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Fターム[5C038BB06]の内容

計測用電子管 (3,290) | 2次電子放出電極 (53) | チャンネルプレート用 (33)

Fターム[5C038BB06]に分類される特許

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【課題】コストダウンし且つ信頼性を高める。
【解決手段】電子増倍器100は、電気配線パターン20を有し貫通孔16が形成された絶縁性基板11と、絶縁性基板11の貫通孔16の一方側に配置され電気配線パターン20に電気的に接続されたMCP12と、MCP12の一方側に配置されMCP12に電気的に接続されたシールド板13と、貫通孔16の他方側に配置され電気配線パターン20に電気的に接続されたアノード15と、絶縁性基板11に固定されアノード15から信号を読み出すための信号読出し端子19と、を備えている。シールド板13は、厚さ方向から見てMCP12を含むように形成されている。シールド板13には、MCP12の少なくとも一部を露出させる貫通孔27が形成されている。ここで、絶縁性基板11、MCP12、シールド板13及びアノード15は、一体となるように互いに固定されている。 (もっと読む)


【目的】本発明は、電子検出装置および電子検出方法に関し、サンプルからの電子をほぼ完全に検出すると共に、チャネルによる増倍飽和による影響を低減して大きな入力電流まで比例した出力電流の検出することを目的とする。
【構成】電子を衝突させて2次電子を放出して増倍する第1の電子増倍手段と、第1の電子増倍手段に電子を加速して集束し衝突させる電圧を印加する第1の電圧印加手段と、第1の電子増倍手段より増倍されて放出された2次電子を衝突させて2次電子を放出して増倍する第2の電子増倍手段と、第2の電子増倍手段に第1の電子増倍手段から放出された電子を加速して集束し衝突させる電圧を印加する第2の電圧印加手段と、第2の電子増倍手段により増倍されて放出された2次電子を衝突させて電流を検出するアノードと、アノードに第2の電子増倍手段から放出された電子を加速して衝突させる電圧を印加する第3の電圧印加手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】MCPのイオンの入射方向上流側に配置されたグリッド電極で発生する二次電子に起因する検出誤差を防止することのできる荷電粒子検出器及び飛行時間型質量分析装置を提供すること。
【解決手段】入射されるイオンをMCP11,12を通過させて検出する荷電粒子検出器Xは,MCP11へのイオンの入射面11aに対向して配置されると共に該入射面11aの電位Vinより低い電位Vgが与えられたグリッド電極2を備えている。そして,グリッド電極2は,該グリッド電極2にイオンが照射されたときに発生する二次電子をMCP11の入射面11aに対して離間する方向に移動させる機能を有する。例えば,グリッド電極2は,イオンの入射方向の上流側から下流側のMCP11に向けて先細となる三角形の断面形状を有する複数のグリッド線21により形成されている。 (もっと読む)


【課題】電極とマイクロチャンネルプレートとの接触に伴って生じる検出信号のノイズを低減する。
【解決手段】マイクロチャンネルプレート2と、マイクロチャンネルプレートの一方の面の外周部上に配置され、中央部に検出対象のエネルギー線が入射される枠状の入力電極3と、マイクロチャンネルプレートの他方の面の外周部上に配置され、中央部に電子増倍された2次電子が放出される空間42Sが形成される枠状の出力電極4とを備え、出力電極は、マイクロチャンネルプレートに接触する第1枠状部41と、第1枠状部と同心状であって、第1枠状部におけるマイクロチャンネルプレートとは反対側の面に設けられ、内周端縁部42Eが第1枠状部の内周端縁部41Eよりも平面視で内方に位置し平坦面42Fを有している第2枠状部42とから構成される。 (もっと読む)


【課題】MCPの検出位置によって検出効率が異なる問題を解決する。
【解決手段】MCPを3枚用いた3段構成のMCP組立体を用いる。1段目のMCP81は電子の数を大きく増倍することを目的とせず、検出体を捕獲して2段目のMCP82に送り込むことを目的とする。1段目のMCP81のチャネルに衝突した検出体84,85は低い増倍率で二次電子に変換されて2段目のMCP82に入射し、チャネルに衝突しない検出体86は発散角が制限されて2段目のMCP82に入射する。これにより2段目のMCPのチャネル方向と検出体の進行方向が一致することを回避する。2段目及び3段目のMCPにより、MCP全面で十分に読み出し可能な電荷量まで二次電子数を増倍させる。 (もっと読む)


【課題】 微細チャンネルを有する薄型で変形を抑制することを可能とした矩形のMCPを提供する。
【解決手段】 MCP100は、矩形平板状であって、厚み方向に貫通する多数の孔(チャンネル)が多数配置された有孔部分10の両側に無垢ガス等で形成されたチャンネルを有しない無孔部分11を有している。そして、MCP100の両面には、それぞれ有孔部分10をはさんで、両側の無孔部分11にかかるような形で、入力側電極2と、出力側電極3がそれぞれ形成されている。 (もっと読む)


