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Fターム[4K070BB02]の内容

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【課題】溶鉄を精錬して一般鋼やステンレス鋼を溶製する場合において、精錬初期から中期にかけての高酸素ガス流量時点でのスピッティングおよびダストの発生量を安定して低減すると同時に、精錬末期の酸素ガス流量低下時点での鉄やクロムの酸化量を安定して抑制する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】それぞれ3個以上のノズルからなる2種類のノズルを有し、合計ノズル数は偶数であり、2種類のノズルの傾斜角度は相互に5度以上15度以下の範囲で異なり、各ノズルが円周方向に交互に配置され、傾斜角度の小さいノズルの適正膨張絶対圧力P0P1と傾斜角度の大きいノズルの適正膨張絶対圧力P0P2を、精錬中のノズル入口側絶対圧力P0の最大値P0maxに対して、下記(1)式かつ(2)式の範囲に限定した溶鉄精錬用ランスを使用して精錬する。
0max/2.0≦P0P1≦P0max/1.3 (1)
0max/1.3<P0P2≦P0max/0.8 (2) (もっと読む)


【課題】 溶銑脱りん処理において高い脱りん効率を実現する。
【解決手段】本発明の溶銑脱りん処理方法においては、上吹ランス4をハードブローとすると共に底吹撹拌動力をソフトブローとする脱珪期と、上吹ランス4をソフトブローとすると共に底吹撹拌動力をハードブローとする脱りん期との間に、上吹ランス4をソフトブローとすると共に底吹撹拌動力をソフトブローとする造滓期を設けると共に、溶銑の温度と脱りん処理後の溶銑の炭素濃度とを制御することにより、安定的かつ高精度に低りん鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】送酸流量パターンを固定することなく吹錬中の操業状態によって送酸量をダイナミックに制御し、かつメンテナンスフリーに転炉吹錬終点の溶鋼中燐濃度を目標値に精度良く的中させることが可能な転炉脱燐吹錬の送酸流量パターン決定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】転炉吹錬開始前に、溶銑条件、吹錬条件、および目標条件から当該チャージの特徴を表す当該ベクトルを求め、過去実績データベースから当該チャージと類似した類似ベクトルを抽出し、抽出した類似ベクトルに基づき最適送酸流量を求める近似モデルを作成し、作成した近似モデルを用いて当該チャージの最適送酸流量パターンを算出し、この最適送酸流量パターンを当該チャージの送酸流量パターンと決定する。 (もっと読む)


【課題】流量調節弁の開度の指令値と真値のずれが、流量によって変化する場合でも、流量調節弁の開度の真値を用いることができる、流量調節弁の開度の制御方法、ならびに、それらを用いた金属の精錬方法を提供する。
【解決手段】流量計6の指示値f、流量調節弁7(弁体定格値がCv(m4/N1/2hr))の開度の指令値Mvを読み取り、圧力計5の指示値(上流側P0(Pa)、下流側P1(Pa))を読み取ったものとともに、下記(1)、(2)及び(3)の3つの式に代入する一連の手順を、流量計の指示値の異なる2つの時点で、踏むことにより、合計6つの式を得、それらを連立させて解くに際し、前記流量計の指示値と真値(F(m3/hr))のずれ(δf(m3/hr))をゼロとすることで、前記流量調節弁の開度の指令値と真値(S)のずれ(δm)を求める。F=Cv×(S/100)2×√(P0―P1) (1)F=f―δf (2)S=Mv―δm (3) (もっと読む)


【課題】クロム系ステンレス鋼を脱炭精錬して製造する場合において、精錬前半の炭素濃度が高い領域でのダスト発生量を安定して低減すると同時に、精錬末期のクロム酸化量を安定して抑制する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】上吹きランスから酸素を吹き込みつつ脱炭精錬してクロム濃度10質量%以上25質量%未満のクロム系ステンレス鋼を溶製するにあたり、精錬の前半は、上吹き酸素流量が生成溶鋼1トン当たり140Nm3/時以上220Nm3/時未満の範囲内とし、炭素濃度が2%以下0.5%以上の範囲に脱炭が進行した時点で生成溶鋼1トン当たり75Nm3/時以上120Nm3/時未満の範囲内となるように上吹き酸素流量を低下させ、上吹き酸素ジェットによる溶鉄の凹み深さLと溶鉄深さL0の比L/L0が精錬を通じて0.2以上0.5以下の範囲内でランス先端と溶鉄静止湯面間の距離LGを調節する。 (もっと読む)


