説明

Fターム[4L055BA14]の内容

 (82,557) | パルプ化 (740) | 機械的パルプ化 (312) | 木材の磨砕、解繊 (63) | チップのリファイナー処理 (34)

Fターム[4L055BA14]に分類される特許

1 - 20 / 34


【課題】ある程度厚みのある微細繊維含有シートを、高い歩留まりで且つ簡便に、地合いを損なわずに製造できる微細繊維含有シートの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の微細繊維含有シートの製造方法は、平均繊維径1〜1000nmの微細繊維を含有する微細繊維分散液Aを、抄紙用ワイヤー11を備える連続抄紙機(製造装置1)を用いて脱水し、乾燥して、坪量15g/m以上の微細繊維含有シートCを製造する方法であって、微細繊維分散液Aとして、JIS K7117:1987に準じて測定した粘度が30〜20000mPa・s、かつ、微細繊維含有濃度が0.45質量%超5.5質量%以下のものを用いる。 (もっと読む)


【課題】パルプを生産するためのエネルギー消費の減少、生産されるパルプの高い繊維品質、およびリファイナープレートセグメントの長い稼働年数をもたらす、エネルギー効率を高め、ディスク間に比較的大きな作用間隙を可能にするコニカルリファイナープレートの提供。
【解決手段】リファイニングプレート40の凸状コニカル基板上の凸状コニカルリファイニング表面が対向するリファイナープレート40の凹状コニカルリファイニング表面に向き合うように適合されており、前記凸状コニカルリファイニング表面は、バー42と隣接するバー42の間に形成される溝44を含む凸状コニカルリファイニング表面を含み、前記バー42それぞれの角度は、リファイナーの回転軸と平行な参照線49に対して少なくとも15度増加し、角度46はホールドバック角であり、リファイニング表面の外周部で10〜45度であり、前記バー42のそれぞれはリーディング側壁を含む。 (もっと読む)


【課題】 広葉樹を原料として、嵩高で、光学特性、強度に優れた機械パルプを製造する方法を提供する。
【解決手段】 広葉樹チップを解繊してパルプ化する磨砕工程において粕が全パルプ絶乾重量換算で40〜70質量%となるように磨砕処理を行い、スクリーニング工程において0.15〜0.2mmのスリット幅を有するスリットスクリーンを用いて粕とパルプを分級し、粕処理工程でリファイニング処理を行い得られたパルプと、スクリーニング工程でスリットスクリーンを通過したパルプとを混合する。 (もっと読む)


【課題】経済性に優れ、リグノセルロースを十分に解繊して分解抵抗性を低下させることができ、高収率で糖やエタノールとすることも可能な微細繊維状セルロースの製造方法、並びに、この微細繊維状セルロースを用いた高強度特性を有する高強度シート及びナノ複合材料を提供すること。
【解決手段】本発明は、リグノセルロースから幅が1μm以下、長さが5000μm以下の微細繊維状セルロースを製造する微細繊維状セルロースの製造方法であって、リグノセルロースをオゾン雰囲気下で脆弱化させるオゾン処理工程と、リグノセルロースを機械的に粉砕する粉砕工程と、を備える微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】食塩や希塩酸などの塩化物の電解質を原料とし、それを直流もしくは交流電気にて電気分解し得られた電解水を用いて、小型古紙再生装置内の洗浄水やそれによって再生される紙の衛生度を向上させることを目的とする小型古紙再生装置における洗浄水及び被洗浄物の除菌方法を開発・提供することにある。
【解決手段】古紙を原料として再生紙を生成する小型古紙再生装置において、再生の作業工程に使用する洗浄水と被処理物とを、酸性電解水で除菌することを特徴とする小型古紙再生装置における洗浄水及び被洗浄物の除菌方法から構成される。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が1〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】木材チップを木粉化し、それを化学処理した後、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法において、微細化処理前後のセルロース懸濁液の電気導電率差を20μS/cm以上とすることにより、高収率で微細繊維状セルロースを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】繊維幅が1nm〜1000nmの微細繊維状セルロースを収率高く製造する方法、およびこの微細繊維状セルロースを用いた微細繊維状セルロースシートの製造方法、さらに、この微細繊維状セルロースに高分子を含浸し硬化させた微細繊維状セルロース複合体の退色性(200℃で加熱後のYI値で評価)も低い、透明な複合材料を製造する方法を提供する。
【解決手段】木粉を脱脂、脱リグニン、脱ヘミセルロース処理した後、漂白処理して残留するリグニンを除去した後、セルラーゼ系酵素で処理し、それを高速回転式解繊機または高圧ホモジナイザーで機械的に解繊することによって、収率が高く、しかも高分子と複合化した複合体の退色の少ない(加熱後のYI値が低い)微細繊維状セルロースが製造できる。 (もっと読む)


