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Fターム[4L035MB03]の内容

合成繊維 (28,381) | アクリル系ポリマーの化学構造(L.P) (346) | 共重合成分の特徴 (327) | 不飽和カルボン酸 (63)

Fターム[4L035MB03]に分類される特許

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【課題】高強度、高弾性率である炭素繊維、炭素繊維前駆体アクリル繊維及びその製造方法。
【解決手段】炭素繊維前駆体アクリル繊維の鉄内在量を2.0×10−6g/g以下、かつ鉄付着量を1.0×10−6g/g以下とする。鉄イオンとイオン交換能を有する物質にアクリロニトリル重合体溶液を接触させる原料浄化工程と、前記原料浄化工程で処理したアクリロニトリル重合体溶液を紡糸する紡糸工程と、鉄イオンとイオン交換能を有する物質に油剤組成物及び/又は水を接触させる油剤原料浄化工程と、前記油剤組成物及び前記水を混合し油剤分散液を調製する分散液調製工程と、前記紡糸工程で得られた繊維に、前記油剤分散液を含浸させ前記油剤組成物を付着させる工程とを設ける。 (もっと読む)


【課題】比表面積が合成パルプと比べて小さく、セパレータ、ヒートシール紙等に好適なヒートシール性を有する分岐状繊維を開発することを目的とする。
【解決手段】融点が70〜110℃の範囲にあるエチレン・不飽和カルボン酸共重合体(A)から構成され、比表面積が0.15〜3.0m2/gの範囲にあることを特徴とする分岐状繊維、当該分岐状繊維を製造する方法、当該分岐状繊維を含む不織布及びその用途に係わる。 (もっと読む)