【課題】低スラグ塩基度でありながら高い脱燐効率を得ることができとともに、スピッティングやダストの発生を抑制して鉄歩留まりの低下も抑えることができる溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型容器内の溶銑に対して、CaO源を主体とする精錬剤を添加し、上吹きランスから溶銑浴面に気体酸素の吹き付けを行う脱燐処理方法において、上吹きランスからの気体酸素の供給速度を1.5〜5.0Nm/min/溶銑tonとするとともに、処理後のスラグ塩基度(%CaO/%SiO)が1.0以上2.5未満となるように処理を行い、好ましくは、上吹きランスから粉粒状の固体酸素源を溶銑浴面に吹き付ける。 (もっと読む)


【課題】スラグ中酸素濃度に基づき、広範囲の溶鋼中炭素濃度でも、精度良く溶鋼中P濃度を推定する方法を提示する。
【解決手段】溶鋼中の炭素濃度が1.0質量%以下、かつ、燐濃度が0.030質量%以下にまで脱炭および脱燐吹錬をする際に、溶銑脱燐溶銑を用い、好ましくは前工程の持ち越しスラグ量を使用溶銑1tあたり3kg以下とし、且つスラグ中酸素濃度を用いて吹錬終点時の溶鋼中燐濃度を推定し、その際に好ましくは、吹錬終点時の溶鋼中炭素濃度が高炭素濃度となるほど、スラグ中酸素濃度が溶鋼中燐濃度の推算値に及ぼす影響の寄与率を大きくする。 (もっと読む)


【課題】 転炉吹錬において、高炭素域での高送酸速度吹錬時の鉄飛散やダスト発生を低減し、且つ、吹錬末期での低送酸速度吹錬時の鉄酸化を抑制する。
【解決手段】 ラバールノズルが設置された上吹きランスを用い、溶湯の炭素濃度に応じて異なる送酸速度で吹錬するに際し、炭素濃度0.6mass%超えの高炭素域での送酸速度FS(Nm3/hr)から定まるラバールノズル1孔当たりの送酸速度FhS(Nm3/hr)とラバールノズルのスロート径Dt(mm)とに対して下記の(1)式を満足するノズル背圧Po(kPa)を定め、このノズル背圧Po(kPa)と、雰囲気圧Pe(kPa)と、前記スロート径Dt(mm)とから、下記の(2)式により得られる出口径De(mm)を有するラバールノズルを備えた上吹きランスを用いて吹錬する。
Po=FhS/(0.00465×Dt2)…(1)
De2≦0.185×Dt2/{(Pe/Po)5/7×[1-(Pe/Po)2/7]1/2}…(2) (もっと読む)


【課題】本発明は、転炉での精錬時間の延長を招くことなく、安価に、且つ安定してCr濃度が3質量%以下の低Cr合金鋼を溶製可能な低Cr合金鋼を溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】転炉及び二次精錬装置からなる精錬プロセスを用い、Cr濃度が3質量%以下の低Cr合金鋼を溶製する方法を改善した。新しく開発した方法は、まず、転炉での酸素吹錬の段階で、溶鋼の脱炭酸素効率が100%となるC濃度の最小値に到達するほぼ1分前に、サブランスで1回、溶鋼の成分及び温度を測定し、該酸素吹錬を終了する時の溶鋼の仮目標とするC濃度及び温度を予測してから、該溶鋼を出鋼し、その後、二次精錬装置としてVOD方式のものを採用して、該VODでの二次精錬により前記溶鋼の最終目標とするC濃度及び温度への調整を行うものである。 (もっと読む)


【課題】耐火物の溶損を助長することなく、炉内での総発熱量を増加させることによって、安価な鉱石の使用量を増加できる溶融還元方法を提供する。
【解決手段】鉄浴型溶融還元炉の軸心上に設置された酸化性ガスを供給する上吹きランスとは別に、粉粒状の鉱石を鉄浴型溶融還元炉内に装入する鉱石装入ランスを設置し、鉱石装入ランスの先端部に鉱石の流通孔を設けるとともに燃料と酸素を吹込む噴射孔からなるバーナーを設け、そのバーナーから発生する火炎の中を通過するように鉱石を鉄浴型溶融還元炉内に装入する。 (もっと読む)


