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Fターム[5D019BB29]の内容

超音波変換器 (5,012) | 圧電変換器の構成 (1,334) | 電極の構成 (264) | 多層構成の電極 (32)

Fターム[5D019BB29]に分類される特許

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【課題】所望高周波成分の送波時の出力音圧あるいは受波時の出力電圧が1次モードのそれらよりも大きくなるようにする。
【解決手段】圧電層24は、その層間及び両端の圧電体の表面に電極を有し、該電極によって電気信号の入出力を行う。圧電体は、それぞれ厚み方向に残留分極を有し、圧電正効果による電気変位又は電場の符号と残留分極の向きあるいは結晶軸との関係について、固定端側から4P+1段目となる圧電体における関係を基準関係としたとき、これに接する4P+2段目及びその上の4P+3段目の圧電体では基準関係とは反対の関係、さらにその上の4P+4段目の圧電体では基準関係と同一の関係となる周期性を持つように配列される。圧電層24から固定端側に伝播する振動を反射させるための、圧電層24よりも音響インピーダンスの大きいデマッチング層23を、圧電層24の固定端側に設ける。 (もっと読む)


【課題】電極の電気抵抗が小さい圧電素子を用いる超音波プローブ、及び、超音波画像診断装置を提供する。
【解決手段】圧電素子10は、開口部111を有する基板11と、開口部111を閉塞する可撓性を有する支持膜12と、支持膜12上に形成されるとともに、平面視において、開口部111内に設けられる下部電極本体部21、および下部電極本体部21に接続されて、開口部111内外に跨って設けられる下部電極線部22を有する下部電極層20と、平面視において、開口部111内で、下部電極本体部21上に形成される第一圧電体層30と、平面視で開口部111の内外に跨って形成されるともに、少なくとも一部が第一圧電体層30に積層され、かつ下部電極層20と絶縁される上部電極層50と、支持膜12上で、下部電極線部22の少なくとも一部を覆って形成される第二圧電体層40と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】超音波トランスデューサにおける圧電素子配列の位置精度を確保することにより、超音波プローブから放射される超音波ビームの形状や放射方向の精度を確保することが可能な超音波トランスデューサおよび超音波プローブを提供する。
【解決手段】超音波トランスデューサおよび超音波プローブにおいて、第1プリント基板に対し第1の圧電体および第2圧電体が配置されると、第1プリント基板の第1電極リード及び第2電極リードが第1の凹溝または第2の凹溝に収納され、第1プリント基板の面と、第1の圧電体および第2の圧電体の側面との間に生じる間隙を低減させる。 (もっと読む)


【課題】より簡易に製造でき得る振動子を提供する。
【解決手段】振動子は、上面および下面に電極が設けられた複数の圧電体22を面方向にずれた状態で積層した積層体であって、前記電極により当該積層体の上面、下面および圧電体間に電極層24が形成された積層体と、前記積層体の上面に配置されたグランド電極30と、前記積層体の下面に配置されたシグナル電極32と、積層方向にのみ導電性を発揮する姿勢で配される複数の異方導電体28と、を備える。異方導電体28は、圧電体22をずらして積層することで外部に露出した電極層24の露出部分と、前記グランド電極30、シグナル電極32、他の電極層24の露出部分のいずれか一つの間に配置されることで、偶数番目の電極層24−2,24−2同士および奇数番目の電極層24−1,24−3同士を電気的に一つに接続する。 (もっと読む)


【課題】多層圧電体を用いて高調波を送受波するにあたって、高調波成分を増加させると同時に基本波成分を減衰させる。
【解決手段】3層圧電体を用いて3次高調波を送受波するにあたって、その3層を分極方向を揃えて積層するのではなく、一部の向きを反方向にするとともに、電極引回しを工夫する。具体的には、互いに隣り合う圧電体の離反側の面の電極同士を連絡して2つの端子にそれぞれ接続する。そして、圧電体1の残留分極の向き(+P)を基準として、圧電体2を同方行(+P)、圧電体3を逆方平行(−P)とすると、端子間の電気変位は、λ/4共振ではその感度が打ち消され、3λ/4共振においては強調される。こうして、フィルタやアンプを用いることなく、基本波を抑え、3次高調波を抽出することができる。 (もっと読む)


【課題】振動特性に優れ、広帯域高感度の積層型超音波トランスデューサ用圧電基板積層体の製造方法の提供。
【解決手段】第1圧電基板には、上面に第1溝,下面に第2溝を設けて、電極層を第1電極,第2電極に分離して形成する。第2圧電基板には、上面に第3溝,エッジに研磨部を設けて、第3電極,第4電極に分離して形成する。前記第1圧電基板の前記第2溝と前記第2圧電基板の前記第3溝とが向かい合うように前記第1圧電基板と前記第2圧電基板とを積層し、前記第1電極と前記第4電極とを第1電極ノード42に形成し、前記第2電極と前記第3電極とを第2電極ノード44に形成する。前記第2溝は、前記第1溝よりも広く、前記第3溝の広さと同じに形成する。 (もっと読む)


