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Fターム[4K070BE05]の内容

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【課題】吹錬の前半において吹錬を中断することなく、又、サンプラープローブ11を未滓化のCaOなどによって破損することを防止しながらスラグSを採取することができるようにする。
【解決手段】本発明の吹錬中におけるスラグの採取方法では、スラグSを採取する採取部12を備えたサンプラープローブ11を用いて、吹錬中の転炉からスラグを採取するに際しては、転炉1への副原料の供給量の合計を20kg/t以上としたうえで、吹錬に要する時間の前半50%に達するまでに、サンプラープローブ11の下端を湯面9aより上方とすると共にサンプラープローブ11の採取部12を、H<a/(0.0065A)を満たすように位置の設定をする。Hは湯面9aから採取部12の下端までの設定高さ(m)、aは副原料の供給量の合計(t)、Aは転炉1の胴部5におけるパーマ煉瓦内の断面積(m)である。 (もっと読む)


【課題】 転炉製鋼方法において、カーボンニュートラルであるバイオマス由来の炭材を、コークスや石炭などの化石燃料由来の炭材に替わる熱源として利用することで温室効果ガス発生量を削減する。
【解決手段】 転炉内の溶銑12を酸素吹錬して溶鋼を溶製する転炉製鋼方法において、酸素吹錬中に熱源として使用する、コークス、石炭、黒鉛などの化石燃料由来の炭材の一部または全部をバイオマス由来の炭材に置き換え、温室効果ガスの発生量を削減する。この場合に、前記バイオマス由来の炭材の硫黄含有量を0.10質量%以下とすること、前記バイオマス由来の炭材は、植物系バイオマスを炭化して製造される炭化物にバインダー及び水分を加えて成型した成型体であること、及び、前記バイオマス由来の炭材として、パームヤシ殻由来のバイオマス炭、パームヤシ空果房由来のバイオマス炭、パームヤシ幹由来のバイオマス炭のうちの何れか1種または2種以上を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】吹錬中の溶湯の成分を精度高く推定すること。
【解決手段】演算処理部21が、溶鋼101の吹錬中に発生する排気ガスの成分に基づいて、溶鋼101の酸化反応に使用された酸素量を酸化反応量として算出し、算出された酸化反応量に基づいて、溶鋼101を構成する各成分の酸化に使用された酸素量の組を複数生成し、生成された各組について反応平衡評価値を算出し、算出された反応平衡評価値が所定範囲内にある組を抽出し、抽出された組に基づいて溶鋼101を構成する各成分の濃度範囲を算出する。 (もっと読む)


【課題】転炉吹錬において、排ガス情報を活用して精度良く溶鋼中の炭素濃度と溶鋼温度を推定することが可能な、吹錬方法及び吹錬システムを提供する。
【解決手段】 転炉吹錬時の排ガス成分及び排ガス流量を測定する、測定工程と、測定工程により得られた測定値と転炉吹錬時の操業要因とに基づいて推定される脱炭酸素効率減衰定数及び最大脱炭酸素効率を用いて、吹錬時における溶鋼中の炭素濃度及び溶鋼温度を推定する、推定工程とを備える、転炉吹錬方法とし、当該吹錬方法を実行可能なシステムとする。 (もっと読む)


