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Fターム[4K070BB02]の内容

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【課題】転炉への燃焼ガス投入初期段階において、冷却水流量調節弁のハンチングにより冷却水噴霧量が過剰/過少にならないようにして、安定制御領域に到達するまで、急激な温度変化を抑制するための転炉排ガス冷却装置の温度制御方法を提供する。
【解決手段】転炉排ガスに冷却水を噴霧して冷却する転炉排ガス冷却装置の出側の排ガス温度に応じて冷却水噴霧量の設定値をフィードバック制御して決めて冷却水噴霧量設定値になるように冷却水噴霧量をPID制御し調整する転炉排ガス冷却装置の温度制御方法において、冷却水噴霧制御開始時の転炉への燃料投入量を所定量以下に抑える。冷却水噴霧制御の制御開始時の転炉への燃料投入量は冷却水噴霧量制御の過渡応答による冷却水噴霧量過不足がでない燃料投入量とし、冷却水噴霧制御の制御開始時の転炉への燃料投入量を所定量に抑え、制御装置から冷却水噴霧量設定値と冷却水噴霧量実績値とが等しくなった安定領域に達した後、燃料投入量制限を解除する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑の脱燐処理及び脱珪処理において発生したスラグから回収した地金を、溶銑の脱燐処理及び脱珪処理工程において、水蒸気爆発の危険性がなく且つ未溶解の地金を発生することなく、鉄源として効率良く利用する。
【解決手段】 溶銑13に酸素源を供給して脱燐処理或いは脱珪処理を施す溶銑の予備処理方法において、溶銑の脱燐処理または脱珪処理で発生したスラグから回収した地金16を、処理開始前または処理期間中に溶銑の上方から溶銑に向けて添加する。これにより、水蒸気爆発の危険性がなく且つ未溶解の地金を発生することなく、鉄源として効率良く利用することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 低燐溶銑を製造する際に、二次燃焼熱の溶銑への着熱効率を向上させることで熱余裕度を高め、生産量の増大を可能ならしめる。
【解決手段】 上底吹き機能を有する転炉型容器内に収容された溶銑を脱燐処理する際に、二次燃焼率を10%以上に制御するとともに、上吹きランスから、酸素ガスとともに該酸素ガス量の10〜50vol%の量の窒素ガスまたは空気若しくは窒素富化空気を溶銑浴面に吹き付ける。これにより着熱効率が顕著に向上し、熱余裕度が高められて生産量が増大する。 (もっと読む)


【課題】 低燐溶銑を製造する際に、重量屑サイズのスクラップを効率的に溶解しつつ溶銑脱燐を行う。
【解決手段】 転炉型容器内に収容された溶銑に対して、脱燐剤を添加するとともに、上吹きランスから酸素ガス又は酸素含有ガスを吹き付け、且つ炉底又は/及び側壁から撹拌用ガスを吹き込みつつ、溶銑の脱燐処理を行う方法であって、重量屑の割合が90mass%以上のスクラップ屑を転炉型容器に装入し、このスクラップ屑を溶銑に溶解させつつ脱燐処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 鋼中の非金属介在物の生成を抑制する一方で、分離除去を促進することで、介在物の極めて少ない高清浄鋼を安定して製造する方法を提供することにある。
【解決手段】 溶鋼の真空脱ガス処理に際し、被処理溶鋼中に予め可溶性ガスを溶解せしめ、次いで、その溶鋼を減圧処理することにより、このとき発生するガス気泡に該溶鋼中の介在物を帯同させて浮上除去する高清浄鋼の製造方法において、前記可溶性ガスをまず転炉精錬中もしくは精錬完了後の段階で溶解させると共に、転炉からの出鋼時に出鋼流に対してスラグ改質剤を添加し、その後、真空脱ガス処理に先立つ取鍋内溶鋼中に可溶性ガスを再び単独または不活性ガスとともに吹き込む高清浄鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】低燐溶銑を製造する際に、熱余裕度の向上と高効率な脱燐処理を実現する低燐溶銑の製造方法を提供する。
【解決手段】全吹錬期間の前半の一定期間内でのみ二次燃焼率を10%以上に高め、且つその際のスラグ塩基度を1.8以下に抑える。これにより、高効率な脱燐を行いつつ、炉体耐火物の損傷を最小限に抑えて溶銑への熱付与を効率的に行うことができ、溶銑の熱余裕度を効果的に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】溶融金属への酸素または酸素含有ガスの吹込みよる攪拌効果を維持しつつ、炉底の耐火物の損耗を抑制することが可能で、更には操業における整備を含めたランニングコストを抑えられる設備構成としたシンプルな酸素または酸素含有ガスの吹き込み方法を提供すると同時に、炉内を密閉化し炉内温度の低下を抑制し集塵効果を向上させる。
【解決手段】アーク炉の炉壁の外方に固定装着されたランスにより、ランス先端部の酸素または酸素含有ガスの吐出口の位置を溶融金属面から鉛直方向で700mm以上遠ざけ、かつ吐出口から吐出される酸素または酸素含有ガスの溶融金属面に突入する角度を鉛直方向の面において溶融金属面からの角度が30゜から60゜の範囲とし、酸素または酸素含有ガスの溶融金属表面上での突入速度を150m/秒から300m/秒の範囲となるようにランス先端部の吐出口からの吹込み速度を決定して吹き込む。 (もっと読む)


