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Fターム[4K060BA14]の内容

電気防食 (2,150) | 防食手段 (800) | 材質 (265) | 金属 (235) | Fe又はその合金 (15)

Fターム[4K060BA14]に分類される特許

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【課題】柱部の干満範囲を均一に防食することができる電気防食構造を提供する。
【解決手段】鋼管または鉄筋コンクリートで上下方向に延びるように形成され、一端側が大気中に配置されるとともに水面Lの高さが周期的に変化する電解水W中に他端側が配置された柱部210の浸食を抑える電気防食構造1であって、水面の高さが周期的に変化する範囲である干満範囲212において柱部の外周面全体を覆うように配置された導電体20と、干満範囲の外周面と導電体との間に充填され、電解水を保持した状態で干満範囲の外周面および導電体の形状の変化に対応して変形することで、柱部と導電体との導通状態を維持する基体30と、鋼管または鉄筋コンクリート中の鉄筋に電気的に接続されるとともに電解水中に配置され、電解水を通して導電体との間で電流を発生させる電流発生部40とを備える。 (もっと読む)


【課題】防食性に優れた被覆鋼材を提供する。
【解決手段】基材とする炭素鋼材に、該鋼材の表面を清浄化する前処理と、前記鋼材の表面に金属層を付着させる金属層付着処理と、該金属層の上層として、有機被覆層を形成する塗装処理とを、順次行い、表面に、炭素鋼の腐食電位より卑な電位を示す金属およびその合金のうちから選ばれた少なくとも1種を非連続に、0.1〜10g/m、付着させた金属層と、その上層として、好ましくはエポキシ系樹脂塗膜層またはポリウレタン系樹脂塗膜層を含む有機被覆層を有する被覆鋼材とする。これにより、有機被覆層の劣化が抑制される。なお、金属層付着処理は、上記した金属または合金の金属粉末を鋼材の表面に投射する処理とすることが好ましく、これにより、鋼材の表面に金属層を非連続に、付着させることができる。炭素鋼の腐食電位より卑な電位を示す金属または合金としては、Zn、Al、Mg、およびそれらの合金とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリートを構成している鉄筋の腐食が抑制できるようにする。
【解決手段】鉄筋コンクリート101を構成している鉄筋からなる内部電極102に、鉄筋コンクリート101の外部に配置した外部電極103を電気的に接続する。次に、外部電極103の周囲を大気より酸素が少ない状態とする。例えば、密閉可能な容器105に外部電極103を収容し、容器105の内部を大気より酸素が少ない状態とする。外部電極103の周囲を大気より酸素が少ない状態とすれば、内部電極102との間で、酸素の濃度差が形成されるようになる。 (もっと読む)


【課題】大深度の海洋鋼構造物であっても簡略な装置構成によって良好に防食できるようにする。
【解決手段】橋脚用鋼ケーソン1aの水深の上部に位置するように橋脚用鋼ケーソン1aから吊り降ろした上部電極13と、橋脚用鋼ケーソン1aから離反して海底に設置した海底電極18とを設け、海底電極18と上部電極13の一方と橋脚用鋼ケーソン1aとの間に直流電流を流して電着被膜を形成した後、海底電極18と上部電極13の他方と橋脚用鋼ケーソン1aとの間に直流電流を流して電着被膜を形成するか、又は、海底電極18及び上部電極13と橋脚用鋼ケーソン1aとの間に同時に直流電流を流して電着被膜を形成し、続いて、上部電極13と橋脚用鋼ケーソン1aとの間に防食電流を流して防食する。 (もっと読む)


