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Fターム[4M114DA02]の内容

超電導用冷却・容器・薄膜 (3,122) | 容器又は配管等の構成 (1,144) | 容器構造(クライオスタット) (626) | 真空容器又はデュワー瓶 (242)

Fターム[4M114DA02]に分類される特許

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【課題】冷媒を沸点状態からサブクール状態へと初期冷却する時間を簡便に短縮できると共に、冷媒に対する熱負荷の増大を防止できること。
【解決手段】冷媒11を貯溜する冷媒容器12と、この冷媒容器を取り囲む断熱容器13と、冷媒容器内へ冷媒を注入する注入配管14と、冷媒容器内で蒸発した冷媒の蒸発ガス23を大気圧中に排出する排出配管15と、前記冷媒とは異なる気体24を冷媒容器内へ加圧して供給すると共に、供給口22が当該冷媒容器内の冷媒の液面Sよりも上方に位置づけられた加圧配管16とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】被冷却物に熱負荷の変動が生じたときにも、この被冷却物を安定して冷却保持できること。
【解決手段】極低温冷凍機11と、この極低温冷凍機を被冷却物としての超電導コイル1に熱的に接続する伝熱板12とを備え、極低温冷凍機により伝熱管を介して超電導コイルを冷却する極低温冷却装置10において、加圧した冷却ガスGを収容可能な低温ガス容器13と、この低温ガス容器に流量制御弁14を介して接続され、超電導コイルに熱的に接続された冷却配管15とを有し、加圧されて冷却された冷却ガスGが低温ガス容器13に蓄積されると共に、流量制御弁14の開操作により、低温ガス容器13から冷却配管15へ冷却ガスGが流れることで、超電導コイル1が冷却可能に構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】浸漬冷却方式のように冷却温度が特定の冷媒の沸点に制約されることなく、熱負荷変動があっても超電導コイル等の被冷却物を安定に冷却可能な極低温冷却装置および制御方法を提供すること。
【解決手段】被冷却物と、加圧したガスを収容可能な低温ガス容器と、前記低温ガス容器に接続されるとともに前記被冷却物に熱的に接触している冷却ガス配管と、前記冷却ガス配管に取り付けられた冷却ガス流量制御弁と、ガス冷却手段と、前記被冷却物の状態変化を測定する手段を有する極低温冷却装置。大気圧より加圧したガスを前記ガス冷却手段を用いて冷却した状態で前記低温ガス容器に蓄え、前記被冷却物の状態変化に応じて前記冷却ガス流量制御弁を開き、前記冷却ガス配管に流すことで前記被冷却物を冷却することにより、上記極低温冷却装置を制御する。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成で信頼性が高く、且つ被冷却物を極低温に安定して冷却保持できる極低温冷却装置を提供すること。
【解決手段】極低温冷却装置10は、被冷却物としての超電導コイル1を内包し冷却ガスGが充填された気密容器11と、この気密容器11内の冷却ガスGを冷却する極低温冷凍機12とを有し、この極低温冷凍機12にて冷却された冷却ガスGにより超電導コイル1を、20K〜50K(例えば20K)程度の極低温に冷却するものである。 (もっと読む)


