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Fターム[4K043AB18]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 被熱処理物(鋼材)の成分・組成 (1,551) | Mo:1%未満 (55)

Fターム[4K043AB18]に分類される特許

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【課題】パーライト組織を有する高炭素鋼線材を冷間伸線加工して得られた、引張強度が3000MPa以上であり、線径が50〜380μmの概円形断面を有する極細鋼線において、耐デラミネーション特性をさらに向上させる。
【解決手段】極細鋼線の表面に銅めっきまたはブラスめっきを有し、極細鋼線の横断面の鋼線と前記めっきの境界線が、基本となる鋼線横断面の慨円形形状よりも内側に突起状に入り込んだ突起部が形成されており、その突起部の深さが1.0μm以下であり、前記めっきの突起部内に存在するき裂について、その長さの最大値が0.8μm以下であるとともにき裂の進展方向と鋼線横断面の半径方向とのなす角が35°以上であるようにする。 (もっと読む)


【課題】製造時の球状化処理時間の短縮化が図れるうえに、十分に硬さを低減することができる高炭素鋼線材および高炭素鋼線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】質量%で、C:0.95〜1.10%、Si:0.15〜0.70%、Mn:1.15%以下(0%を含まない)、Cr:0.90〜1.60%、P:0.050%以下、S:0.050%以下、Al:0.100%以下、Ti:0.015%以下、N:0.025%以下、O:0.0025%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、フェライト結晶粒径が20.0μm以下であって、且つ、炭化物中のCr濃度が、質量%で6.0%以上である。 (もっと読む)


【課題】実験による試行錯誤をすることなく、所望の機械的特性を有する冷延鋼板の製造条件を決定することができる冷延鋼板の製造条件決定方法、製造条件決定装置および製造条件決定プログラムを提供する。
【解決手段】製造条件決定方法は、所望の機械的特性を得るための目標フェライト分率等を決定する目標組織決定工程と、製造条件入力工程と、連続焼鈍時間算出工程と、オーステナイト粒径算出工程と、フェライト分率算出工程と、マルテンサイト硬さ算出工程と、目標フェライト分率等とフェライト分率等との差が予め定めた所定の閾値を超えるか否かを判定する組織比較判定工程と、判定結果に従って製造条件入力工程で入力された加熱温度、焼入れ温度および焼戻し温度を補正する製造条件補正工程とを含み、補正が終了するまでオーステナイト粒径、フェライト分率およびマルテンサイト硬さの算出処理を繰り返し行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】焼入れ後の焼戻し処理を省略しても高強度、高靭性、及び高耐力比を確保できるばね、ならびにこれに用いるばね用鋼線及びばね用鋼を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.15〜0.40%、Si:0.40%以上、1.0%未満、Mn:0.2〜2%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)、Cr:0.01〜1.2%、Ti:0.005〜0.1%、B:0.005%以下(0%を含まない)、N:0.002〜0.015%を含有し、残部が鉄および不可避不純物であることを特徴とするばね用鋼である。また前記ばね用鋼を、焼入れした後、焼戻しをすることなく、スキンパス伸線して得られ、引張強さが1900MPa以上、耐力比が0.90以上であるばね用鋼線も本発明に包含される。 (もっと読む)


【課題】ピックアップ疵がないような表面性状に優れた冷延鋼板を製造することのできる有用な方法、およびそのための製造装置を提供する。
【解決手段】本発明方法は、冷間圧延に続いて非酸化雰囲気の連続焼鈍炉内で焼鈍を行う際に、送給ロールと鋼板ストリップの隙間に酸化性のガスを導入しつつ焼鈍を行うものであり、本発明装置は、冷間圧延に続いて配置される連続焼鈍炉において、その雰囲気が非酸化性雰囲気に制御されると共に、送給ロールと鋼板ストリップの隙間に酸化性のガスを導入する機構が設けられたものである。 (もっと読む)


