説明

Fターム[4K070BB02]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 吹錬ガス (351) | 吹錬ガス調整 (233) | 酸素ガス調整 (152)

Fターム[4K070BB02]の下位に属するFターム

終点調整 (13)

Fターム[4K070BB02]に分類される特許

41 - 60 / 139


【課題】溶銑の脱りん吹錬の吹錬において、効率的に低りん溶銑を製造することができ、且つ、実操業にも問題なく適用することができる、吹錬方法、吹錬システム、低りん溶銑の製造方法及び低りん溶銑の製造装置を提供する。
【解決手段】 上底吹き転炉を用いて、溶銑の浴面に酸素を吹き付けるとともに粉状CaO含有脱りん剤を吹き付ける、溶銑脱りんにおける吹錬方法であって、吹錬中の排ガス流量、排ガス成分、上底吹きガス流量、副原料投入量及び溶銑成分から酸素バランスを計算して得られる炉内蓄積酸素量原単位を逐次求め、吹錬初期における炉内蓄積酸素量原単位の値が所定値以上となるように、粉状CaO含有脱りん剤の投入開始時期を制御することを特徴とする吹錬方法とし、当該方法を用いた吹錬システム、低りん溶銑の製造方法や製造装置とする。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いて生石灰などCaOを主成分とする粉体精錬剤を酸素と共に溶銑に吹き付ける溶銑予備脱燐において、炉内耐火物の溶損を抑制すると共に、転炉内付着地金を効率的に除去する方法を提供する。
【解決手段】溶銑を転炉型精錬炉に装入後、側壁に地金溶解用ノズルを設置した上吹きランスを該精錬炉に挿入して、該上吹きランスの先端に設置した吹錬用ノズルより粉体精錬剤を吹錬用酸素と共に溶銑に吹き付けて脱燐する溶銑予備脱燐吹錬において、前記粉体精錬剤の吹付け期間中には前記側壁に設置した地金溶解用ノズルから地金溶解用酸素を水平方向に噴射させ、前記粉体精錬剤の吹付け終了から前記吹錬用酸素の吹付け終了までは、前記側壁に設置した地金溶解用ノズルが閉塞しないように該地金溶解用ノズルからパージガスを流し続けることを特徴とする転炉内付着地金の除去方法。 (もっと読む)


【課題】処理中における炉壁及び炉口へのスピッティング粒鉄の付着を抑制し、かつ処理後の溶銑中[P]濃度を0.007質量%以下とする。
【解決手段】上底吹き転炉型精練容器内への溶銑装入と前後して塊状のCaO含有物質を添加し,上吹きランスから粉状のCaO含有物質を伴わずに酸素含有ガスを該溶銑へ吹き付けて該溶銑上にカバースラグを生成した後に該上吹きランスから粉状のCaO含有物質を伴って酸素含有ガスを該溶銑へ吹き付けて該溶銑の脱燐処理を行う。全酸素供給時間の40%以上が経過した後、該全酸素供給時間の70%が経過するまでの期間中に,CaOを30〜50質量%,FetOを40〜65質量%,SiO2を1.0〜10質量%以下及びAl2O3を1.0〜20質量%含有し,かつそれらの4成分の合計が90質量%以上であるプリメルトフラックス2〜12kg/tを添加し,かつ処理後のスラグ塩基度を2.2〜3.1とする。 (もっと読む)


【課題】転炉精錬前の溶銑予備処理として脱リン処理を行わずに、転炉精錬時に効率的に十分な脱リンを行う。
【解決手段】途中測定時(吹錬進行度80%以降)での溶鋼のリン濃度が所定値以下となるための、吹錬進行度40%の時点でのFeO生成量を、FeO生成量目標値として設定する。吹錬中の炉内における酸素供給量OINと酸素排出量OOUT との差ΔWO2(=OIN−OOUT )を逐次算出し、その算出値に基づいてFeO生成量を推定する。このFeO推定値が前記FeO生成量目標値となるように、ランス2から吹き付ける酸素の流量、ランス2の湯面からの高さh、ホッパー5からのCaOの投入量、および底吹きノズル3から吹き込むArガス(撹拌ガス)の流量のいずれか1以上の条件を調整して吹錬を行う。 (もっと読む)


