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Fターム[5F045CA11]の内容

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【課題】発光強度及び歩留を高度に両立することが可能なIII族窒化物半導体基板、エピタキシャル基板及び半導体デバイスを提供する。
【解決手段】半導体デバイス100では、S換算で30×1010個/cm〜2000×1010個/cmの硫化物、及び、O換算で2at%〜20at%の酸化物が表面層12に存在することにより、エピタキシャル層22とIII族窒化物半導体基板10との界面においてCがパイルアップすることを抑制できる。このようにCのパイルアップを抑制することで、エピタキシャル層22とIII族窒化物半導体基板10との界面における高抵抗層の形成が抑制される。これにより、エピタキシャル層22とIII族窒化物半導体基板10との界面の電気抵抗を低減することができると共に、エピタキシャル層22の結晶品質を向上させることができる。したがって、半導体デバイス100の発光強度及び歩留を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】特性のよい半導体デバイスの製造が可能な主面の面方位が(0001)および(000−1)以外のGaN基板の保存方法などを提供する。
【解決手段】本GaN基板の保存方法は、平坦な第1の主面1mを有し、第1の主面1m上でその外縁から3mm以上離れた任意の点Pにおける面方位が、その任意の点Pにおける(0001)面または(000−1)面1cに対して50°以上90°以下で傾斜している任意に特定される結晶面1aの面方位に対して、−10°以上10°以下のずれ傾斜角Δαを有するGaN基板1を、酸素濃度が15体積%以下および水蒸気濃度が20g/m3以下の雰囲気中で保存する。 (もっと読む)


【課題】半導体デバイスの発光強度を向上させることが可能なIII族窒化物半導体基板、エピタキシャル基板及び半導体デバイスを提供する。
【解決手段】半導体デバイス100では、表面10aが特定の面方位を有した上で、S換算で30×1010個/cm〜2000×1010個/cmの硫化物、及び、O換算で2at%〜20at%の酸化物が表面層12に存在することにより、エピタキシャル層22とIII族窒化物半導体基板10との界面においてCがパイルアップすることを抑制できる。これにより、エピタキシャル層22とIII族窒化物半導体基板10との界面における高抵抗層の形成が抑制される。したがって、半導体デバイス100の発光強度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】エピタキシャル層のインジウムの取り込み効率を向上させることが可能であると共に、反りを抑制することが可能なIII族窒化物半導体基板の製造方法を提供する。
【解決手段】III族窒化物半導体基板の製造方法は、III族窒化物半導体のインゴット5をワイヤ7によりスライスし、III族窒化物半導体基板を得るスライス工程を備え、スライス工程において、インゴット5を{0001}面から<1−100>方向に傾斜した軸方向にスライスし、主面が{20−21}面となるようにIII族窒化物半導体基板を得る、もしくは、インゴット5を{0001}面から<11−20>方向に傾斜した軸方向にスライスし、主面が{22−43}面又は{11−21}面となるようにIII族窒化物半導体基板を得る。 (もっと読む)


【課題】特性を向上させることができる窒化物半導体素子、その窒化物半導体素子の製造方法および窒化物半導体発光素子、ならびに結晶性を向上させることができるとともに表面の平坦性に優れた窒化物半導体層の製造方法を提供する。
【解決手段】窒化珪素層上に窒化珪素層の表面に対して傾いた表面を有する第1の窒化物半導体層を積層した後に、第1の窒化物半導体層上に第2の窒化物半導体層を積層する窒化物半導体層の製造方法、その窒化物半導体層を含む窒化物半導体素子および窒化物半導体発光素子ならびにその窒化物半導体素子の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 非極性面上に低抵抗な半導体結晶が形成された半導体を提供する。
【解決手段】 本発明の半導体は、基板101と、前記基板101の主面上に積層されたp型層108および109とを含み、前記基板主面は、非極性面であり、前記p型層108および109は、III族窒化物半導体およびII族酸化物半導体の少なくとも一方から形成され、且つ、前記p型層108および109の上面が、前記基板主面と面方位が異なるファセット面を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】複数種類の面方位のYAG(YAl12)のいずれにも簡易な工程でIII族窒化物半導体層を形成する半導体素子の製造方法の提供。
【解決手段】半導体素子10において、YAG基板12は、面方位(100)、(110)、(111)のいずれかの単結晶基板として形成される。半導体素子10を製造する場合、まずYAG基板上にTMAlガスを供給し、III族元素であるアルミニウムにより核形成層18を形成する。次に核形成層18の表面にNHガスを供給して核形成層18の表面をV族化してAlNからなるIII−V族化合物層24を形成する。次にIII−V族化合物層24上にTMAlガスとNHガスとの混合ガスを供給してIII−V族化合物層20を形成する。最後にIII−V族化合物層20上にIII族窒化物半導体層16を成長結晶させる。 (もっと読む)


