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Fターム[4K070AB13]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 処理目的 (1,383) | コストダウン (283)

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【課題】製鋼での成分調整に要するコストを最小にすることができるとともに、製鋼での要求量、要求成分の溶銑を確実に供給することを可能にした溶銑の割り付け方法及びその装置を提供する。
【解決手段】高炉から受銑鍋が受銑した溶銑を予備処理により成分調整をした後に、転炉チャージにより払い出す際の溶銑の割り付け方法において、出鋼計画に基づいて決まる溶銑の成分及び重量の時系列データを記憶装置に取り込んで記憶する工程と、前記時系列データを溶銑の成分を基準として複数のグループに分類する工程と、高炉の受銑鍋が受銑した溶銑の重量を記憶装置に取り込んで記憶する工程と、前記出鋼予定の溶銑が含まれるグループを選択し、該選択されたグループ内において、当該出鋼予定の溶銑及びその前に予定されている出鋼予定の溶銑のデータに基づいて、前記受銑した溶銑の成分調整の目標値を求める工程とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】転炉の炉体鉄皮の変形を抑止して、転炉の長寿命化を図ることができる転炉の炉体鉄皮の冷却方法及び装置を提供する。
【解決手段】転炉の炉体鉄皮に使用される材料の、温度と耐力との関係を求め、実際の転炉の炉体鉄皮の温度と炉体鉄皮に生ずる応力との関係を求め、転炉稼動中の炉体鉄皮の温度が、応力が耐力を超えない温度範囲(350℃以上)になるように、炉体鉄皮を冷却する。転炉の炉体鉄皮に働く応力が耐力を超えることがないので、過度の冷却によって転炉の炉体鉄皮が塑性変形することがない。よって、転炉の炉体鉄皮の塑性変形を抑止して、転炉の長寿命化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】製鉄プロセス等の複数の酸素製造プラントにおいて、最適な製造バランスを達成し、酸素製造電力を低減するため、酸素製造量の正確な予測方法を提供する。
【解決手段】数十〜数百種類の鋼種別に細分化し、酸素使用量及び吹錬時間をデータベース化する。データベース化した予測量と鋼種毎の実績量の誤差について、予測量による酸素ホルダーの圧力勾配と実績量による酸素ホルダーの圧力勾配の違いを自動的に比較して圧力勾配比率を算出し、それを次回の予測量にかけあわせて予測量を補正する。また、酸素使用開始予定時刻の誤差は、予定吹錬スケジュールの間隔に応じて、各番の酸素使用開始予定時刻すべてを自動的に修正する。更に、各酸素プラントの実績性能カーブを作成し、予測量に応じて稼動している酸素プラントの最適酸素発生バランスの組み合わせ計算を行い、各酸素プラント実績性能カーブから最も省電力な酸素発生バランスを算出する。 (もっと読む)


【課題】全ての溶銑状態や操業条件に対して副原料投入量を最適に予測する脱燐制御方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】新規に実施するチャージにおける吹錬条件を新規吹錬ベクトルと定義し、過去に実施された各チャージにおける吹錬条件実績をそれぞれ複数の実績吹錬ベクトルと定義し、該実績吹錬ベクトルの中から前記新規吹錬ベクトルに類似し、かつ、終点燐濃度が基準範囲に入っている実績吹錬ベクトルを選択し、この選択された所定数の実績吹錬ベクトルから終点燐濃度が基準範囲に入っている実績吹錬ベクトルを選択し、この選択された実績吹錬ベクトルの各吹錬条件及び実績脱燐副原料投入量から、前記新規に実施するチャージの脱燐副原料投入量を推定する近似モデルを作成し、この作成した近似モデルを用いて前記新規に実施するチャージの脱燐副原料投入量を推定する。 (もっと読む)


本発明は鎔銑中に含有された硫黄などを除去するための鎔銑予備処理過程で発生するスラグの冷却方法に関するものである。その冷却方法は、鎔銑予備処理スラグを水冷する前に、積み重ねられた鎔銑予備処理スラグ上に、遊離酸化カルシウムを全体重量の10%以下で含有するとともに必須の活性酸素を含有するスラグを塗布することを特徴とする。このような冷却方法によって、鎔銑予備処理スラグを従来より50%以上速い速度で常温まで冷却させることができる。さらに、経済的である。 (もっと読む)