【課題】攪拌動力密度と固体酸素比率とを掛け合わせたパラメータZと、脱珪外酸素量との関係、生石灰の粒径、L/L0、溶銑温度を適正範囲にすることにより、脱りん効率を向上させることができるようにする。
【解決手段】溶銑の脱りん処理を行うに際し、処理中の底吹き攪拌動力密度をX[kw/t]と固体酸素比率Y[%]との積をパラメータZと定義し、脱珪外酸素量GO2とZとの関係を0.00065×Z2−0.12×Z+12.5≦GO2とし、生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、脱りん処理後の溶銑温度を1280〜1340℃として脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】転炉スロッピングの予測及びランスの最適化のためのシステムの提供。
【解決手段】容器中の鉄鋼の表面に酸素を吹きつけるためのランスであって、ランスキャリッジに連結され、データ収集モジュール及びコンピュータと信号通信状態にある加速度計と通信状態にあるランスを準備し、上記容器に製鋼原料を仕込み、ランスを容器の中へ降下させて原料に酸素を注入し、ランス振動を示す加速度計からの信号を取得し、上記振動信号を処理してランス振動の周波数成分を決定し、該周波数成分のレベルと所望の動作値とを比較し、少なくとも1つの鉄鋼製造工程パラメータを、周波数成分のうちの少なくとも1つのレベルに基づいて調節することを含む、容器中で鉄鋼を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】上底吹転炉を用いて、脱燐剤に実質的にフッ素を含む副原料を使わずに、上吹き酸素流量が2.0〜4.0Nm3/min/tの条件で溶銑から燐を除去する方法において、その脱燐処理を高能率かつ高効率で行う方法を提供する。
【解決手段】底吹き流量を0.15〜1.5Nm3/min/tとして該脱燐処理後のスラグ中T.Fe質量濃度が3〜15質量%となるように調整し、前記脱燐処理中に該溶銑に含有される炭素濃度を2.8〜3.2質量%に一旦低下させ、その後、該溶銑に炭素源を供給して前記脱燐処理後に該溶銑に含有される炭素濃度を3.4〜3.8質量%に調整する。 (もっと読む)


【課題】上底吹き転炉で、上吹き酸素流量を2.0〜5.0Nm3/min/溶銑t、底吹きガス流量を0.2〜0.6Nm3/min/溶銑t以下としてCaO含有粉体を上吹き酸素と共に溶銑へ上吹きして溶銑脱りんする方法において、スロッピングによる鉄歩留まり低下を抑制でき且つ高脱りん率が得られる方法を提供する。
【解決手段】CaO含有粉体中に含まれるCaOと上吹き酸素との質量比CaO/Oを式(A)の範囲とする。
0.036763×Qo2-0.26492×QB+0.366557
< CaO/O < 0.040893×Qo2-0.26492×QB+0.939606 (A)
ここで、
Qo2:上吹き酸素流量(Nm3/min/溶銑t)、
QB:底吹きガス流量(Nm3/min/溶銑t)、
CaO:CaO含有粉体上吹き期間中の、該粉体に含まれるCaOの平均質量供給速度(kg/min/溶銑t)、および
O:CaO含有粉体上吹き期間中の、上吹き酸素の平均質量供給速度(kg/min/溶銑t)
である。 (もっと読む)


【課題】 溶銑または溶鋼を酸化精錬するにあたり、効率的な酸化精錬が可能であると同時に転炉型精錬容器の付着地金を効率的に溶解するための上吹きランスを提供する。
【解決手段】 本発明の精錬用上吹きランス1は、上吹きランスの先端部に、鉛直下向きまたは斜め下向き方向の主孔ノズル11及び副孔ノズル12を有し、前記先端部から上方に隔離した位置の上吹きランスの側面部に、水平または斜め下向き方向の二次燃焼用ノズル13を有し、且つ、上吹きランスの内部には、固体酸素源とは異なる粉体を吹錬用の酸素含有ガスとともに前記主孔ノズルを通じて供給するか、または、吹錬用の酸素含有ガスを、前記主孔ノズルを通じて供給するための第1の供給経路と、二次燃焼用の酸素含有ガスを、前記二次燃焼用ノズルを通じて供給するための第2の供給経路と、粉体状の固体酸素源を、搬送用ガスとともに前記副孔ノズルを通じて供給するための第3の供給経路と、を有する。 (もっと読む)


