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Fターム[5F045CA11]の内容

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【課題】光取り出し向上の目的で凹凸を有する発光素子を形成するエピタキシャル成長基板に、縦方向成長により凹凸を埋めるようにIII族窒化物系化合物半導体を形成する。
【解決手段】凹凸を設けたサファイア基板にAlNバッファ層を介して埋め込みn−GaN:Si層を成長させた。比較のため、凹凸を設けた基板にSiを添加せずにi−GaN層を成長させたものと、凹凸を設けない基板にSiを添加せずにi−GaN層を成長させたものを用意した。エピタキシャル膜表面を塩化水素(HCl)ガスで処理し、貫通転位をピットに変換した。凹凸基板にn−GaN:Si層を成長させた場合(1.C)は、凹凸の無い基板にi−GaN層を成長させた場合(1.A)と同様にピットが多数形成されたが、密度は均一で、集中するようなことは無かった。凹凸基板にi−GaN層を成長させた場合(1.B)は、基板の凸部の上方に転位が集中し、大きなピットとなった。 (もっと読む)


【課題】非極性面または半極性面を主面とするGaN半導体層を用い、p型層に意図的に積層欠陥を設けることで、ホール濃度を高く形成し、良好な偏光状態の光を取り出すことができる発光ダイオード、および、レーザ発振効率を高め、閾値電流を低減することができる半導体レーザダイオード。
【解決手段】c面以外の非極性面または半極性面の面方位を結晶成長の主面とする化合物半導体(100〜108)からなる積層構造を有する半導体発光素子であって、積層構造の一つに積層欠陥Iを発生させるp型半導体層108を設けることによって、p型半導体層108の下部に比べて、p型半導体層108より後に積層される結晶成長層の方が結晶欠陥が多いことを特徴とする半導体発光素子。 (もっと読む)


本発明は、半導体発光素子及びその製造方法に関するものである。
本発明に従う半導体発光素子は、電子を放出する第1半導体層、ホールを放出する第2半導体層、前記電子とホールとの結合により光を出す活性層を含む発光構造層を含み、前記発光構造層のうち、少なくとも1層は少数キャリヤを含む。
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【課題】良好な発光出力と低駆動電圧を有する窒化ガリウム系化合物半導体発光素子を提供すること。
【解決手段】基板上に、発光層、発光層の一方の側に接するnクラッド層および発光層の他方の側に接するpクラッド層を有する窒化ガリウム系化合物半導体発光素子において、nクラッド層はInGaNを含む窒化ガリウム系化合物半導体であり、pクラッド層はAlGaNを含む窒化ガリウム系化合物半導体であり、発光層は、GaNからなる障壁層とInGaNからなる井戸層(活性層)とが交互に積層され、nクラッド層と接する層およびpクラッド層と接する層を共に障壁層とする多重量子井戸構造であり、井戸層が厚膜部および薄膜部からなり、井戸層の下面(基板側)は平坦であり、上面の凹凸により厚膜部および薄膜部が構成されていることを特徴とする窒化ガリウム系化合物半導体発光素子。 (もっと読む)


【課題】品質の良い非極性面III族窒化物の単結晶からなる自立基板を高い生産性で得る方法を提供する。
【解決手段】非極性面III族窒化物からなる下地膜2を基板1上に気相成長法により形成する。下地膜2上に金属膜を形成する。この金属膜を窒化することによって、空隙を有する金属窒化物膜4を設ける。金属窒化膜4上に種結晶膜5を気相成長法により形成する。非極性面III族窒化物の単結晶6を種結晶膜5上にフラックス法によって育成する。単結晶6は金属窒化物膜4に沿って基板1から容易に剥離する。 (もっと読む)


【課題】a面に関連した非極性窒化ガリウム系半導体を用いると共に良好な発光強度を提供できる構造の窒化物系半導体発光素子を提供する。
【解決手段】活性層17は、波長440nm以上550nm以下の範囲の発光波長の光を発生するように設けられる。第1導電型窒化ガリウム系半導体領域13、活性層17および第2導電型窒化ガリウム系半導体領域15は、所定の軸Axの方向に配列されている。活性層17は、六方晶系InGa1−XN(0.16≦X≦0.35、Xは歪み組成)からなる井戸層を含み、インジウム組成Xは歪み組成で表されている。六方晶系InGa1−XNのa面が所定の軸Axの方向に向いている。井戸層の厚さは2.5nmより大きく10nm以下である。井戸層の厚みを2.5nm以上にすることによって、発光波長440nm以上の発光素子を作製することができる。 (もっと読む)


【課題】有機金属化合物のIII族原料とヒドラジン誘導体を含むV族原料とを用いた低抵抗なp型窒化物系半導体層を含む窒化物系半導体積層構造を提供する。
【解決手段】基板と、この基板上に配設され、有機金属化合物のIII族原料、アンモニアとヒドラジン誘導体とを含むV族原料、及びp型不純物原料を用いて形成され、含有する炭素濃度が1×1018cm―3以下であるp型窒化物系半導体層と、を備えたもので、抵抗値が低いp型窒化物系半導体層を含む動作効率の良い窒化物系半導体積層構造を構成することができる。 (もっと読む)