【課題】ガス化装置表面を腐食から保護すること。
【解決手段】種々の実施形態によれば、システムは、内部のガス化領域に曝される第1の材料から作られたシェル(156)を含むガス化装置(106)と、ガス化装置(106)内部でシェル(156)に結合されるパターン形成されたアノード層(169)と、を備える。パターン形成されたアノード層(169)は、第2の材料から作られ、該パターン形成されたアノード層(169)が、ガス化領域において高温ガスを凝縮することによってシェル(156)を腐食から保護するよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】金属基材の耐蝕性を確実に向上させることができる防食皮膜を提供する。
【解決手段】本発明の防食皮膜1は、金属基材Mの表面に形成され、ニッケルを含有する第一膜11と、第一膜11上に形成され、鉄又はクロムを含有する第二膜12と、第二膜12上に形成され、亜鉛を含有する第三膜13と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物における流電陽極方式の電気防食において、コンクリート表面に設置する金属溶射膜の膨れ、剥がれを無くし若しくは大幅に低減させて、金属溶射膜の劣化速度を抑制し、コンクリート構造物の防食を持続させ、構造物の延命化を図る。
【解決手段】コンクリート(7)表面に鉄よりイオン化傾向の大きい金属溶射膜(4)を形成することによりコンクリート内部の鋼材(6)に防食電流を供給する流電陽極方式の電気防食工法において、金属溶射膜(4)とコンクリート(7)表面の間にセメントモルタル(1)を設置する手段、金属溶射膜(4)とコンクリート(7)表面の間にイオン化傾向が鉄より大きく、亜鉛に比べて長期的に酸化反応しにくい(酸化物の生成が少ない)金属の薄膜(3)を設置する手段、排流端子(8)とコンクリート(7)内部の鋼材(6)との間に電気抵抗材を設置する手段、のいずれか一つ、もしくは複数の手段を講じることにより、防食電流密度をコンクリート面積当たり80mA/m2以下とする。 (もっと読む)


【課題】ワット浴を用いて鋼帯上に無光沢ニッケルめっきを施すニッケル電気めっき装置において、ステンレス鋼製配管の腐食と液漏れを防止することができ、その防食構造の維持管理が容易であり、めっき品質に悪影響を及ぼすことのないニッケルめっき装置を提供する。
【解決手段】電解槽1と循環タンク11とを接続するステンレス鋼製配管15とを有し、ステンレス鋼製配管15には炭素鋼又は鉄からなる犠牲陽極24を配設し、犠牲陽極24は、ステンレス鋼製配管15の外側から着脱可能に設置されてなることを特徴とするニッケル電気めっき装置である。ステンレス鋼製配管15の外周にステンレス鋼製の枝管21を設け、枝管21の開口部にステンレス鋼製のフランジ22を設け、フランジ22にステンレス鋼製の蓋23をネジ止めし、蓋23の内側に前記炭素鋼又は鉄からなる犠牲陽極24を配設すると好ましい。 (もっと読む)


【課題】 鋼材接合部の添接板とボルト及びナットを電気防食する。
【解決手段】 表面に絶縁塗膜2と導電性塗膜3を備えた2つの鋼材12の突合せ端部同士を、添接板13とボルト16、ナット18を用いて摩擦接合した状態で、各鋼材12の端部付近と、添接板13とボルト16及びナット18をケレンしてそれぞれの地金を露出させた後、地金露出個所を一連に覆う鋼材接合部通電用導電性塗膜19を設ける。更に、その表面に、各鋼材12表面の絶縁塗膜2と導電性塗膜3にそれぞれ繋がる鋼材接合部絶縁塗膜2aと鋼材接合部導電性塗膜3aを設ける。制御ユニット11により、鋼材12と鋼材接合部通電用導電性塗膜19を介して同電位に保たれる添接板13とボルト16及びナット18をカソードとし、鋼材接合部導電性塗膜3aをアノードとして所要の電圧を印加することで、添接板13とボルト16及びナット18を防食電位に保持させる。 (もっと読む)