【課題】パラスチレンスルホン酸ナトリウムを反応性乳化剤として用いたソープフリー重合によってアクリロニトリル系共重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】パラスチレンスルホン酸ナトリウムを用いたソープフリー重合によりアクリロニトリル系共重合体を製造する際、アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステル、あるいは有機酸エステルの少なくとも一種を共重合させることにより、ソープフリー重合により製造されたにも関わらず着色の改善されたアクリロニトリル系共重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維を製造する際のプロセス性を損なうことなく、生産性の向上に寄与するポリアクリロニトリル系繊維および炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】 極限粘度5以上のポリアクリロニトリル系重合体を、溶媒(A):溶媒(B)=20:80〜99:1(重量比)である混合溶媒を用い、ポリアクリロニトリル系重合体濃度が0.5重量%以上、20重量%未満である紡糸原液を作成し、該紡糸原液を口金孔から空気中に押出し、その後貧溶媒中で凝固させてフィラメント糸条を得ることを特徴とするポリアクリロニトリル系繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維束製造工程における単繊維間の融着を効果的に防止すると共に、操業性低下を抑制し、かつ集束性が良好な炭素繊維前駆体アクリル繊維束および機械的物性に優れた炭素繊維束を生産性よく得ることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物、および炭素繊維前駆体アクリル繊維束とその製造方法の提供。
【解決手段】水蒸気存在下での熱質量分析において、300℃における残質量率(r)が90〜100質量%であり、窒素ガス雰囲気での熱質量分析において、500℃における残質量率(r)が10質量%以下である芳香族エステル化合物(I)と、前記残質量率(r)が70〜80質量%であり、前記残質量率(r)が3質量%以下である芳香族エステル化合物(II)とを含有して成る炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維の製造工程における生産性と品質の良い炭素繊維を製造することができる耐炎化速度の向上した炭素繊維製造用プリカーサーの提供。
【解決手段】アクリロニトリルと共重合可能な重合性単量体を15モル%未満0.01モル%以上含むアクリロニトリル系重合体に対して、平均直径が1〜500nmであるセルロースナノファイバーを0.1〜5.0重量%配合し、溶液紡糸することを特徴とする炭素繊維製造用プリカーサーの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 従来法と比べて高強度で高配向のポリアクリロニトリル系繊維を提供し、高強度炭素繊維前駆体を提供するものである。
【解決手段】 ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)法により測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量が300万〜1500万であるピーク面積比が全ピーク面積の30%以上であるポリアクリロニトリル系ポリマーを、紡糸溶液中にポリマー成分が12重量%以下となるように含有する紡糸溶液とし、該溶液を凝固浴中に吐出させて凝固糸にするとともに、この凝固糸を凝固浴中で2倍以上に延伸した後、さらに延伸工程を有することを特徴とするポリアクリロニトリル系繊維の製造方法であり、紡糸溶液に用いる溶媒がN,N−ジメチルホルムアミドであり、凝固浴溶媒が80重量%以上のエタノールを含有することを特徴とするポリアクリロニトリル系繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた機械特性を有し、特に航空機用途、産業用途といった高品質、高性能な繊維強化樹脂を得るための炭素繊維束を提供する。
【解決手段】単繊維の表面に繊維の長手方向に2μm以上延びる数本の表面凹凸構造を有し、単繊維の表面の最高部と最低部の高低差(Rp−v)が15〜50nm、平均凹凸度Raが2〜6nm、単繊維の繊維断面の長径と短径との比(長径/短径)が1.015〜1.10である炭素繊維の単繊維からなり、ストランド強度が5700MPa以上、ASTM法で測定されるストランド弾性率が245〜280GPa、結節強さが700N/mm以上である炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】
PAN系の炭素繊維前駆体繊維を湿式紡糸するに際し、生産性およびプロセス性を高めつつ、その製造エネルギーを減じ、高品質で高品位な、かつ、炭素繊維の製造工程においても通過安定性に優れた炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%未満の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、該紡糸溶液を凝固価が17〜40gである凝固浴条件の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
航空機1次構造材の炭素繊維複合材料の耐衝撃特性を向上する表層材として有用な、低引張弾性率であって、破断伸度が高く、飽和吸水率が低く、かつ、窒素原子を少量有し、グラファイト微細結晶構造が特定の配向構造を有したポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束と、その製造方法を提供する。
【解決手段】
ストランド引張弾性率が70〜140GPaであり、破断伸度が1.3〜3%であり、飽和吸水率が0〜0.4重量%であるポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束であって、元素分析から求められる窒素含有量が1〜5%であり、X線回折測定による002回折線から求められるC軸の結晶子サイズが1.3〜2.0nmであって、002面の結晶配向度が75〜80%であるポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】従来と比較して、前駆体繊維束の油剤付着量及び水分量が極めて低いにも拘らず、巻形状が良く、巻崩れやパッケージ端面膨れ等の問題が少ない前駆体繊維束パッケージを提供することにある。また、本発明の他の目的は、前駆体繊維束の製造工程における油剤使用量が極めて少ないにも拘らず、繊維の損傷が少ない前駆体繊維束パッケージの製造方法を提供することにある。
【解決手段】繊維束へ油剤を付与する工程を二回に分け、油剤付着量を特定量に制御し、巻取り前に乾燥工程を通すことにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】(1)ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、及びジメチルスルホキシドからなる群から選択される少なくとも一種の有機溶剤にカーボンナノチューブとポリアクリロニトリル系ポリマーを分散・溶解させてカーボンナノチューブ分散液を調製する工程;(2)このカーボンナノチューブ分散液を濃縮する工程;(3)この濃縮したカーボンナノチューブ分散液を貧溶媒中で凝固し、ろ別、乾燥して、カーボンナノチューブを含有するポリアクリロニトリル系ポリマーを調製する工程;(4)このカーボンナノチューブを含有するポリアクリロニトリル系ポリマーをロダン塩の水溶液に溶解させ、紡糸原液を調製する工程;(5)この紡糸原液から、湿式又は乾湿式紡糸法によって凝固糸を得る工程;そして(6)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程を含む炭素繊維の前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高強度の炭素繊維を製造するためのプリカーサであり、炭素繊維製造工程において糸切れ(工程断糸数)が少なく、製品収率が高い炭素繊維製造用プリカーサを提供する。
【解決手段】重量平均分子量が10万〜100万のアクリロニトリル系プリカーサであって、前記プリカーサの水銀圧入法による細孔分布の測定において、プリカーサに圧入した際の水銀侵入曲線から求められる、総水銀量の半分の圧力値から計算される平均細孔直径が35nm以下である炭素繊維製造用プリカーサ。 (もっと読む)


