抗溶接により被溶接材を溶融凝固させナゲット形成させた後、高周波加熱により、溶融凝固部及び熱影響部の焼き戻し処理を行ない、その直後、放冷する、あるいは、抵抗溶接の電極を加圧保持することにより20℃/s以上の冷却速度で冷却する溶接方法である。高周波加熱による焼き戻し処理は、その加熱温度を被溶接材のA3変態点以下で行なう。抵抗溶接により被溶接材を溶融凝固させナゲットを形成させた後、A3変態点まで高周波加熱し、続いて冷却し、その後、高周波加熱により、溶融凝固部及び熱影響部の焼き戻しを行なう。 (もっと読む)


【課題】 形状の複雑な金型であっても、均一な結晶粒に調整することが可能な金型の焼入れ方法を提供する。
【解決手段】 金型の焼入れ方法において、A1変態点からA3変態点の温度域を100℃/H以上の加熱速度で加熱する焼入れ昇温工程の後、A3変態点以上で1150℃を超えない温度域で保持をする保持工程を行い、次いでA3変態点から600℃までの温度域を5〜20℃/minの冷却速度で焼入れ冷却工程を行い、500〜400℃までの温度域にて0.5〜5時間の中断保持工程を経た後、400〜200℃の温度域を1〜15℃/minの冷却速度で冷却する低温側焼入れ冷却工程を経る金型の焼入れ方法。 (もっと読む)


【課題】加工の容易性が高く、且つ外装部品として要求される硬度、耐蝕性、美的外観等の表面性状を充分に備え、更にムーブメント等の被磁気シールド構成要素に対する磁気シールド機能も充分に備えたハウジングを用いることによって、商品としてのデザイン展開の自由度を高めることができ、更に専用の磁気シールド材を不要にして小型化を容易に実現することができる時計等の機器を提供すること。
【解決手段】外部磁場から磁気シールドされる対象の被磁気シールド構成要素1と、ハウジング60,70とを備えた機器であって、前記ハウジングは、表面にオーステナイト化された表面層61を有するフェライト系ステンレス鋼で構成され、内部のフェライト相63は前記被磁気シールド構成要素に対する磁気シールド機能を備える内層構造を有している。 (もっと読む)


【課題】遅れ破壊が抑制されて腐食雰囲気下でも用いることができ、特殊な元素を添加する必要が無く製造コストも低減できる、バネ加工品及びその製造法を提供する。
【解決手段】このバネ加工品は、質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.6〜0.9%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、その組織がベイナイト相B及びフェライト相αの混合組織となっており、更に、旧オーステナイト粒の粒度番号が10番以上で、かつ、混合組織全体の面積に対して、旧オーステナイト粒の粒界面γsに存在するフェライト相αの面積が5〜20%とされている。そして、上記組成の素材からなる加工率が5%以上の母材を形成し、この母材を所定形状に加工して加工品を形成し、これをA変態点以上かつA変態点よりも40℃高い温度以下で加熱保持後、オーステンパー処理を施す。 (もっと読む)


【目的】希少元素が少ない安価な鋼でありながら、軟化抵抗が高く、且つ、熱伝導率が高い工具鋼及びこれを用いた成型用部材、工具鋼の品質検証方法を提供すること。
【解決手段】必須元素として、質量%で、C:0.15〜0.55%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.01〜2.0%、Cr:0.3〜1.5%、Mo:0.8〜2.0%、V+W:0.05〜0.5%、Cu:0.01〜2.0%、及び、Ni:0.01〜2.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる工具鋼。かかる工具鋼は、選択添加元素として、Co、Nb、Ta、Ti、Zr、Al、N、B、S、Ca、Se、Te、Bi、Pb等を含有してもよく、Cr+Mo+V+W+Coの値が4%以下であることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】高温成形後に1200MPa以上の強度を得ることができる耐水素脆性に優れた高強度部品の製造方法及び高強度部品を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.1〜0.55%、Mn:0.1〜3%、Si:1%以下、S:0.03%以下、P:0.1%以下、N:0.01%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる化学成分を含有する鋼板を用い、Ac3〜融点までに鋼板を加熱した後、フェライト、パーライト、ベイナイト、マルテンサイト変態が生じる温度より高い温度で成形を開始し、成形後に金型中にて冷却して焼入れを行い高強度の部品を製造した後にて剪断加工を行う工程にて、加熱雰囲気が水素量6%以下かつ露点15℃以下である場合は、切断面の破断面長さと板厚の比率が80%以下またはだれ長さと板厚の比率が7.0%以下とする。 (もっと読む)


【課題】高強度化を達成しつつ耐遅れ破壊特性に優れ、さらに疲労強度も高い、従来以上に耐遅れ破壊特性および疲労特性に優れた高強度鋼管を提供すること。
【解決手段】質量%でC:0.30%超0.50%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.5%以下、Ti:0.1%以下、Mo:0.3%以上0.5%以下、B:0.0005%以上、0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼で製造した鋼管であって、鋼管を焼き入れ後に、100〜400℃で焼き戻し処理を施すことで、旧オーステナイト粒径が10μm以下となる硬化部が鋼管のC断面面積の30%以上形成された鋼組織を有することを特徴とする耐遅れ破壊特性および疲労特性に優れた高強度鋼管を用いる。鋼が、さらに、Al:1.0%以下、Cr:2.5%以下、Cu:1.0%以下、Ni:2.0%以下、V:0.5%以下の中の1種または2種以上を含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れた加工性を有すると共に寸法精度の良好な鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の成分系の鋼管をAc3変態点温度以上に加熱し室温まで連続冷却した後、円周方向の断面において減面率が5%以上、45%以下となるように冷間で伸管加工を施し、更に、(Ac1変態点温度−100)℃以上、Ac1変態点温度以下の温度範囲で0.005℃/S以上、5℃/s以下の昇温速度で再加熱し、その温度範囲で5分以上、300分以下の間保持した後、室温まで空冷する。これにより、r*値が1.0以上となる鋼管の曲げ加工において、鋼管の曲げ外側の減肉と曲げ内側のしわが抑制され、曲げ加工性が著しく向上する。 (もっと読む)


