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Fターム[4M114DA02]の内容

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Fターム[4M114DA02]に分類される特許

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【課題】液体ヘリウムの注ぎ足し時に、液体ヘリウム槽に空気や水等の不純物が混入し、長期運転中に不純物が液体ヘリウム槽内の安全弁に滞積する。
【解決手段】安全弁22が不純物を含んだ液体ヘリウムに曝されないように、第一の改良点は、フィルター21を通して超流動ヘリウム槽4に液体ヘリウムを供給する。このため、第1の槽2からの液体ヘリウム3を飽和冷却する冷却器13を第2の槽4と熱接触させ、かつ冷却器13に接する熱交換器20にヘリウム取り出し管18を巻きつけて冷却し、超流動状態の液体ヘリウムをフィルター21を介して第2の槽4に貯留する。第二の改良点は、圧力放出路として働く第3の槽7を低温安全弁22を介して第2の槽4と結ぶ。槽7は逆止弁24により大気からの不純物の侵入を防止するので、安全弁22に不純物の滞留することを抑止する。 (もっと読む)


【課題】輻射シールド等から超電導磁石への熱の侵入量を低減し、超電導磁石が小型でありながら強磁場化が可能な極低温冷却装置を実現する。
【解決手段】超電導磁石1が配置された液体ヘリウム槽4内を、冷却するヘリウム槽冷却系(5〜11等)と、第1及び第2のシールド板15及び16を冷却するシールド冷却系(17、28、32、19、21、31、52等)とを別個独立に設け、熱シールド板15及び16とヘリウム槽冷却系との接触を、挿入孔38により回避し、超電導磁石1への熱侵入が充分に抑制されている。このため、超電導磁石1の温度を、従来に比べ、例えば、約1.2K低下させることができるので、超電導電流値を数十%アップできる。したがって、従来技術と同一の電流値を得る場合は、超電導磁石の巻き線長を数十%短くでき、超電導磁石を小型化し、軽量化できる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、引出し導体の絶縁被覆の破壊をより起こり難くでき、また引出し導体の熱膨張により発生する応力で引出し導体の保持部が破壊される恐れも低減できる超電導送電ケーブルの終端接続部を提供することにある。
【解決手段】 温度傾斜部12及び温度傾斜部12の上方に設けられている高電圧引出部13とを経て極低温から常温に引き出される引出し導体3を有する超電導送電ケーブルの終端接続部において、引出し導体3には温度傾斜部12内に位置する部分及び高電圧引出部13の下部に位置する部分に跨って絶縁被覆10が施され、絶縁被覆10が施された絶縁被覆部分の上方に延びる裸導体の部分には導体軸方向に摺動性を有する摺動性接続部30が設けられ、かつ引出し導体3の下端にはこの引出し導体3と略直交する超電導送電ケーブルの端末部とを電気的に接続する可撓性導体25が接続されていることを特徴とする。
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【課題】 特に真空容器の構造を重厚にすることなく前記外周壁と端壁との接合及び前記連結部材の張力調節の双方を可能にする。
【解決手段】 真空容器10の外周壁18と被冷却体12とを連結部材16を介して連結した後、その張力調整を行う前に前記外周壁18に前記真空容器10の端壁26を接合する。真空容器には操作窓を設けておき、この操作窓に外側から工具等を挿入して前記連結部材16の張力調節操作部50を操作し、その張力調節を終了した後、前記操作窓を封止する。 (もっと読む)


【課題】クライオスタットの内槽として、その強度が高く、接合部からの漏れの恐れのない内槽を製造することができるようにする。
【解決手段】型枠外筒11、型枠内筒12、型枠側板13、13を組み立てて内槽枠体15を作製し、この内槽枠体15の表面全体にFRPプリプレグを積層し、このプリプレグを硬化させる。内槽枠体15に一部をFRPプリプレグ成形法で作製してもよい。複数層のプリプレグの間に気体不透過性フィルムを間挿してもよい。 (もっと読む)


【課題】磁気共鳴イメージング・システムで使用するための複合構造並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】複合封止容器(12)は、非金属製で概して円筒状の内側格納区画(30)と、この内側格納区画(30)の周りに配置させた非金属製で概して円筒状の外側格納区画(28)と、を含む。これら内側と外側の格納区画(28、30)の端部位置に1対の非金属製フランジ(32、34)を配置させ、1つのキャビティ(24)をその内部に画定した閉鎖構造を形成させている。本容器はさらに、漏出防止性の圧力境界を形成するためにこの閉鎖構造の上側に配置させた金属製外部ライニング(16、18)を含む。 (もっと読む)


