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Fターム[4L055BB22]の内容

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Fターム[4L055BB22]に分類される特許

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【課題】 平均繊維直径が1nm〜1000nmの微細繊維を効率よく得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】 微細繊維の製造過程において、製紙用チップなどを蒸解釜で蒸解し、110〜150℃の高温下でホットブローする工程と、得られたパルプをインラインリファイニング工程で短繊維化処理する工程と、短繊維化されたパルプをセルラーゼ系などの酵素による酵素処理工程と、高速回転式解繊機や高圧ホモジナイザーなどの機械力による微細化工程とを含む微細繊維の製造方法 (もっと読む)


【課題】パルプ中のヘキセンウロン酸を効率良く除去することにより、白色度が高く、退色が少ないパルプを製造する方法を提供する。
【解決手段】未漂白パルプを酸素脱リグニン処理し、次いで、酸処理し、次いで、二酸化塩素処理し、次いで、アルカリ抽出/過酸化水素処理またはアルカリ抽出/過酸化水素/酸素処理し、次いで、二酸化塩素処理を終pHが4.0〜5.0、好ましくは4.3〜4.7となるように行う。 (もっと読む)


【課題】元素状塩素を使用せずに行なうパルプの漂白処理において、従来よりも薬品の使用量を低減して高い白色度パルプを得ることができる製紙用漂白パルプの製造方法の提供。
【解決手段】針葉樹材を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白後、二酸化塩素漂白段−アルカリ性過酸化水素漂白段−アルカリ段−二酸化塩素漂白を行ない、該アルルカリ段条件が、パルプ濃度5〜15%、温度40〜80℃、時間10〜180分、アルカリ添加率が対パルプあたり0.01〜0.2質量%である製紙用パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 種々の紙の滑りトラブルの原因となる物質を低減したパルプを製造する方法を提供する。
【解決手段】 リグノセルロース物質を蒸解する工程として、HLBが9〜16の範囲にあるノニオン性界面活性剤をリグノセルロース物質の絶乾質量に対して0.2〜2%添加してリグノセルロース物質を蒸解する蒸解工程を有することを特徴とする、ステロール類のエステル化合物の含有量が0.03質量%未満であるパルプの製造方法。
【効果】 上記蒸解工程を経て製造された未漂白パルプは、滑りトラブルのない高摩擦係数の重袋原紙用パルプとして有用であり、該未漂白パルプを多段漂白処理して得られる漂白パルプは、走行不良の発生しないPPC用紙原料として有用である。 (もっと読む)


【課題】 初段に分子状塩素を用いないECF漂白において、漂白コストを削減し、かつパルプ粘度を維持しながら、ECF漂白パルプの褪色性を改善することである。さらに、二酸化塩素の使用量を削減し、有機塩素化合物の生成を抑制し、より環境に好ましい漂白方法を提供する。
【解決手段】 リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白し、次いでモノ過硫酸を用いる処理段を含む多段漂白処理を行う漂白パルプの製造方法において、モノ過硫酸を用いる処理段に絶乾パルプ質量当たり少なくとも0.01質量%のモノ過硫酸を添加し、モノ過硫酸の消費率が少なくとも40%となるようにモノ過硫酸処理を行った後、次いで二酸化塩素処理を行うことを特徴とする漂白パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】無機ペルオキシ酸を用いるTCF漂白において、無機ペルオキシ酸のヘキセンウロン酸除去能力を向上させることにより、漂白パルプの褪色性が改善される漂白方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプのTCF漂白方法であって、(1)同一または異なる漂白シークエンスの蒸解未漂白パルプのアルカリ酸素漂白処理後および多段漂白処理の各漂白処理後から選ばれる少なくとも1つの処理後のパルプスラリーから分離したパルプ同伴水を、(2)無機ペルオキシ酸を用いる処理段を含む多段漂白処理の無機ペルオキシ酸を用いる処理段に添加することを特徴とするパルプのTCF漂白方法。 (もっと読む)


【課題】無機ペルオキシ酸を用いるTCF漂白において、無機ペルオキシ酸のヘキセンウロン酸除去能力を向上させることにより、漂白パルプの褪色性を改善する漂白方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白処理し、次いで無機ペルオキシ酸を用いる処理段を含む多段漂白処理を行うTCF漂白パルプの製造方法において、無機ペルオキシ酸を用いる処理段に、リグニン、リグニン誘導体、2−メトキシフェノール、3−メトキシフェノール、4−メトキシフェノール、5−アミノ−メトキシフェノール、ムコン酸、および2,5−ジメチル−2,4−ヘキサジエンジオン酸、ならびにそれらの酸化物からなる群から選ばれる1種以上の化合物を、絶乾パルプ当たり少なくとも0.01質量%添加することを特徴とするTCF漂白パルプの製造方法である。 (もっと読む)


