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Fターム[4L037FA01]の内容

無機繊維 (8,808) | 製品の形態;構造 (2,018) | フィラメント (433)

Fターム[4L037FA01]に分類される特許

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【課題】ローラーに特殊な溝を形成することによって、繊維束の扁平性を阻害しないで、繊維束ピッチだけを密とすることのできる溝付きローラーを提供すること。
【解決手段】ローラーの外周面に周方向に独立した複数の溝を有する溝付きローラーにおいて、該複数の溝は、交互に配置された浅い溝と深い溝とからなり、該浅い溝の深さをh1とし、該深い溝の深さをh2とするとき、2×h1≦h2≦3×h1の関係を満足しており、該深い溝の底面からh1の高さまでの断面形状と該浅い溝の断面形状はほぼ同一形状であり、かつ、該深い溝の溝頂部からh1の深さまでの壁部は、該浅い溝の壁部を兼ねていることを特徴とする溝付きローラー。本発明のローラーを用いることで、糸の扁平性を妨げることなく糸条(繊維束)の収束密度を上げることができ、その結果、品質、品位、安全性を下げることなく生産性だけを向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維とマトリックス樹脂界面の接着性確保、マトリックス樹脂の十分な伸度確保、薄物プリプレグの取り扱い性改善および成型品の品位確保により、構成要素や成型法を限定することなく、成型作業性に優れ、大変形時に折損しにくい釣竿穂先竿を実現できるような物性を有する釣竿穂先用途プリプレグを提供すること。
【解決手段】
炭素繊維とマトリックス樹脂を含むプリプレグであって、
炭素繊維が条件[I]〜[IV]を満たし、マトリックス樹脂が下記に示す構成成分[A]をエポキシ樹脂100重量部のうち30〜60重量部、構成成分[B]をエポキシ樹脂100重量部のうち40〜70重量部、構成成分[C]をエポキシ樹脂100重量部に対して1〜10重量部含むエポキシ樹脂組成物であることを特徴とする釣竿穂先用プリプレグ。
[I]X線光電子分光法により測定される炭素繊維の表面酸素濃度O/Cが0.20以下
[II]化学修飾X線光電子分光法により測定される表面水酸基濃度C−OH/Cが0.5%以上
[III]化学修飾X線光電子分光法により測定される表面カルボキシル基濃度COOH/Cが2.0%以下
[IV] 複数のエポキシ基を有する化合物がサイジングされている
[A]25℃での粘度が0.1〜10Pa・sの範囲内にある液状ビスフェノール型エポキシ樹脂、および/または25℃での粘度が0.1〜10Pa・sの範囲内にある水添ビスフェノール型エポキシ樹脂
[B]エポキシ当量が1500〜5000の範囲内にあるビスフェノール型エポキシ樹脂
[C]ジシアンジアミドまたはその誘導体 (もっと読む)


