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Fターム[4K042DC01]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | 加熱速度 (128)

Fターム[4K042DC01]に分類される特許

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【課題】 強度及び靭性が高いレベルでバランスされ、特に、自動車や航空機等のシートフレームとして適する構造材を提供する。
【解決手段】薄肉鋼同士をその一部において接合加工して一体化し、接合加工後に一部を熱処理して、熱処理された部分とそれ以外の部分とで強度及び靭性を異ならせた構造材である。熱処理によって構造材全体を均質に高強度化したのではなく、部分的に強度の高い部分と弱い部分とを形成しており、強度と靭性が高いレベルでバランスされた構造材を得ることができる。強度と靭性とが高いレベルでバランスされているため、特に、自動車や航空機等のシートフレームとして適している。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼材を熱処理しても、所定のめっき層を残存させ、自動車用部材としての塗装後の耐食性および塗膜密着性が確保された亜鉛系めっき熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼材に、塑性変形が可能な温度域または焼入れが可能な温度域への加熱を行って得られ、表面に存在するめっき層の付着量が片面当たり20〜100g/mであり、めっき層のFe濃度が10〜35%であり、かつ当該めっき層にη相が存在し、さらに、めっき層の表面の中心線平均粗さRaが1.5〜5μmである亜鉛系めっき熱処理鋼材である。めっき層の付着量が片面当たり30〜150g/mであるとともにめっき層中に20%以下のFeを含有する亜鉛系めっき鋼材に、30℃/秒以上の昇温速度で前記温度域への加熱を行ってから30℃/秒以上の冷却速度での冷却を行った後、亜鉛系めっき鋼材の表面に当接する加圧ロールによって亜鉛系めっき鋼材の表面に残存するめっき層の表面粗度を調整することにより、製造される。 (もっと読む)


【課題】 薄肉低炭素鋼の強度、靭性を高めるのに適した技術を提供する。
【解決手段】厚さ1.2mm以下の普通鋼である薄肉低炭素鋼について、急加熱及び急冷を行うことにより、ミクロ組織が、均質ではなく、粒径の異なる結晶粒が混合された混粒組織になり、好ましくは、この混粒組織に加えて硬質相組織が含まれているものが得られ、高強度、高靱性の薄肉低炭素鋼が得られる。また、急加熱及び急冷を伴う熱処理工程を複数回実施することにより、粒径のより小さな結晶粒の混粒組織あるいはそれに含まれる硬質相組織が得られ、より高強度、高靱性の薄肉低炭素鋼が得られる。 (もっと読む)


【課題】素材自体の耐食性を向上させ、かつ引張強度が1100MPa以上の高強度で、耐食性と低温靭性に優れた車両用スタビライザ用鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.20%、Si:0.6%超え1.5%以下、Mn:1〜3%、Cr:0.1〜1.0%、sol.Al:0.005〜0.080%、Ti:0.005〜0.060%、Nb:0.005〜0.060%、Ti+Nb≦0.070%、N:150ppm以下、P:0.035%以下、S:0.035%以下、Cu:0.01〜1.00%、Ni:0.01〜1.00%を含み、残部がFe及び不可避不純物からなり、スタビライザ成形前の組織がベイナイト又はマルテンサイト又はベイナイト/マルテンサイトの混合組織のいずれかからなり、かつスタビライザの熱処理後の旧オーステナイト結晶粒度が粒度番号で9以上であることを特徴とする耐食性と低温靭性に優れた車両用高強度スタビライザ用鋼。 (もっと読む)


【課題】鍛造品の表面キズを低減できる超高温熱間鍛造方法を提供すること。
【解決手段】鋼材を1250℃以上に加熱する加熱工程と、鋼材を加熱の後に熱間鍛造する荒鍛造工程とを備える超高温熱間鍛造方法において、最終鍛造工程で用いる第3の鍛造型の型温を、加熱工程における加熱温度よりも1130℃以上低くする。第3の鍛造型の型温を低温にすることで、第3の鍛造型の型面への酸化スケールの固着を抑制し、鍛造品の表面キズを低減する。 (もっと読む)


【課題】1300〜1450MPaのTSと10.0〜14%程度のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.18〜0.21%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるマルテンサイト相の面積率が90〜100%であり、かつ旧オーステナイト粒の平均粒径が8μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


【課題】冷間加工に続いて、焼入れ+焼き戻しを施し、縮径部を含むエアバッグアキュムレータ部品としても優れた低温バースト性能を有する、引張強度1000MPa以上のエアバッグシステム用継目無鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.025%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.10%、Ca:0.0005〜0.005%、Nb:0.005〜0.050%、Ti:0.005〜0.050%、Cu:0.01〜0.50%、Ni:0.01〜0.50%、Cr:0.01〜0.50%、Mo:0.01%以上0.1%以下、B:0.0005〜0.0050%、残部がFeおよび不可避不純物からなり、且つ下式(1)を満たす鋼組成とする。Cu+Ni≧(Cr+Mo)+0.3・・・(1) (もっと読む)