【課題】排出口を有する転炉に収容される溶銑に不活性ガスを吹き込まなくとも、この排出口から溶銑を流出する際にこの排出口の近傍の溶銑の浴面における渦流の形成を長期間にわたって阻害して、スラグの流出量を低減する。
【解決手段】溶融金属収容容器に収容される溶融金属を、この溶融金属収容容器に設けられる排出口から排出する際に、排出口の周縁であって排出口の中心軸に対して非対称となる位置に、マグネシアカーボンを含有するとともに排出口の周方向への溶融金属の渦流を阻害するための整流部を設けておくことを特徴とする渦流の抑制方法である。 (もっと読む)


【課題】 転炉製鋼法で、脱炭後のリサイクルするスラグ量を制御し、その量を過不足なく、あるいは精度良く把握し、脱P精錬の制御性を悪化させることなくリサイクルする方法を提供する。
【解決手段】 転炉に主原料を装入する第一工程、脱Si・脱Pを行う脱二工程、転炉を傾動させ第二工程で生成したスラグを排滓する第三工程、炉を直立させ上吹きランスから酸素を供給して脱Cせしめる第四工程、生成した溶鋼を出鋼する第五工程、第五工程にて生成した脱C精錬後のスラグを炉内に残留させた後に第一工程に戻り、第一工程から第五工程を繰り返し実施する転炉製鋼法において、前記第五工程の後に転炉を傾動して炉内に残留している生成スラグの一部を排滓するにあたり、転炉傾動角を制御することにより炉内に残留させるスラグ量を制御することを特徴とする転炉製鋼法。 (もっと読む)


【課題】高炉から受銑する溶銑の熱を利用する冷鉄源の溶解方法において,冷鉄源の溶解のバラツキを防止し,高炉からの溶銑の受銑の際に冷鉄源を完全に溶解するとともに,冷鉄源中の水分量や酸素分量を制御することにより受銑を安全に行う。
【解決手段】本発明の冷鉄源の溶解方法では,高炉で生成された溶銑を受銑する受銑容器内に受銑前に予め冷鉄源を投入しておき,冷鉄源が投入された受銑容器に溶銑を装入することにより冷鉄源を溶解する。ここで,冷鉄源は,代表長さLが,受銑時間Tおよび冷鉄源中に含まれる炭素濃度C(質量%)に応じて式L=exp(A×√T)およびA=0.10C+0.30を満たすように加工される。 (もっと読む)


【課題】 、原料溶銑中に含有されているP分を転炉吹止時において残留させることによってFe-Pの使用量を削減して高りん鋼の溶製コストを低減するとともに、出湯後の成分調整を可能にして目標成分への的中率を高める高りん鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 スロッピングを抑止できることを条件として、可及的に低い塩基度を有する転炉スラグを生成せしめて転炉製錬を行うこととする。ここに塩基度とは、転炉スラグ中のCaO含有量(mass%)に対するSiO2含有量(mass%)の比をいう。また、高りん鋼とは、Pの含有量が0.05mass%以上の鋼をいう。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグについて、エージング処理を必要とすることなしに、free-CaO、free-MgOによる水和膨張を効果的に低減すると共に、製鋼工程における吹錬中の耐火物の損耗を低減し、さらには溶融還元工程における金属酸化物の還元速度の低下も防止する。
【解決手段】転炉型反応容器内の溶銑に金属酸化物および炭材を投入、酸素吹錬して昇温、溶融し、当該金属酸化物を溶融還元する工程において、精錬処理中に CaO源、SiO2源、 Al2O3源および MgO源のうち少なくともいずれか一種の投入量を調整することにより、スラグ中における当該成分について、CaO-SiO2-Al2O3-MgOの4元系における 100%換算の重量比率で、次式 (1)〜(5)
{ CaO%/(SiO2%+ Al2O3%)}≦ 2.0 --- (1)
Al2O3%>10% --- (2)
12%≦MgO %<30% --- (3)
( CaO%+ MgO%)/SiO2%≧ 2.2 --- (4)
MgO%+ Al2O3%≦50% --- (5)
を満足する範囲に制御する。 (もっと読む)