【課題】転炉排ガス中の可燃性ガス成分の熱エネルギー分を増加させることのできるエネルギー回収方法と、この方法の実施に用いる熱エネルギー回収装置とを提供する。
【解決手段】転炉排ガス中に、転炉排ガスダクト部に取り付けた吹込み管を介して還元剤を吹込み、該排ガス中の二酸化炭素と還元剤を反応させることにより、該排ガスの熱エネルギーを増大させる際に、転炉排ガスの排ガス回収設備内の誘引送風機の出側における回収排ガスの一部を、上記吹込み管から吹き込むようにする転炉排ガスの熱エネルギー回収方法とその装置。 (もっと読む)


【課題】脱りん処理の際にリサイクルスラグとして脱炭スラグを使用しても十分に脱りん処理を行うことができるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器に脱炭工程にて生成した脱炭スラグをリサイクルして溶銑の脱りん処理を行うに際し、処理中に供給する酸素量であって脱珪反応に使用される酸素以外の酸素量と全CaOに対する前記脱炭スラグ中のCaOの割合との関係を式(1)を満たすようにし、投入する造滓剤の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、底吹き攪拌動力密度εを0.5〜3.5kw/tとしている。 (もっと読む)


【課題】 転炉での脱炭精錬とVOD法のような二次精錬設備での真空精錬とを組み合わせて、クロムを9質量%以上含有する高クロム鋼を溶製するにあたり、転炉脱炭精錬末期における窒素のピックを防止し、窒素含有量の低い高クロム鋼を安定して溶製する。
【解決手段】 転炉1での脱炭精錬によって含クロム粗溶鋼8を溶製し、次いで、取鍋内に出鋼された前記含クロム粗溶鋼を二次精錬設備で真空精錬してクロムを9質量%以上含有する高クロム鋼を溶製する高クロム鋼の溶製方法において、転炉からの出鋼時の溶鋼温度が1730℃以上になるように脱炭精錬条件を調整して脱炭精錬を実施し、これにより転炉内に存在するスラグ9の滓化を促進させ、空気からの含クロム粗溶鋼への吸窒を防止する。 (もっと読む)


【課題】転炉の操業条件を包括して、簡便かつ効果的にダストおよびスピッティングの発生を抑制して鉄分歩留を向上させ、操業トラブルを低減させる吹錬方法を提供する。
【解決手段】上底吹型転炉において溶鉄の酸素吹錬を行う転炉吹錬方法であって、吹錬開始後全吹錬時間に対して吹錬開始から20%以上経過した期間において、前記酸素吹錬における上吹酸素ジェットにより形成されるキャビティ深さL(mm)およびキャビティ径D(mm)とし、前記酸素吹錬の条件として上吹撹拌動力密度εT(W/ton)、底吹撹拌動力密度εB(W/ton)、吹錬中の溶鉄中炭素濃度[C](%)およびSiの物質バランスより計算されるスラグ量WS(kg/ton)とした場合に、下記(1)式で示される吹錬指標を継続的に2.0以下に制御して吹錬することを特徴とする転炉吹錬方法。
吹錬指標=(L/D)-0.3εT0.4εB0.26[C]0.2WS-1.2 …(1) (もっと読む)


【課題】 多種多様な鉄スクラップを鉄源として、各種の高品位鋼の製造に使用できる銑鉄を製造する実用的なプロセスを提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る溶銑の製造方法は、鉄スクラップを鉄源として用いて炭素を含有する溶銑をアーク炉にて製造する工程と、該溶銑と高炉にて製造された溶銑とを混合する工程と、混合した後の溶銑に対して脱硫処理を行う工程と、を有することを特徴とする。この場合、脱硫処理後に、溶銑に対して更に脱燐処理を行うこと、アーク炉にて製造される溶銑の炭素濃度は1.5質量%以上であることなどが好ましい。 (もっと読む)


【課題】脱りん処理における気体酸素と固体酸素源との供給量や供給タイミング及び炭材の供給量を規定することによって、スラグのフォーミングを抑制しつつ確実に所望の[P]を得られることができるようにする。
【解決手段】第1吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/t/minの範囲とし、第2吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.5〜0.8Nm3/t/minの範囲とし、第3吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/t/minの範囲とする。粒径が1〜10mmの酸化鉄に粒径が1〜5mmの炭材を炭素成分における質量配合率で1〜5%配合したものを前記固体酸素源とする。第1期間では、固体酸素源の平均供給速度を1.1〜4.5kg−O/t/minの範囲とし、第2期間では、固体酸素源の供給を停止する。 (もっと読む)