冷間加工工具鋼製の、高い耐摩耗性を持つグラニュレータ用のブレードであって、好ましくは高いバナジウム含有率を持ち、かつ加工後に、500℃〜700℃なる範囲の温度にて熱的に処理されている。該ブレードの鋭利化は、適当な操作条件の下で、ダイプレート表面に対して、該ブレードを研磨することによって行われる。 (もっと読む)


【課題】高強度・高靭性の鋼板部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板部材は、C含有量が0.15〜0.4重量%、Mn含有量またはCr,Mo,Cu,Niの少なくとも1種とMnとの合計の含有量が1.0〜5.0重量%、SiまたはAlの少なくともいずれか一方の含有量が0.02〜2.0重量%、残部がFe及び不可避的不純物からなり、マルテンサイト相の平均粒径を5μm以下、引張強度を1200MPa以上とする。また、鋼板部材には、B,Ti,Nb,Zrの少なくとも一種を、0.1重量%以下の含有量で含有させる。鋼板部材では、10℃/秒以上の昇温速度で675〜950℃の最高加熱温度T℃まで加熱して、(40−T/25)秒間以下で最高加熱温度T℃を保持した後、最高加熱温度T℃から1.0℃/秒以上の冷却速度でマルテンサイトの生成温度であるMs点以下まで冷却することによりマルテンサイト相を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】曲げ成形性と疲労特性を両立させた機械構造鋼管とその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の疲労特性と曲げ成形性に優れた機械構造鋼管は、ミクロ組織の面分率の80%以上がマルテンサイトであり、マルテンサイト組織の平均ブロック径が3μm以下であり、かつ最大ブロック径が平均ブロック径の1倍以上3倍以下であり、10gビッカースでの最大硬さが平均硬さの1倍以上1.2倍以下である。この鋼管は、鋼スラブを1070℃以上1300℃以下に加熱した後、仕上げ圧延温度を850℃以上1070℃以下とする熱間圧延を施し、仕上げ圧延後冷却速度8℃/sec以上で300℃以下まで冷却して熱延コイルとし、その後造管した後に整形工程にて4ロールサイジングでの縮径歪の合計が0.2%以上0.6%以下となるように縮径し、その後高周波で昇温速度35℃/sec以上で850℃以上1050℃以下まで加熱し、冷却速度100℃/sec以上で冷却する方法で製造される。 (もっと読む)


【課題】1960〜2130MPaのTSと8%以上のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.35〜0.50%、Si:0.01〜3.0%、Mn:1.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が5〜35%で、マルテンサイト相の面積率が65〜95%であり、かつ前記フェライト相とマルテンサイト相の平均粒径が7μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


【課題】1470〜1750MPaのTSと8%以上のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.20〜0.40%、Si:0.01〜3.0%、Mn:1.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が5〜55%で、マルテンサイト相の面積率が45〜95%であり、かつ前記フェライト相とマルテンサイト相の平均粒径が7μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


【課題】1770〜1940MPaのTSと8%以上のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.30〜0.45%、Si:0.05〜3.0%、Mn:1.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が5〜40%で、マルテンサイト相の面積率が60〜95%であり、前記フェライト相とマルテンサイト相の平均粒径が7μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入され、かしめ加工される転動軸を含み、高温にさらされる軸受において、表面損傷型の剥離を抑制することができる軸受を提供する。
【解決手段】転動軸1と、外輪と、転動軸1および外輪に接して転動するころとを有し、転動軸1が高周波焼入れによる表面硬化層を有する軸受であり、上記の転動軸1は、加熱処理230℃×2hの処理前と処理後とにおける中央の径の寸法変化率が10×10-5〜50×10-5の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】内部起点破壊が生じにくく長寿命な転がり軸受及びその製造方法を提供する。
【解決手段】円筒ころ軸受の内輪1,外輪2,及び転動体3は、SUJ2等の軸受鋼で構成されている。内輪1及び外輪2には高周波焼入れを含む熱処理が施されていて、該熱処理により硬化されてなる硬化層が軌道面1a,2aに形成されている。この硬化層の硬さはHv600超過とされているとともに、この硬化層の内側の硬化されていない芯部の硬さはHv600以下とされている。また、硬化層と芯部との境界領域の硬さ勾配が緩やかとなるように、前述の高周波焼入れを含む熱処理が施されている。すなわち、硬化層のうち硬さがHv650の部分と、芯部のうち硬さがHv300の部分との間の深さ方向の硬さ勾配を、最小二乗法で求めた値が89以下とされていて、作用する応力の勾配よりも緩やかとなっている。 (もっと読む)


