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Fターム[4K043AB08]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 被熱処理物(鋼材)の成分・組成 (1,551) | Co:1%未満 (21)

Fターム[4K043AB08]に分類される特許

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【課題】連続焼鈍炉用ハースロール周面の表面粗度の評価指標として適切な指標を用いることで、ロール周面に対する異物の付着を抑制する。
【解決手段】本発明の連続焼鈍炉用ハースロール10は、ロール周面の周方向の表面粗度が、Rskで0未満であることを特徴とする。これにより、ハースロール10のロール周面の表面粗度の評価指標としてRskを用い、ロール周面の表面粗度をRskで0未満として、適切な粗度に調整できるので、ロール周面に対する異物の付着を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】パーライト組織を有する高炭素鋼線材を冷間伸線加工して得られた、引張強度が3000MPa以上であり、線径が50〜380μmの概円形断面を有する極細鋼線において、耐デラミネーション特性をさらに向上させる。
【解決手段】極細鋼線の表面に銅めっきまたはブラスめっきを有し、極細鋼線の横断面の鋼線と前記めっきの境界線が、基本となる鋼線横断面の慨円形形状よりも内側に突起状に入り込んだ突起部が形成されており、その突起部の深さが1.0μm以下であり、前記めっきの突起部内に存在するき裂について、その長さの最大値が0.8μm以下であるとともにき裂の進展方向と鋼線横断面の半径方向とのなす角が35°以上であるようにする。 (もっと読む)


【課題】 コイリングの際の折損を抑えることができる上、コイリング後には耐久性及び耐へたり性に優れた高強度バネが得られる高強度バネ用鋼線を提供する。
【解決手段】 Cを0.50〜0.70質量%、Siを1.8〜2.2質量%、Mnを0.50〜0.90質量%、Crを0.50〜0.80質量%、及びVを0.10〜0.20質量%含み、残部が不可避不純物を除いてFeからなり、引張強度が2000〜2100MPa、降伏比が0.70〜0.80であり、好適には旧γ結晶粒の粒度番号が11番以上である高強度バネ用鋼線あって、窒化相当熱処理後の降伏比が0.90〜0.95である。この高強度バネ用鋼線を実際に成形加工及び窒化処理した後の降伏比も0.90〜0.95となる。 (もっと読む)


【課題】オイルテンパー線と遜色ない耐へたり性や疲労強度を有する硬引き線及びその製造方法並びにばねを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.50〜0.70%、Si:1.00〜2.50%、Mn:0.50〜1.00%、Cr:0.50〜2.00%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる硬引き線である。この硬引き線は、その横断面の伸線後ブロック径の最大値が円相当径で2.0μm以下である。さらに硬引き線の化学成分として、質量%で、V:0.05〜0.50%、Co:0.02〜1.00%、Ni:0.02〜1.00%、及びMo:0.05〜0.50%よりなる群から選択された少なくとも一種を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】パテンティング処理もオイルテンパー処理も行うことなく、オイルテンパー線と遜色ない耐へたり性を有する硬引き線を提供する。
【解決手段】線加工された硬引き線であって、質量%で、C:0.60〜0.70%、Si:1.00〜2.50%、Mn:0.20〜1.00%、Cr:0.50〜2.50%、V:0.05〜0.50%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる。400℃で20分の低温焼鈍後の引張強さが同焼鈍前の引張強さよりも50MPa以上高い。硬引き線をばね加工した後に歪取り焼鈍を行った場合でも、引張強さが向上するため、高い耐へたり性を備えるばねを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】強度、靱性、および、耐食性に優れるだけでなく、起歪体性能に優れた起歪体用析出硬化型ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.010〜0.060%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Cu:2.0〜4.0%、Ni:2.5〜5.0%、Cr:13.0〜17.0%、Mo:1.0%以下、Al:0.030%以下、O:0.020%以下、N:0.010〜0.050%、および、Nb:0.10〜0.40%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、C+N:0.025〜0.095%、Cu+Ni:8.5%以下、以下の式で示されるα値が510以下である析出硬化型ステンレス鋼とする。α=1320([C]+[N])+52[Ni]+14[Cu]+10[Cr]+20[Mo]+26[Mn]+20[Si] (もっと読む)


【課題】伸線加工性に優れた線材を得て、これを素材とする鋼線を高い生産性の下に歩留まり良く廉価に提供する。
【解決手段】成分が、質量%で、C:0.95〜1.30%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.0%、Al:0.1%以下、Ti:0.1%以下、N:10〜50質量ppm、O:10ppm以上40ppm以下を含有し、残部はFe及び不純物からなる、パーライト組織の面積率が97%以上、残部がベイナイト、擬似パーライト、フェライト、粒界フェライト、初析セメンタイトからなる線材であり、線材中心部の半径が100μmの領域における初析セメンタイト面積率が0.5%以下であり、且つ線材表層から50μmまでの深さの領域における初析セメンタイトの面積率が0.5%以下であるような、延性に優れた高強度鋼線用線材。 (もっと読む)