【課題】冷凍機の能力を有効に利用できるようにすることにある。
【解決手段】液体ヘリウムが貯液されたヘリウム容器4と、このヘリウム容器内の液体ヘリウム中に浸漬させて配設された超電導コイル1と、ヘリウム容器4を包囲するように設けられた輻射シールド5と、これらヘリウム容器および輻射シールドを包囲し、且つ内部が真空に保持された真空容器6と、真空容器側に設けられ、輻射シールドおよびヘリウム容器内で蒸発したガスヘリウムをそれぞれ冷却する冷凍機3とを備えた超電導磁石において、ヘリウム容器4内の液体ヘリウム中に没入させて設けられたヒータ19と、ヘリウム容器内のガスヘリウム雰囲気中に設けられ、ヘリウム容器内の圧力を測定する圧力計測手段20と、この圧力計測手段により測定されたヘリウム容器内の圧力に応じてヒータを制御してヘリウム容器内の圧力を所定の圧力に維持する圧力制御器22とを具備する。 (もっと読む)


【課題】検出コイルを効率よく冷却可能なSQUIDセンサ用デュワを提供する。
【解決手段】冷媒(1)を貯留する冷媒容器(11)に環状中空部(11a)を設け、該環状中空部(11a)を例えば超伝導材料管で構成し、SQUIDセンサの検出コイルとして機能させる。
【効果】検出コイルを冷媒(1)で直接冷却することが出来るため、検出コイルの貫通孔のサイズを数m程度にすることも可能になる。、試料(S)自体を冷却する必要もなくなる。 (もっと読む)


【課題】クライオスタット内にダイオード等の半導体を設置すること無く、超電導コイルを保護できるようにしたことにある。
【解決手段】クライオスタット内に収容された超電導コイル1と、前記クライオスタットの外部に設置され、超電導コイル1を励磁するための励磁電源10と、前記クライオスタット内に設置され、励磁電源10と超電導コイル1間に介挿された酸化物超電導体からなる電流リード9と、超電導コイル1に並列に接続された保護回路とで構成された超電導磁石において、超電導コイル1と電流リード9間に一端が接続され、前記クライオスタットの外部に導出された一対の補助リード27と、この一対の補助リード27間に前記クライオスタットの外部で直列に接続された放電抵抗14とで構成する。 (もっと読む)


【課題】冷凍機直接冷却型超電導マグネットにおいて、冷凍機の冷却能力を増大させたり、台数を増やさなくても予冷時間を大幅に短縮でき、かつ定常運転状態での侵入熱を抑制できる高性能で取扱性に優れたものにすること。
【解決手段】超電導コイルと、この超電導コイルを包囲する輻射シールドと、この輻射シールドを包囲する真空容器と、この真空容器に取着され、超電導コイル及び輻射シールドを冷却する冷凍機とを備えた超電導マグネットにおいて、超電導コイルは、輻射シールドから熱的なスイッチ機能を有する支持材により支持される。 (もっと読む)


【課題】電気ブッシングに沿う熱伝導損失を低くする。
【解決手段】電気ブッシングは、常温と低温の間の中間エンクロージャ(45)と、常温のエンクロージャ(48)とを順次通過し、絶縁性シース(41)に囲まれた中間電気導体(40)を備えている。接地電位に接続された導電性スクリーン(63)が、前記絶縁シース(41)を、低温のエンクロージャと接触する電気ブッシングの端部(43)から少なくとも中間温度のエンクロージャと常温のエンクロージャの接合点までの部分を覆っている。この発明は、特に、超伝導ケーブルへの接続に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導マグネットに関し、熱負荷の余裕が大きく高熱等を受けても超電導状態の破壊を防止できるようにする。
【解決手段】環状に形成された超電導コイル22と、超電導コイル22を包囲する熱シールド23と、熱シールド23を包囲する真空容器25と、真空容器25に取着され超電導コイル22および熱シールド23を冷却する冷凍機24とを備えた超電導マグネット21において、超電導コイル22を構成する超電導線29をコイル状に巻く工程の途中で、コイル層間に例えばErNiによって構成されたシート状の蓄冷材を巻込み、これによりコイル層間の熱容量を増加させる。 (もっと読む)


【課題】異なる低温容器又は一つの低温容器と外側ジャケットが互いに接触しないように、センタリングを可能にするクライオスタット構造を提供する。
【解決手段】低温容器(1)はクライオスタット構造の外側ジャケット(3)に結合された熱的に絶縁する懸吊チューブ(2)に懸吊され、さらに外側に配置された外側ジャケット(3)に対して、該低温容器(1)の周縁に分布される少なくとも3つのセンタリング要素(4)を用いて心合わせされ構造をとり、該各センタリング要素はアクチュエーター(7)の構成要素のサイズの変化により、クライオスタット構造内の温度に関わりなく、センタリング要素(4)に過大な荷重がかからない構造とする。 (もっと読む)


