説明

Fターム[4K042DE06]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 冷却条件 (1,672) | 冷却温度区間 (272)

Fターム[4K042DE06]に分類される特許

121 - 140 / 272


ベアリング用鋼から形成されたベアリング構成要素が開示されており、この構成要素は、外表面を有し、焼入れベイナイト及び/又はマルテンサイトを備え、実質的に均一な化学組成を有し、このベアリング構成要素の少なくとも一部分は、表面近傍における−25から −1000 MPaを備える残留圧縮応力プロファイルを有し、表面近傍は該表面の下500ミクロン又はそれ未満の領域として規定されていることを特徴としている。
(もっと読む)


【課題】ベルトからの繰返し負荷及びベルトとの摺動発熱による、プーリーの摺動面の疲労亀裂を抑制することにより、摺動面の耐摩耗性を向上させることができる無段変速機用プーリーを提供する。
【解決手段】金属ベルトに少なくとも一部が巻きつけられ、前記金属ベルトに摺動する摺動面を少なくとも有し、素材の鋼としてJIS G 4053に規定されているクロム鋼又はクロムモリブデン鋼から選択した材料を用いた無段変速機用プーリーであって、前記摺動面が、最大谷深さRv2.0μm以下の表面粗さであり、前記炭素の含有する濃度が、0.65〜1.40質量%の範囲にあり、前記摺動面のビッカース硬さをH、前記窒素の含有する濃度N質量%としたときに、H≧−320×N+700の関係を満たしてなる。 (もっと読む)


【課題】合金元素の含有量を抑制しつつ、苛酷な環境下で長寿命な針状ころ軸受および針状ころを提供する。
【解決手段】スラストニードルころ軸受1の軌道輪11およびニードルころ13は、0.7〜1.1%の炭素、0.3〜0.7%の珪素、0.3〜0.8%のマンガン、0.5〜1.2%のニッケル、1.3〜1.8%のクロム、0.1〜0.7%のモリブデンおよび0.2〜0.4%のバナジウムを含有し、残部鉄および不純物からなり、珪素+マンガンは1.0%以下、ニッケル+クロムは2.3%以上、クロム+モリブデン+バナジウムは3.0%以下である鋼から構成され、高炭素含有層が形成され、その表層部の硬度は725〜800HV、表層部の炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜20%以下、表層部は内部よりも炭素量が0.2〜0.4%高く、表層部の窒素量は0.1〜0.5%である。 (もっと読む)


【課題】処理効率の低下を抑制しつつ、オーステナイト結晶粒の微細化が可能な浸炭処理または浸炭窒化処理と焼入硬化処理とを含む鋼の熱処理方法、高い生産効率で浸炭処理または浸炭窒化処理と焼入硬化処理とを含む熱処理が実施され、オーステナイト結晶粒が微細化された機械部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、A点以上の温度である浸炭温度Tにおいて浸炭する浸炭工程と、浸炭工程の後、M点を超え660℃以下の温度である冷却温度Tに冷却する冷却工程と、冷却工程の後、A点以上浸炭温度T以下の温度である再加熱温度Tに再加熱する再加熱工程と、再加熱工程の後、A点以上の温度からM点以下の温度に冷却して焼入を実施する工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】TiやVなどの合金元素を含まないために成分コストが低く、低い硬さレベルであっても十分な破断分離性を有する高炭素鋼の提供。
【解決手段】C:0.70〜1.20%、Si:0.4%以下、Mn:0.9%以下、P:0.10%以下、S:0.015%以下、Cr:0.5〜2.0%およびAl:0.05%以下を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、旧オーステナイト粒径が200μm以上、硬さがブリネル硬さで300以下である破断分離性に優れる高炭素鋼。 (もっと読む)


