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Fターム[4L037FA01]の内容

無機繊維 (8,808) | 製品の形態;構造 (2,018) | フィラメント (433)

Fターム[4L037FA01]に分類される特許

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本発明は、炭素含有繊維、特に炭素繊維及び/又はそれらの前駆体繊維を製造するための方法に関し、該方法は、a)1つ又は複数の出発材料繊維を準備する工程;b)該1つ又は複数の出発材料繊維を、少なくとも1つの処理液と接触させる工程、その際、処理液は、少なくとも1つのシリコーン化合物を包含し、かつ、該処理液の全質量を基準として0〜25質量%の含水率を有する;c)該1つ又は複数の出発材料繊維を、該処理液で、少なくとも3分の継続時間を有する処理時間を通じて126℃〜450℃の範囲の処理温度で処理する工程を包含する。さらに、本発明は、特に本発明による方法に従って製造されることができる炭素繊維及び炭素繊維前駆体繊維、並びにそれらの使用に関する。 (もっと読む)


【課題】単繊維間の融着防止性、および操業安定性を良好に維持でき、かつ優れた機械的特性を安定して発現できる炭素繊維束を得ることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物、炭素繊維前駆体アクリル繊維束とその製造方法、並びに炭素繊維束の提供。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物は、ポリオルガノシロキサンと、ポリオキシエチレン鎖を有する非イオン界面活性剤とを含有し、アルカリ金属の含有量およびアルカリ土類金属の含有量がそれぞれ10ppm以下であり、かつマグネシウム、鉄、クロム、ニッケル、亜鉛、銅、チタン、およびアルミニウムの含有量の合計が20ppm以下である。本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維束は、本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物を用いて得られる。本発明の炭素繊維束は、本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維束を焼成して得られる。 (もっと読む)


【課題】単繊維間の融着を効果的に防止できる炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物、及び炭素繊維前駆体アクリル繊維束とその製造方法の提供。
【解決手段】油剤組成物は、動粘度が50〜300mm/s(25℃)、アミノ当量が1500〜5000g/mol、下記式(1)で示されるアミノ変性シリコーンと特定の芳香族多価カルボン酸エステル化合物30〜350質量部と、非イオン系乳化剤15〜100質量部を含有する。
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【課題】沸点が70〜120℃の範囲の有機化合物に対し特に優れた吸着性能を有する活性炭素繊維を提供する。
【解決手段】BET比表面積が1000〜1800m2/g、全細孔容積が0.4〜0.9cc/g、細孔直径1nm以下のマイクロポア細孔容積が全マイクロポア細孔容積の93〜94%であり、かつ、温度25℃、相対湿度52%における水分吸着率が6%以下である活性炭素繊維。このような活性炭素繊維において、好ましくは、カルボキシル基量が0.04meq/g以下である。 (もっと読む)


様々な実施形態において、セラミックマトリックス及びカーボンナノチューブ浸出繊維材料を含有する複合材料が本明細書に記載される。例示的なセラミックマトリックスには、例えば、2成分、3成分、及び4成分からなる、金属又は非金属の、ホウ化物、酸化物、窒化物及び炭化物が含まれる。また、セラミックマトリックスはセメントでもよい。繊維材料は、連続繊維又は短繊維であり、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、セラミック繊維、有機繊維、炭化ケイ素繊維、炭化ホウ素繊維、窒化ケイ素繊維、及び酸化アルミニウム繊維を含む。また、複合材料には、少なくともカーボンナノチューブ浸出繊維材料を、任意的には、複数のカーボンナノチューブをオーバーコートする保護層が更に含まれ得る。繊維材料は、セラミックマトリックス中において、均一に、不均一に、又は勾配をもって分布する。不均一な分布は、セラミックマトリックスの異なる領域に機械的、電気的又は熱的に異なる性質を付与するために用いられてもよい。 (もっと読む)


【課題】高強度、高弾性率である炭素繊維、炭素繊維前駆体アクリル繊維及びその製造方法。
【解決手段】炭素繊維前駆体アクリル繊維の鉄内在量を2.0×10−6g/g以下、かつ鉄付着量を1.0×10−6g/g以下とする。鉄イオンとイオン交換能を有する物質にアクリロニトリル重合体溶液を接触させる原料浄化工程と、前記原料浄化工程で処理したアクリロニトリル重合体溶液を紡糸する紡糸工程と、鉄イオンとイオン交換能を有する物質に油剤組成物及び/又は水を接触させる油剤原料浄化工程と、前記油剤組成物及び前記水を混合し油剤分散液を調製する分散液調製工程と、前記紡糸工程で得られた繊維に、前記油剤分散液を含浸させ前記油剤組成物を付着させる工程とを設ける。 (もっと読む)