【課題】 炉内の残存スラグを利用して溶銑予備処理炉の炉内壁に短時間で長寿命のスラグコーティング層を形成することができる溶銑予備処理炉の補修方法を提供する。
【解決手段】溶銑予備処理炉1の残存スラグ3に酸素ブローを行うことにより、スラグ中のFeと酸素を反応させてFeOを増加させる。この発熱反応によりスラグは加熱されるとともに、スラグの融点が低下する。次にスラグ深さとほぼ等しい直径の石灰石を投入して冷却固化させ、炉内壁にスラグコーティング層を形成する。石灰石の投入によりスラグ組成はCaOリッチの高融点となり、強固な保護層となる。 (もっと読む)


【課題】 フェロクロム法により高クロム溶鋼を溶製するに際し、従来のコークスに代わってコスト的に且つ熱的に有利な昇熱材を使用した高クロム溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 転炉型精錬炉内に高炭素溶鉄とフェロクロムとを装入し、該高炭素溶鉄及びフェロクロムに酸素による脱炭精錬を施して高クロム溶鋼を溶製する方法であって、脱炭精錬の初期に炉内に投入する昇熱用炭材として無煙炭を使用し、該無煙炭を投入する際の炉口からの排ガス線流速を標準状態換算で220m/min以下に調整する。この場合、無煙炭の投入速度を11kg/min・t以下とする、転炉型精錬炉として上吹ランスと底吹羽口とを備えた上底吹転炉を使用する、及び、無煙炭を投入する際の上吹ランスからの酸素供給速度を0.5〜1.8Nm3 /min・tとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】環境や人体への影響が懸念されるFやNa,Clを含まない脱りん剤を用いて、極低りんの高炭素鋼を安定して製造する。
【解決手段】溶銑脱りん炉および脱炭精錬炉の2基の転炉容器を用いるものとし、まず溶銑脱りん炉での脱りんに際し、脱りん剤として石灰系脱りん剤を用い、吹錬中の排ガス組成や流量、酸素ガス流量、副原料投入量および溶銑成分から酸素バランスを逐次計算することにより求められる蓄積酸素量に基づき、次式(1)により炉内のFeO生成量を推定し、その推定したFeO量に応じて、上吹きランス高さ、酸素ガス流量および底吹きガス流量のうち少なくともいずれか一つを調整して、処理後のりん濃度を0.015mass%以下まで低減し、ついで除滓後、上記脱炭精錬炉で所望の炭素濃度まで脱炭吹錬する。
FeO(kg/t)=[蓄積酸素量(m3(標準状態)/t)/22.4]×71.85 ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】脱りん炉に装入する適切な銑鉄スクラップの量を算出可能とする。
【解決手段】脱りん炉2と脱炭炉3とをそれぞれ備える製鋼設備1で、脱りん炉2内の溶銑4に銑鉄スクラップ5を装入した上で脱りん処理を行う製鋼設備の操業方法において、前記銑鉄スクラップ5の量を、脱りん処理前後での溶銑重量の変化量と、脱りん炉で発生し且つ脱りん処理に必要な熱量を上回る余裕熱量とを基に算出する。 (もっと読む)


【課題】 より高速で脱りんすることが可能な脱りん処理の方法を提供する。
【解決手段】 上吹きランスおよび底部に底吹き羽口を備える溶銑予備処理容器を用い、その上吹きランスからは酸素ガスを吹き付けると同時に底吹き羽口からは攪拌用ガスを吹き込むことにより、溶銑の脱りんを行う方法において、前記溶銑予備処理容器内に脱りん剤を添加した後の上吹きランスから浴面への酸素ガスの吹き付けを、脱りん剤の滓化完了まではソフトブローとし、滓化の完了後はハードブローとするとともに、前記ソフトブロー時に生成するスラグ中のFeO含有量が30mass%以上になったとき、前記底吹き羽口からの攪拌ガス流量を増加させてスラグ−メタル間の攪拌を強化する溶銑の脱りん方法。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べてはるかに安価に且つ効率良く低炭素高マンガン鋼を溶製することのできる方法を提供する。
【解決手段】 転炉を用いて大気圧下で溶銑に脱炭精錬を施し、次いで前記脱炭精錬によって得られた溶鋼を真空脱ガス設備を用いて減圧下で真空脱炭精錬して炭素濃度が0.05質量%以下、マンガン濃度が1.0質量%以上の低炭素高マンガン鋼を溶製するに際し、転炉では、脱燐処理の施された溶銑を使用すると共にマンガン鉱石を使用して、マンガン鉱石を還元しながら溶銑の脱炭精錬を行ない、当該脱炭精錬終了後はアルミニウムによる溶鋼の脱酸処理を施さないまま溶鋼を真空脱ガス設備に搬送し、真空脱ガス設備では、大気圧よりも低い雰囲気下において溶鋼表面に向けて酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスを吹き付けて、溶鋼の炭素濃度が0.05質量%以下になるまで脱炭処理を施す。 (もっと読む)