【課題】
繊維強化プラスチックに成形したときに、優れた力学特性(特に、湿熱処理後の高温環境下の圧縮強度など)を発現し、かつ、生産性にも優れた炭素繊維織物の製造方法、および得られた炭素繊維織物を用いた繊維強化プラスチックの製造方法を提供する。
【解決手段】
炭素繊維糸条、および、前記炭素繊維糸条より総繊度が細繊度でかつ紡糸時に直接付着された、接着成分を必須成分として含有する表面処理剤が付着した補助繊維糸条からなる炭素繊維織物の製造方法であって、前記補助繊維糸条がコア部に連続して巻き取られたパッケージ中において、連続した補助繊維糸条のパッケージ巻始側に位置する表面処理剤の付着量が過多な非製品部と、パッケージ巻終側に位置する表面処理剤の付着量が実質的に一定の製品部とが存在し、前記パッケージの重量を製織中にモニタリングすることによりによりパッケージ内の非製品部と製品部とを判別して、前記の補助繊維糸条の製品部のみを用いて製織する炭素繊維織物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】引張強度、引張弾性率が低下することなく、繊維表面における孔の直径、孔の占有率、細孔容積が制御された表面多孔質炭素繊維を提供する。
【解決手段】繊維表面に孔を有する多孔質炭素繊維であって、窒素を用いたガス吸着量測定装置で測定される細孔容積が15〜100cm3/g、単繊維引張強度が3000〜4000MPa、孔の平均直径が0.05〜0.5μm、繊維表面上の孔の面積占有率が30〜60%、である表面多孔質炭素繊維。好ましくは、繊維長さが2mm以上である。更には、炭素繊維中の金属含有率が11〜50質量ppmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高いコンポジット特性、特に、高い有孔引張特性を有する複合材料を得ることができる、表面特性や強度や弾性率が向上した炭素繊維を提供すること。
【解決手段】炭素繊維の引張強度が6000MPa以上、弾性率が340GPa以上、表面酸素濃度が7〜17%の範囲にあり、且つ、該炭素繊維を用いた複合材料の有孔引張強度が600MPa以上の複合材料用炭素繊維。更に好ましいのは、炭素繊維のクリプトン吸着によるBET法での比表面積値が、0.65〜2.5m/g、且つ、ラマンスペクトルの1350cm−1付近に現れるDバンドと1580cm−1付近に現れるGバンドの強度比D/Gが、1.00〜1.25の範囲にあるものであり、かかる炭素繊維を用いた複合材料は優れた有孔引張強度を有する。 (もっと読む)


【課題】再生可能な材料に由来する原料から炭素繊維を製造する方法と、この方法で得られる繊維とその使用。
【解決手段】(a)植物由来のグリセロールからアクロレインを合成し、(b)アクロレインをアンモ酸化してアクリロニトリルにし、(c)アクリロニトリルをアクリロニトリルのホモポリマーまたはコポリマー(PAN)に重合し、(d)PANをPAN繊維に加工し、(e)PAN繊維を部分酸化し、(f)部分酸化したPAN繊維を炭化する段階を含む。 (もっと読む)


【課題】耐炎化過程の張力の大きさとかけるタイミングを精密に制御することで、高結晶配向度であり且つ高結晶性の耐炎化繊維を得る。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系繊維を耐炎化処理して得られる耐炎化繊維であって、繊維密度が1.33g/cm以上であり、広角X線測定による2θ=17°における結晶配向度が80%以上である、耐炎化繊維は、耐炎化反応の開始から、繊維の広角X線測定による2θ=17°のピーク強度が最大値を迎えるまでに、繊維にかかる張力を100〜150mg/dtexとし、該ピーク強度が最大値を経た後、繊維密度が1.30g/cmに達するまでの間の少なくとも一部に、繊維にかかる張力を350mg/dtex以上とすることにより得られる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、炭素繊維製造における繊維間の融着防止と安定した操業性とを両立させることができ、しかも、環境ホルモンの疑いのない、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明にかかる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤は、分子内に3個以上のエステル基を有するエステル化合物と水溶性アマイド系化合物を必須成分として含有する炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。また、本発明にかかる炭素繊維の製造方法は、上記炭素繊維製造用アクリル繊維油剤を炭素繊維製造用アクリル繊維に付着させる付着処理工程と、付着処理後のアクリル繊維を200〜300℃の酸化性雰囲気中で耐炎化繊維に転換する耐炎化処理工程と、前記耐炎化繊維をさらに300〜2000℃の不活性雰囲気中で炭化させる炭素化処理工程とを含む製造方法である。 (もっと読む)