本発明は、チャンネル5の配列、基板2及び水素化非晶質シリコン膜3を有するマイクロチャンネルプレート1に関し、基板上に堆積した水素化非晶質シリコン膜3は50μmから200μmを有する厚み、好適には80μmから120μmを有する厚みを有し、前記膜はチャンネル5の配列を有する。基板2は、内部の読み出し電子回路及び画素化された集電極8を有する集積回路であり、膜3は基板2上に集積されているのが好ましい。チャンネル5は深反応性イオンエッチング(DRIE)プロセスによって形成してもよい。 (もっと読む)


タンパク質、オリゴヌクレオチドなどの大きな分子を含む分子を、室温又は室温に近い温度で、電界放出(FE)及び/又は2次電子放出(SEE)による電子の発生に基づいて検出する活性検出器及び方法を提供する。この検出器は、1つ又は複数の分子が接触する外面と、薄い金属層又は他のタイプの電子放出層を有する内面とを有する半導体膜を備える。半導体膜と接触した分子の運動エネルギーは、半導体膜を貫いて移動し、放出層から電子を放出させる。放出された電子を検出するために電子検出器が配置され、この電子検出器は任意選択の電子増幅手段を含む。 (もっと読む)


【課題】紫外線、赤外線、あるいは可視光等の光を高感度で検出することができ、位置分解能及び計数率特性に優れた光検出器を提供することを目的とする。
【解決手段】光検出器101は、入射する光を電子に変換して放出する光電変換部2と、光電変換部2に相対する位置に配置され、チャンバ7内のガスで電子を増幅して検出するピクセル型電極6と、光電変換部2の周囲に接触し、ピクセル型電極6に対して負電位となるマイナス電極9と、を備える。本光検出器は、光電変換部からピクセル型電極へ向けて広がる電場を形成しており、光電変換部が発生させた電子の位置情報を保ったまま相似拡張してピクセル型電極へ到達させることができる。 (もっと読む)


【解決手段】光電陰極と電子増倍器は真空透光容器内に設置され、電子収集極と電力供給極は真空透光容器を通過して外部回路と接続され、光電陰極は真空透光容器の内面全体を被覆し、電子増倍器は真空透光容器の内部中心に設置されて、光電陰極からの各方向の光電子を受けて増倍電子を生成する。光電陰極の面積を有効的に拡大し、単位受光面積あたりの光検出効率を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】 MCP(マイクロチャネルプレート)の交換が容易で、かつ、その入射面とイオン軌跡との直交性を高精度に確保することを可能とした質量分析装置を提供する。
【解決手段】 真空フランジ6と本体1とで構成される真空容器内にイオンが飛行するフライトチューブ2が配置されており、その末端にMCP群4がMCP−IN電極3を介して取り付けられている。真空フランジ6は、本体1に着脱可能に取り付けられ、MCP群4はその真空フランジ6に取り付けられた検出用の回路基板7上に設けられたスプリング710により、フライトチューブ2の端部に向けて付勢されてそのイオン飛行軌跡に対する直交性が確保されている。 (もっと読む)