【課題】 上吹き転炉操業において、スラグの溶融滓化が不十分な場合とか、過剰溶融滓化により、スロッピングが発生する場合とかがない、安定して中高炭素鋼の脱炭、脱燐精錬を効率的に実施する技術を提供する。
【解決手段】 酸素上吹き転炉において,生石灰、石灰石、および水酸化カルシウムの各粉体の少なくとも1種を、上吹き酸素ジェットとして供給される精錬用酸素ガスと共に溶湯面上に吹付けると共に,溶湯面下に設けたノズルからガスを吹込んで撹拌を行なう鋼の精錬方法において,前記上吹き酸素ジェットによる溶湯のへこみ深さ(L)と溶湯深さ(L)の比L/Lと底吹き撹拌動力εで表される下記パラメータを3.0以上8.5以下とする条件で精錬を行う。
(L/L−0.6−6.4ε0.25+6.6 (もっと読む)


【課題】転炉に収容された溶銑に脱燐と脱炭とを並行して行うことにより溶銑の精錬効率を高めることができる溶銑の精錬方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に、酸化カルシウムを含む生石灰、石灰石又は水酸化カルシウムの粉体を、溶銑トン当たり毎分1.0〜4.5Nmの流量の酸素ガスととともに吹付けることによって脱燐と脱炭の一部とを並行して行うことにより溶銑の炭素濃度を1.8〜3.8質量%とする第1の工程と、転炉に収容された第1の工程を経た溶銑に脱炭の残りを行う第2の工程とを経て、所望の燐濃度及び炭素濃度を有する溶鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】上底吹き転炉での吹錬終了後に、転炉内で酸化物系介在物を生成させる脱酸剤を添加することなしに、溶鋼中の酸素を低く抑えることのできる予備脱酸方法を提供する。
【解決手段】脱りんした溶銑を上底吹き転炉で精錬する方法において、酸素の上吹きを停止するとともに、炉底から吹き込む撹拌ガスを炭化水素を主成分とするガスに変えてリンスすることを特徴とする溶鋼の予備脱酸方法。吹錬末期の酸素上吹きの継続中にも炉底から炭化水素を主成分とするガスを吹き込んでもよい。この方法によれば、出鋼時の脱酸剤の添加量を少なくすることができ、清浄度の高い鋼が製造できる。 (もっと読む)


鉄浴上に装荷された液状の冶金スラグからクロムを還元する方法であって、該クロムの還元がC含有量2〜4wt%の鉄浴によって行なわれる方法において、a)Cr含有量が2〜20wt%のCr含有スラグを、C含有量が1wt%未満の鉄浴上に装荷する工程、b)エネルギー供給と共に炭素源を添加して鉄浴の炭素含有量を約2〜4wt%にまで上昇させる工程、c)Crの還元後に、Cr含有量が約0.1wt%である液状スラグを除去する工程、d)冷却材、望ましくはスクラップを鉄溶湯に添加し、該溶湯のC含有量を1wt%未満にまで低下させる工程、およびe)Cr含有溶湯の一部を液状で除去し、一方、残部は以降の溶湯処理のために転炉内に液状で残す工程を特徴とする方法。 (もっと読む)


酸素と溶融金属中の不純物との反応によって容器中で溶融金属を精錬する方法は、次の各工程:a)少なくとも1つの酸素の第1ジェットを該溶融金属の上に置かれたランスから該溶融金属に噴出して、その中の不純物と反応させ、そして溶融スラグの層を形成する工程;b)該第1酸素ジェットを該ランスから噴出し続け、それによって該第1酸素ジェットがスラグ層を通り抜けて該溶融金属へ通過するようにさせる工程;c)複数の酸素の第2ジェットを該ランスから噴出し、該第2酸素ジェットが該第1酸素ジェットから離れて移動する工程;および、d)該第1酸素ジェットが該溶融金属へ入る上流で、該第2酸素ジェットを該第1酸素ジェットへ取り込む工程、を含む。本方法で用いるランスヘッドは少なくとも1つの第1酸素口および複数の第2酸素口を有し、第2酸素口の軸は第1酸素口からの流れの方向に45°以下の角度で分かれている。本方法およびランスヘッドは基本的酸素鋼製造(BOS)法で特に用いられる。望ましいならば、アルゴンのような撹拌ガスを第1酸素と混合してもよい。
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脱炭処理のために酸素がガス・シュラウドにより包囲されて供給される第1段階と、脱炭処理のために酸素がフレーム・シュラウドにより包囲されて供給される第2段階と、不活性ガス、又は酸素及び不活性ガスがフレーム・シュラウドにより包囲されて供給される第3段階とを含む3段階精錬法により溶鋼が脱炭処理される、低酸素鋼の製造方法。
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