【課題】原材料として用いる機械パルプの繊維長分布を制御することにより、収率が高く、かつ結晶化度の高い微細繊維状セルロースを製造する方法を提供するものである。
【解決手段】機械パルプを機械的な処理で短繊維化することにより、JIS P 8207−1976に準じたバウワーマクネット篩い分け試験機で測定される繊維長分布の150メッシュパスの区分の割合が45質量%以上、65質量%未満であるパルプとした後、脱脂工程、脱リグニン工程、脱ヘミセルロース工程、微細化工程を経て処理する微細繊維状セルロースの製造である。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が2〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】木材チップを木粉化し、それを化学処理した後、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法において、化学処理工程に供せられる木粉の形状を、粒度・形状分布測定における個数での累積が50%となる点において、長径が10〜40μm、短径が5〜20μmとなるよう処理した後、脱脂処理、脱リグニン処理、脱ヘミセルロース処理の順に化学処理を行い、かつ脱リグニン処理が温度70〜99℃、pHが3を超え7以下で処理することを特徴とする微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が2〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】木材チップを木粉化し、それを化学処理した後、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法において、化学処理工程に供せられる木粉の形状を、粒度・形状分布測定における個数での累積が50%となる点において、長径が30〜50μm、短径が15〜35μmとなるように処理した後、脱脂処理、脱リグニン処理、脱ヘミセルロース処理の順に化学処理を行い、かつ脱リグニン処理における温度が70〜99℃、pHが3以下で処理する微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高品質サーモメカニカルパルプを低エネルギー消費量で製造する簡素化された装置の提供。
【解決手段】スチーム処理された木材チップから相対的に回転する複数のディスクを有するリファイナー中でサーモメカニカルパルプを製造する装置において、加圧スクリュー排出装置16と、高固体コンシステンシーリファイナー供給材料を形成する手段と、一次リファイナー26と、半径方向に延びる内リングと半径方向に延びる外リングとを有する各プレート手段であって、各リングがバーと溝を交互するリファイナー仕事領域を有する各プレート、および前記膨張容積から前記供給材料を受け入れ、次いでディスクの実質的内径箇所の間に前記供給材料を供給するためのリファイナー供給装置10。 (もっと読む)


【課題】低塗工量でありながら、嵩高で白色度が高く、印刷面感に優れた印刷用微塗工紙を提供すること。
【解決手段】広葉樹木材チップを、常圧または加圧リファイニング処理を行って製造する機械パルプを含有し、かつ、密度が0.70g/cm以下である原紙に、顔料および、接着剤として、澱粉類を顔料100部当たり10〜50重量部含有する塗工液を、フィルム転写方式を用いて、絶乾重量で片面当たり0.5〜5g/m塗工することにより得られる、印刷用塗工紙。 (もっと読む)


繊維材料の精製装置は、少なくとも一つの第1精製要素と少なくとも一つの第2精製要素を備え、前記第2精製要素は、前記第1精製要素の周囲に、前記第1精製要素と前記第2精製要素が共通の中央軸を持ち、前記第1精製要素と前記第2精製要素の間に精製空間が存在する。前記第1精製要素及び/又は第2精製要素は前記中央軸の周りに回転できるように配置され、前記両精製要素は開口を有する精製表面を備え、前記開口を通して精製される繊維材料が精製空間に供給されるか又は前記開口を通して繊維材料が前記精製空間を出るように配置される。前記精製装置は、更に、少なくとも一つの支持構造と、壁構造と、フローガイドと、前記精製要素の中央軸の方向に前記精製装置を少なくとも二つの供給領域に区分するチャンネル又はチャンネルシステムを備え、前記供給領域を通して精製される繊維材料が前記精製空間に供給される。

(もっと読む)


容易に入手可能なプロセス変数のオン・ライン測定値から、チップ・リファイナーのリファイニング・ゾーン内の繊維質量の、リファイニング・ゾーン満杯時の質量に対する比率を推定する方法が開発された。充填率のこの推定値を用いて、リファイナーに負荷を加えるのに利用可能な余地、及び異常動作を回避するために必要となる制御行為を判定する。
(もっと読む)