【課題】脱珪処理と脱りん処理とを同一の転炉型精錬炉にて行うに際して脱珪及び脱りん処理の時間を十分に短縮しつつ精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑を装入した後の転炉型精錬炉の空間容積を0.6〜1.5m3/tとした上で、スラグの塩基度を0.7〜1.0とし、脱珪に必要な計算必要酸素量の2.5〜4倍の酸素を固体酸素源と気体酸素とにより供給し、供給時の固体酸素源の平均酸素供給速度を1.5〜2.5kg−O/t/minとし且つ気体酸素の平均酸素供給速度を1.5〜3Nm3/t/minとした脱珪処理を1回以上行うと共に当該脱珪処理における珪素の低下量を0.5〜0.7質量%とし、脱珪処理を経ることにより脱りん処理前の溶銑の珪素濃度が0.4質量%以下になるようにし、脱珪処理終了後には転炉型精錬炉の傾動による脱珪スラグの排滓を行わずに、引き続き脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】脱珪処理と脱りん処理とを同一の転炉型精錬炉にて行うに際して脱珪及び脱りん処理の時間を十分に短縮しつつ精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑を装入した後の転炉型精錬炉の空間容積を0.2〜0.6m3/tとした上で、スラグの塩基度を0.7〜1.0とし、脱珪に必要な計算必要酸素量の2〜3倍の酸素を固体酸素源と気体酸素とにより供給し、供給時の固体酸素源の平均酸素供給速度を0.8〜2.5kg−O/t/minとし且つ気体酸素の平均酸素供給速度を0.9〜1.4Nm3/t/minとした脱珪処理を1回以上行うと共に当該脱珪処理における珪素の低下量を0.4〜0.6質量%とし、脱珪処理を経ることにより脱りん処理前の溶銑の珪素濃度が0.4質量%以下になるようにし、脱珪処理終了後には転炉型精錬炉の傾動による脱珪スラグの排滓を行わずに、引き続き脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】転炉における脱炭処理により生成されたスラグを再利用する転炉の精錬方法において、コスト増大や熱の損失などを生じることなく、脱燐処理時の新たなCaO添加に伴う未滓化CaOの発生を抑制する。
【解決手段】転炉における脱炭処理により生成されたスラグを再利用する転炉の精錬方法において、前記第4工程で投入するCaO量を、次チャージの前記第2工程での目標塩基度と前記第4工程での仕上げ脱燐に必要なCaO量を共に確保可能なCaO量とするに際し、現在チャージの前記第3工程で排出したスラグのCaO濃度及び排出量を測定し、この測定したCaO濃度及び排出量と予め求めた該排出前の炉内スラグ量を基にして現在チャージの前記第3工程後に於ける炉内残留スラグ中のCaO量を算出し、この算出した炉内残留スラグ中のCaO量と、次チャージの第2工程で必要とする前記CaO量との差から決定する。 (もっと読む)


【課題】転炉操業において、溶鋼の温度測定や試料採取を行うためのプローブをサブランスに装着するに際して、サブランスホルダーがサブランスを迅速に把持することができ、それによって短時間でプローブをサブランスに装着することを可能にする転炉サブランスへのプローブ装着方法を提供する。
【解決手段】サブランス把持検出センサ29を備えたサブランスホルダー25Aを用いて、まず、第1回目の把持動作を行い、サブランス13を把持できたか否かをサブランス把持検出センサ29によって検出し、サブランス13を把持できていなければ、その位置でサブランスホルダー25Aを所定時間(例えば2秒間)停止させておく。これにより、振動しているサブランス13がサブランスホルダー25Aに接触してその振動が減衰するので、第2回目の把持動作でサブランス13を確実に把持できるようになる。 (もっと読む)


【課題】地金付着防止用スリーブがプローブ外面にスライド可能に外被される稼動型において、コネクタ接続してホルダーへ装着する際、スリーブが逃げずに確実に接続でき、二つのクランプを用いる複雑な構造を採用することなく、装置の大型化や複雑化、コスト増大等を回避でき、スリーブとプローブ筒体間のクリアランスを小さくする必要もなく稼動不良も未然に回避できるプローブ装着方法及びサブランスプローブを提供せんとする。
【解決手段】プローブ筒体10における稼動型スリーブ2の先端側2aに隣接する位置に筒状部3を設け、筒状部3と稼動型スリーブ2の双方を跨ぐように同一クランプ4で掴み、サブランス5方向に相対移動させることにより該プローブ1にホルダー50が装着され、さらにクランプ4をサブランス5方向に移動させて該クランプ4とともに稼動型スリーブ2のみをスライド稼動させ、地金付き防止位置に装着する。 (もっと読む)