【課題】 上吹きランスから酸素を供給して溶銑または溶鋼を精錬するに当たり、溶銑または溶鋼の精錬と同時に、転炉型精錬炉の内壁に付着した地金を効率良く溶解する。
【解決手段】 その先端に鉛直下向き方向または斜め下向き方向の吹錬用主孔ノズルを有し、且つ、先端より所定の間隔を隔てた上吹きランスの上方位置側面に水平または斜め下向き方向の副孔ノズル16を有する上吹きランス2を用いて、転炉型精錬炉に収容された溶銑8または溶鋼に酸素を供給して溶銑または溶鋼を精錬する際に、副孔ノズルから噴出する酸素噴流の中心流速が30m/sに減速する地点までの副孔ノズル出口からの水平方向距離(X0 ×sinθ)が、上吹きランス中心から転炉型精錬炉側壁までの距離(H)の0.10以上0.75以下の範囲になるように制御して酸素を供給する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を脱燐処理するに当たり、フッ素を含有する媒溶剤を使用しなくても、少ない石灰の使用量で、従来と同等の脱燐効率及び鉄歩留りで脱燐処理する。
【解決手段】 CaOを主体とする脱燐精錬剤を溶銑に添加して、添加したCaOを主体とする脱燐精錬剤を滓化させてスラグとなし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、1つの供給系統から気体酸素源を溶銑浴面に供給し、他の1つの供給系統から固体酸素源を、気体酸素源が供給されている場所の近傍の溶銑浴面に、搬送用ガスを用いて供給する。この場合、前記気体酸素源及び固体酸素源のそれぞれの供給系統を、同一のランス内に配置することや、CaOを主体とする脱燐精錬剤を、前記気体酸素源の供給系統を通じて前記気体酸素源とともに溶銑浴面に供給することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する場合であっても、効率的に脱燐を進行させ、安定した操業を可能とする溶銑の脱燐処理を行う。
【解決手段】転炉形式の炉を用いて、実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する際に、脱燐処理後のCaOとSiO2の質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.5以上、3.5以下に、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を3質量%以上、15質量%以下にし、かつ脱燐処理後の溶銑鍋中の溶銑温度を1320℃以上、1380℃以下にするとともに、下記の(1)式で定義されるT.Mn原単位を溶銑1tあたり4kg以上とすることにより脱燐処理後のスラグの排滓性を向上させる。(1)T.Mn原単位(kg/t)=溶銑中のMn濃度(質量%)×10+脱燐炉内へのMn純分の投入量(kg/t) (もっと読む)


【課題】製鉄プロセス等の複数の酸素製造プラントにおいて、最適な製造バランスを達成し、酸素製造電力を低減するため、酸素製造量の正確な予測方法を提供する。
【解決手段】数十〜数百種類の鋼種別に細分化し、酸素使用量及び吹錬時間をデータベース化する。データベース化した予測量と鋼種毎の実績量の誤差について、予測量による酸素ホルダーの圧力勾配と実績量による酸素ホルダーの圧力勾配の違いを自動的に比較して圧力勾配比率を算出し、それを次回の予測量にかけあわせて予測量を補正する。また、酸素使用開始予定時刻の誤差は、予定吹錬スケジュールの間隔に応じて、各番の酸素使用開始予定時刻すべてを自動的に修正する。更に、各酸素プラントの実績性能カーブを作成し、予測量に応じて稼動している酸素プラントの最適酸素発生バランスの組み合わせ計算を行い、各酸素プラント実績性能カーブから最も省電力な酸素発生バランスを算出する。 (もっと読む)