【課題】用途に応じた特性を容易に得ることができる電子増倍器を提供する。
【解決手段】MCP2の周縁部23とMCP3の周縁部33同士を導電性のスペーサ層7を介して接合することによって、チャンネル部22,32同士の間に間隙12を形成する。これによって、特に高いゲインが必要とされる用途に用いる場合は、スペーサ層7の厚みを調節することによって、間隙12を大きくすることでゲインを増大させることができる。また、ゲインの増大と共に時間特性も要求される用途に用いる場合は、スペーサ層7の厚みを調節することによって、所望の特性が得られるように間隙12の大きさを調節することができる。以上によって、スペーサ層7の厚みを調節するだけで、用途に応じた特性を容易に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、より高い開口比(OAR)をもたらす非対称実装パターンを有するマイクロチャンネルプレートを製造する装置及び方法を提供する。
【解決手段】マイクロチャンネルプレートを作製するブールは、(a)各セットが六角形状境界ファイバーを形成するように配置された少なくとも2セットのファイバー列と、(b)2セットの六角形状境界ファイバーの間に配設される追加ファイバー列とを有する。追加ファイバー列は、水平方向に方向付けされた境界ファイバーの上に実装される水平方向に方向付けされたファイバー列を有する。水平方向に方向付けされた境界ファイバー列におけるファイバーは、追加ファイバー列における2つの連続するファイバーに隣接して実装され、ファイバーの三角形態配列を形成する。ファイバーの三角形態配列は、少なくとも90%の最大開口比(OAR)を形成する。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも2ディケードの入力信号Toの測定処理デバイスに関し、このデバイスは、その電源電圧Vmに基づいて指数関数的ゲインを有し、前記入力信号Toを受け取る電子増倍管4と、前記増倍管4の電源電圧Vmを提供する電源5と、そのゲインパラメータ10およびシフトパラメータ11が、調整可能であり、前記増倍管4の指数関数的ゲインを変化させながら出力信号範囲を規定する、電源5の制御回路6と、その出力が、電子増倍管4の出力信号IoGに基づいて測定ダイナミックレンジにわたり連続的に電子増倍管4の指数関数的ゲインを変化させるように、制御回路6の入力として受け取られ、前記デバイスの出力信号Voutを形成する、対数圧縮増幅器Tと、電子増倍管4の指数関数的ゲインの指数の値bを事前に決定し、前記事前に決定された指数の値bに基づいて、前記制御回路6のゲインパラメータ値10およびシフトパラメータ値11を計算する測定計算手段とを備える。本発明は、さらに、対応する漏洩検出器および測定処理方法に関する。
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マイクロチャネルプレートは、基板の頂面から基板の底面まで延在する複数のチャネルを画定する、水素に富むポリマー基板を含み、中性子は、複数のチャネルと相互作用して、少なくとも1つの二次電子を生成する。抵抗層は、実質的に一定の抵抗率でオーミック伝導を提供する、複数のチャネルの外面上に形成される。放出層は、抵抗層上に形成される。中性子相互作用生成物は、基板により画定される複数のチャネルおよび放出膜と相互作用し、複数のチャネル内でカスケード増幅して中性子の検出に関連した増幅信号を提供する二次電子を生成する。
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【課題】部品同士の位置精度を十分に確保しつつ、部品点数を減らし、組み付け作業を容易とし、小型化を図ることができるイオン検出器を提供する。
【解決手段】イオンを検出するファラデーカップ4と、MCP6とをそれぞれ一対の基板9,11で挟持する。このような構成とすることにより、各部品を一対の基板9,11で両側から固定することによって十分な位置精度を確保することができると共に、簡単な構成とすることで部品点数を少なくする。また、基板9,11で挟み込むだけの作業で各部品の位置決め作業と固定作業とを同時に行うことで、組み付け作業を容易に行う。更に、MCP6の入射面6aが、開口部2からファラデーカップ4へ向かう軸線Aに沿って延在するように配置することで、ファラデーカップ4の幅方向に沿うように配置した場合に比してスペースを有効に活用し、イオン検出器1の小型化を図る。 (もっと読む)


【課題】 応答速度が速くリニアリティを維持できる出力範囲を広くすることが可能なイオン検出器を提供する。
【解決手段】 このイオン検出器は、MCP13と、複数のスリットをそれぞれ有する複数の平板状ダイノードDY1〜DY9とを備えている。複数の平板状ダイノードDY1〜DY9は、MCP13の電子出力面13sに対して平行に、スペーサSを介して積層され、初段の平板状ダイノードDY1は電子出力面13sに平行に対向している。このイオン検出器によれば、mVに至るリニアリティを有する出力信号が得られ、そのパルス幅は600ps程度に短くすることができる。 (もっと読む)


【課題】放射線の検出効率を向上することができる電子増幅器及びこれを使用した放射線検出器を提供する。
【解決手段】入射電極101と検出部102との間に、板状絶縁層12とこの板状絶縁層12の両面に形成された平面状の導体層14,16とで構成された電子増幅板10が配置されている。この電子増幅板10には、電場を集束させるための貫通孔18が複数形成されている。また、入射電極101には、電子増幅板10に対向する面から上記貫通孔18に向けて伸長する柱状突起24が形成されている。さらに、これらの構成要素を収容するチャンバ104内には検出用ガスが充填されている。電極101に入射した放射線は、柱状突起24から一次電子を発生させ、発生した一次電子は、当該一次電子を発生させた放射線の入射位置に対応する位置に配置された貫通孔18に進入し、増幅される。 (もっと読む)


【課題】 装置のイオン光軸に対するMCPの入射面の精度を確保して質量分解能力を向上させたTOF−MSおよびそれに用いる荷電粒子検出装置を提供する。
【解決手段】 MCPをIN電極1とOUT電極とで挟み込み、その後にアノード電極、後方カバーを設置した荷電粒子検出装置100は、IN電極1より後方の構成部材がMCP入射面からみてIN電極1より内側に配置されており、後方の構成部材より外側に突出したIN電極1部分に設けられたフランジ部を利用してTOF−MSの筐体壁面330にネジ止め等により固定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 製造や取扱時のMCPの破損を予防することを可能とした構成を有するMCP組立体を提供する。
【解決手段】 1枚または複数のMCP5、6を入力側電極4、出力側電極7で挟み込んだ構成を有するMCP組立体10において、入力側電極4、出力側電極7の少なくとも一方(好ましくは双方)のMCP5、6に面する表面には、MCP表面に当接してこれを固定する略環状の当接面を有するとともに、この当接面の外周に、MCP表面から離隔する方向に後退している離隔表面を有している。 (もっと読む)


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