【課題】シンプルな装置構成で一軸方向に長い鋼材全体を電気防食する方法を提供する。
【解決手段】橋梁6のプレートガーダ7の表面に絶縁塗膜を設ける。絶縁塗膜の表面に、腹板7aの片面の上下方向中間部に配設したプレートガーダ7の長手方向の全長に亘るステンレステープ16を塗り込めるようにして導電性塗膜を設ける。ステンレステープ16に取り付けてあるリード線17と、プレートガーダ7に通電可能に取り付けたリード線14を、直流電源4aに接続した制御ユニット12aの正極と負極にそれぞれ接続して電気防食装置15を形成する。制御ユニット12aよりステンレステープ16をアノードとしてプレートガーダ7との間に3V程度の電圧を印加させるときに、ステンレステープ16より導電性塗膜へ上下方向に電圧が伝えられるようにすることで伝送路の距離を短くし、過大な電圧降下を防いで、プレートガーダ7全体を防食電位に保持させる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、地下埋設鋼構造物の確実な防食効果を得ることにある。
【解決手段】本発明は、地下に埋設した防食被覆済みの鋼構造物21の周囲に外面被覆済みの鋼製ケーシング27を設け、前記鋼構造物21と前記鋼製ケーシング27との間に電解質の充填材28を充填した構成の地下埋設構造物の電気防食方法であって、直流電源の25正極側を前記鋼製ケーシング27に接続し、直流電源25の負極側を前記鋼構造物21に接続し、前記直流電源から前記鋼構造物21に通電することにより当該鋼構造物21の防食を行うものである。 (もっと読む)


【課題】海洋環境や淡水環境における鋼構造物の飛沫干満部の防食を好適に行え、新設構造物のみならず既設構造物への施工性にも優れる電気防食被覆構造を提供すること。
【解決手段】本発明の電気防食被覆構造は、流電陽極10と併用される。被防食体の表面に配された液保持性の保液層2と、保液層2の表面に配された液透過性の被覆層3とを備えている。保液層2が、被防食体表面の皮膜形成用の電解液を保持している。保液層2の保持する電解液がカルシウム及び/又はマグネシウムイオンの化合物の電解液であることが好ましい。前記化合物がハロゲン化合物、水酸化物及び硫酸化合物から選ばれる1種以上の水溶性の化合物であることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、1又は2以上の陽極に電気的に接続されると共に腐食環境に接する導電性構造物の腐食を制御することに指向された装置、システム、方法およびコンピュータプログラムプロダクトに係り、上記陽極は、上記導電性構造物よりも卑であり、上記腐食は、制御可能なフィルタまたは少なくとも一つの格納または測定されたパラメータを処理するように構成された対応電子制御ユニットによって制御され、上記装置、システムおよび方法は、それらの犠牲特性を低減し、最小化し、あるいは実質的に除去することにより、上記1又は2以上の陽極の耐用年数を延長するように機能する。
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【課題】 水中に生息する各種細菌を死滅させ、又発生を防止する為の装置であって、薬剤を投入することなく低コストでしかも簡単に殺菌処理を行うと共に、水を活性化することが出来る電界発生装置の絶縁性電極の提供。
【解決手段】 複巻き変圧器1を使用し、該変圧器1の二次側巻線4のマイナス側端子6aに接続される電極であり、該電極は導電板の表面をウレタン樹脂などの絶縁体で被覆され、その表面は複数の穴15,15・・を貫通したポリエチレンテレフレタート(P・T・E)から成る被覆体10にて被覆している。 (もっと読む)


【課題】電気防食を行う海洋構造物において、海中部で必要な電流に足りなくなったり、犠牲陽極を用いた場合に陽極の寿命が設計よりも短くなったりすることを防止すること。
【解決手段】海洋鋼構造物の平均干潮面以下の海中部を対象とした防食電流値に、平均干潮面から朔望平均満潮面の範囲の対象面積に海中部と同じ電流密度を乗じ、これに係数1.0〜2.0を乗じて得られる電流値を加えた電流値によって海洋鋼構造物の電気防食を行う。 (もっと読む)


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