【課題】オイルテンパー線と遜色ない耐へたり性や疲労強度を有する硬引き線及びその製造方法並びにばねを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.50〜0.70%、Si:1.00〜2.50%、Mn:0.50〜1.00%、Cr:0.50〜2.00%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる硬引き線である。この硬引き線は、その横断面の伸線後ブロック径の最大値が円相当径で2.0μm以下である。さらに硬引き線の化学成分として、質量%で、V:0.05〜0.50%、Co:0.02〜1.00%、Ni:0.02〜1.00%、及びMo:0.05〜0.50%よりなる群から選択された少なくとも一種を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】 コイリングの際の折損を抑えることができる上、コイリング後には耐久性及び耐へたり性に優れた高強度バネが得られる高強度バネ用鋼線を提供する。
【解決手段】 Cを0.50〜0.70質量%、Siを1.8〜2.2質量%、Mnを0.50〜0.90質量%、Crを0.50〜0.80質量%、及びVを0.10〜0.20質量%含み、残部が不可避不純物を除いてFeからなり、引張強度が2000〜2100MPa、降伏比が0.70〜0.80であり、好適には旧γ結晶粒の粒度番号が11番以上である高強度バネ用鋼線あって、窒化相当熱処理後の降伏比が0.90〜0.95である。この高強度バネ用鋼線を実際に成形加工及び窒化処理した後の降伏比も0.90〜0.95となる。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が多い場合でも、優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.4〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に、連続焼鈍を施す際に、加熱過程では、加熱炉内温度:600℃以上A℃以下(A:650≦A≦780)の温度域を雰囲気中中の露点:−40℃以下、かつ、昇温速度:7℃/s以上で、加熱炉内温度:A℃超えB℃以下(B:800≦B≦900)の温度域を雰囲気中中の露点:−10℃以上で行う。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が多い場合でも、優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.4〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に、連続焼鈍を施す際に、加熱過程では焼鈍炉内温度:600℃以上A℃以下(A:650≦A≦1000)の温度域を昇温速度:7℃/s以上とし、かつ、均熱過程では焼鈍炉内温度:820℃以上1000℃以下の温度域を雰囲気の露点:−45℃以下とし、さらに、冷却過程では750℃以上の温度域を雰囲気の露点:−45℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】硬さの上昇に伴う変形抵抗の増大を防止し、生産性を阻害する熱処理を省略、若しくは短時間への熱処理へと簡略化しても良好な伸線加工性等を発揮することのできる高強度ばね用鋼線材、およびこのような高強度ばね用鋼線材を製造するための有用な方法、並びに高強度ばね用鋼線材を素材として得られる高強度ばね等を提供する。
【解決手段】本発明の高強度ばね用鋼線材は、熱間圧延後の鋼線材であり、所定の化学成分組成を有し、パーライトを主体とする組織であり、且つパーライトノジュール粒度番号の平均値Paveおよびその標準偏差Pσが、夫々下記(1)式、(2)式を満足する。
9.5≦Pave≦12.0 …(1)
0.2≦Pσ≦0.7 …(2) (もっと読む)


【課題】Si含有量が多い場合でも、優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.4〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に、連続焼鈍を施す際に、加熱過程では、加熱炉内温度:600℃以上750℃以下の温度域を昇温速度:7℃/s以上とする。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が多い場合でも、優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.4〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に、連続焼鈍を施す際に、加熱過程では、加熱炉内温度:A℃以上B℃以下(A:600≦A≦780、B:800≦B≦900)の温度域を雰囲気の露点:−10℃以上とする。 (もっと読む)


【課題】SUS304並の耐食性を確保しながら、ピアノ線並の疲労強度を兼ね備える高強度ステンレス鋼線を安価に提供することにある。
【解決手段】複相のステンレス鋼線を表面から窒素吸収処理を施し、表層から断面径の8分の1までの化学組成が、質量%で、C:0.005〜0.05%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.2〜5.0%、Ni:0.2〜4.0%、Cr:18〜30%、Mo:3.0%以下、Cu:2.0%以下、N:0.35超〜1.0%で残部Feおよび不可避的不純物からなり、表層から断面径の8分の1までのCr炭窒化物の平均含有率が3.0〜10.0質量%で、引張強さが1800MPa〜3000MPaであることを特徴とする疲労強度に優れた高強度複相ステンレス鋼線である。 (もっと読む)


【課題】ばね用鋼をコイリングしてコイルばねに加工する際に、コイリング後に行う焼入れ後の焼戻し処理を省略しても高強度と良好な腐食疲労特性を両立し、さらに低温靭性にも優れるコイルばねを提供できるばね用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.40%、Si:1〜3.5%、Mn:0.20〜2.0%を含有するとともに、Ti:0.005〜0.10%、Nb:0.005〜0.05%、およびV:0.25%以下よりなる群から選択される少なくとも1種、Cr:0.05〜1.20%、P:0.030%以下、S:0.02%以下を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなり、下記式(1)で示される炭素当量Ceq1が0.55以下であるばね用鋼。
Ceq1=[C]+0.108×[Si]−0.067×[Mn]+0.024×[Cr]−0.05×[Ni]+0.074[V] ・・・(1) (もっと読む)