独自の特性を有する修飾されたクラフトパルプ繊維を提供する。この修飾された繊維は、低重合度(DP)を有することを除き、その従来の対応物とはほとんど区別がつかない修飾された漂白クラフト繊維であることができる。この修飾された繊維、およびそれから作製される製品を作製する方法も提供する。本方法は、多段階漂白プロセスの単一段階に組み込むことができる、1ステップの酸性の、鉄で触媒される過酸化物処理プロセスであることができる。これらの製品は、化学的セルロース原料、微結晶性セルロース原料、綿毛パルプ、およびそれらから作製される製品であることができる。 (もっと読む)


【課題】無機ペルオキシ酸を用いるECF漂白において、無機ペルオキシ酸のヘキセンウロン酸除去能力を向上させることにより、漂白パルプの褪色性が改善され、二酸化塩素の使用量がより少ない漂白方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプのECF漂白方法であって、(1)同一または異なる漂白シークエンスの蒸解未漂白パルプのアルカリ酸素漂白処理後および多段漂白処理の各漂白処理後から選ばれる少なくとも1つの処理後のパルプスラリーから分離したパルプ同伴水を、(2)無機ペルオキシ酸を用いる処理段を含む多段漂白処理の無機ペルオキシ酸を用いる処理段に添加することを特徴とするパルプのECF漂白方法。 (もっと読む)


リグノセルロースから成形セルロース材料を製造するためのプロセスが開示されており、溶解グレードパルプが、繊維、薄膜及びセルロース誘導体を含む新たなセルロース構造の成形に適した溶液を形成するアルカリ水和物又は酸性溶媒系で製造且つ溶解される。使用済みのセルロース溶解又はセルロース成形化学物質の少なくとも一部が、パルプ製造機の化学物質回収サイクルの1又はそれ以上のユニット工程で回収される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、平滑性、塗料被覆性に優れた印刷用塗被紙を安価に提供するものである。
【解決手段】本発明は、原紙上の少なくとも片面に顔料と接着剤を主成分とする塗被層を2層以上設ける印刷用塗工紙において、該原紙に使用される漂白パルプの50%以上が、ユーカリ材もしくはアカシア材を原料とし、蒸解液を分割添加するクラフト蒸解法でパルプ化され、さらにオゾン漂白段を含む多段漂白処理工程で製造された漂白パルプであり、かつ該塗被層の最外層に、顔料として、クラフトパルプ製造時に生成される緑液を、生石灰または生石灰を水酸化ナトリウム含有液と反応させて得た消和液で苛性化し、生成する石灰スラッジを固液分離後水洗して粉砕処理を行って製造された軽質炭酸カルシウムを含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】白色度や平滑性および印刷平滑に優れた印刷用塗工紙を、安価に製造する方法を提供するものである。
【解決手段】少なくとも原紙の片面に顔料と接着剤を含有する塗工層を1層以上設けた印刷用塗工紙の製造方法において、該原紙に使用される漂白パルプの50%以上がユーカリ材もしくはアカシア材を原料とし、蒸解液を分割添加するクラフト蒸解法でパルプ化され、オゾン漂白段を含む多段漂白処理工程で製造された該漂白パルプを含む紙料をギャップフォーマータイプのワイヤーパートで湿紙を形成する工程、プレスパートで湿紙を搾水する工程、ドライヤーパートで湿紙を乾燥する抄紙工程、塗工液をブレード方式で塗工する工程および金属ロールと弾性ロールからなるカレンダーで平坦化処理する工程を有し、かつ該塗工する工程で形成された塗工層に、平均粒子径(D50)が0.5〜2.5μmの重質炭酸カルシウムを50質量%以上含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ギャップフォーマ型抄紙機を用いて地合、紙層間強度、剛度、印刷適性に優れた印刷用塗工紙を提供する。
【解決手段】紙料に使用される漂白パルプの50質量%以上がユーカリ材またはアカシア材を原料として多段漂白処理工程で製造された漂白パルプであり、ギャップフォーマにて湿紙を形成する工程、1台以上のシュータイプのウエットプレス装置で湿紙を搾水する工程、少なくとも表面処理する前に一段配列型ドライヤーにて湿紙を乾燥する工程、かつ転写型サイズプレス装置を用いて表面処理して得られた原紙の少なくとも片面に顔料および接着剤を主成分とする顔料塗工層を1層以上設ける工程を経てなる印刷用塗工紙であって、離解パルプの重さ加重平均繊維長が0.6〜2.0mm、繊維長分布係数が1.5〜4.0であり、かつ該印刷用塗工紙の引張り強度の縦横比が3.0以下である。 (もっと読む)