【課題】脱りん炉に装入する適切な銑鉄スクラップの量を算出可能とする。
【解決手段】上底吹き型の転炉で装入されたスクラップを溶解しながら脱炭処理を行う転炉の操業方法において、10〜13.5分に設定された吹錬時間内に前記スクラップを完全に溶解すべく、スクラップ半径rc≦100%溶解半径rc,100%の関係を満たし、且つ上吹きの攪拌動力εTと底下吹きの攪拌動力εBとが、0.6≦εT/εB≦0.9、1100≦εT≦1400、1550≦εB≦1900の関係を満たすように、脱炭処理を行う。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの処理方法において,製鋼スラグを効率的に還元してスラグ中のトータル鉄の濃度を十分に低減させることにより,処理後のスラグの品質および外観を向上させる。
【解決手段】溶融製鋼スラグを溶銑が保持された反応容器に装入し,反応容器に装入された溶融製鋼スラグに,上吹きランスから酸素を吹き込みながらSiO含有物質および還元用の炭素含有物質を添加し,製鋼スラグ中のトータル鉄の濃度が1.5質量%以下となるまで,製鋼スラグの溶融状態を維持したまま製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う際に,上吹きランスから吹き込まれた酸素による製鋼スラグのへこみ深さLと製鋼スラグの厚みLS0との比をL/LS0≦0.7とする。 (もっと読む)


【課題】 転炉型の精錬容器を用いて上吹きランスから酸素ガスを溶銑浴面に吹き付けて溶銑の脱燐処理を実施するに当たり、鉄スクラップなどの冷鉄源を配合しても脱燐反応を損なわず、且つ、生産性を低下させることなく、効率良く脱燐処理する。
【解決手段】 転炉型精錬容器2に収容された溶銑15にCaOを主体とする脱燐用精錬剤17を添加し、酸素ガスを上吹きして添加した前記脱燐用精錬剤を滓化させてスラグ16となし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、冷鉄源を、脱燐精錬時間の30%が経過した時点から90%が経過する時点までの任意の時期に前記精錬容器内に上置き添加する。 (もっと読む)


【課題】計算機による転炉副原料自動投入を維持しつつ、オペレータ介入により容易に切り出し・投入タイミングの追加・変更を行い、噴出・吹錬遅れなく円滑に吹錬を行うことができる転炉副原料投入制御方法および装置を提供すること目的とする。
【解決手段】吹錬する溶銑成分、製造鋼種等により転炉へ供給した積算酸素量実績によって送酸量やランス高さを変化させる送酸パターンを決定し、そのパターンに応じて転炉内へ副原料投入を行う転炉副原料投入制御方法において、副原料銘柄毎に設定する必要のあった副原料投入パターンを、同系統銘柄でグループ化したグループ毎に設定するとともに、副原料の切り出しに要する時間を考慮し、切出タイミングと投入タイミングとを個別に設定する。 (もっと読む)


【課題】 、原料溶銑中に含有されているP分を転炉吹止時において残留させることによってFe-Pの使用量を削減して高りん鋼の溶製コストを低減するとともに、出湯後の成分調整を可能にして目標成分への的中率を高める高りん鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 スロッピングを抑止できることを条件として、可及的に低い塩基度を有する転炉スラグを生成せしめて転炉製錬を行うこととする。ここに塩基度とは、転炉スラグ中のCaO含有量(mass%)に対するSiO2含有量(mass%)の比をいう。また、高りん鋼とは、Pの含有量が0.05mass%以上の鋼をいう。 (もっと読む)


【課題】 1基の転炉を用いて溶銑から溶鋼を製造するに当たり、転炉の生産性を阻害することなく、冷鉄源の配合量を従来に比べて増大させることができ、且つ、装入した冷鉄源を効率的に溶解することのできる転炉製鋼方法を提供する。
【解決手段】 第一工程として冷鉄源15及び溶銑14を転炉2に装入し、第二工程として気体酸素を上吹きまたは底吹きするとともに炉底から不活性ガスを吹き込んで溶銑を攪拌しながら脱燐剤17を添加して溶銑の脱燐処理を実施し、第三工程として転炉を傾動させて第二工程で生成したスラグ16を炉外へ排出し、第四工程として転炉を元の直立した状態に戻して溶銑の脱炭吹錬を実施する転炉製鋼方法において、第二工程の終了時点には、第1工程で装入した冷鉄源の総質量に対して質量比で60%以下の冷鉄源が未溶解で残留するように、冷鉄源の転炉内への装入量を調整する。 (もっと読む)


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