【目的】希少元素が少ない安価な鋼でありながら、軟化抵抗が高く、且つ、熱伝導率が高い工具鋼及びこれを用いた成型用部材、工具鋼の品質検証方法を提供すること。
【解決手段】必須元素として、質量%で、C:0.15〜0.55%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.01〜2.0%、Cr:0.3〜1.5%、Mo:0.8〜2.0%、V+W:0.05〜0.5%、Cu:0.01〜2.0%、及び、Ni:0.01〜2.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる工具鋼。かかる工具鋼は、選択添加元素として、Co、Nb、Ta、Ti、Zr、Al、N、B、S、Ca、Se、Te、Bi、Pb等を含有してもよく、Cr+Mo+V+W+Coの値が4%以下であることが望ましい。 (もっと読む)


本発明は、モノリシック鉄部品(ferrous monolithic component)の製造方法、及び、その方法によって製造された部品に関する。本発明は、強度を高めたい部品の部分を選択的に急速に冷却し、かつ、機械加工性を高めたい部品の部分を選択的に制御冷却する仕組みを利用する。そのような制御冷却は、冷却、再加熱、及び、再冷却を含んでも良い。それにより、より急速に冷却されたゾーンでは部分的に強度が高くなり、かつ、よりゆっくり冷却されたゾーンでは、部分的に機械加工性が高くなる。
(もっと読む)


【課題】降伏強さYS110ksi級の高強度と優れた低温靭性とを兼備する油井管用継目無鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.010%未満、Si:1.0%以下、Mn:0.1〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Al:0.10%以下、Cr:10〜14%、Ni:0.1〜4.0%、N:0.05%以下を含み、さらに、Cu、Moおよび/または、V、Nb、Tiのそれぞれのうちから選ばれた1種または2種以上を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、降伏強さ110ksi級の高強度とvTrs:−60℃以下の優れた低温靭性とを兼備する油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管および、Ac変態点以上の焼入温度に加熱したのち、空冷以上の冷却速度で100℃以下の温度域まで冷却する焼入処理、および450℃超え550℃以下の焼戻温度とする焼戻処理による製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】硬質炭素皮膜の密着性に優れた歯車を提供すること。
【解決手段】0.005≦C≦0.6mass%、0.01≦Si≦2.0mass%、0.01≦Mn≦2.0mass%、0.1≦Cr≦2.0mass%、0.15≦Mo≦1.5mass%、及び0.01≦V≦0.5mass%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなり、次の(1)式を満たす鋼からなる基材と、前記基材表面に形成された浸炭硬化層と、前記浸炭硬化層の上に形成された硬質炭素皮膜とを備えた歯車。
0.40≦V+0.15Mo≦0.70 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】合金元素の含有量を抑制しつつ、苛酷な環境下において長寿命なトランスミッション用転動部材および転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受1の外輪11、内輪12、玉13は、0.7〜1.1%の炭素、0.3〜0.7%の珪素、0.3〜0.8%のマンガン、0.5〜1.2%のニッケル、1.3〜1.8%のクロム、0.1〜0.7%のモリブデンおよび0.2〜0.4%のバナジウムを含有し、残部鉄および不純物からなり、珪素+マンガンは1.0%以下、ニッケル+クロムは2.3%以上、クロム+モリブデン+バナジウムは3.0%以下である鋼から構成され、高炭素含有層が形成され、その表層部の硬度は725〜800HV、表層部の炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜20%以下、表層部は内部よりも炭素量が0.2〜0.4%高く、表層部の窒素量は0.1〜0.5質量%である。 (もっと読む)


【課題】合金元素の含有量を抑制しつつ、苛酷な環境下において長寿命なトランスミッション用転動部材および転がり軸受を提供する。
【解決手段】トランスミッション用の深溝玉軸受1の外輪11、内輪12、玉13は、0.3〜0.4%の炭素、0.3〜0.7%の珪素、0.3〜0.8%のマンガン、0.5〜1.2%のニッケル、1.6〜2.5%のクロム、0.1〜0.7%のモリブデンおよび0.2〜0.4%のバナジウムを含有し、残部鉄および不純物からなり、珪素+マンガンの含有量は1.0%以下、ニッケル+クロムの含有量は2.3%以上、クロム+モリブデン+バナジウムの含有量は3.0%以下である鋼から構成され、硬化処理層が形成され、硬化処理層の表層部の硬度は、725〜800HV、表層部の炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜25%以下、内部の硬度は450〜650HVである。 (もっと読む)