【課題】製紙用パルプの製造方法。
【解決手段】(1)機械パルプを作るための、オゾン処理を含む、木材の精製段階、(2)機械パルプを、少なくとも一種のアルカリ剤を含む脱酸組成物と1時間以上接触させる脱酸段階、(3)この脱酸パルプを漂白組成物と接触させ漂白段階の段階を含む。脱酸段階の最後の30分間でpHを0.2以下の単位で変化させ、脱酸段階終了後のpHを6〜10にする。
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【課題】リグノセルロース物質を原料とし、アルカリ蒸解工程後に、元素状塩素及び次亜塩素酸共に用いない漂白工程を有する漂白アルカリ化学パルプの製造方法であって、アルカリ蒸解工程後に、酸処理工程、漂白工程、をこの順に有する漂白アルカリ化学パルプの製造方法に関し、前記酸処理工程におけるパルプ紙力の維持、HexA基の除去率向上、カッパー価の低減を図ることができる、漂白アルカリ化学パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を原料とし、アルカリ蒸解工程後に、元素状塩素及び次亜塩素酸共に用いない漂白工程を有する漂白アルカリ化学パルプの製造方法であって、アルカリ蒸解工程後に、酸処理工程、漂白工程、をこの順に有し、前記漂白工程前段の酸処理工程において、酸の添加と併せて、過酸を添加する。 (もっと読む)


【課題】
著しく高い漂白効率を達成でき、高い白色度をもつパルプを容易に得ることができる漂白助剤を提供することである。
【解決手段】
二酸化塩素によるセルロースパルプの漂白に用いられる漂白助剤であって、有機酸(A)及び/又はこの塩を含有してなることを特徴とする漂白助剤をもちいる。(A)は、アミノカルボン酸(A1)及び/又はオキシカルボン酸(A2)が好ましい。さらに、溶解度パラメーターが14〜24の水溶性高分子(B)及び/又はHLBが6〜18の界面活性剤(C)を含有することが好ましい。(C)はノニオン性界面活性剤(C1);スルホ基、スルホオキシ基又はホスホノ基の少なくとも1種を有するアニオン性界面活性剤(C2);並びに両性界面活性剤(C3)からなる群より選ばれる少なくとも1種が好ましい。 (もっと読む)


1又は2以上の過酸化物酸化剤を用いる木材パルプの漂白方法であって、(a)エチレンジアミン−N,N’ジコハク酸、メチルグリシン2酢酸、グルタミン酸N,N’−2酢酸、イミノジコハク酸、これらのアニオン及びこれらの混合物からなる群から選択される第1キレート剤、並びに(b)ジエチレントリアミン5酢酸、エチレンジアミン4酢酸、ジエチレントリアミン−ペンタ−メチレンホスホン酸、これらのアニオン及びこれらの混合物からなる群から選択される第2キレート剤を含むキレート剤混合物でパルプを処理することを含む方法である。 (もっと読む)


【課題】 環境に優しく(ECF)、かつ商業的に実行可能な細砕セルロース繊維材から完全に漂白されたセルロースパルプ(普通は白色度ISO89または90%超)を製造する。
【解決手段】 細砕セルロース繊維材から漂白された化学パルプを製造する方法が、
(a)化学添加物の存在下に化学パルプ製造法でセルロース材を処理し、添加物を少なくともある程度含む化学パルプを製造するステップと、
(b)少なくとも一つの単体塩素を含まない漂白剤で化学パルプを処理して、化学添加物の存在による少なくともある程度の変色を有する漂白された化学パルプを製造するステップと、
(c)漂白されたパルプを、少なくとも一つの酸化剤で処理して、化学添加剤の存在で被った変色を除去するステップと、
を含むことを特徴とする細砕セルロース繊維材から漂白された化学パルプを製造する方法。 (もっと読む)


【課題】ソーダおよびアントラキノンによる蒸解において、クラフト蒸解と同程度の白色度を得る漂白方法。
【解決手段】ソーダおよびアントラキノンを用いたリグノセルロース物質の蒸解に続くパルプの漂白方法。この方法では、同様の漂白シーケンスを用いた場合、クラフトパルプの漂白と同程度の白色度を達成し得る。いくつかの例において、漂白シーケンスはO−A−Do−Eop−D、O−A−ZDo−Eop−D、A−Do、またはA−ZDoである。 (もっと読む)


【課題】製紙工場のクラフトパルプの漂白工程から発生する漂白排水中のCOD・色度の負荷を低減すること。
【解決手段】ECF漂白法を用いた漂白クラフトパルプの製造方法において、蒸解工程後のパルプの多段漂白を行う際、オゾン漂白段後にはアルカリ抽出工程を有することなく、オゾン段の後工程に二酸化塩素漂白段を行う。
オゾン漂白段後に、二酸化塩素漂白段、過酸化水素漂白段の組合せから成る漂白工程を行うことが推奨される。
また、オゾン漂白段後に、酸処理工程を行うことが推奨される。 (もっと読む)


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