【課題】ピエゾ電界の発生を低減させるのに有利な半極性窒化物半導体を加工基材に選択成長させる際に、マスキング技術を利用することなくの特性ファセット面に選択成長させ、しかもその選択成長により形成された半極性窒化物半導体の結晶品質を高める。
【解決手段】(311)Si基材10の(311)面10aに、互いに平行に延びて対向する斜め上向き及び斜め下向きの側面たる(1−11)面31及び(−11−1)面32を有し、かつ(311)Si基材10の<1−1−2>方向に沿って延びる複数の溝30を形成する。次いで、窒化物半導体を結晶成長させて、(11−22)面20aを主面とする窒化物半導体膜(GaN膜20)を形成する。溝30の幅dを20μm以下、深さhを0.2μm以上にするとともに、1≦h/dに調整することにより、溝30のうち(1−11)面31に窒化物半導体を優先的に結晶成長させる。 (もっと読む)


【課題】バリア層と井戸層との格子不整合に起因するピエゾ電界の増大を抑制可能な窒化物系半導体装置を提供する。
【解決手段】量子井戸構造を有する活性層3を備え、活性層3が、AlaInbGa1-a-bN(0<a≦1、0<b≦1)からなる第1及び第2のバリア層311、312と、第1及び第2のバリア層311、312間に配置された、AlxInyGa1-x-yN(0<x<1、0≦y<1)からなる井戸層32とを備え、アルミニウム(Al)及びインジウム(In)の組成比が、井戸層32より第1及び第2のバリア層311、312の方が高い。 (もっと読む)


【課題】Inを含むIII族窒化物半導体からなる発光層上に、p型の窒化アルミニウムガリウムからなるクラッド層を、発光層の結晶品質を劣化させることなく積層することが可能となるための条件を示し、発光効率に優れたIII族窒化物半導体発光素子を提供する。
【解決手段】基板上に、MOCVD法により、III族窒化物半導体からなるn型クラッド層103、InGaN層を含む発光層105、窒化アルミニウムガリウム層からなるp型クラッド層107を順次接して積層し、n型クラッド層、発光層、p型クラッド層でダブルヘテロ構造の発光部を形成するIII族窒化物半導体発光素子の製造方法である。この場合、p型クラッド層107の成長雰囲気中にインジウム原料を供給し、p型クラッド層の成長温度を800℃〜1000℃の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】シリコン基板と窒化物半導体層との界面において発生するクラックが無い半導体基材とこの基材から得られる半導体素子並びにこれらの製造方法を提供すること。
【解決手段】シリコン基板と、該シリコン基板上に形成された窒化物半導体層からなり、前記シリコン基板が、平面視格子状に形成された溝を介して所望の窒化物半導体素子のサイズに応じた複数の領域に区画されており、前記窒化物半導体層が、該複数の領域の夫々に独立して形成されており、前記シリコン基板と前記窒化物半導体層との間にBN系バッファ層が介在してなる半導体基材とし、この基材を分割して半導体素子を得る。 (もっと読む)


【課題】窒化物系化合物半導体の結晶成長後のプロセスにおける窒素抜け(欠陥形成)を防止し、窒化物系化合物半導体の結晶表面にダメージを与えることなく当該保護膜を除去する手法を提供すること。
【解決手段】窒化物系化合物半導体の結晶成長に続いて、同一の結晶成長装置内で、p型コンタクト層7の表面に保護層8を形成する。このときの成膜温度Tは、650℃≦T≦1050℃の範囲とする。この保護層は2以上の層を積層させたものであり、下層8aと上層8bの2層で構成されている。保護層8は、Si、Al、およびNを含有する膜であり、例えば、下層8aが厚さ1nm〜100nm程度のSiN層(x>0)であり、上層8bが厚さ1nm〜20nm程度のAlGa1−yN層(0.5≦y≦1)とされる。保護層8の適正な総厚Lは保護層の組成に依存するが、2nm≦L≦120nmの範囲で選択される。 (もっと読む)


【課題】高品質の単結晶ZnO基板を、従来に比して安価に製造する方法を提供する。
【解決手段】単結晶ZnO基板の製造方法であって、(a) SiO2絶縁層2と、その上に設けられた、表面を構成する単結晶シリコン層1とを含む、半導体基板を準備するステップと、(b)単結晶シリコン層1を表面側から、絶縁層2上に3〜7nmの厚みだけ残して酸化するステップと、(c)生じたSiO2 層4を除去するステップと、(d)残った単結晶シリコン層1’に、加熱しつつキャリアガスと炭化水素ガスを供給して全層を単結晶SiC層5へと変換するステップと、(e)単結晶SiC層5の表面に化学気相成長により厚み0.1〜5μmの単結晶ZnO層6を形成するステップと、(f)単結晶ZnO層6をアニールするステップと、 (g)アニールされた単結晶ZnO層6の表面に化学気相成長により単結晶ZnO層6’を形成して単結晶ZnO層6の層厚を増加させるステップとを含む、製造方法。 (もっと読む)