【課題】合金元素の含有量を抑制しつつ、苛酷な環境下で長寿命な自動車電装・補機用転動部材および転がり軸受を提供する。
【解決手段】グリース封入深溝玉軸受1の外輪11、内輪12、玉13は、0.7〜1.1%の炭素、0.3〜0.7%の珪素、0.3〜0.8%のマンガン、0.5〜1.2%のニッケル、1.3〜1.8%のクロム、0.1〜0.7%のモリブデンおよび0.2〜0.4%のバナジウムを含有し、残部鉄および不純物からなり、珪素+マンガンは1.0%以下、ニッケル+クロムは2.3%以上、クロム+モリブデン+バナジウムは3.0%以下である鋼から構成され、高炭素含有層が形成され、その表層部の硬度は725〜800HV、表層部の炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜20%以下、表層部は内部よりも炭素量が0.2〜0.4%高く、表層部の窒素量は0.1〜0.5質量%である。 (もっと読む)


【課題】合金元素の含有量を抑制しつつ、苛酷な環境下において長寿命な工作機械用転動部材および工作機械用転がり軸受を提供する。
【解決手段】工作機械の主軸を支持するアンギュラ玉軸受1の外輪11、内輪12、玉13は、0.3〜0.4%の炭素、0.3〜0.7%の珪素、0.3〜0.8%のマンガン、0.5〜1.2%のニッケル、1.6〜2.5%のクロム、0.1〜0.7%のモリブデンおよび0.2〜0.4%のバナジウムを含有し、残部鉄および不純物からなり、珪素+マンガンの含有量は1.0%以下、ニッケル+クロムの含有量は2.3%以上、クロム+モリブデン+バナジウムの含有量は3.0%以下である鋼から構成され、硬化処理層が形成され、硬化処理層の表層部の硬度は、725〜800HV、表層部の炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜25%以下、内部の硬度は450〜650HVである。 (もっと読む)


【課題】熱処理後に生ずる寸法変化が相対的に少ない金型の製造方法、金型用鋼材の製造方法、及び、金型用鋼材を用いた金型の製造方法を提供すること。
【解決手段】所定の組成を有する鋼材を第1焼入れ温度Tq1から12℃/min以上の第1冷却速度C1で冷却して前記鋼材を第1焼戻し指数λ1が2次硬化ピークの焼戻し指数λpeak1及び変寸率ピークの焼戻し指数λpeak2より大きくなるように焼戻しを行い、前記鋼材を粗加工し、所定の形状を有する金型とし、前記金型を第2焼入れ温度Tq2から12℃/min以上の第2冷却速度C2で冷却し、前記金型を第2焼戻し指数λ2が変寸率ピークの焼戻し指数λpeak2より小さくなり、かつ、前記第2焼戻し指数λ2における変寸率が前記第1焼戻し指数λ1における変寸率の±0.05%以内となるように焼戻しを行う金型の製造方法、金型用鋼材の製造方法、及び金型用鋼材を用いた金型の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は,パイプ焼鈍後の冷却速度が小さくても、高温強度に優れるばかりでなく、靱性及び耐酸化性に優れたCr含有鋼管並びにその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】Cr含有鋼管の非接合部を切断して得た複数の試料の表面に出現する結晶粒及び析出物を電子顕微鏡で観察して該結晶粒の粒界長さ及び析出物の長さをそれぞれ測定し、それら測定値に基づき下記式で算出される粒界上析出物占有率の平均値が1〜50%であることを特徴とするCr含有鋼管である。
粒界上析出物占有率(%)=(粒界に沿った析出物の長さの合計値/結晶粒界の長さ)×100
また、このような鋼管の製造方法としては、素材の冷延鋼板を焼鈍した後、950℃から700℃までの平均冷却速度を30℃/s以上として冷却することである。 (もっと読む)