【課題】表面のオフ角のばらつきが小さい大面積の窒化物半導体結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】シード基板上に半導体層を成長させて窒化物半導体結晶を得る窒化物半導体結晶製造方法において、前記シード基板は同一材料の複数のシード基板を含み、前記複数のシード基板のうち少なくとも1つは他のシード基板とオフ角が異なり、前記複数のシード基板上に単一の半導体層を成長させたときに、前記単一の半導体層のオフ角分布が前記複数のシード基板のオフ角分布よりも少なくなるように、半導体結晶製造装置内に前記複数のシード基板を配置して、前記単一の半導体層を成長させることを特徴とする窒化物半導体結晶製造方法。 (もっと読む)


【課題】異種基板上に高品質半導体結晶からなる島状のGaN系半導体層を基板の湾曲を抑えて成長させることができ、しかもGaN系半導体層が極めて厚くてもクラックなどの発生を抑えることができ、大面積の半導体素子を容易に実現することができる半導体素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体素子は、GaN系半導体と異なる物質からなる基板11と、基板11上に直接または間接的に設けられ、一つまたは複数のストライプ状の開口12aを有する成長マスク12と、成長マスク12を用いて基板11上に(0001)面方位に成長された一つまたは複数の島状のGaN系半導体層13とを有する。成長マスク12のストライプ状の開口12aはGaN系半導体層13の〈1−100〉方向に平行な方向に延在している。 (もっと読む)


【課題】有機金属気相成長法を用いた化合物半導体の製造において、基板上に積層される化合物半導体の層の表面温度を正確に測定する。
【解決手段】有機金属気相成長法を用いた化合物半導体の製造方法であって、化合物半導体基板(被形成体:サファイア基板)40を載置した基板保持体(保持体)30を反応容器内に設置し、反応容器内に設置した基板保持体(保持体)30を加熱して、且つ、反応容器内に供給された化合物半導体の原料ガスを反応させて、化合物半導体基板40の表面に化合物半導体をエピタキシャル成長(化合物半導体層100)させ、且つ、放射温度計90aにより波長領域8μm〜14μmの赤外光を用いて化合物半導体層100の表面温度を測定することを特徴とする化合物半導体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】成長させた酸化亜鉛系半導体の不純物濃度を低減できる酸化亜鉛系基板を提供する。
【解決手段】酸化亜鉛系基板2は、IV族元素であるSi、C、Ge、Sn及びPbの不純物濃度が、1×1017cm−3以下の条件を満たす。より好ましくは、酸化亜鉛系基板2は、I族元素であるLi、Na、K、Rb及びFrの不純物濃度が、1×1016cm−3以下の条件を満たす。 (もっと読む)


【課題】異種基板から良質のGaN系半導体層が得られる窒化物半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による窒化物系半導体装置の製造方法は、基板上にAlN核生成層を成長させる段階と、上記AlN核生成層上にGaNバッファ層を成長させる段階と、上記基板をアニーリングする段階とを含み、上記AlN核生成層はAlNの結晶核の臨界半径より大きくAlNの臨界弾性厚さより薄い厚さを有するように形成され、上記GaNバッファ層はGaNの結晶核の臨界半径より大きくGaNの臨界弾性厚さより薄い厚さを有するように形成され、上記アニーリング時間はL/DGa(L;Gaの拡散距離、DGa;上記AlN核生成層におけるGaの拡散係数)より大きい。 (もっと読む)


【課題】半導体基板の製造方法及び発光素子の製造方法を開示する。
【解決手段】本発明の一実施形態によると、半導体基板の製造方法は、基板の上に第1の半導体層を形成し、第1の半導体層の上にパターン状に金属性材料層を形成し、第1の半導体層の上及び金属性材料層の上に第2の半導体層を形成するとともに、金属性材料層より下層部分の第1の半導体層に空洞を形成し、空洞を用いて第2の半導体層から基板を剥離することを含む。これによって、レーザを使用して成長基板を分離する必要がないので、基板製造コストを減少させることができる。 (もっと読む)