【課題】中心周波数と帯域幅を独立して制御可能な超伝導フィルタ装置を提供する。
【解決手段】高周波電気信号に対するフィルタ特性を有する超伝導フィルタ装置(10)は、第1の主面と第2の主面を有する誘電体基板(11)と、前記誘電体基板の前記第1の主面に形成され、超伝導体材料を含む共振器パターン(12)と、前記誘電体基板の前記第2の主面に形成され、開口(14a)を有するグランド層(14)と、前記第1の主面側で、前記共振器パターンから離間して配置され、前記フィルタ特性を調整する第1の調整部材(20,23)と、前記第2の主面側で、前記グランド層の開口位置に設けられ、前記フィルタ特性を調整する第2の調整部材(25,26)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】低温動作する信号伝送デバイスと室温環境との間の信号伝送構造において、熱流入と伝送損失を低減し、冷凍機への熱負荷を低減する。
【解決手段】信号伝送構造(10)は、信号伝送デバイスを実装する実装部(14)を有する第1の導波管(16)と、前記第1の導波管を冷却する冷却部(15)と、前記第1の導波管に非接触で接続される第2の導波管(17A、17B)と、前記第2の導波管内に配置され、外部の同軸ケーブルを伝搬する信号と、前記第1の導波管へ又は前記第1の導波管から伝搬する信号の伝搬モードを相互変換する同軸−導波管変換部(20)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】超電導部材を冷却媒体によって簡易且つ安定して冷却することのできる超電導部材の冷却方法を提供する。
【解決手段】冷却媒体の貯蔵容器Aから吸入側に冷却媒体配管が配設されている循環ポンプBにより、冷却媒体を冷凍機Cと、超電導部材Eが収容された断熱容器Dを経由して循環ポンプ吸入側に循環させる、超電導部材の冷却方法において、貯蔵容器内の冷却媒体温度を上記冷却媒体温度よりも高く維持し、超電導部材における冷却負荷が一時的に減少してコールドヘッド温度が冷却媒体の凝固点に近づいたときに、断熱容器から循環ポンプ吸入側に戻る主循環系の冷却媒体の一部を、貯蔵容器に接続するように配設した副循環系に分流させて、貯蔵容器内の温度の冷却媒体との混合により冷凍機に供給する冷却媒体温度の温度を上昇させることにより、冷凍機において冷却された冷却媒体が凝固するのを防止する。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルに交流電流を流した場合に、超電導装置を小型で軽量化して超電導性能を向上させる。
【解決手段】交流電流で励磁される超電導線を巻回した超電導コイル11と、真空とした内部に前記超電導コイル11を収容している一方、冷媒は充填していない真空断熱容器12と、真空断熱容器12内にコールドヘッド15を突出させている冷凍機13と、真空断熱容器12内でコールドヘッド15と超電導コイル11とを連結する超電導コイル11直接冷却用の伝熱材16を備え、超電導コイル11の超電導温度を10K以上60K以下、超電導コイル11により発生する磁場を0.1T以上20T以下、超電導コイル11に流れる電流を10A以上1000A以下としている。 (もっと読む)


【課題】単一種類の液面センサで複数種類の低温冷媒の液面を評価可能であると共に配線ケーブル経由の熱浸入量を最小とする液面計を実現する。
【解決手段】抵抗R1〜Rkとバイメタル金属BM−1〜BM−kを互いに並列に接続した、複数の気相液相判定ユニット5−1〜5−kを互いに直列に接続し、ユニット5−1〜5−kにおける全体抵抗値を抵抗算出部13にて算出する。算出した抵抗値の微分値を微分演算部14で演算し、演算した微分値の時間変化を表示部15で表示する。表示された微分値から液面を判断することができる。電流ケーブル1は、ユニット5−1〜5−kの数に関係なく2本、電圧ケーブル2もユニットの数に関係なく2本であるので、ユニット5−1〜5−kの数に関係無く、ケーブル数を合計4本で液面計を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】フィルタの使用中に、中心周波数と帯域幅を独立して制御可能なチューナブルフィルタ装置を提供する。
【解決手段】チューナブルフィルタ装置(1)は、誘電体基板(11)上に共振器パターン(12)が形成されたフィルタ(10)と、前記共振器パターンの上方に位置し、前記共振器パターンの伝送特性を調整する調整ロッド(25)と、前記フィルタ及び前記調整ロッドを収容するとともに、貫通穴(32A)が設けられた容器(32)と、前記調整ロッドを前記共振器パターンに対して垂直方向に移動させる位置調整手段(20)と、を備え、前記調整ロッドと前記位置調整手段の間がワイヤ(23)で接続され、前記ワイヤが前記貫通穴を通過する。 (もっと読む)