【課題】ラックの製造時に損傷が生じにくいことに加えて、使用時に衝撃や応力が負荷されてもラックに損傷が生じにくいラックアンドピニオン式ステアリング装置を提供する。
【解決手段】ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラック21は、炭素の含有量が0.35質量%以上0.55質量%以下である鋼で構成されている。すなわち、上記鋼からなる棒状素材又は管状素材に軟化焼鈍しを施した後に冷間鍛造により成形し、さらに高周波焼入れを施すことにより製造されている。前記素材は、軟化焼鈍しによって、球状化セメンタイトの最大粒径が0.5μm以上7μm以下とされているとともに、硬さがHv200以下とされている。ラック21の表面には、高周波焼入れにより硬化された表層部が形成されているが、この表層部の内側には高周波焼入れによる焼入れが施されておらず、硬さHv350以下の非焼入れ部となっている。 (もっと読む)


【課題】表面硬化処理をした機械部品を製造するに当たって、浸炭と高周波焼入れとの併用を可能にし、全体として歪みが小さく、かつ表面強度が高い機械部品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.50〜3.00%、Mn:0.30〜3.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cu:0.01〜1.00%、Ni:0.01〜3.00%、Cr:0.20〜1.00%、Al:0.20%以下およびN:0.05%以下を含有し、残部がFeおよび不可避な不純物からなり、かつ、[Si%]+[Ni%]+[Cu%]−[Cr%]>0.50 の条件を満たす合金組成を有する鋼を部品形状に加工し、真空浸炭処理を施したのち徐冷し、ついで高周波焼入れにより表面を硬化させる。 (もっと読む)


【課題】代表的肌焼鋼であるSCr420或いはSCM420をベースとして合金元素を添加することにより、従来の熱処理条件等を大幅に変更することなく、使用条件によって水素脆性剥離が生じる場合においても優れた面疲労強度を有する肌焼鋼を提供する。
【解決手段】肌焼鋼を質量%で、C:0.1〜0.4%,Si:0.5%以下,Mn:1.5%以下,P:0.03%以下,S:0.03%以下,Cr:0.3〜2.5%,Mo:0.1〜2.0%,V:0.1〜2.0%,Al:0.050%以下,O:0.0015%以下,N:0.025%以下,V+Mo:0.4〜3.0%,残部Fe及び不可避的不純物からなる組成を有する、浸炭焼入れ焼戻し処理された鋼であって、焼戻し処理後の表層C濃度が0.6〜1.2%で、表面硬さがHRC58以上64未満であり、且つ表層に分散析出するV系炭化物のうち粒径100nm未満の微細なV系炭化物の個数割合が80%以上であるものとする。 (もっと読む)


【課題】高炭素含有の鋼レールにおいて足先部での疲労損傷の発生や疲労損傷を起因とする折損の発生を抑制し、レール底部の耐折損性を向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜1.20%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜2.00%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるレールを製造し、 前記レールの足先部をAr3変態点もしくはArcm変態点〜950℃の温度範囲に再加熱し、その後、冷却速度0.5〜20℃/secの範囲で加速冷却し、400℃以上で加速冷却を停止し、その後、常温まで放冷もしくは加速冷却し、さらに、500〜650℃の温度範囲に再加熱し、その後、常温まで放冷もしくは加速冷却し、かつ熱処理後の前記レールの足先部の硬さがHv320以上であることを特徴とする耐折損性に優れたレールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】内部起点の破壊を抑制して、転がり軸受を長寿命化する。
【解決手段】(1)式で表されるDI値と厚さt(mm)との関係が(2)式を満たす鋼を使用して、内輪1および外輪2を製造する。
DI=(0.2〔C〕+0.128)(1+0.7〔Si〕)(1+3.45〔Mn〕)(1+0.07〔Ni〕+0.27〔Ni〕〔Ni〕)(1+2〔Cr〕)(1+2.5〔Mo〕)(1+0.35〔Cu〕)‥‥(1)
DI/t≧0.45‥‥(2) (もっと読む)


121 - 140 / 272