【課題】高い強度と高い靭性を備え、軽量なゴルフシャフトを提供する。
【解決手段】中空パイプ形状のスチール製ゴルフシャフトにおいて、その厚み方向における残留オーステナイトの含有量分布を外側表面に向かって増大する傾斜構造とする。また、長手方向の残留オーステナイトの分布および/または結晶粒度を調整し、曲げた際に最も大きな応力が加わるゴルフシャフト部位における強度と靱性を確保する。こうすることで、肉薄で軽量化を追及したスチール製ゴルフシャフトを得る。 (もっと読む)


【課題】中空スタビライザー等におけるような急速加熱焼入れ処理を施されても、耐久性に優れた部材とすることが可能な、熱処理用電縫溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.40%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.30〜2.00%、Al:0.01〜0.10%、Ti:0.001〜0.04%、B:0.0005〜0.0050%、N:0.0010〜0.0100%を含み、かつTiおよびNが、(N/14) < (Ti/47.9)の組成を有する鋼板を鋼管素材とし、略円筒状のオープン管に成形したのち、端部同士を突き合わせて高周波抵抗溶接によりボンド幅が30〜65μmとなるように電縫溶接鋼管とし、ついで全体を、Ac3変態点以上の温度に加熱した後、外径比で圧下率:(1−25/縮径圧延前ボンド幅(μm))×100%以上の縮径圧延を施す。電縫溶接部の減炭層幅が所定値以下に狭くなり、急速加熱焼入れ処理を施しても、電縫溶接部の焼入れ硬さの低下が抑制され、耐久性に優れた部材となる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも転動疲労寿命に優れると共に、強度にも優れた軸受用鋼部品を提供する。
【解決手段】C:0.60〜1.50mass%、Si:0.1〜1.0mass%、Mn:0.1〜1.5mass%およびCr:0.1〜2.0mass%を含み、残部Fe及び不可避的不純物の成分組成とし焼入れ熱処理前の組織はベイナイト及び球状炭化物からなる組織とし、焼入れ後の硬化層表層部における旧オーステナイト粒の平均径を4.0μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】軸受における重要な特性である転動疲労特性、具体的には、転動疲労試験における10%累積破損確率を大幅に向上させた、軸受に供する内輪および外輪を提供する。
【解決手段】転走部における少なくとも表面から0.5mm深さ位置までの鋼組織を、旧オーステナイト粒径3.5μm以下とする。 (もっと読む)


本発明は、溶接部硬さを低減するとともに溶接部延性および靱性を改善した硬化性鋼および鉄合金のシーム溶接構成物の熱処理方法を提供する。この方法は、シーム溶接部を二次熱源によりマルテンサイト開始温度を超えるが下部臨界温度を超えない温度まで急速に加熱することに続き、ただちにシーム溶接部を空冷させることからなる。本発明の急速な焼戻しは、高強度の焼入れ硬化可能合金のシーム溶接管および他の構造物の生産に特に適する。
(もっと読む)


【課題】MoやCo、V等の高価な合金元素を多量に添加することによる製造コストの増加を抑制して、加工しやすく、しかも高強度で耐遅れ破壊特性および耐腐食性に優れる高強度ボルトを安価に提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.15%超、0.30%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.5%以下、Ti:0.1%以下、Mo:0.3%以上、0.5%以下、B:0.0005%以上、0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を、焼入れ後に、100℃〜400℃で焼き戻し処理を施し、焼入後の平均旧オーステナイト粒径が10μm以下の鋼組織とすること特徴とする耐遅れ破壊特性および耐腐食性に優れた高強度ボルトを用いることで、強度範囲が約1200〜1800MPaで、高い加工性、高い耐遅れ破壊特性、および耐腐食性を発現させることができる。 (もっと読む)


【課題】非調質のままで優れた靭性を示す機械構造用非調質鋼をその有利な製造方法とともに提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.6mass%、Si:1.1mass%以下、Mn:2.0mass%以下、B:0.0005〜0.01mass%およびTi:0.1mass%以下を含み、さらにMo:1.0 mass%以下およびW:2.0mass%以下の1種又は2種を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成を有し、析出Bが0.0005mass%未満であり、硬度がHRC18〜32であり、降伏比が0.7以上であるものとする。 (もっと読む)


【課題】120℃をこえる高温下で使用されても水素脆性に起因する軸受転走面での早期剥離を効果的に抑制できるグリース封入転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪2と、外輪3と、これら内外輪間に介在する転動体4とを備え、グリース7を封入してなる転がり軸受であって、内輪2、外輪3および転動体4から選ばれた少なくとも一つの軸受部材の表層部にオーステナイト結晶粒の粒度番号が10番をこえる窒素富化層が形成され、200〜300℃の焼戻処理が施され表層部の残留オーステナイト量が 15 重量%以下であり、上記軸受部材の転走面に厚みが 0.1μm 以上で、表面粗さが最大高さRzで 1.1μm をこえない酸化被膜を形成し、上記グリースは、基油と増ちょう剤とからなるベースグリースにアルミニウム粉末およびアルミニウム化合物から選ばれた少なくとも一つのアルミニウム系添加剤をベースグリース 100 重量部に対して 0.05〜10 重量部配合してなる。 (もっと読む)


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