【課題】マトリックス材料と複合化して複合材料にする補強材として適した炭素繊維を提供する。
【解決手段】強度が6100MPa以上、弾性率が340GPa以上、比重が1.76以上の炭素繊維2であって、加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(A)と、導電性ペースト14、16を用いて加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(B)との比(A/B)がA/B≦1.30の範囲であり、単繊維の測定長さ(X)と強度(Y)とで得られる関係式y=aLn(X)+bにおいて傾き(a)が0≧a>−650の範囲であり、且つ、走査型プローブ顕微鏡(SPM)測定によるインデント表面モジュラスが8〜11.5GPaの範囲である炭素繊維。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1種類の治療活性材料を有する新規なシリカゾル材料、ならびに改善された特性を有する生体吸収性および生分解性シリカゲル材料の製造のためのその使用に関する。繊維、不織マット、粉末、モノリスおよび/またはコーティングなどの該材料が、例えば、医療技術および/またはヒト用医薬において、特に、創傷処置のために使用される。 (もっと読む)


【課題】シール性能に優れる上に、炭化炉内の圧力が上昇した場合でも炭化炉からのガスの流出を抑制できる炭素繊維製造用炭化炉のシール装置を提供する。
【解決手段】本発明のシール装置10は、炭化炉20の繊維束導出入孔21に接続される炭化炉接続孔11bと外気雰囲気30に開放された開放孔11dとが形成され、内部に繊維束Aが走行するシール装置本体11を有し、シール装置本体11の内部には、繊維束Aの走行方向に沿って10段以上30段未満の膨張室12が設けられ、開放孔11d側から数えて8段目の膨張室12より炭化炉接続孔11b側の膨張室12の少なくとも1つに、繊維束Aの走行方向に対して略直交方向に不活性気体を吐出する気体吐出手段16が設置されている。 (もっと読む)


【課題】前駆体繊維束を焼成して炭素繊維束を製造する上で、新たな設備投資を抑えつつ、焼成工程における装置内の繊維束密度を高めて、フィラメント数の少ない炭素繊維束を高効率に生産でき、毛羽の発生が極めて少ない高品質の炭素繊維束が得られる、複数炭素繊維束巻取体を製造する方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維前駆体繊維束に、空気交絡処理を施し、収束性を付与する工程、前記炭素繊維前駆体繊維束に耐炎化処理、炭素化処理を施し、炭素繊維束とする工程、少なくとも2本の前記炭素繊維束を引き揃えることなく単一のボビンに巻き取る、又は互いに並列に配置し、かつ単一のボビンに巻き取る工程を有する。 (もっと読む)


【課題】熱処理室への外気の流入と同熱処理室の気体の過度の流出を防止し、熱処理室内の温度分布の均一性と制御性とを向上させ、しかも熱エネルギーを効率的に使用する糸条の横型熱処理炉及び炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】横型熱処理装置1は、走行糸条の入口部及び出口部を有し、熱処理室2と該熱処理室の内外に加熱処理気体を循環させるファン室とを有し、前記ファン室は、循環処理気体排気口と加熱器と循環ファンとを有し、前記熱処理室内で糸条を連続的に熱処理する。前記熱処理室は、前記加熱処理気体を循環使用するための吹出し口及び吸気口を有し、糸条入口部及び出口部にそれぞれ隣接して第1シール室5a、5bを配し、各第1シール室の外側には第2シール室6a、6bを配している。前記第1及び第2シール室はそれぞれが糸条走行方向に連設され、且つシール気体用排気口5a-1〜5b-3;6a-1〜6b-39を有している。 (もっと読む)


改良された機械的特性および特徴を有する金属炭化物セラミック繊維と、金属炭化物セラミック繊維を製造するための改良された工程および化学的経路。金属炭化物セラミック繊維は、金属ベース材料(例えば、ホウ素)と、レーヨンなどの主要な媒体(a earner medium)の固有の炭素との反応結合を介して形成される。1つの実施形態は、高生産性の炭化ホウ素繊維を生成するために、ビスコース懸濁液の紡糸工程(Viscose Suspension Spinning Process)(VSSP)を用いて、金属炭化物セラミック繊維を作る方法を含む。改良された方法の実施形態は、高密度の炭化ホウ素繊維の大量生産を可能にする。 (もっと読む)