【課題】被冷却体を極低温に冷却できる冷凍機一体型低温容器に用いる冷凍機の圧縮部の放熱面における温度を室温以下に冷却して冷凍機の効率を向上させるとともに、被冷却体を極低温に冷却できる冷凍機一体型低温容器の外表面に、結露を発生させずに冷凍機の作動媒体の入口温度を室温より低い温度に制御し、かつ、冷凍機に室温部から侵入する熱侵入量を低減させ、冷凍機による冷却温度を低温に維持する。
【解決手段】第一の吸熱部および第一の放熱部を有する冷凍機と、該冷凍機の該第一の吸熱部を介して極低温に冷却保持する被冷却体を内部に配置して断熱するための真空容器と、該第一の放熱部を冷却するための第二の吸熱部、および第二の放熱部を有する予備冷却手段とを含み、該第一の放熱部および該第二の吸熱部を該真空容器の内部に設けるとともに、該第二の放熱部を含む放熱手段の一部を該真空容器の外部に露出させる。 (もっと読む)


【課題】リング状の冷却容器に収容した超電導コイルを内周側からも効率良く冷却できるようにする。
【解決手段】超電導線が巻回されて形成された超電導コイルを収容し、導入した冷媒で前記超電導コイルを超電導温度に冷却する冷却容器であって、超電導コイルの内周側に配置する円筒状の内周壁と、前記超電導コイルの外周側に配置する円筒状の外周壁と、前記内周壁と外周壁の軸線方向両端縁と連続して前記超電導コイルの軸線方向の両端面側に配置する円環状の両端側壁とからなる外壁を備え、前記外壁は熱伝導率が低い材料で形成する一方、前記内周壁と超電導コイルの間に、前記内周壁、外周壁および両端側壁よりも熱伝導率の高い材料で形成した熱伝導部材を介在させている。 (もっと読む)


【課題】従来型の加圧超流動ヘリウムクライオスタットでは、4.2K液体ヘリウム槽と超流動ヘリウム槽との間の支持構造物や、両者の連通路の壁や通路に存在する液体ヘリウムの熱伝導により、超流動ヘリウム槽への熱流が発生し、4.2K液体ヘリウム槽の温度が低下する。この結果、4.2K液体ヘリウム槽の液面低下を招き、冷媒補充間隔が短期化する。
【解決手段】液体ヘリウムを貯留する4.2K液体ヘリウム槽と、前記液体ヘリウムよりも低温の液体ヘリウムを貯留する超流動ヘリウム槽と、4.2K液体ヘリウム槽の蒸発ガスにより冷却され、外界から4.2K液体ヘリウム槽への熱輻射を抑制する熱シールドを具備するクライオスタットにおいて、熱シールドと4.2K液体ヘリウム槽の間にガスを利用する熱スイッチを設置した。これにより、4.2K液体ヘリウム槽を昇温し、冷媒補充間隔の短期化を抑制する。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルの冷却容器内で気化した冷媒を速やかに冷却容器から排出する。
【解決手段】超電導線21bを巻回して形成された複数のパンケーキコイル21aを軸線方向Xに並設して積層し、隣接配置したパンケーキコイルの超電導線を順次接続している積層型の超電導コイル21であって、軸線方向の一端に配置されたパンケーキコイルの超電導線の端末に接続された第一端子27Aと、前記軸線方向の他端に配置されたパンケーキコイルの超電導線を前記第一端子の配置位置まで延長させ、この延長させた端末に第二端子27Bを接続し、該第二端子と第一端子とを長さ方向の同一端側に配置していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大型化を招くことなく、また、構造の簡素化を図るとともに、熱侵入を低減する。
【解決手段】超電導コイルを冷却する極低温冷媒を貯液する冷媒槽と、冷媒槽を包囲する熱シールドと、熱シールドを包囲する真空槽5と、真空槽5に取り付けられ、冷媒槽に通じて極低温冷媒を再液化するための冷凍機10と、一端部が冷媒槽に連通し、他端部が真空槽5の外側に連通可能な配管と、を備え、磁場空間を通る中心軸が水平方向に配置された中空円筒状の超電導マグネット装置1であって、真空槽5の上側周面における周方向の中央部位から周方向の一方側に偏倚した傾斜部位Cに、冷凍機10および配管をまとめて配置したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ヘリウムガス排出管に閉塞が生じるのを防ぎ、また、速やかに閉塞を取り除く。
【解決手段】真空容器の外側の大気側に連通したヘリウムガス排出管10の管路に沿って付設され、ヘリウムガス排出管10のヘリウムガス排出方向の少なくとも上流側にヘリウムガスを供給可能な供給管11を備え、供給管11には、ヘリウムガス排出管10にヘリウムガスを供給するための供給口11a〜11dが管路方向に所定の間隔を置いて複数設けられており、複数の供給口11a〜11dには、ヘリウムガス排出管10と供給管11との差圧が所定以上になると開弁して、供給管11からヘリウムガス排出管10へのヘリウムガスの供給を許容する差圧弁21a〜21dがそれぞれ設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導線の一部が常電導転移してクエンチが発生する問題が解決された超電導素子を提案する。
【解決手段】図1に示す永久電流スイッチ(PCS)10において、その超電導線11は硬化した有機高分子13を含むが、当該有機高分子は未硬化時における25℃での粘度が200mPa・S以下の硬化性有機高分子を含浸させて後、それを60℃以下で硬化してものであって、25℃における曲げ弾性率が3GPa以下で、且つ25℃から77Kに急冷する熱衝撃によってもクラック発生がないものである。 (もっと読む)