【課題】 Ni、Mo、Cuのうちの少なくとも1種以上を合金成分とする鉄スクラップと溶銑とを、鉄源として用い、これらの合金元素のうちの少なくとも1種以上を合金成分として含有する溶鋼を溶製するに際し、前記鉄スクラップの溶け残りを発生させることなく、前記鉄スクラップの使用量を最大限多くすることのできる精錬方法を提供する。
【解決手段】 Ni、Mo、Cuのうちの1種または2種以上を合金成分として含有する鉄スクラップを脱燐精錬用転炉1に装入し、次いで該脱燐精錬用転炉に溶銑8を装入して脱燐処理を実施し、その後、前記脱燐処理により得られた脱燐溶銑10を脱炭精錬用転炉4に装入して脱炭精錬を実施し、Ni、Mo、Cuのうちの1種または2種以上を合金成分として含有する溶鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】脱燐剤を酸素とともに溶銑に上吹きすることにより、高い脱燐処理能率および脱燐反応効率を得ることのできる溶銑の処理方法を提供する。
【解決手段】高炉から出銑後に脱珪処理した溶銑を転炉型脱燐炉にて脱燐処理するに際して、脱珪処理溶銑を、溶銑が収容された溶銑鍋から上記脱燐炉に装入する前に、脱珪処理で生成したスラグを除去することなく、または上記スラグの一部を除去後、脱燐炉に装入し、CaO含有粉状脱燐剤を上吹きランスから酸素をキャリアガスとして溶銑に吹き付けることにより脱燐処理を行う溶銑の処理方法である。脱珪処理は、トーピードカーから溶銑鍋への溶銑払出し時に脱珪剤を投入するなどの方法により行うのが好ましく、また、脱珪剤として、転炉脱炭スラグを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】連続的に吹込まれる微粉炭を燃焼させ,投入された原料を溶解する溶解炉において,原料を投入する際や微粉炭の吹込みを一時停止する際に,従来よりも適切に排ガスの制御を行い,排ガスを安定して回収することが可能な排ガス回収装置及びその方法を提供することをその目的とする。
【解決手段】溶解炉18から排出される排ガスを回収する際に,排ガスが流れる流路42に設けられた流量計46で排ガスの流量を測定し,この流量測定結果に基づいて,制御部50が調整弁45の開度を調整して,流路42を流れる排ガスの流量を定常的に制御すると共に,制御部50が溶解炉18に高温還元鉄Mが投入されるタイミング又は溶解炉18に吹込まれる微粉炭が途切れるタイミングで調整弁45の開度を補正するようにした。 (もっと読む)


【課題】耐火物の溶損を助長することなく、炉内での総発熱量を増加させることによって、安価な鉱石の使用量を増加できる溶融還元方法を提供する。
【解決手段】鉄浴型溶融還元炉の軸心上に設置された酸化性ガスを供給する上吹きランスとは別に、粉粒状の鉱石を鉄浴型溶融還元炉内に装入する鉱石装入ランスを設置し、鉱石装入ランスの先端部に鉱石の流通孔を設けるとともに燃料と酸素を吹込む噴射孔からなるバーナーを設け、そのバーナーから発生する火炎の中を通過するように鉱石を鉄浴型溶融還元炉内に装入する。 (もっと読む)


高マンガン低炭素鋼(1)を製造するための方法および溶解装置は、液状の銑鉄(2)と液状の炭素鋼(3a)とスラグ成分(4)をベースとして作動し、例えば電気アーク炉(18)とは違う容器内でのプロセス過程のこれまでの欠点を回避する目的を追求する。高いマンガン含有量と低い炭素含有量で生じさせる鋼は、液状のフェロマンガン(5)と液状の鋼(3a)をFeMn精錬転炉(6a)内に投入した後のプロセスにおいて、トップランス(8)と下吹きノズル(9)からの酸素(7)の組合せの吹込みにより炭素成分を約0.7〜0.8%に低減され、この場合、予備溶湯から成る低温の最終製品の一部が冷却剤(10)として投入され、下吹きノズル(9)から酸素(7)を連続的に吹き込むことにより炭素成分が約0.05〜0.1%に低減される。
(もっと読む)


