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Fターム[4K070EA06]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 数値の特定 (1,431) | 原単位・歩留又は還元率 (65)

Fターム[4K070EA06]に分類される特許

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【課題】低スラグ塩基度でありながら高い脱燐効率を得ることができとともに、スピッティングやダストの発生を抑制して鉄歩留まりの低下も抑えることができる溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型容器内の溶銑に対して、CaO源を主体とする精錬剤を添加し、上吹きランスから溶銑浴面に気体酸素の吹き付けを行う脱燐処理方法において、上吹きランスから粉粒状の固体酸素源を溶銑浴面に吹き付け、且つ上吹きランスからの気体酸素の供給速度を1.5〜5.0Nm/min/溶銑tonとするとともに、処理後のスラグ塩基度(%CaO/%SiO)が1.0以上2.5未満となるように処理を行う。 (もっと読む)


【課題】溶銑脱燐処理を行った溶銑を対象として、その溶銑を転炉を用いてスピッティングやダストの発生量を抑制しつつ、高能率かつ高効率で脱炭処理する方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型の転炉を用いて、溶銑脱燐処理を施された溶銑に該溶銑トン当たり4.0〜5.5Nm/minの速度で上吹き酸素を吹き付けて脱炭処理を行う。その際に、上吹き酸素の吹付け時間が全吹付け時間の1/5経過するまでに取鍋スラグを転炉内に投入すると共に、上吹き酸素の吹付け終了時点での転炉内スラグ中Al質量%とCaO質量%との比が0.05〜0.09の範囲になるように調整する。さらに、上吹き酸素吹付けによるL/Lを、上吹き酸素の全吹付け時間の1/4が経過する時点までは0.03〜0.10に、その後その上吹き酸素の吹付け終了までは0.20〜0.35に制御する。 (もっと読む)


【課題】コストアップを抑えて生石灰を製造し、含有S濃度により分別してその全部を各製鋼プロセスの特性に合わせて使い分けることによって生石灰の利用効率を高め、製鋼方法全体を合理化する方法を提供する。
【解決手段】焼成された生石灰表面を研磨して、S含有率が高い表層部分とS含有率が低い内層部分とに分別し、該表層部分は溶銑脱硫工程において脱硫用副原料として用い、
該内層部分は溶銑脱燐工程において、または溶銑の脱燐・脱炭工程において、脱燐用副原料として用いる。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を転炉で脱燐処理し、次いで、この溶銑を別の転炉で脱炭精錬を行って溶鋼を製造するにあたり、上吹きランスの流路内での発熱・燃焼を危惧することなく、高い着熱効率及び生産性で溶鋼を製造する。
【解決手段】 粉状精錬剤供給流路、燃料供給流路、燃料燃焼用ガス供給流路、脱燐精錬用ガス供給流路を、独立して有する上吹きランス3を用い、燃料供給流路から供給する燃料と燃焼用ガス供給流路から供給する酸化性ガスとにより火炎を形成させながら、粉状精錬剤供給流路から、酸化鉄、石灰系媒溶剤、可燃性物質のうちの1種以上を不活性ガスとともに供給し、且つ、脱燐精錬用ガス供給流路から酸化性ガスを供給して溶銑7を脱燐処理し、次いで、該溶銑を別の転炉に装入し、脱炭精錬用ガス供給流路を有する上吹きランスを用い、脱炭精錬用ガス供給流路から粉状の媒溶剤を脱炭精錬用酸化性ガスとともに転炉内の溶銑浴面に向けて供給して溶銑を脱炭精錬する。 (もっと読む)


【課題】生石灰粉を上吹きして溶銑を脱りんする方法において、上吹き酸素流量を2.0〜5.0Nm3/min/溶銑tに増加して、上吹き酸素の供給時間が5〜8分間という短時間に高速で溶銑脱りん処理する場合に、上吹きした生石灰粉の飛散ロスをCaO純分換算で1.0kg/溶銑t以下に抑制するとともに処理後溶銑中[%P]を0.015質量%以下にまで低減する方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉でCaO含有粉体を上吹き酸素と共に溶銑へ上吹きして溶銑脱りんする方法において、上吹き酸素と共に生石灰粉を3kg/min/溶銑t以下の速度で溶銑表面へ吹き付け、底吹きガス流量を0.2〜0.6Nm3/min/溶銑t、サブランスから0.1〜1.0Nm3/min/溶銑tのガスと共に生石灰粉を3kg/min/溶銑t以下の速度で溶銑表面へ上吹きし、CaO・FetO・SiO2・Al2O3を含有するプリメルトフラックス4〜10kg/溶銑tと、前記生石灰粉と前記プリメルトフラックスと塊生石灰とのCaO純分に対して前記生石灰粉中のCaO純分が40質量%以上となるように定めた量の生石灰粉とを吹錬開始前後に添加し、且つ処理後スラグ塩基度を2.0〜3.0とする。 (もっと読む)