リグノセルロース含有材料を繊維離解することが意図されるリファイナのためのリファイナの精製表面(1,2)。精製表面は、精製されるべき材料の供給流の方向に方向付けられる供給縁部(12)と、精製済み材料の排出流の方向に方向付けられる排出縁部(13)とを有する。精製表面は、少なくとも1つのブレードバー(14’)と、少なくとも1つの第二ブレードバー(14”)とを含み、それらの間には、ブレード溝(15)がある。第一ブレードバー及び第二ブレードバーの両方は、供給縁部の方向に方向付けられる第一端部(14a)と、排出縁部の方向に方向付けられる第二端部(14b)とを含む。精製表面は、更に、少なくとも1つの第三ブレードバーを含み、第三ブレードバーは、供給縁部の方向に方向付けられる第一端部(14a)と、排出縁部の方向に方向付けられる第二端部(14b)とを有する。第三ブレードバーの第一端部は、リグノセルロース含有材料を第三ブレードバーの上方表面(14c)に案内するために、上昇する案内表面(21)を有する。案内表面(21)は、第一ブレードバー及び第二ブレードバーの進行方向において、第一ブレードバーと前記第二ブレードバーとの間に、第一ブレードバーと第二ブレードバーの仮想延長部との間に、第一ブレードバーの仮想延長部と第二ブレードバーとの間に、或いは、第一ブレードバー及び第二ブレードバーの双方の仮想延長部の間に少なくとも部分的に配置される。

(もっと読む)


【課題】高コンシステンシー(濃度)サーモメカニカルパルプ(TMP)リファイナーで加えられた電気エネルギーの10%〜15%未満が直接パルプのリファイニングに有効利用され、TMPリファイナーのエネルギー効率増加を提供。
【解決手段】TMPの製造方法であって、パルプを高濃度リファイニングステージでリファイニングして、リファイニングされたパルプとし、高濃度リファイニング工程から排出されたリファイニングされたパルプを中濃度リファイニングのステージでリファイニングすることを特徴とする方法。中濃度リファイニングにおいて、パルプ品質展開を改良する薬剤添加前処理が、加圧チッププレス、ファイバライザーによる予備リファイニング工程、一次高濃度リファイニング工程、および/または、中濃度リファイナーに供給するスタンドパイプの箇所で追加してオプションとして行い得る。 (もっと読む)


【課題】
機械的リファイニングプロセスの効率とパルプの品質を向上させることができる機械的パルプ化方法を提供すること。
【解決手段】
細砕セルロース材を前処理工程で離解するステップ、
離解されたセルロース材を一次リファイニング工程で機械的にリファイニングするステップ、
前処理工程または一次リファイニング工程の際にセルロース材に薬剤とバイオ剤の少なくとも一つを導入するステップ、および
離解され、リファイニングされたセルロース材を一次リファイニング工程から送り出すステップを含むことを特徴とする機械的パルプ化方法。 (もっと読む)


【課題】 塗工紙、インクジェット用紙等の難離解性の紙を再生する際に、離解処理後に残存している未離解片やコート片を低減させ、欠陥の少ないパルプを得る。
【解決手段】 難離解性の紙を含む紙を再利用する工程において、難離解性の紙を含む古紙及び/または損紙を離解処理した後、得られた未離解片を含むパルプ懸濁液中にキャビテーションによって気泡を発生させ、該気泡を該未離解片に接触させて処理することにより未離解片を低減する。 (もっと読む)


【課題】繊維の光学異方性を制御することにより、視野角によらず高いコントラストが得られ、また、透明性が高く、耐熱性に優れ、小さな線膨張率を持つ不織布および複合材料を得ること。
【解決手段】セルロース繊維等の水酸基を含有する繊維(a)にフェニル基、ナフチル基、ビフェニル基等の芳香族化合物、脂環式化合物のうち少なくとも一種の環構造を有する光学異方性を制御する化合物(b)を導入した改質繊維(c)からなる不織布。 (もっと読む)


本発明の一態様は、平均粒径を有する前処理リグノセルロース材料を得るための最初の蒸気前処理、次いで平均粒径を有する精砕リグノセルロース材料を得るための精砕を含む、リグノセルロース材料を処理する方法に関するものであり、この前処理リグノセルロース材料の平均粒径は、精砕リグノセルロース材料の平均粒径よりも大きい。一定の実施形態において、リグノセルロース材料は、草、スイッチ草、コード草、ライ麦草、クサヨシ、茅、糖処理残渣、サトウキビ搾り粕、農業廃棄物、稲わら、もみ殻、大麦わら、トウモロコシの穂軸、穀類わら、麦かん、アブラナわら、エンバクわら、エンバクもみ殻、トウモロコシ繊維、わら、大豆わら、トウモロコシわら、林業廃棄物、再生木材パルプ繊維、おがくず、堅木、および軟木からなる群から選択される。
(もっと読む)


1 - 20 / 34