【課題】欠陥密度が低く高品質な半極性面III族窒化物基板の製造方法を提供する。
【解決手段】サファイア基板10を用意する工程と、サファイア基板10上に、アルミニウムと窒素とを含む中間層11を、1100℃以上1300℃以下の成長温度で気相成長法により形成する工程と、前記中間層11の上にIII族窒化物層12を成長する工程とを含む。サファイア基板10は、中間層11を成長させる主面が、当該サファイア基板10のm軸と垂直、あるいは、当該サファイア基板10のm軸に対し傾斜している。また、前記III族窒化物層12を成長する工程においては、第一の薄膜層12aの上にマスクを形成してから第2の厚膜層12bを形成してもよく、これにより第一の薄膜層12aと第2の厚膜層12bの間の結合強度を低下させ、比較的小さな応力で下地基板10を容易に剥離し、III族窒化物層12の自立基板を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】発光層の材料としてAlGaInN系の材料、特に、AlGaN系の材料を用いつつ、深紫外光の発光強度を高めるための要素技術を提供する。
【解決手段】まず、サファイア面上にAlN層を成長する。このAlN層はNHリッチな条件下で成長を行う。TMAlのパルス供給のシーケンスは、AlGaN層の成長を10秒間行った後に、NHを除くために5秒の成長中断を行い、その後にTMAlを1sccm、5秒間導入した。その後は、再び5秒の成長中断を行った。以上のシーケンスを1周期として合計で5周期分だけ成長を行った。このように成長を行うことにより、Alがリッチの極性を持たせることができる。尚、上記シーケンスは例示であり、種々の変形が可能であるが、基本的に、成長中断と、Alソースの供給とを繰り返す工程により、Al極性を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】第1基板から窒化物半導体層を容易に剥離する。
【解決手段】SiC基板101の表面で単層又は複数層のグラフェン層111が成長する工程と、グラフェン層との界面で、共有結合性を有することなく、原子レベルのポテンシャルの規則性のみを用いた結合力を伴って窒化物半導体層114が形成される工程と、窒化物半導体層114とグラフェン層111aとの間、あるいはグラフェン層相互間111a,111b,111cのポテンシャルによる接合力以上の力で、窒化物半導体層がSiC基板から剥離される工程とを備える。また、剥離された窒化物半導体層が第2基板130の表面に接合される。 (もっと読む)


【課題】素子特性に優れたIII族窒化物半導体素子の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に、III族窒化物化合物からなるバッファ層及び下地層を積層する方法であって、バッファ層をAlNで形成し、バッファ層の膜厚を10〜500nmの範囲とし、バッファ層のa軸の格子定数がバルク状態におけるAlNのa軸の格子定数より小さく、バッファ層の格子定数が下記(1)式で表される関係を満たし、バッファ層はV族元素を含むガスと金属材料とを、プラズマで活性化して反応させることによって成膜し、下地層はGaNからなり、バッファ層に接して設けられるIII族窒化物半導体素子の製造方法を提供する。(c−c)/(a−a)≧−1.4…(1)(但し、(1)式中、cはバルクのAlNのc軸の格子定数、cはバッファ層のc軸の格子定数、aはバルクのAlNのa軸の格子定数、aはバッファ層のa軸の格子定数である。) (もっと読む)


【課題】従来の窒化物半導体膜製造技術では、SiO層によって構成されたマスクパターンを用いた選択成長技術が開発されている。しかし、SiO層を用いたマスクパターンは熱的損傷を受けやすく、熱的損傷を受けたマスクパターンの構成要素であるSiまたはOは窒化物半導体膜に悪影響をもたらす。窒化物半導体発光素子の発光効率の低下や、個々の発光素子の発光効率のばらつきによる製品の信頼性低下及び、窒化物半導体発光素子生産の歩留まりを低下を改善する窒化物半導体素子の製造方法を提供する。
【解決手段】窒化物半導体構造は、窒化物半導体膜が成長する成長面が単一部材からなる基板と、前記成長面上に形成された前記窒化物半導体膜122とを有し、前記基板の成長面には凹凸部113が無秩序に形成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】結晶成長時に結晶中に取り込まれる不純物量を低減して、Al含有率が高いIII族窒化物半導体を品質よく製造する方法を提供する。
【解決手段】基板11上に、組成式AlGaInNで表され、A+B+C=1.0,B≧0,C≧0,0.5≦A≦1.0である関係を満足するAlGaInN層13が形成されたIII族窒化物半導体を製造する方法であって、反応炉1内に設置したダミー基板上に、組成式AlGaInNで表され、X+Y+Z=1.0,Y≧0,Z≧0,0.5≦X≦1.0であり、かつY≦B、Z≦Cである関係を満足するダミー層を1100℃以上の温度で形成する準備処理工程と、反応炉内からダミー基板を取り出し、ダミー基板とは異なる基板11を反応炉1内に設置し、該基板11上に、組成式AlGaInNで表される前記AlGaInN層を形成する第一製造工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】結晶材料としてAlGaInNを用いた発光層の内部量子効率の向上を図れる窒化物半導体発光素子を提供する。
【解決手段】発光層6における障壁層6bとしての第1の窒化物半導体層が、成長時に第1の不純物であるSiが濃度A(例えば、5×1016cm-3)で意図的に添加されたAlaGabIn(1-a-b)N層(0<a<1、0<b<1、1−a−b>0)からなるとともに、井戸層6aとしての第2の窒化物半導体層が、成長時に第2の不純物であるSiが濃度B(0≦B<A)で意図的に添加され第1の窒化物半導体層よりもAlの組成の小さなAlcGadIn(1-c-d)N層(0<c<1、0<d<1、1−c−d>0)からなり、第1の窒化物半導体層の意図的に添加しない酸素の濃度が第2の窒化物半導体層の意図的に添加しない酸素の濃度よりも低くなっている。 (もっと読む)


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