【課題】高温・短時間で耐炎化処理でき、かつ焼け斑や構造斑が抑制された耐炎化繊維を製造でき、炭素繊維の安定生産に適した、緻密性および均質性を有する炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を得ることができるポリアクリロニトリル系共重合体、該共重合体を紡糸した炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維、および該前駆体繊維を用いた炭素繊維の製造方法の提供。
【解決手段】アクリロニトリル単位を95モル%以上99モル%以下、およびメタクリル酸2−ヒドロキシエチル単位を1モル%以上5モル%以下、含有するポリアクリロニトリル系共重合体。前記ポリアクリロニトリル系共重合体を溶解して得られる紡糸原液を紡糸して得られる炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維。前記炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を酸化性雰囲気下250〜300℃で耐炎化処理する工程を含む炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維を製造する際のプロセス性を損なうことなく、生産性の向上に寄与するポリアクリロニトリル系繊維および炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】 極限粘度5以上のポリアクリロニトリル系重合体を、溶媒(A):溶媒(B)=20:80〜99:1(重量比)である混合溶媒を用い、ポリアクリロニトリル系重合体濃度が0.5重量%以上、20重量%未満である紡糸原液を作成し、該紡糸原液を口金孔から空気中に押出し、その後貧溶媒中で凝固させてフィラメント糸条を得ることを特徴とするポリアクリロニトリル系繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維束製造工程における単繊維間の融着を効果的に防止すると共に、操業性低下を抑制し、かつ集束性が良好な炭素繊維前駆体アクリル繊維束および機械的物性に優れた炭素繊維束を生産性よく得ることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物、および炭素繊維前駆体アクリル繊維束とその製造方法の提供。
【解決手段】水蒸気存在下での熱質量分析において、300℃における残質量率(r)が90〜100質量%であり、窒素ガス雰囲気での熱質量分析において、500℃における残質量率(r)が10質量%以下である芳香族エステル化合物(I)と、前記残質量率(r)が70〜80質量%であり、前記残質量率(r)が3質量%以下である芳香族エステル化合物(II)とを含有して成る炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物。 (もっと読む)


【課題】集束性が高く、焼成工程通過性が良好な炭素繊維前駆体繊維束を得る。また、樹脂含浸性および開繊性が良好で、機械的強度が高い炭素繊維束を得る。
【解決手段】単繊維の繊維断面の偏平係数を1.15〜1.30とし、かつ前記単繊維の粗面係数を1.038〜1.060とする。そして、この炭素繊維前駆体繊維束を焼成して得られる炭素繊維束において、前記炭素繊維束を構成する単繊維の繊維断面の偏平係数を1.20〜1.35とし、かつ前記炭素繊維束を構成する単繊維の粗面係数が1.030〜1.060とする。 (もっと読む)


【課題】
内外層の構造の差がなく、高い引張強度と引張弾性率を併せ持つ炭素繊維を提供する。
【解決手段】
繊維最外層と繊維最内層のラマンスペクトルで求められるG/D比をそれぞれRo及びRiとしたときにRo/Riが0.5〜2.0であることを特徴とする炭素繊維。好ましくは、この炭素繊維の引張強度は6.5GPa以上でありかつ引張弾性率は450GPa以上である。 (もっと読む)


【課題】樹脂含浸性および開繊性が良好で、嵩高い炭素繊維束を得ることができ、かつ集束性に優れ、焼成工程通過性が良好な炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束およびその製造方法、ならびに炭素繊維束の提供。
【解決手段】表面の平均面粗さ(Ra)が36〜55nm、最大高低差(P−V)が170〜270nm、表面積率(Sratio)が1.18〜1.25である単繊維から構成される、炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束、およびその製造方法、ならびに前記炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束を耐炎化および炭素化して得られる、炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維を製造する際のプロセス性を損なうことなく、生産性の向上に寄与する炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】 極限粘度が6以上であるポリアクリロニトリル系重合体からなる紡糸原液を口金から吐出し、乾式紡糸によって繊維化し、全延伸倍率が20〜120倍の範囲で延伸を行ったポリアクリロニトリル系繊維を空気中で200〜300℃の温度範囲で耐炎化した後、300〜800℃の温度の不活性雰囲気中において予備炭化処理し、引き続き不活性雰囲気中で800〜2000℃の範囲の温度で炭化処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】エレクトロニクス関連分野の高精度・高密度なスクリーン印刷を行うことが可能となるスクリーン印刷用金属メッシュ織物を提供する。
【解決手段】母材がオーステナイト系ステンレス鋼からなる線材がメッシュ織物に製織されたスクリーン印刷用金属メッシュ織物であって、上記線材の表層部に、母材のオーステナイト相に炭素が固溶することにより母材より硬度の高い炭素固溶硬化層が形成され、縦方向におけるメッシュ織物としての破断強度が1000MPa以上2600MPa以下、破断伸びが1%以上8%以下、1%耐力が900MPa以上2400MPa以下であり、横方向におけるメッシュ織物としての破断強度が1200MPa以上3400MPa以下、破断伸びが0.8%以上6%以下、1%耐力が900MPa以上2800MPa以下である。 (もっと読む)