【課題】マルテンサイト生成のリスクを回避しつつ、合金元素による固溶強化と低温変態促進による母材強度の向上とを図って安定した特性を有する高強度PC鋼棒を提供する。
【解決手段】パーライト組織からなり、C:0.63〜0.65、Si:2.1〜2.3、Mn:0.5〜0.6、Cr:1.1〜1.3、V:0.05〜0.10、Co:0.1〜0.2の質量%を含有し、恒温変態におけるパーライト変態のノーズが10秒以内である圧延鋼からなる高強度PC鋼棒および高強度PC鋼棒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】異形線加工を行う線材において、高強度、且つ高延性を付与することができる高強度異形鋼線用線材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.80超〜1.1%、Si:0.7〜1.3%、Mn:0.2〜0.8%、N:0.001〜0.006%、B:0.0004〜0.0025%を含有し、更に、Al:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%の何れか1種又は2種を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、線材の直径が5.0〜15.0mmであり、表層からの深さが100μm以内において、非パーライト組織の分率が10%未満、且つ、平均パーライトブロック粒径R[μm]がR≦0.625×d+8.6の関係を満足し、引張強さTS[MPa]がTS≧350+1000×[C]+150×[Si]+75×[Mn]−9×dの関係を満足する、冷間加工特性に優れる高強度線材。 (もっと読む)


【課題】伸線加工の途中で熱処理を施さずに高強度極細鋼線を製造することができる高強度極細鋼線用線材を製造し、該線材を用いて高強度極細鋼線を製造する。
【解決手段】線径が3.6〜7.0mmの高強度極細鋼線用線材であって、(i-1)質量%又は質量ppmで、C:0.30〜0.50%、Si:0.40超〜1.0%、Mn:0.2〜1.0%、B:4〜30ppm、N:15〜35ppm、O:15〜35ppm、及び、Al:0.01%以下(0を含む)を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼からなり、(i-2)最終のパテンティング処理後の引張強さTS(MPa)が、1000×(%C)+370≦TS≦1000×(%C)+550、を満たし。(i-3)初析フェライトとベイナイトの面積率FA(%)が、FA(%)≦−50×(%C)+35、を満たし、(i-4)残部組織の95%以上が、平均ブロック粒径20μm以下のパーライト組織である。 (もっと読む)


【課題】窒化処理後に高い疲労強度と靭性とを兼備したオイルテンパー線とその製造方法並びにそのオイルテンパー線を用いたばねを提供する。
【解決手段】焼戻しマルテンサイト組織を有するオイルテンパー線である。このオイルテンパー線に450℃で2時間のガス軟窒化処理を行った場合、線表面部に形成される窒化層の格子定数が2.881Å以上、2.890Å以下となり、450℃で2時間の加熱を行った場合、引張強度が1975MPa以上、降伏応力が1769MPa以上、絞り値が40%超、となる。このオイルテンパー線は、伸線加工後の鋼線に焼入れ工程と2段階の焼戻し工程とを行うことにより得られる。 (もっと読む)


【課題】窒化処理した場合でも疲労強度と靭性をバランスよく備えるオイルテンパー線を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.60〜0.70%、Si:1.0〜2.5%、Mn:0.20〜0.80%、Cr:1.0〜2.5%、V:0.05〜0.50%、を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、焼入れ焼戻し後、窒化相当熱処理(420〜480℃で2〜4時間加熱)した後のセメンタイト系炭化物中のCr濃度が2〜6Wt%である。 (もっと読む)


【課題】 ゴム組成物内に埋設された後も腐食疲労特性に優れ、腐食環境下でもゴム製品の形状、強度を維持可能なゴム製品補強用鋼線及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 直径0.1〜0.4mmのスチール素線表面にCuを55〜75%含むめっき層を有し、さらに該めっき層の上にZr、Ti、Si、Mo、Co、Ni、の1種または2種以上を含む金属と酸素を主成分とする化合物の被膜層を有し、その被膜層の厚さを10〜1000nm有する腐食疲労特性に優れたゴム製品補強用鋼線、この鋼線は、スチール素線のめっき層の上に金属酸化物被膜を金属フッ化物錯体を用いた液相析出法により電流密度1〜10A/dmで強制通電処理により連続的に成膜処理を行うことによって製造できる。 (もっと読む)


【課題】オイルテンパー線の材料に起因するノイズ信号を低減し、および/または、スケールの剥離に依存するノイズ信号を低減することで、既存の探傷器を用いて30μm程度の微小な疵の検出を可能にしたオイルテンパー線およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼線表面にスケールを有するオイルテンパー線であって、鋼線の金属組織が、焼戻しマルテンサイトと、焼戻しマルテンサイト中に分布したCoを含有する球状化セメンタイトとを含み、鋼線の保磁力が38.0Oe以上であることを特徴とするオイルテンパー線である。 (もっと読む)