【課題】スラグの内部まで十分に炭酸化処理され、安定化処理後に破砕処理を行う土工用途や海洋用途へ使用可能な製鋼スラグを提供する。
【解決手段】密閉容器に収容された溶融状態の製鋼スラグの内部に、二酸化炭素を含む気体を、二酸化炭素の吹き込み量が製鋼スラグ1トン当たり0.07トン以上となるようにして、吹き込み、その後に製鋼スラグを860℃以下の温度に冷却することによって、遊離CaOの含有量が1.5%以下であるとともに、炭酸塩の形態で存在するCO2の含有量が6.3%以上である製鋼スラグを製造する。 (もっと読む)


【課題】 クロム鉱石を溶融状態で還元してクロム含有溶銑を溶製するにあたり、液相が多く、Al23を多く含有し、且つCr23も含有する生成スラグによるMgO系耐火物からなる炉壁耐火物の損耗を、コストの増大を招くことなく抑制する。
【解決手段】 MgO系耐火物6を内張り耐火物とする転炉型反応容器2に収容された溶銑に、クロム鉱石、炭材及び造滓剤を添加し且つ上吹きランス3から酸素ガスを供給し、前記クロム鉱石を溶融して還元するとともに、生成するスラグ12のMgO含有量がその生成スラグにおける飽和溶解度よりも過剰になるようにMgO源を添加する、クロム鉱石の溶融還元方法において、製錬初期の昇温期に、MgO純分換算で溶銑トンあたり1.0kg以上のMgO源を前記反応容器内に添加し、且つ、製錬進行度の75〜90%の時点で、スラグの塩基度調整用のSiO2源を前記反応容器内に添加する。 (もっと読む)


【課題】 含クロム溶銑または含クロム溶銑と高炉溶銑との混合物を主原料として高クロム鋼を溶製する際に、溶製される溶鋼の燐濃度を製品規格内に維持した状態で、昇熱材である炭材としてコークスと無煙炭とを併用し、効率的な酸素吹錬を行う。
【解決手段】 含クロム溶銑または含クロム溶銑と高炉溶銑との混合物を主原料として転炉で脱炭精錬して高クロム鋼を溶製するときに、前記脱炭精錬の初期に炉内にコークスと無煙炭とを昇熱用炭材として投入して鉄浴を昇熱する高クロム鋼の溶製方法であって、前記昇熱用炭材から溶鋼に持ち込まれる燐による溶鋼での燐濃度の上昇量が、鋼製品の燐濃度規格上限値と、脱炭精錬工程以降の溶鋼への復燐量と、前記主原料から溶鋼に持ち込まれる燐質量と、から算出される燐濃度上昇の許容値以下となるように、昇熱用炭材であるコークス及び無煙炭の投入量を調整する。 (もっと読む)


【課題】塩基度が2以上の造塊スラグについて、スラグのハンドリング時に粉化に伴う環境課題を引き起こすことなく、転炉精錬などに悪影響を及ぼすことなく、また土木工事用資材として使用した際に土壌環境基準を上回るBの溶出が起きることなく、土木工事用資材として資源化する。
【解決手段】溶鋼を収容した取鍋の溶鋼表面に形成されるスラグ(造塊スラグ)であって、スラグ組成CaO/SiO2質量比(塩基度)が2以上の溶融状態のスラグにBを含有する添加材(粉化防止材)を混合し、該造塊スラグを冷却後に粉砕し、転炉内に形成されたスラグ(転炉スラグ)に前記造塊スラグを添加し、転炉スラグに造塊スラグを添加する時期は転炉における送酸吹錬終了後から転炉スラグをスラグ搬送容器に排滓完了するまでの間とし、転炉スラグをスラグ搬送容器から排出して自然冷却後に土木工事用資材として資源化する。 (もっと読む)