【課題】パテンティング処理もオイルテンパー処理も行うことなく、オイルテンパー線と遜色ない耐へたり性を有する硬引き線を提供する。
【解決手段】線加工された硬引き線であって、質量%で、C:0.60〜0.70%、Si:1.00〜2.50%、Mn:0.20〜1.00%、Cr:0.50〜2.50%、V:0.05〜0.50%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる。400℃で20分の低温焼鈍後の引張強さが同焼鈍前の引張強さよりも50MPa以上高い。硬引き線をばね加工した後に歪取り焼鈍を行った場合でも、引張強さが向上するため、高い耐へたり性を備えるばねを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】強度、靱性、および、耐食性に優れるだけでなく、起歪体性能に優れた起歪体用析出硬化型ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.010〜0.060%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Cu:2.0〜4.0%、Ni:2.5〜5.0%、Cr:13.0〜17.0%、Mo:1.0%以下、Al:0.030%以下、O:0.020%以下、N:0.010〜0.050%、および、Nb:0.10〜0.40%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、C+N:0.025〜0.095%、Cu+Ni:8.5%以下、以下の式で示されるα値が510以下である析出硬化型ステンレス鋼とする。α=1320([C]+[N])+52[Ni]+14[Cu]+10[Cr]+20[Mo]+26[Mn]+20[Si] (もっと読む)


【課題】伸線加工性に優れた線材を得て、これを素材とする鋼線を高い生産性の下に歩留まり良く廉価に提供する。
【解決手段】成分が、質量%で、C:0.95〜1.30%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.0%、Al:0.1%以下、Ti:0.1%以下、N:10〜50質量ppm、O:10ppm以上40ppm以下を含有し、残部はFe及び不純物からなる、パーライト組織の面積率が97%以上、残部がベイナイト、擬似パーライト、フェライト、粒界フェライト、初析セメンタイトからなる線材であり、線材中心部の半径が100μmの領域における初析セメンタイト面積率が0.5%以下であり、且つ線材表層から50μmまでの深さの領域における初析セメンタイトの面積率が0.5%以下であるような、延性に優れた高強度鋼線用線材。 (もっと読む)


【課題】従来の方法では不可能であった、断面変化連結部の前後においても所望の機械的特性を得ることが可能な引張強度が980MPa以上の高強度鋼板を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】所定の複合組織を有する高強度鋼板を連続焼鈍ラインで製造するに際して、均熱温度(Tss)、焼入れ前温度(Tq)、再加熱温度(TRH)および通板速度Vを、各鋼板の断面積に応じて夫々予め設定しておき、鋼板断面積が異なる鋼板の連結部が連続ラインの焼入れ領域を通過するときに、設定条件の変更を開始し、所定時間かけて上流側の鋼板の設定条件に移行する。 (もっと読む)


【課題】異形線加工を行う線材において、高強度、且つ高延性を付与することができる高強度異形鋼線用線材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.80超〜1.1%、Si:0.7〜1.3%、Mn:0.2〜0.8%、N:0.001〜0.006%、B:0.0004〜0.0025%を含有し、更に、Al:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%の何れか1種又は2種を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、線材の直径が5.0〜15.0mmであり、表層からの深さが100μm以内において、非パーライト組織の分率が10%未満、且つ、平均パーライトブロック粒径R[μm]がR≦0.625×d+8.6の関係を満足し、引張強さTS[MPa]がTS≧350+1000×[C]+150×[Si]+75×[Mn]−9×dの関係を満足する、冷間加工特性に優れる高強度線材。 (もっと読む)


【課題】伸線加工の途中で熱処理を施さずに高強度極細鋼線を製造することができる高強度極細鋼線用線材を製造し、該線材を用いて高強度極細鋼線を製造する。
【解決手段】線径が3.6〜7.0mmの高強度極細鋼線用線材であって、(i-1)質量%又は質量ppmで、C:0.30〜0.50%、Si:0.40超〜1.0%、Mn:0.2〜1.0%、B:4〜30ppm、N:15〜35ppm、O:15〜35ppm、及び、Al:0.01%以下(0を含む)を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼からなり、(i-2)最終のパテンティング処理後の引張強さTS(MPa)が、1000×(%C)+370≦TS≦1000×(%C)+550、を満たし。(i-3)初析フェライトとベイナイトの面積率FA(%)が、FA(%)≦−50×(%C)+35、を満たし、(i-4)残部組織の95%以上が、平均ブロック粒径20μm以下のパーライト組織である。 (もっと読む)


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