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Fターム[4K070AA03]の内容

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【課題】 含クロム溶銑または含クロム溶銑と高炉溶銑との混合物を主原料として高クロム鋼を溶製する際に、溶製される溶鋼の燐濃度を製品規格内に維持した状態で、昇熱材である炭材としてコークスと無煙炭とを併用し、効率的な酸素吹錬を行う。
【解決手段】 含クロム溶銑または含クロム溶銑と高炉溶銑との混合物を主原料として転炉で脱炭精錬して高クロム鋼を溶製するときに、前記脱炭精錬の初期に炉内にコークスと無煙炭とを昇熱用炭材として投入して鉄浴を昇熱する高クロム鋼の溶製方法であって、前記昇熱用炭材から溶鋼に持ち込まれる燐による溶鋼での燐濃度の上昇量が、鋼製品の燐濃度規格上限値と、脱炭精錬工程以降の溶鋼への復燐量と、前記主原料から溶鋼に持ち込まれる燐質量と、から算出される燐濃度上昇の許容値以下となるように、昇熱用炭材であるコークス及び無煙炭の投入量を調整する。 (もっと読む)


【課題】 含クロム鋼を製造する際に発生した酸化スラグを再利用するに際して、6価クロムの溶出を確実に防止することができるようにする。
【解決手段】含クロム鋼を製造する際に発生した酸化スラグを再利用する方法において、溶解精錬後の組成が、質量%で、CaO:35〜55%、SiO2:5〜20%、Al23:0.5〜15%、MgO:3〜15%、MnO:2〜15%、CaF2:0.05〜0.5%、T.Fe:10〜30%、Cr23:0.2〜6.0%であり、且つ、残部が不可避不純物である酸化スラグに対し、当該酸化スラグ中の酸化鉄にマンガン元素が固溶してなる鉱物相の量が、12.5質量%以上となるように、溶解精錬後の前記酸化スラグを冷却する。 (もっと読む)


【課題】スラグ品質を確保するのに十分なスラグ冷却速度が得られるとともに、冷媒由来の廃水が生じない若しくは廃水量をきわめて少なくすることができるスラグの冷却処理方法を提供する。
【解決手段】冷媒噴射手段により、加圧気体と液体とからなる2流体混合冷媒を噴射し、噴射された液体粒子を高温スラグに衝突させることにより、スラグを冷却する。 (もっと読む)


少なくとも1種の卑金属と少なくとも1種の付加的な合金成分とを含有する金属溶融物を溶融容器の内部で前記金属溶融物を覆うスラグの存在下に溶製する方法。金属溶融物の合金成分を富化するために、合金成分を5〜10重量%、溶融冶金上無害な揮発性成分を5〜10重量%、硫黄を5重量%以下、及びその他の合金成分とスラグ生成材との少なくとも一方を含有する合金成分含有添加材料を前記金属溶融物に供給する。この添加材料は鉱石からの浸出処理と沈殿により水酸化物及び/又は炭酸塩の形態で得られる。本発明は更に係る添加材料にも関する。
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【課題】脱炭工程において、スロッピングの発生が防止されながら、高濃度のMnを含有する溶鋼中の炭素が安全に除去される、高Mn鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】高Mn鋼の製造方法は、原材料を溶解し、第1の溶鋼を得る溶解工程S10と、前記第1の溶鋼に造滓剤を添加するとともに酸素ガス及び不活性ガスを吹き込んで前記第1の溶鋼中の炭素を除去し、第2の溶鋼を得る脱炭工程S20と、前記第2の溶鋼の成分を調整し、第3の溶鋼を得る成分調整工程S30と、前記第3の溶鋼を鋳込み、10質量%以上20質量%以下のMn及び0.15質量%以下のCを含有する鋳塊を得る鋳込み工程S40とを備える。前記第1の溶鋼は、0.20質量%以下のSiと0.30質量%以下のCとを含有する。 (もっと読む)