【課題】スピッティングやダスト発生の抑制とスロッピング発生の抑制を両立して高速送酸処理を実現しつつ、さらに高脱燐能を得ることができる転炉型溶銑予備脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型の転炉を用い、上吹き酸素を該転炉内の溶銑へ吹き付けて溶銑を脱燐処理する方法であって、脱燐処理中には上吹き酸素の供給速度を溶銑トン当たり2.5〜4.0Nm3/minとし、かつ、スラグ生成剤として脱炭スラグおよび取鍋スラグの少なくとも一方を該転炉内に投入した後に、サブランスより粉末状加炭剤をC質量換算で1.5〜5.5kg/t吹き付けることを特徴とする溶銑の脱燐処理方法。 (もっと読む)


【課題】固体酸素源の酸素比率、固体酸素源の供給のタイミングを適正化することにより汎用鋼を確実に溶製することができるようにする。
【解決手段】溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する固体酸素源の固体酸素源比率を10%以上60%以下とする。固体酸素源の総使用量が1以上3Nm3/t未満の場合、脱珪期では気体酸素比率を75%以上95%未満とし、造滓期では気体酸素比率を55%以上85%未満とする。固体酸素源の総使用量が3以上6Nm3/t未満の場合、脱珪期では気体酸素比率を50%以上75%未満とし、造滓期では気体酸素比率を35%以上85%未満とする。固体酸素源の総使用量が6Nm3/t未満の場合、脱珪期では気体酸素比率を25%以上45%未満とし、造滓期では気体酸素比率を35%以上60%未満とする。 (もっと読む)


【課題】処理中における炉壁及び炉口へのスピッティング粒鉄の付着を抑制し、かつ処理後の溶銑中[P]濃度を0.007質量%以下とする。
【解決手段】上底吹き転炉型精練容器内への溶銑装入と前後して塊状のCaO含有物質を添加し,上吹きランスから粉状のCaO含有物質を伴わずに酸素含有ガスを該溶銑へ吹き付けて該溶銑上にカバースラグを生成した後に該上吹きランスから粉状のCaO含有物質を伴って酸素含有ガスを該溶銑へ吹き付けて該溶銑の脱燐処理を行う。全酸素供給時間の40%以上が経過した後、該全酸素供給時間の70%が経過するまでの期間中に,CaOを30〜50質量%,FetOを40〜65質量%,SiO2を1.0〜10質量%以下及びAl2O3を1.0〜20質量%含有し,かつそれらの4成分の合計が90質量%以上であるプリメルトフラックス2〜12kg/tを添加し,かつ処理後のスラグ塩基度を2.2〜3.1とする。 (もっと読む)


【課題】転炉精錬前の溶銑予備処理として脱リン処理を行わずに、転炉精錬時に効率的に十分な脱リンを行う。
【解決手段】途中測定時(吹錬進行度80%以降)での溶鋼のリン濃度が所定値以下となるための、吹錬進行度40%の時点でのFeO生成量を、FeO生成量目標値として設定する。吹錬中の炉内における酸素供給量OINと酸素排出量OOUT との差ΔWO2(=OIN−OOUT )を逐次算出し、その算出値に基づいてFeO生成量を推定する。このFeO推定値が前記FeO生成量目標値となるように、ランス2から吹き付ける酸素の流量、ランス2の湯面からの高さh、ホッパー5からのCaOの投入量、および底吹きノズル3から吹き込むArガス(撹拌ガス)の流量のいずれか1以上の条件を調整して吹錬を行う。 (もっと読む)


【課題】極低りん鋼溶製のために、効率良く確実に溶銑りん濃度を低位にすることができるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する前記固体酸素源の酸素比率を10〜60%とし、処理中に供給する酸素量であって脱珪反応に使用される酸素以外の酸素量を16Nm3/t〜22Nm3/tとし、投入する生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、底吹き攪拌動力密度εを0.5〜3.5kw/tとし、脱りん処理後の溶銑温度を1280〜1340℃として脱りん処理を行う。 (もっと読む)


本発明のスラグの有価金属回収及び多機能性骨材の製造方法及びその装置によれば、転炉または電気炉からスラグポットまたはスラグ改質処理ポットに排出された溶融スラグに還元剤を投入することで、溶融スラグに含まれた有価金属を回収することができ、有価金属が回収された溶融スラグを多孔性構造の軽量物に形成することができる。
これによれば、転炉または電気炉から排出されたスラグ中の有価金属(Fe、Mn)を回収し、スラグのフォーミングと制御冷却によって低比重のスラグを確保した後、多機能骨材に製造することができる利点がある。このような多機能骨材は、組成をセメント組成に変更してセメントを製造するのに適する。また、セメント製造の際、使われる燃料の使用量を節減させるだけでなく電力消費量も節減させ、二酸化炭素の排出量を約40%低め、化学抵抗性に優れ、塩化物イオンに対する浸透抵抗性に優れ、耐久性が高いコンクリート構造物のセメント原料として活用可能である。 (もっと読む)