【課題】矩形振動子に加え、矩形以外の圧電振動子を用い、圧電素子の背面にフレキシブルプリント基板を接合する構成を用いた、折り曲げ部を保護層で保護した超音波プローブを提供すること。
【解決手段】一部に盛り上がり部を有するベース層と、前記ベース層の圧電素子側の面に前記ベース層に沿って形成され、前記盛り上がり部に対応する一部で前記圧電素子の背面に接地された信号電極に接続される信号配線層と、前記盛り上がり部に対応する前記信号配線層の一部を挟んで両側に形成された保護層とを備え、前記盛り上がり部に対応する前記信号配線層の一部の前記圧電振動部品側の面と、前記信号電極の背面とが接続され、前記保護層の前記圧電振動部品側の面と、前記信号電極の背面とが接続されたフレキシブルプリント基板を具備するよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】超音波画像の画質劣化を招くことなく、超音波および反射波の送受信感度を向上させる。
【解決手段】超音波プローブ11は、送信用超音波トランスデューサ(UTt)27aと受信用超音波トランスデューサ(UTr)27bを有する。UTt27aは積層圧電素子、UTr27bは単層圧電素子である。UTt27a、UTr27bは、AZ方向に交互に並べられ、これらの組で超音波および反射波を送受信する1チャンネルを構成する。UTt27aはパルサ50が実装された送信回路基板31aに、UTr27bは受信アンプ53が実装された受信回路基板31bにそれぞれ接続される。UTr27bおよび受信アンプ53は、電気容量性の伝送線路を介さず直接接続される。 (もっと読む)


【課題】送受信感度が向上しながらも構成および製造が比較的簡単な超音波トランスデューサを提供する。
【解決手段】UTアレイ21は、ガラス−エポキシ樹脂等の平板状の台座25上に、バッキング材26、下部電極27、超音波および反射波を送受信する送受信用圧電体28、第一音響整合層29、反射波を受信する受信用圧電体30、上部電極31、第二音響整合層32及び音響レンズ33が順次積層された構造を有する。第一音響整合層29は導電性を有しており、送受信用圧電体28及び受信用圧電体30に共通する電極を兼ねる。 (もっと読む)


【課題】送受信特性を低下させることなく小型化が可能な送受信装置およびこれを用いた超音波センサを提供する。
【解決手段】圧電素子22が、複数の第1内部電極31と複数の第2内部電極32とが圧電体33を介在してそれぞれ対をなして交互に積層された積層圧電体30を有している。そして、受信部27は、音響整合部材21近傍である各第1内部電極31および各第2内部電極32の一部と、これら両内部電極31、32間に介在する各圧電体33と、第1受信用外部電極23および第2受信用外部電極24とにより構成され、送信部28は、各第1内部電極31および各第2内部電極32の残部と、これら両内部電極31、32間に介在する各圧電体33と、第1送信用外部電極25および第2送信用外部電極26とにより構成される。 (もっと読む)


【課題】製造が容易であり、圧電層と印刷回路基板との間の接合不良による性能低下を防止できるように構造を改善した超音波診断装置用プローブ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複数の吸音体を備える吸音層と、互いに離隔して形成される複数の電極を備えており、前記各吸音体の間に挟まれて接合される第1連結部と、前記第1連結部と離隔するように前記各吸音体の間に挟まれて接合される接地連結部と、前記複数の電極及び前記接地連結部と電気的に連結されるように配置される圧電体とを備えた超音波診断装置用プローブを提供する。 (もっと読む)


【課題】圧電素子を採用した積層圧電素子2Dアレイが生成する超音波信号の強度を高くするには、超音波の受信方向に対して垂直方向に、各々の圧電素子を精度よく位置決めする必要がある。そこで、各々の圧電素子を精度よく位置決めすることで、高い強度の超音波信号を生成する超音波探触子及びその作製方法を提供する。
【解決手段】所定形状を有する少なくとも一つの表面電極と、所定形状を有する裏面電極とを有する有機圧電膜を平行に複数備える超音波探触子であって、前記複数の有機圧電膜を所定の入射光が透過する率を5%以上とする。 (もっと読む)


【課題】有機無機積層型の超音波振動子を作成するにあたって、音軸のずれを無くす。
【解決手段】無機圧電素子33上に有機圧電素子34を積層して成る超音波振動子31において、有機圧電層34aを素子分離する個別の信号電極の形成を、不溶解性の微粒子を分散したスラリーを塗布し、媒質を乾燥させることで紛体堆積層47を形成し、その後、超音波振動子31の上下を反転し、既に完成している送信用の無機圧電層33aを一部の出力に調整して駆動することで適切な振動を発生させ、その振動によって、素子分離(切出)されている無機圧電層33a上の領域48に堆積している粉体を篩落とし、得られた残留粉体をマスクとして行う。したがって、自己整合によって、有機圧電素子34の信号電極には、ダイシングなどによる該無機圧電層33aの素子分離(切出)のばらつきを正確に反映させることができ、音軸(ビームフォーミング)のずれを無くすことができる。 (もっと読む)