【課題】複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の製造方法で得られる、単繊維繊度0.7〜1.3dtex、小トウ単繊維数5〜15万、集合トウ総単繊維数10〜60万の炭素繊維前駆体繊維束であり、複数の小トウ間の交絡度が1m-1以下で、捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出し焼成工程に導入する際に1本の集合トウの形態を保持し焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有す。この繊維束を耐炎化工程で発生する張力により小トウに分割しつつ焼成する炭素繊維の製法。この方法で製造されストランド強度4100Mpa以上の炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】得られる炭素繊維前駆体アクリル繊維束の品質を低下させることなく、製造中のアクリル繊維束に帯電した静電気を効率良く除電して集束性を向上させることにより、優れた操業性及び生産性で炭素繊維前駆体アクリル繊維束を得ることができる製造方法及びその製造装置を目的とする。
【解決手段】アクリロニトリル系重合体を溶剤に溶解して紡出させる溶液紡糸により賦形されたアクリル繊維束を、走行させつつ乾燥する乾燥工程を含み、前記乾燥工程で、前記アクリル繊維束に帯電した静電気を除電することを特徴とする炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造方法。また、溶液紡糸により賦形されたアクリル繊維束Xを、走行させつつ乾燥する乾燥手段30と、乾燥手段30でのアクリル繊維束Xの静電気を除電する除電手段40とを少なくとも有する炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造装置1。 (もっと読む)


【課題】帯電防止効果付与しながらも油剤処理を阻害することがなく、現行の設備条件において炭素繊維前駆体アクリル系繊維束の集束性を向上し、その繊維束幅を小さくすることが可能な炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物と、該油剤組成物を用いて得られる炭素繊維前駆体アクリル系繊維束及びその製造方法を目的とする。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物は、導電性を有する炭素系微粒子を含有することを特徴とする。また、本発明の炭素繊維前駆体アクリル系繊維束は該炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物を用いて得られるものである。 (もっと読む)


【課題】乾湿式紡糸法にて紡糸するに際して、複雑な構造の紡糸装置を用いることなく、紡糸口金の吐出面と凝固浴の液面の間の気体層の雰囲気を均一に保ち、紡糸環境が変動しても表面が緻密で均質性の高いアクリロニトリル系前駆体繊維を製造できる方法の提供。
【解決手段】アクリロニトリルを90質量%以上含有するアクリロニトリル系重合体を溶剤に溶解し、重合体濃度を17〜25質量%とした紡糸原液を50〜80℃に保持する原液調製工程と、孔径0.02〜0.5mm、孔間ピッチ0.5〜3.5mmで配置された50〜500個の吐出孔を備えた紡糸口金から、吐出孔1個あたり0.2〜20g/時間で紡糸原液を吐出し、紡糸口金の吐出面から凝固浴の液面の距離が2〜25mmである気体層中を走行させた後、直ちに凝固浴温度0〜30℃、有機溶剤濃度70〜90質量%の凝固浴に導入する紡糸工程を有する、アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】室温付近においても安定性に優れるアクリロニトリル系共重合体溶液、及び炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法を実現する。
【解決手段】共重合体単位質量当たりA当量のカルボキシル基を有するアクリロニトリル系共重合体、アミド系溶剤、および酢酸を含むアクリロニトリル系共重合体溶液であって、前記酢酸の量が0.3A〜3.0Amol/gである、アクリロニトリル系共重合体溶液。 (もっと読む)


【課題】耐炎化工程における単繊維間の融着を抑制でき、かつシリコーン由来の紡糸工程、焼成工程でのスケールの堆積を抑制し、工程通過性を改善することができる炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】アクリル繊維束を、油剤成分が水に分散している油剤処理液に接触させる工程と、前記アクリル繊維束を湿潤状態のまま水洗することにより、前記アクリル繊維束に随伴する余分な油剤処理液を除去する工程と、その後、前記アクリル繊維束を乾燥緻密化する工程とを有する方法により、炭素繊維前駆体アクリル繊維束を製造する。 (もっと読む)


【課題】航空機用途複合材料としての強度発現性、特に衝撃後残留圧縮強度(CAI)の高い炭素繊維を得るための、アクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維を目的とする。
【解決手段】繊維軸に対して平行な方向の輪郭曲線の算術平均粗さRaが3.0〜10.0nmである、アクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維。 (もっと読む)


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