【課題】実施中の吹錬の挙動を表す脱炭酸素効率モデルの精度を向上させ、吹錬中の炭素濃度を精度良く推定する、溶鋼炭素濃度推定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】脱炭酸素効率を溶鋼炭素濃度の関数として表す脱炭酸素効率モデルによって、吹錬末期に測定した溶鋼炭素濃度の測定値を起点として、それ以降の溶鋼炭素濃度を、送酸量に基いて逐次推定する溶鋼炭素濃度推定方法であって、
前記脱炭酸素効率モデルのパラメータを、対象チャージと類似する過去の操業データから対象チャージ毎に算出する。 (もっと読む)


【課題】測定精度をより向上できる溶融金属試料採取プローブを提供せんとする。
【解決手段】金属製薄型採取容器60と該採取容器に隙間を介して外装される金属製外装体61とで溶融金属採取室を構成し、薄型採取容器60は、底部から高さ方向に沿って次第に薄肉となるテーパー状に構成し、熱電対8の測温部81が位置する高さでの肉厚tを2.0〜4.0mmとなるように設定した。また薄型採取容器60と金属製外装体61との間に全周にわたって紙製シート体62を介装し、薄型採取容器60の底部60bに紙製の筒状支持体9を同軸状に取り付けた。 (もっと読む)


【課題】スラグ中酸素濃度に基づき、広範囲の溶鋼中炭素濃度でも、精度良く溶鋼中P濃度を推定する方法を提示する。
【解決手段】溶鋼中の炭素濃度が1.0質量%以下、かつ、燐濃度が0.030質量%以下にまで脱炭および脱燐吹錬をする際に、溶銑脱燐溶銑を用い、好ましくは前工程の持ち越しスラグ量を使用溶銑1tあたり3kg以下とし、且つスラグ中酸素濃度を用いて吹錬終点時の溶鋼中燐濃度を推定し、その際に好ましくは、吹錬終点時の溶鋼中炭素濃度が高炭素濃度となるほど、スラグ中酸素濃度が溶鋼中燐濃度の推算値に及ぼす影響の寄与率を大きくする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、転炉での精錬時間の延長を招くことなく、安価に、且つ安定してCr濃度が3質量%以下の低Cr合金鋼を溶製可能な低Cr合金鋼を溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】転炉及び二次精錬装置からなる精錬プロセスを用い、Cr濃度が3質量%以下の低Cr合金鋼を溶製する方法を改善した。新しく開発した方法は、まず、転炉での酸素吹錬の段階で、溶鋼の脱炭酸素効率が100%となるC濃度の最小値に到達するほぼ1分前に、サブランスで1回、溶鋼の成分及び温度を測定し、該酸素吹錬を終了する時の溶鋼の仮目標とするC濃度及び温度を予測してから、該溶鋼を出鋼し、その後、二次精錬装置としてVOD方式のものを採用して、該VODでの二次精錬により前記溶鋼の最終目標とするC濃度及び温度への調整を行うものである。 (もっと読む)


【課題】製鋼での成分調整に要するコストを最小にすることができるとともに、製鋼での要求量、要求成分の溶銑を確実に供給することを可能にした溶銑の割り付け方法及びその装置を提供する。
【解決手段】高炉から受銑鍋が受銑した溶銑を予備処理により成分調整をした後に、転炉チャージにより払い出す際の溶銑の割り付け方法において、出鋼計画に基づいて決まる溶銑の成分及び重量の時系列データを記憶装置に取り込んで記憶する工程と、前記時系列データを溶銑の成分を基準として複数のグループに分類する工程と、高炉の受銑鍋が受銑した溶銑の重量を記憶装置に取り込んで記憶する工程と、前記出鋼予定の溶銑が含まれるグループを選択し、該選択されたグループ内において、当該出鋼予定の溶銑及びその前に予定されている出鋼予定の溶銑のデータに基づいて、前記受銑した溶銑の成分調整の目標値を求める工程とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】 脱燐用精錬剤であるCaOを主体とする媒溶剤の使用量を過剰にせず、しかも、使用する脱燐用精錬剤がフッ素を含有していなくても、従来と同様の効率で溶銑を脱燐処理することができる脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 CaOを主体とする媒溶剤を脱燐用精錬剤として添加し、酸素源として気体酸素源及び/または固体酸素源を供給して添加したCaOを主体とする媒溶剤を滓化させ、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、処理後に生成される脱燐スラグの塩基度を2.5以下とし、且つ、CaOを主体とする媒溶剤に加えて、酸化チタンを含有する物質を脱燐用精錬剤の一部として使用する。 (もっと読む)