【課題】クライオスタット内部の真空空間を削減して外部の常温作業空間を拡大できると共に、クライオスタット内への輻射による熱侵入を低減できること。
【解決手段】複数個の超電導コイル15を含む極低温構造物16と、この極低温構造物を覆う輻射シールド17と、これらの極低温構造物及び輻射シールドを格納するクライオスタット18とを有して構成される超電導マグネット装置10において、クライオスタットは、外筒20、内筒21、及びこれらの外筒及び内筒の上部を連結する天板22を備えてなり、外筒20と内筒21の少なくとも一つ、例えば外筒20が成型加工され、これらの外筒と内筒のそれぞれの下部が直接気密接合されて構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】ケーブルの引っ張りに対して、ケーブルコアの弛み量を常に維持できるように、超電導ケーブル端部を形成する方法を提供する。
【解決手段】ケーブルコア10が収納されるパイプの端部にプーリングアイ4を装着して超電導ケーブルの端部を形成する方法である。ケーブルコア10の端部に、パイプ20,3内を移動可能なコア支持部材5、圧縮ばね6、プーリングアイ4を構成するばね支持部材43および圧縮治具9を順次パイプ軸方向外方に向けて配置する。圧縮治具9により、ばね支持部材43とコア支持部材5とを近接させて圧縮ばね6をパイプ20,3内に収まるまで圧縮させる。圧縮治具9で圧縮ばね6の圧縮状態を維持したまま、パイプ20,3の端部と、ばね支持部材43とを固定することにより、パイプ内におけるコア支持部材5とばね支持部材43との間に、コア支持部材5を介してケーブルコア10を押圧する圧縮ばね6を圧縮状態で配置する。 (もっと読む)


強磁性体材料で形成され、少なくとも第1のリムと第2のリムと、を含む強磁性体回路と、強磁性体材料を磁気飽和させるために、リムを取り囲む飽和機構と、第2のリムの周りに巻回された、位相コイルと、位相コイルを取り囲む、誘電体流体と、飽和機構を取り囲む、ガス雰囲気と、を含む、故障電流制限器が提供される。
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