【課題】 溶銑または溶鋼を酸化精錬するにあたり、効率的な酸化精錬が可能であると同時に転炉型精錬容器の付着地金を効率的に溶解するための上吹きランスを提供する。
【解決手段】 本発明の精錬用上吹きランス1は、上吹きランスの先端部に、鉛直下向きまたは斜め下向き方向の主孔ノズル11及び副孔ノズル12を有し、前記先端部から上方に隔離した位置の上吹きランスの側面部に、水平または斜め下向き方向の二次燃焼用ノズル13を有し、且つ、上吹きランスの内部には、固体酸素源とは異なる粉体を吹錬用の酸素含有ガスとともに前記主孔ノズルを通じて供給するか、または、吹錬用の酸素含有ガスを、前記主孔ノズルを通じて供給するための第1の供給経路と、二次燃焼用の酸素含有ガスを、前記二次燃焼用ノズルを通じて供給するための第2の供給経路と、粉体状の固体酸素源を、搬送用ガスとともに前記副孔ノズルを通じて供給するための第3の供給経路と、を有する。 (もっと読む)


【課題】転炉排ガス中の可燃性ガス成分の熱エネルギー分を増加させることのできるエネルギー回収方法と、この方法の実施に用いる熱エネルギー回収装置とを提供する。
【解決手段】転炉吹錬時に発生する排ガス中に、転炉排ガスダクト部に取り付けた吹込み管を介して還元剤を吹込み、該排ガス中の二酸化炭素と還元剤を反応させることにより、該排ガスの熱エネルギーを増大させる際に、転炉排ガスの排ガス回収設備内の誘引送風機の出側における回収排ガスの一部を、上記吹込み管から還元剤と共に並行して吹込むようにする転炉排ガスの熱エネルギー回収方法とその装置。 (もっと読む)


【課題】 転炉において溶銑の脱炭精錬と脱燐精錬とを同時に行って溶鋼を溶製するにあたり、少ない脱燐用精錬剤の使用量で、従来と同等の脱燐効率で脱燐精錬することができる、従来提案されているよりも有利な転炉製鋼方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る転炉製鋼方法は、転炉内に酸素源として気体酸素源及び固体酸素源を供給して溶銑の脱炭精錬を行いつつ、CaOを主体とする脱燐精錬剤を添加し、該脱燐精錬剤を滓化させてスラグとなし、脱炭精錬と同時に溶銑に脱燐精錬を施して、溶銑から溶鋼を溶製する転炉製鋼方法において、1つの供給系統から気体酸素源を溶銑浴面に供給し、他の1つの供給系統から固体酸素源を、気体酸素源が供給されている場所の近傍の溶銑浴面に、搬送用ガスを用いて供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの溶融改質処理方法において、スラグ組成等の影響により流動性が低いスラグを溶融改質処理した場合であっても、高品質のスラグを高い歩留りで得る。
【解決手段】SiO含有物質を改質材として、溶融改質処理装置内の製鋼スラグに改質材を溶射することにより、製鋼スラグを溶融改質処理する製鋼スラグの溶融改質処理方法において、溶融改質処理の開始前における(TLL−T)/(TLL−TSL)で表される固相率が0.5以上の製鋼スラグを使用した場合に、製鋼スラグの溶融改質処理開始前の温度Tと製鋼スラグの液相線温度TLLとの関係が、T+150℃≧TLLを満たす条件で溶融改質処理を開始する。 (もっと読む)


【課題】路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグの有効的な再利用方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型転炉で溶銑予備脱燐処理を行われていない溶銑を吹錬して溶鋼を製造する際に、溶銑予備脱燐銑の脱炭吹錬で発生した転炉スラグであって、前記スラグ発生時のフリーCaOの質量濃度が5.0%以上のものを分別、かつ、該転炉スラグに30分間以上散水したものを粒径10〜100mmに調整して、上底吹き型転炉内へ投入して、吹錬後のスラグの質量濃度比(%CaO)/(%SiO)が3.0以上5.0以下となるとともに(%Al)が4.0質量%以下となるように、吹錬を行うことによって、路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグを再利用する。 (もっと読む)


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