【課題】 高い脱炭酸素効率を維持した状態で、ダスト発生量を削減することのできる精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】 下端部に酸化性ガスを噴射する噴射ノズル6が設けられた精錬用上吹きランスであって、前記噴射ノズルは、その入口部にスロート7を有するともに、スロートの下流側に末広がり部8を有し、且つ、スロート径Dt及び末広がり部の出口径Deが、ノズル出口部雰囲気圧Pe及びノズル適正膨張圧Poに対して下記の(1)式の関係を満足し、スロート径よりもスロートとの接続部位である末広がり部の径の方が大きく、スロートの中心線qが末広がり部の中心線pに対して上吹きランスの中心軸側に偏心し、且つ、末広がり部の壁面に、制御用ガスを精錬中に供給するための、少なくとも1個の制御用ガス噴射孔を有する。 (De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2 …(1) (もっと読む)


【課題】脱炭スラグのリサイクルスラグを使用して脱りん処理を行うに際し、スラグの滓化性を向上させると共に、耐火物の保護もできるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する前記固体酸素源の酸素比率を10〜60%とし、投入する生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、底吹き攪拌動力密度εを0.5〜3.5kw/tとし、脱りん処理後のスラグ量に対しのMgO量が4.5質量%以下となるように、MgOを含む脱炭スラグを供給する。 (もっと読む)


【課題】 2基の転炉を用い、一方の転炉では、炭材などを熱源として大量の鉄スクラップを溶解して高炭素溶融鉄を溶製し、他方の転炉では、該高炭素溶融鉄を酸素吹錬して所定成分の溶鋼を溶製する製鋼方法において、大量の鉄スクラップを鉄源として利用する。
【解決手段】 2基の転炉を用い、一方の転炉では、炉内に鉄スクラップ及び予備処理の施されていない溶銑を装入し、更に、フェロシリコン、黒鉛、コークス及び4.0kg/(高炭素溶融鉄トン)以下の造滓剤を炉内に添加し、炉底から攪拌用ガスを供給しながら、上吹きランスから、精錬の進行に伴って供給流量が低下するようにして酸素ガスを供給し、フェロシリコン、黒鉛及びコークスの燃焼熱により鉄スクラップを溶解して炭素濃度が3質量%以上の高炭素溶融鉄を溶製し、次いで、他方の転炉で前記高炭素溶融鉄を原料として酸素吹錬し、所定の成分の溶鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】CaF2含有物質を使用することなく、上底吹き転炉型精錬容器において、広範なSi濃度の溶銑について、脱珪処理を行うと同時に高効率で脱りん処理を行うことが可能な溶銑の脱りん方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉型精錬容器においてCaF2含有物質を使用せずにCaO含有粉体をランスから酸素含有ガスとともに上吹きして溶銑に対して脱りん処理する、溶銑の脱りん方法において、前記溶銑のSi濃度が0.3質量%以上であり、前記CaO含有粉体中の純CaOとしての上吹き速度と前記酸素含有ガス中の純酸素ガスとしての質量流量の比を下記式で示す範囲内に調整する。0.56+0.5×[Si]<CaO/O<0.56+1.5×[Si]。(CaO: CaO含有物質粉体中の純CaOとしての上吹き速度(kg/min)、O:酸素含有ガス中の純酸素ガスとしての質量流量(kg/min)、[Si]:処理前溶銑のSi濃度(質量%)) (もっと読む)


【課題】脱りん処理における気体酸素と固体酸素源との供給量や供給タイミングを規定することによって、確実に所望の[P]を得られることができるようにする。
【解決手段】脱りん処理において、前記気体酸素の供給量が30%となるまでに、転炉型精錬容器の上方から添加する脱りん剤の投入を完了し、第1吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。第2吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.5〜0.8Nm3/min/tとする。第3吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。転炉型精錬容器の上方から添加する固体酸素源の球換算直径を1〜10mmとする。第1投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を5〜20kg/min/tとする。第2投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を0〜0.5kg/min/tとする。 (もっと読む)


41 - 60 / 139