【課題】寿命を延ばすことができかつ作業時間を短縮化できる穿孔工具を提供する。
【解決手段】溶融金属容器の内外を貫通する孔部を形成する筒状のスリーブ煉瓦Sを、打撃により穿孔して除去する穿孔工具であって、前記筒状のスリーブ煉瓦を該筒状の軸方向に沿って打撃するための打撃面部911を有し、この打撃面部の略中央に凹面部914が形成されたホルダ91と、前記打撃面部の外周端部に植設され、打撃により前記スリーブ煉瓦に亀裂を生じさせる複数の外周側ビット92と、この複数の外周側ビットの内側かつ前記凹面部の外周端部側に植設され、前記外周側ビットの打撃により生じた前記スリーブ煉瓦の亀裂片S1を、前記凹面部の中央側に押し込む複数の内周側ビット93とを備えていることを特徴とする穿孔工具。 (もっと読む)


【課題】 溶融金属容器から他の溶融金属容器に溶融金属を排出する際に、溶融金属の排出の末期、溶融金属流に混入して流出するスラグの検知を的確に判定し、スラグの流出量をばらつきなく所定量に制御することのできるスラグ流出防止方法を提供する。
【解決手段】 溶融金属容器3の流出孔12を流下する溶融金属流1Aに混入して溶融金属容器から流出するスラグ2の流出防止方法であって、前記溶融金属流を赤外線カメラ6で監視して赤外線カメラで計測される放射エネルギーの差から溶融金属とスラグとを判別し、この判別結果に基づいて溶融金属流幅方向におけるスラグの面積率を求め、求めたスラグの面積率を積算し、積算したスラグの面積率が所定の値を超えたときにスラグが流出したと判定して、前記流出孔からの溶融金属の流出を停止する。 (もっと読む)


【課題】 転炉で予備処理と脱炭を連続して行う製鋼法において、トータルコストのミニマム化を図る。
【解決手段】 転炉に、溶銑、溶銑とスクラップ、又は、溶銑とスクラップと銑鉄を主原料として主原料として装入する第一工程、脱Si・脱Pを行う脱二工程、転炉を傾動させ、第二工程で生成したスラグを排滓する第三工程、炉を直立させ、上吹きランスから酸素を供給して脱Cを行う第四工程、生成した溶鋼を出鋼する第五工程、第五工程にて生成した脱C精錬後のスラグを炉内に残留させた後に第一工程に戻り、第一工程から第五工程を繰り返し実施する転炉製鋼法において、前記第三工程でスラグを排滓する際に、スラグ排滓開始からスラグ排滓終了までの時間Tと、炉口からスラグ排滓開始から排滓終了までの転炉傾動角度の中間角度まで到達する時間T1が下記式を満足し、且つ、スラグ排滓率が40〜60%となるように転炉傾動を制御する。
1.5≦T/T1 (もっと読む)


【課題】単一のランスを使用して互いに接近した複数の多重コヒーレントガスジェットを形成するためのランスを提供する。
【解決手段】ランスは、(A)入口開口及び出口開口を有する複数の先細/末広のノズルを備えた端面を有し、(B)各ノズルは他のノズルから離れるような角度で設けられ、(C)前記複数の各ノズルの入口開口は単一の共通のガスの源と連通し、そして各ノズル出口開口はランス端部の作用面に配置されること、
(D)ランス端面にあって複数のノズル入口開口を包囲する少なくとも1つの噴出手段、及び(E)ランス端面から伸びる外延部であって、複数のノズル出口開口及び噴出手段の各々と連通する容積を形成する外延部を含む。 (もっと読む)


【課題】溶鋼に混入して転炉から取鍋に流出される転炉スラグを除去しないまま溶鋼を脱硫処理して低硫鋼を溶製するに当たり、処理工程を煩雑化することなく復燐を抑えて脱硫処理する事のできる低硫鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】溶銑段階で脱燐処理及び脱硫処理の施された溶銑を転炉で脱炭精錬して炭素含有量が0.1質量%未満の溶鋼を溶製し、この溶鋼を取鍋2に出鋼した後、取鍋内のスラグ4を除去することなく取鍋内に石灰系脱硫剤を添加し、次いで、溶鋼と石灰系脱硫剤とを攪拌して脱硫処理する。その際に、転炉における脱炭精錬では、副原料としてマンガン鉱石を使用すること、及び、脱炭精錬終了後の転炉内スラグの組成を、燐含有量が2質量%以下、MnO含有量が5質量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


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