【課題】浸炭処理を実施するに際して、2次焼入を伴うことなく、鋼のオーステナイト結晶粒を微細化することが可能な鋼の熱処理方法を提供する。また、生産コストが抑制され、かつ疲労強度および靭性に優れた機械部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、鋼をA点以上の温度に加熱する加熱工程と、A点以上の温度に加熱された鋼を、浸炭性のガスを含む雰囲気中においてA点以上の温度に保持することにより、鋼に炭素を侵入させる浸炭工程と、炭素が侵入した鋼をA点以上の温度からM点以下の温度に冷却することにより焼入硬化させる焼入硬化工程とを備えている。そして、加熱工程では、鋼の温度がA点を通過する際における、鋼の昇温速度が20.8℃/分以上とされる。 (もっと読む)


【課題】 浸炭による結晶粒の粗大化や粒界炭化物の析出を抑えて靱性を大幅に改善した耐摩耗性、耐アルミ溶損性に優れる工具鋼およびアルミ加工用金型を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.31〜0.60%、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.3〜1.0%、Ni:0.05〜0.6%、Cr:3.0〜5.0%未満、MoまたはWのいずれか1種または2種をMo当量(Mo+1/2W):0.8〜4.0%、VまたはNbのいずれか1種または2種をV当量(V+1/2Nb):0.5〜1.5%、残部Feおよび不可避的不純物よりなる鋼を、鍛造および圧延における終止温度900〜1150℃、冷却速度0.05℃/sec以上としたことを特徴とするアルミ加工用金型に適した工具鋼およびアルミ加工用金型。 (もっと読む)


【課題】高温、高速回転下で使用されても水素脆性に起因する軸受転走面での剥離を効果的に抑制できるグリース封入転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪2および外輪3から選ばれた少なくとも一つの軌道輪に熱処理および表面処理を施し、グリース7を封入したグリース封入転がり軸受1であって、熱処理は所定の窒素富化層を形成する処理であり、表面処理は軌道輪を電解エッチングした後、所定の酸に浸漬し被膜を形成した後、軌道輪をクロム酸と、所定の酸と、マグネシウム、カルシウム、バリウムの炭酸塩または硫酸塩から選ばれた少なくとも一つの物質の過飽和量と、界面活性剤とを含む水溶液で電解する処理であり、グリースは、アルミニウム粉末およびアルミニウム化合物から選ばれた少なくとも一つのアルミニウム系添加剤を基油と増ちょう剤とからなるベースグリース 100 重量部に対して 0.05〜10 重量部配合してなる。 (もっと読む)


ポット口の口径がポットボトムの直径より大きい、溶融状の鋼(鉄)スラグを装うためのポット形容器であって、前記冶金スラグポットが鋼板により溶接されてなることを特徴とする新型構造とする冶金スラグポットを提供する。本発明の新型構造とする冶金スラグポットによれば、溶接プロセスにより、圧延した鋼板をポットに溶接することができる。これにより、環境への汚染を大幅に減少することができる。前記冶金スラグポットのポット壁を構成する鋼板の結晶粒は、その粗さが均一で、キャビテーション、収縮孔、気孔、偏析、罅割れ、非金属不純物、高温割れ、低温割れ等の欠陥が殆ど存在しないため、且つ、スラグポットのポット壁を構成する鋼板の結晶粒の均一性は一般の圧延鋼材と同一であるため、スラグポットの溶接性と修復性が良く、スラグポットの使用寿命を大幅に延長すると共に、生産現場における常に発生するスラグポットの割れ等の安全危険をなくすことができ、コストを大きく低減することができる。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼材料の表面に形成された化合物層の高周波焼入れによる酸化を防止するように焼入れした、鉄鋼材料及びその製造方法並びに高周波焼入れ部品を提供する。
【解決手段】基材11と基材11の表面に形成した化合物層12と化合物層12上に形成した酸化防止被覆層13とから成り、基材11が所定の深さの硬化層を有する焼入れ鉄鋼材料10であって、基材11の表面上の硬度が高められている。焼入れ鉄鋼材料10は、表面に化合物層12を形成した基材11上に酸化防止被覆層13を形成する第一の段階と、化合物層12及び酸化防止被覆層13を備えた基材11を高周波焼入れする第二の段階とを備え、第二の段階が所定の加熱温度となるまで所定の加熱時間で昇温し、加熱温度に達した後、直ちに冷却が行われる。 (もっと読む)


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