【課題】バイオ電池の生産やバイオエレクトロケミカルシステム、特にバイオメディカル(生医学)システム、例えば酵素バイオセン、免疫バイオセンサ、DNA、RNAおよびバイオ電池の電極で使用される導電性繊維。
【解決手段】少なくとも一種のバイオポリマーから成る少なくとも一つの堆積物によって被覆された合体されたカーボンナノチューブ(nanotubes de carbone assembles)から成る導電性繊維。 (もっと読む)


【課題】
繊維径の異なる単繊維からなる繊維束であって、繊維の含有率が高いプリプレグを作成することができる炭素繊維束を提供する。
【解決手段】
複数種の異なる繊維径分布を有する20,000本以上の単繊維が収束している繊維束であって、その繊維束を構成している単繊維の断面は真円度が0.95以上の円形であり、かつその単繊維の引張強度が3GPa以上である炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】
扁平断面繊維束であるにも関わらず、耐炎化工程通過性に優れ、高炭素繊維含有率の複合材料を作成することができる扁平断面炭素繊維束を提供する。
【解決手段】
断面組織が等方性組織の集合体である炭素繊維束であって、その表面平滑度Sが1.20以上1.5以下であり、かつ長軸(a)と短軸(b)の比率Rが1.2〜10の扁平断面形状であることを特徴とする扁平断面炭素繊維束であり、前記の炭素繊維の前駆体ポリマーには、ポリアクリロニトリルを出発物質とする耐炎ポリマーでが用いられる。 (もっと読む)


【課題】乾湿式紡糸法にて紡糸するに際して、複雑な構造の紡糸装置を用いることなく、紡糸口金の吐出面と凝固浴の液面の間の気体層の雰囲気を均一に保ち、紡糸環境が変動しても表面が緻密で均質性の高いアクリロニトリル系前駆体繊維を製造できる方法の提供。
【解決手段】アクリロニトリルを90質量%以上含有するアクリロニトリル系重合体を溶剤に溶解し、重合体濃度を17〜25質量%とした紡糸原液を50〜80℃に保持する原液調製工程と、孔径0.02〜0.5mm、孔間ピッチ0.5〜3.5mmで配置された50〜500個の吐出孔を備えた紡糸口金から、吐出孔1個あたり0.2〜20g/時間で紡糸原液を吐出し、紡糸口金の吐出面から凝固浴の液面の距離が2〜25mmである気体層中を走行させた後、直ちに凝固浴温度0〜30℃、有機溶剤濃度70〜90質量%の凝固浴に導入する紡糸工程を有する、アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】厚さ方向の導電性が高い多孔質炭素電極基材を提供する。
【解決手段】炭素化処理の最高温度が1800〜2400℃の範囲で得られたポリアクリロニトリル系炭素繊維を樹脂炭化物で結着してなる多孔質炭素電極基材である。
炭素化処理の最高温度が高くなるにつれて密度も引張弾性率も高くなっていることから、結晶化度がより高くなっていると考えられる。また、最高炭素化温度が高くなるにつれて貫通方向の比抵抗値は低くなっている。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の低コスト化のために、特定の分子量分布を有することで紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができる炭素繊維前駆体繊維製造用PAN系重合体を用い、かつ、紡糸口金からの吐出量を多くしても、分子量低下を抑制し、かつ、安定吐出でき、安定して炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】
Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比であるMz/Mwが2以上であるポリアクリロニトリル系重合体が溶媒に溶解されてなる紡糸溶液を、口金単孔当たりの重合体吐出量を0.65〜3mg/秒として口金孔から吐出して炭素繊維前駆体繊維を得るに際し、口金孔からの吐出時に紡糸溶液に印加する最大剪断速度を2000〜17000s−1とする炭素繊維前駆体繊維の製造方法、およびその方法で得られた炭素繊維前駆体繊維を用いた炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


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