【課題】ポリアクリロニトリル系前駆体繊維束の折れや厚み斑を防止するとともに、耐炎化炉内を走行するポリアクリロニトリル系前駆体繊維束の形態を安定に維持でき、メンテナンスが容易な炭素繊維束の製造方法および炭素繊維束の製造装置の提供。
【解決手段】耐炎化炉12の外側でポリアクリロニトリル系前駆体繊維束(繊維束)11を折り返しロール13により折り返し、耐炎化炉12内に走行させ耐炎化処理する工程と、繊維束11を炭素化処理する工程を有し、耐炎化炉12と折り返しロール13の間に溝が設けられた繊維束規制部材15を配置し繊維束11を繊維束規制部材15に通過させ、通過後の繊維束11の幅1mm当たりの見かけの平均繊度を2500〜5000dtexに保つ炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】トウボリュームの大きい炭素繊維束であっても、後加工における解舒性および工程通過性に優れた炭素繊維束を提供する。
【解決手段】フィラメントの本数が50,000以上200,000以下の炭素繊維束であって、炭素繊維ボビンパッケージ上のトウ幅が10mm以上13mm以下であり、実質的に撚りがないものとする。5m/分の速度かつ300gf(2.94N)のテンションで炭素繊維ボビンパッケージから巻き出した直後のトウ幅の変動率が10%以下であることが好ましい。巻き出しによる拡がり変動率が105%以上であることが好ましい。繊度が25,000dtex以上40,000dtex以下であることが好ましい。炭素繊維ボビンパッケージ上のトウ幅の変動率が10%以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐炎化時間を短縮でき、かつ直径が大きい繊維状、粒径が大きい粉体状、または厚みのあるフィルム状のアクリロニトリル重合体を用いても、内部まで均一な構造の耐炎化アクリロニトリル重合体を製造できる方法の提供。
【解決手段】二酸化炭素を主成分とする超臨界流体中で、アクリロニトリル重合体を加熱処理し、環化、脱水素反応を行う、耐炎化アクリロニトリル重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた機械特性を有し、特に航空機用途、産業用途といった高品質、高性能な繊維強化樹脂を得るための炭素繊維束を提供する。
【解決手段】単繊維の表面に繊維の長手方向に2μm以上延びる数本の表面凹凸構造を有し、単繊維の表面の最高部と最低部の高低差(Rp−v)が15〜50nm、平均凹凸度Raが2〜6nm、単繊維の繊維断面の長径と短径との比(長径/短径)が1.015〜1.10である炭素繊維の単繊維からなり、ストランド強度が5700MPa以上、ASTM法で測定されるストランド弾性率が245〜280GPa、結節強さが700N/mm以上である炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】耐酸性、耐熱性に優れ、かつアルコール水溶液からの水の分離性能に優れた実用性の高い脱水用中空糸炭素膜を提供する。
【解決手段】ポリフェニレンオキシド誘導体から得られる、金属イオンを導入した中空糸炭素膜1であって、ポリフェニレンオキシド誘導体を有機溶剤に溶解し、ノズルを用いて凝固液に押し出して中空糸状に形成した後に焼成して中空糸炭素膜1を製造するに際し、上記有機溶剤に金属イオンを添加し、あるいは、中空糸形成後、中空糸を金属イオンを含む溶液に含浸させることにより、上記焼成前に中空糸に金属イオンを導入して、当該金属イオンを導入した中空糸炭素膜1を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、集束本数が増加した繊維束に対して繊維を均一に分散させて開繊幅が広く厚みが均一で薄い開繊糸シートを形成することができる開繊方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】繊維束の繊維が幅方向に移動可能に設定された可動領域M内に、繊維束中に流体を通過させることで繊維を撓ませながら幅方向に移動させて開繊幅Wi(i=1,・・・,n)に開繊する開繊領域Ai及び前記開繊領域Aiに対応して搬送方向上流側に設定されるとともに開繊領域Aiの繊維の幅方向の移動に伴って繊維束の幅が末広がりに拡張する拡張領域Biからなる対の領域群Siを配列しているので、開繊領域Aiで生じる繊維束の繊維の分散による幅方向の移動現象を上流側の拡張領域Biに及ぼして繊維の予備開繊を行うことで繊維を開繊領域Aiで均一に分散させて開繊幅を所定幅に拡大して厚みを均一化することができる。 (もっと読む)


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