本発明は、超音波変換器等の電気的構成要素の製造のための方法を特徴とする。具体的には、本発明は、例えば、電気回路への超音波変換器の接続の際に、電極をパターン化する方法、金属を表面に蒸着する方法、および超音波変換器用の統合整合層を作製する方法を提供する。本発明は、また、本明細書において説明される方法によって生産される超音波変換器を特徴とする。本発明はさらに、上述の方法によって生産される超音波変換器を特徴とする。
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【課題】超音波振動子の小型化及び高出力化を図る。
【解決手段】本発明の超音波振動子1は、複数の圧電素子8〜11と複数の負極端子板14、16、18、正極端子板15、17とを交互に積層して一体化した圧電素子ユニット28と、負極端子板16(又は正極端子板15)における側面16c(又は15c)の一部を覆う絶縁層31(又は32)と、負極端子板16(又は正極端子板15)における各主面16a、16b(又は15a、15b)と圧電素子9、10(又は8、9)を介してそれぞれ隣り合う正極端子板15、17(又は負極端子板14、16)どうしの間を絶縁層31(又は32)の外側から接続する導電層33(又は34)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、シート状の有機圧電材料を複数積層した有機圧電体を含む積層型圧電素子および該製造方法ならびに該積層型圧電素子を備えた超音波探触子および超音波診断装置を提供する。
【解決手段】本発明では、圧電現象を利用することによって電気信号と超音波信号とを相互に変換する積層型圧電素子において、有機圧電材料から成るシート状の有機圧電層241と、有機圧電層241の一方主面上に形成された電極層242と、有機圧電層241の他方主面上に形成された接着層243とを備える有機圧電シート24を複数積層した有機圧電体24aを備える。 (もっと読む)


【課題】静電力を効率よく振動膜に伝えて振動膜の振幅を大きくすることができる、静電型トランスデューサを提供する。
【解決手段】振動電極層を有する振動膜と、貫通穴および該貫通穴に隣接して前記振動膜との間に印加される電圧により静電力を発生させる電極部を有する第1の電極と、貫通穴および該貫通穴に隣接して前記振動膜との間に印加される電圧により静電力を発生させる電極部を有する第2の電極と、を備え、前記第1の電極と前記第2の電極は、前記振動膜の両面側にそれぞれ対向して配置され、前記第1の電極の有する電極部および前記第2の電極の有する電極部と前記振動膜との間に印加される電圧により発生した静電力で振動する振動膜の振動部分の中央部に対向する位置において、前記第1の電極には貫通穴が位置し、前記第2の電極には貫通穴が位置しないことを特徴とする静電型トランスデューサ。 (もっと読む)


【課題】フレキシブル配線基板から振動子の電極が剥がれる断線等の事故を防止することができる構造を有する超音波用探触子を提供する。
【解決手段】この超音波用探触子は、(a)所定の配列で配置されている複数の圧電体と、複数の圧電体の第1の面に形成された少なくとも1つの共通電極と、複数の圧電体の第2の面にそれぞれ形成された複数の信号電極とを含む振動子アレイと、(b)少なくとも1つの共通電極上に形成され、圧電体よりも小さい音響インピーダンスを有する音響整合層と、(c)複数の信号電極にそれぞれ接合される複数のランドを有し、複数の信号電極間において応力を緩衝するためのたわみ部が形成されるように複数の信号電極に固定されたフレキシブル基板と、(d)フレキシブル基板上に固定されたバッキング層とを具備する。 (もっと読む)


【課題】クロストークを抑制することのできるアレイ探触子、アレイ探触子デバイス、およびアレイ探触子の製造方法を提供する。
【解決手段】アレイ探触子1は、基板101と、基板101上に設けられた下部電極102と、下部電極102の周囲に設けられたスペーサ105と、スペーサ105の上面に張られた膜状の上部電極106と、上部電極106の表面に設けられた保護膜107とを備えてなるダイヤフラム構造を有する超音波探触子100をアレイ状に複数配列して構成され、複数の超音波探触子100は、1枚の薄膜電極を上部電極106として共用している。 (もっと読む)


【課題】 cMUTとpMUTとを組み合わせた超音波振動子を提供する。
【解決手段】 マイクロマシンプロセスを用いて製造される超音波振動子は、超音波を送信させるための制御信号が入力される第1の電極と、前記第1の電極が形成されている基板と、前記第1の電極と所定の空間を隔てて対向している接地電極である第2の電極と、前記第2の電極が積層され、前記第1及び第2の電極間に電圧が印加されることにより振動して前記超音波を発生させるメンブレンと、前記メンブレンと接している圧電膜と、前記圧電膜と導通している第3の電極とを備えることにより、上記課題の解決を図る。 (もっと読む)


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