【課題】高負荷応力下での使用においても、ばねの変形が小さく、近年の高強度化要求に対応できる程度に耐へたり性に優れたばね用鋼線を提供する。
【解決手段】本発明のばね用鋼線は、円相当直径で10〜100nmの球状セメンタイトが30個/μm2以上であり、且つセメンタイ中におけるCr濃度が20%以上(質量%の意味、以下同じ)、V濃度が2%以上のものであり、必要によりC:0.5〜0.7%、Si:1.5〜2.5%、Mn:0.2〜1.0%、Cr:1.0〜3.0%、V:0.05〜0.5%を夫々含有すると共に、Al:0.005%以下(0%を含まない)に抑制し、残部Feおよび不可避不純物のものとする。 (もっと読む)


【課題】 伸線加工性に優れた線材を得て、それを素材とする鋼線を高い生産性の下に歩留り良く廉価に提供する。
【解決手段】 成分の特定された硬鋼線材を、熱間圧延後、特定の温度域で巻き取った後に所定の冷速でパテンティング処理することにより、加工性に優れた高炭素鋼線を得る。パーライト組織の面積率が97%以上、残部がベイナイト、擬似パーライト、初析フェライトからなる非パーライト組織であり、パーライトブロック粒径が20μm以上45μm以下であることを特徴とする、生引き性に優れた高強度鋼線材である。また、中間パテンティングおよび冷間伸線を施すことによって製造する、引張り強さが2800MPa以上であることを特徴とする延性に優れた高炭素鋼線である。 (もっと読む)


【課題】 窒化処理後に高い疲労強度と靭性とを兼備したオイルテンパー線とその製造方法並びにそのオイルテンパー線を用いたばねを提供する。
【解決手段】 焼戻しマルテンサイト組織を有するオイルテンパー線である。このオイルテンパー線に窒化処理を行った場合、線表面部に形成される窒化層の格子定数が2.870Å以上、2.890Å以下となる。このオイルテンパー線は、伸線加工後の鋼線に焼入れ工程と焼戻し工程とを行うことにより得られる。その際、焼入れ工程は、雰囲気加熱で温度を850〜950℃、時間を30sec超〜150secとして加熱した後に行い、焼戻し工程は、400〜600℃で行う。 (もっと読む)


【課題】伸線加工性に優れた線材を得て、それを素材とする鋼線を高い生産性の下に歩留り良く廉価に提供する。
【解決手段】成分の特定された硬鋼線材を、熱間圧延後に直接溶融ソルトパテンティング処理すること、もしくは再オーステナイト化後溶融ソルトもしくは鉛パテンティング処理することにより、パーライトを主体とし、断面内の初析フェライト、擬似パーライトもしくはベイナイトからなる非パーライト組織の面積率の平均値が5%以下である、もしくは表層から100μmまでの深さの部分において、非パーライト組織の面積率の平均値が10%以下であるような線材を得る。これにより、引張強さが1600MPa以上で且つ耐縦割れ性に優れたPC鋼線、亜鉛めっき鋼撚線、ばね用鋼線、吊り橋用ケーブルなどとして有用な高強度高靱性硬鋼線が得られる。 (もっと読む)


【課題】 断線を防止でき、結晶粒子を小さくして、耐割れ性等を改善できるフェライト系ステンレス鋼溶接ワイヤを提供する。
【解決手段】 線材として、C:0.03質量%以下、Si:3質量%以下、Mn:3質量%以下、Ni:2質量%以下、Cr:11〜20質量%、Mo:3質量%以下、Co:1質量%以下、Cu:2質量%以下、Al:0.02〜2.0質量%、Ti:0.2〜1.0質量%、O:0.02質量%以下、N:0.04質量%以下、Nb及びTaの少なくとも1つ:CとNとの合計の質量%の8倍〜1.0質量%を含み残部がFe及び不可避不純物からなる線材を用いる。熱処理を施して線材の結晶粒度を3〜10にする。線材を伸線してフェライト系ステンレス鋼溶接ワイヤを製造する。 (もっと読む)


【課題】 高強度においてもコイリング性に優れたばね用鋼線を提供する。
【解決手段】 質量%において、C:0.45〜0.7%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、N:0.0005〜0.007%、t−O:0.0002〜0.01%、残部が鉄および不可避的不純物を含み、引張強度2000MPa以上、かつ検鏡面に占めるセメンタイト系球状炭化物に関して、円相当径0.2μm以上の占有面積率が7%以下、円相当径0.2〜3μmの存在密度が1個/μm2以下、円相当径3μm超の存在密度が0.001個/μm2以下を満たし、かつ旧オーステナイト粒径番号が10番以上、残留オーステナイトが15質量%以下、円相当径が2μm以上のセメンタイト系炭化物の存在密度が小さい希薄域の面積率が3%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


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