【課題】脱りん炉に装入する適切な銑鉄スクラップの量を算出可能とする。
【解決手段】上底吹き型の転炉で装入されたスクラップを溶解しながら脱炭処理を行う転炉の操業方法において、10〜13.5分に設定された吹錬時間内に前記スクラップを完全に溶解すべく、スクラップ半径rc≦100%溶解半径rc,100%の関係を満たし、且つ上吹きの攪拌動力εTと底下吹きの攪拌動力εBとが、0.6≦εT/εB≦0.9、1100≦εT≦1400、1550≦εB≦1900の関係を満たすように、脱炭処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 、原料溶銑中に含有されているP分を転炉吹止時において残留させることによってFe-Pの使用量を削減して高りん鋼の溶製コストを低減するとともに、出湯後の成分調整を可能にして目標成分への的中率を高める高りん鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 スロッピングを抑止できることを条件として、可及的に低い塩基度を有する転炉スラグを生成せしめて転炉製錬を行うこととする。ここに塩基度とは、転炉スラグ中のCaO含有量(mass%)に対するSiO2含有量(mass%)の比をいう。また、高りん鋼とは、Pの含有量が0.05mass%以上の鋼をいう。 (もっと読む)


【課題】溶融金属又は溶融金属の表面上にあるスラグ層のパラメータの正確な測定が可能となる改良した測定装置を提供する。
【解決手段】該装置は、キャリア管(2)を備え、キャリア管の一端部において、測定ヘッド(3)が配置されて本体がキャリア管内に取り付けられ、A/D変換器(11)が、測定ヘッド又はキャリア管内に配置され、A/D変換器(11)は、測定ヘッド上又は測定ヘッド内に配置された少なくとも一つのセンサ(5、6、7)に接続され、測定ヘッドは接点部(14)を有し、該接点部は、その接点端子(13)を介してA/D変換器の信号出力部に電気的に接続され、接点部は、キャリア管に挿入されたランス(1)に接続され、該ランス内にせいぜい二つの信号線(16)が配置され、該信号線は、一端部がA/D変換器に接続され、他端部がコンピュータ又は分析装置(17)に接続される。 (もっと読む)


【課題】改善した、効果的なスラグのサンプリングを可能にする浸漬プローブを提供する。
【解決手段】本発明は縦軸線を囲む外面を有するプローブ本体を備える浸漬プローブであって、前記外面の一部がサンプル採集要素を有し、前記サンプル採集要素が前記縦軸の周りに周方向に延在しているとともに半径方向の寸法を有する浸漬プローブを提供することによって上述の課題を解決する。本発明はまた、前記サンプル採集要素の周囲に溶融鋼鉄またはスラグ中で溶解または燃焼する保護層が配置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 溶銑の脱炭吹錬を行なうに当たり、従来のダイナミック制御モデルを使用することなく、吹錬途中のサブランス投入時点から吹錬終点までの送酸量を定め、それにより転炉吹錬終点の溶鋼中成分濃度及び溶鋼温度を目標値に精度良く的中させる。
【解決手段】 脱炭吹錬の途中でサブランスを投入して溶鋼中炭素濃度と溶鋼温度とを計測し、計測した溶鋼中炭素濃度及び溶鋼温度に基づき、吹錬終了時の溶鋼成分及び溶鋼温度が目標値になるようにサブランス投入後から吹錬終了までの送酸量を決定する際に、溶銑条件と吹錬条件とから当該吹錬の特徴を表すベクトルを定め、過去の吹錬実績データベースから当該吹錬のベクトルと類似したベクトルを有する吹錬を選定し、選定した複数の類似吹錬に基づいて送酸量を推定する近似モデルを作成し、近似モデルによって求められる送酸量を当該吹錬のサブランス投入後から吹錬終了までの送酸量として決定する。 (もっと読む)


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