本発明によれば、装置(10)のチャネル(30)内に実質的に収容される熱伝導管(20)を含んでおり、熱伝導管が装置に熱的及び機械的に接触し、それを通る循環冷媒を収容するように構成されている装置(10)を冷却するための装置が提供される。本発明によれば、こうした装置を形成するための方法も提供される。本発明は、さらに、前記冷却装置を介して冷却される超伝導コイルを含むMRIシステムに関するものである。
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【課題】磁気抵抗センサを高い信頼性で丈夫に使用するには、非常に強力に固定されたピン層を有していなければならない。
【解決手段】水平に配置された超伝導磁気ツール500を使用して磁気抵抗センサを構築する方法を提供する。超伝導磁気ツール500は、持続される期間中に非常に高い磁場を発生させて、非常に高いピニング磁界を有する磁気抵抗センサの磁化を効果的に設定することができる。超伝導磁気ツールは、超伝導コイル504に取り囲まれたセラミックチューブ502を有する。チューブ502は、水平に方向付けられた縦軸を有しているため、数多くの重要な恩恵が得られる。ツール内でウェーハ202を含むセンサの操作が容易になる。ツール内へのウェーハ202のロードが容易になる。アニール中にウェーハ内の温度勾配と磁場勾配を防止する。ツールの高さを制限することによって、ツールのメンテナンスと保管が容易になる。 (もっと読む)


【課題】冷却時の熱収縮による低温のセンサの変位を補正し、センサと常温の試料を接近させる。
【解決手段】センサを冷却した場合に、銅ロッドあるいはサファイヤロッドの収縮によりセンサがサファイヤウインドウから離れる方向へ変位することを抑制するために、上記変位方向とは逆方向に、銅ロッドおよびサファイヤロッドが固定されている内槽がサファイヤウインドウ側に向けて変位する機構を用いる。 (もっと読む)


【課題】超電導機器の運転時に発生する熱収縮や電磁力などによる負荷に対し、十分な機械強度を持たせ、かつ低抵抗金属導体と酸化物超電導体との接続部分で発生する発熱を抑える。
【解決手段】真空断熱容器内に収納され冷却される超電導機器に常温側から通電電流を供給する超電導電流リード1において、複数枚の板状の酸化物超電導体2、2を間隙3を隔てて平行状態に配置し、かつ各酸化物超電導体2、2の両端を低抵抗金属製の電極端子4、4に接続する。 (もっと読む)


【課題】コールドヘッドをヘリウム容器のネックチューブに設置したりそれから取り外ししたりする際の安全を確保することができるクライオスタット構造を提供する。
【解決手段】極低温容器2は、外側シェルと少なくとも2つのサスペンションチューブを介して接続され、上方暖端が前記外側シェルに接続され且つ下方冷端が前記極低温容器2に接続されると共に多段極低温冷凍機のコールドヘッド3が内部に設置されたネックチューブ1を備え、前記極低温容器2は少なくとも1つの放射シールドにより囲繞されたクライオスタット構造において、前記極低温容器2と前記ネックチューブ1との間における流量を最小化させるか又は流体の通流を完全に遮断するように、前記ネックチューブ1の前記冷端を前記極低温容器2から離間させるべく手動で又は/及び自動的に作動可能なシールを含む構造とする。 (もっと読む)


【課題】 超電導ケーブル用の冷却装置において、万一の短絡等の事故で電力用ケーブルに臨界値を超える電流が生じたときに、過電流で冷却用液体が昇温し、熱膨張することにより冷却用液体あるいはその流路内の圧力が過度に上昇し、外周にある断熱管等に永久歪を生じさせることを防止する。
【解決手段】 超電導ケーブルを臨界温度以下に保持するための液体中に、液体膨張吸収用容器を有していることを特徴とする超電導ケーブル用冷却装置。超電導ケーブルを臨界温度以下に保持するための液体の境界壁に、該液体が事故による発熱で膨張して過度に圧力が上昇することを防止するため、液体膨張吸収用構造を有していることを特徴とする超電導ケーブル用冷却装置。 (もっと読む)


【課題】 MRIクライオスタットのネックチューブ内のヘリウムガス内に搭載される多段パルスチューブの蓄冷器とパルスチューブとの間の異なる温度特性に関連した対流損失を低減すること。
【解決手段】 MRIクライオスタットのネックチューブ内のヘリウムガス内に搭載される多段パルスチューブの蓄冷器とパルスチューブとの間の異なる温度特性に関連した対流損失は、一以上のパルスチューブと蓄冷器の間に、1つ以上の熱橋、及び/又は、断熱スリーブ、及び/又は、一以上のパルスチューブ及び蓄冷器内に、スペーサ及びスペーサチューブを設けることにより低減される。 (もっと読む)


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