【課題】副生物から溶出する6価クロム及びフッ素を長期間安定して土壌環境基準値以下にすることが可能な簡便かつ安価な副生物の処理方法を提供する。
【解決手段】副生物の処理方法は、クロムを含有するフライアッシュ、フッ素含有スラグ、及びクロム含有スラグのいずれか2又は3以上を有する第1の副生物と、フッ素含有石膏を有する第2の副生物と、高炉水砕スラグと、水酸化カルシウムを主成分とする硬化促進剤と、混練水とを混練して混練物を調製し、混練物を固化させることにより行ない、第2の副生物の添加量は、第1の副生物、高炉水砕スラグ、硬化促進剤、及び混練水の総量100重量部に対して二水石膏換算で2重量部以上で10重量部以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶鋼炉内集塵ロスを低減し添加回収金属の回収率を高める複合還元剤の提供。
【解決手段】金属アルミニウム材料、金属マグネシウム材料、金属チタニウム材料、金属シリコン材料若しくは炭素材料、又は、それら材料を複数含む複合材料を主成分とする還元性原料と、金属酸化物原料とを含むテルミット酸化還元反応剤であって、該金属酸化物原料が、酸化鉄と、亜鉛、銅、ニッケル、コバルト、ガリウム、錫、ゲルマニウム、鉛、バナジウム、モリブデン、アンチモン、クロム、ニオブ、タンタル、インジウム、カドミウム及びマンガンからなる群から選ばれた酸化物とを含み、これら粉粒状体を結合させるバインダー中に存在し、造粒・成形されてなる複合還元剤。 (もっと読む)


【課題】形状凍結性の良い燃料電池セパレータ用素材およびその製造法、並びにそれを用いたスプリングバック変形を防止した燃料電池セパレータの製造方法および燃料電池を提供すること。
【解決手段】プレス成形に用いる燃料電池セパレータ用素材として、オーステナイト結晶粒度(JISG0551)が9〜11であり、0.2%耐力(JIS 13B号試験片、JISG4303)が400〜600N/mmである、Niが35.5〜36.5%(mass%)含有され、残部がFeおよび不可避の不純物よりなるFe−Ni基合金板を使用すること。
燃料電池セパレータの条溝部の断面形状と略相似形の断面形状を有するリブを備えた金型を用いて、Hが16体積%未満含有され残部が不活性ガスからなる還元性ガス雰囲気中において、390〜815℃の温度域で、上記Fe−Ni基合金板を加熱プレス成形して
燃料電池セパレータを製造すること。 (もっと読む)


高マンガン低炭素鋼(1)を製造するための方法および溶解装置は、液状の銑鉄(2)と液状の炭素鋼(3a)とスラグ成分(4)をベースとして作動し、例えば電気アーク炉(18)とは違う容器内でのプロセス過程のこれまでの欠点を回避する目的を追求する。高いマンガン含有量と低い炭素含有量で生じさせる鋼は、液状のフェロマンガン(5)と液状の鋼(3a)をFeMn精錬転炉(6a)内に投入した後のプロセスにおいて、トップランス(8)と下吹きノズル(9)からの酸素(7)の組合せの吹込みにより炭素成分を約0.7〜0.8%に低減され、この場合、予備溶湯から成る低温の最終製品の一部が冷却剤(10)として投入され、下吹きノズル(9)から酸素(7)を連続的に吹き込むことにより炭素成分が約0.05〜0.1%に低減される。
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【課題】等軸晶の割合を簡便な方法で安定的に高位に維持でき、例えば、製品板の加工性の向上及び表面性状の改善を図ることが可能なTi含有含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備処理を施した溶銑にクロム源を添加し、吹酸処理して粗溶鋼を溶製する一次精錬を行った後、粗溶鋼が含有する成分の調整をして溶鋼を製造する二次精錬を行う含クロム溶鋼の製造方法において、二次精錬の際に、仕上脱炭処理後の溶鋼を覆うスラグの組成を、CaO/SiO2:2.2以上3.2以下、Al23:20質量%以上30質量%以下、MgO:12質量%以上22質量%以下、Cr23:1.0質量%以下にそれぞれ制御した後、溶鋼にTi源を添加する。 (もっと読む)