【課題】バルク全体にわたって低抵抗化が可能な高品質のp型ドーパントを含む窒化物系化合物半導体の結晶成長方法を提供すること。
【解決手段】本発明の結晶成長方法においては、p型ドーパントを含む、組成変調のない(III族元素と窒素元素の組成比が一定の)III族窒化物系半導体を結晶成長させるプロセスにおいて、Mgなどのドーパントの原料供給量(例えばCpMg)を実質的に一定に維持する一方、III族元素の原料供給量(例えばTMG)を連続的に増大させるという工程が設けられる。この方法により、ドーパント原料供給量とIII族元素原料供給量を何れも一定とした場合に比較して、結晶中でのドーパント濃度の深さ方向プロファイルを均一化することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】窒化物系半導体基板の上に平坦性と結晶性に優れたエピタキシャル膜が成膜された、窒化物系半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置である発光装置は、窒素と化合物を形成する3B族元素であるGaと窒素とを含む化合物から形成されるGaN基板1と、GaN基板1の上に形成されたGaと窒素とを含むエピタキシャル半導体膜であるn型バッファ層2とを備えている。そして、10μm×10μmの範囲におけるGaN基板1の表面粗さが、平均自乗平方根粗さで、15nm以下であり、n型バッファ層2の表面部が、100μm〜150μmのピッチで生成した高さ50nm〜150nmの凹凸を有しない。 (もっと読む)


【課題】ドット状発光層を有する発光素子の製造方法において、安定した歩留まりおよび発光素子特性を得ること。
【解決手段】第1の基板上にドット状発光層を有する発光素子構造を形成する工程とその発光素子構造の表面にイオン照射を行ったのち第1導電性酸化膜層を形成する工程、第2の基板表面にイオン照射を行ったのち前記第1導電性酸化膜層と同じ材料の第2導電性酸化膜を形成する工程、第1導電性酸化膜層と第2導電性酸化膜層の表面にイオン照射を行い接着させる工程、化学薬品を用いて第1の基板からドット状発光層を有する発光素子構造を剥離する工程、および剥離後の表面にイオン照射を行ったのち第3導電性酸化膜層を形成する工程を具備する。 (もっと読む)


【課題】裏面での変色の発生を抑制することが可能なエピタキシャル基板の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に従ったエピタキシャル基板の製造方法は、GaN基板を準備する工程としての基板準備工程と、基板配置工程と、成膜工程とを備える。基板配置工程では、GaN基板10を、炭化珪素(SiC)を含む表面層を有するサセプタ4上に、炭化珪素とは異なる材料からなる中間部材12を介して配置する。成膜工程では、サセプタ4上に配置されたGaN基板10の表面と対向する領域にアンモニアを含む反応ガスを供給することにより、GaN基板10の表面上にエピタキシャル膜を成長させる。 (もっと読む)


【課題】比較的高い光の取り出し効率を維持しつつ、電気的特性の高い半導体基板、半導体素子、発光素子及び電子素子を提供すること。
【解決手段】シリコン基板上にZrNからなるバッファ層を設けた場合に、当該ZrNの結晶性が極めて高くなる。また、ZrNからなるバッファ層を設けた場合に、光反射率が65%を超える。そこで、Si(111)からなる基板2と、当該基板2上に設けられたバッファ層3と、バッファ層3上に設けられた半導体層4とを具備し、このバッファ層3がZrNからなることとしたので、比較的高い光の取り出し効率を維持しつつ、電気的特性の高い半導体基板1を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、追加の工程を必要とすることなく転位密度低減を図ったGaN層の選択成長方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
凹凸表面を有するサファイア基板を用意し、成長温度T(℃)と、水素と窒素を含むガス雰囲気に係るF値(=水素流量/(水素流量+窒素流量))を調整することにより、凸部からの成長を抑止する一方凹部からの成長を促進させ、サファイア基板の凹部から成長を開始して凸部上に横方向成長させることを特徴とするMOVPE法によるGaN層の選択成長方法。 (もっと読む)


【課題】窒化物系化合物半導体で形成される井戸層を短波長化を抑えて良好な結晶性をもって形成できる、発光効率の高い発光素子用の化合物半導体エピタキシャル基板の製造方法を提供すること。
【解決手段】バリア層であるGaN層15Aと井戸層であるInGaN層15Fとバリア層であるGaN層15Bとがこの順序で積層されて成るダブルヘテロ構造を有する化合物半導体エピタキシャル基板の製造方法において、GaN層15Bを所要の層厚に気相成長する場合に、先ず所要の層厚よりも薄いGaN層15KをInGaN層15Fの上に成長した後に、GaN層15Kの成長に続けてGaN層15Lを残りの層厚分だけ成長するようにした。 (もっと読む)


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