【課題】溶融還元製錬などによって得た5質量%以上のクロムを含有する溶銑を用いて硫黄含有量の少ない高クロム鋼を溶製するに当たり、5質量%以上のクロムを含有する溶銑を高効率で且つ安価に脱硫することのできる脱硫処理方法を提供する。
【解決手段】精錬容器に収容された、クロムを5.0質量%以上含有する含クロム溶銑に、金属Mg粉及び石灰粉を主体とする脱硫剤を吹き込んで含クロム溶銑を脱硫する。その際に、前記含クロム溶銑の温度を1300℃以上とし且つ含クロム溶銑の炭素含有量を3.0質量%以上とする、及び、前記含クロム溶銑は、溶融還元製錬または溶解によって得たものであって、且つ溶湯の加熱機能を有する保持炉内で一旦保持された後に該保持炉から出湯されたものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 多大な電力量を消費することもなく、また、広大なスペースを要せず、かつ、天井扉を確実に閉塞させることができる溶解炉の包囲体用の開閉扉を提供すること。
【解決手段】 溶解炉1へ原料を装入するための開口部2を天井壁部3および前部壁部4に有し、集塵のための吸引口16を内包する溶解炉包囲体5において、この溶解炉包囲体5の天井壁部および前部壁部4の開口部2を外側から覆う外扉9と、天井壁部の開口部2を内側から覆う天井部内扉10とを有し、かつ前記外扉9に前記天井部内扉10は固定され、外扉9と天井部内扉10が同時に横行して開閉可能にされ、天井部内扉10の下面は吸引口16に近い部分が吸引口16から遠い部分に比べて高くなる傾斜面15とした。 (もっと読む)


【課題】 保管されている特殊元素を含む多数のクロップ中からチャージの目標成分を達成するうえで有利なクロップを優先的に選択してチャージに投入し、クロップのリサイクルを図る方法を提供する。
【解決手段】 クロップ置き場に保管されている各クロップの重量及び合金成分を記憶させておき、チャージ毎に一次足切りを行って選定対象クロップを絞る。次にチャージの目標成分元素数と各クロップの合金成分元素数との差を演算して複数のテーブルに分類し、また各テーブル内においては目標成分がある元素についてのクロップの実績成分値が高い順に配列することにより全クロップについて優先順位を決定する。その後、優先順位の高いクロップから、そのクロップを投入しても重量オーバーにならないか、成分オーバーにならないかをチェックしつつ、当該チャージに投入する。 (もっと読む)


【課題】 フェロクロム法により高クロム溶鋼を溶製するに際し、従来のコークスに代わってコスト的に且つ熱的に有利な昇熱材を使用した高クロム溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 転炉型精錬炉内に高炭素溶鉄とフェロクロムとを装入し、該高炭素溶鉄及びフェロクロムに酸素による脱炭精錬を施して高クロム溶鋼を溶製する方法であって、脱炭精錬の初期に炉内に投入する昇熱用炭材として無煙炭を使用し、該無煙炭を投入する際の炉口からの排ガス線流速を標準状態換算で220m/min以下に調整する。この場合、無煙炭の投入速度を11kg/min・t以下とする、転炉型精錬炉として上吹ランスと底吹羽口とを備えた上底吹転炉を使用する、及び、無煙炭を投入する際の上吹ランスからの酸素供給速度を0.5〜1.8Nm3 /min・tとすることが好ましい。 (もっと読む)


この発明は、電気アーク炉において、酸化物、特に酸化クロムを含むスラグから、金属元素、特に金属クロムを回収する方法に関する。この場合、スラグを、別の工程での溶解により還元するのではなく、次の工程を進行させる。電気アーク炉への装入物の投入後に、この装入物を溶解して、金属溶融物とスラグを生成する。炉の容器内に還元されていないスラグを残して、この溶融物を湯出しする。スラグ用還元剤を含むスクラップの別の装入物を投入する。この装入物の溶解処理の間に、スラグは還元される。次に、スラグと溶融物を湯出しする。この方法は、取鍋又は転炉精錬においても、同様に用いることができる。
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