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Fターム[5F092BE27]の内容

ホール/MR素子 (37,442) | 各素子に共通の特徴 (1,980) | 膜厚 (322)

Fターム[5F092BE27]に分類される特許

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【課題】ノイズの抑制とスピントルクの影響の抑制とを可能とする抵抗値を有し、且つ大きなMR比を得ることのできる磁気抵抗効果素子を実現する。
【解決手段】MR素子は、信号磁界に応じて磁化の方向が変化する自由層25と、磁化の方向が固定された固定層23と、これらの間に配置されたスペーサ層24とを備えている。スペーサ層24は、それぞれ層状をなしMR素子の各層の面と交差する方向に並ぶ第1の領域41、第2の領域42および第3の領域43を有している。第2の領域42は、第1の領域41と第3の領域43に挟まれている。第1の領域41および第3の領域43は酸化物半導体によって構成され、第2の領域42は、非磁性導体相と酸化物半導体相のうち少なくとも非磁性導体相を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】書き込み電流を増大させることなく、熱安定性を改善することができるメモリを提供する。
【解決手段】情報を磁性体の磁化状態により保持する記憶層17を有し、この記憶層17に対して、中間層16を介して磁化固定層31が設けられ、中間層16が絶縁体から成り、積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、記憶層17の磁化M1の向きが変化して、記憶層17に対して情報の記録が行われ、記憶層17の周囲にある、記憶層17よりも熱膨張係数が小さい絶縁層から、記憶層17に歪が印加されている記憶素子3と、記憶素子3の積層方向に流す電流を供給する配線とを備えたメモリを構成する。 (もっと読む)


【課題】スピン偏極率に優れた磁気トンネル接合素子を備えたSTT−MTJ−MRAMセルを提供する。
【解決手段】MTJ素子10は、MnIrからなるピンニング層2と、SyAFピンド層345と、マグネシウム層を自然酸化処理してなる結晶質のトンネルバリア層6と、フリー層7とを有する。SyAFピンド層345は、ピンニング層2の側から順に、Co75 Fe25 からなる第2強磁性層3と、ルテニウムからなる非磁性スペーサ層4と、Co60 Fe20 20 層とCo75 Fe25 層との複合層である第1強磁性層5とが積層されたものである。第1強磁性層5の上面は、プラズマ処理によって形成された平滑面である。フリー層7は、鉄からなる一対の結晶質層の間にCo60 Fe20 20 からなる非晶質層が挿入された3層構造である。これにより、ギルバート減衰定数が極めて小さくなる。 (もっと読む)


【課題】高い分解能と高い製造安定性を実現することのできる1素子型の差動磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】磁気抵抗効果積層膜10は、下地膜14、反強磁性膜11、強磁性固定層15、非磁性中間層12、軟磁性自由層13、長距離反平行結合積層膜17、差動軟磁性自由層16を積層してなる。長距離反平行結合積層膜17は、軟磁性自由層13と差動軟磁性自由層16を3ナノメートル〜20ナノメートル離して反平行状態に交換結合させる。この磁気抵抗効果積層膜10を用いた1素子型の差動磁気抵抗効果型磁気ヘッドを作製することによって、GMR効果を損なうことなく、高い分解能と高い製造安定性を実現することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】 MR変化率および耐熱性のさらなる向上を図る。
【解決手段】 本発明は、スペーサー層(40)と、スペーサー層を挟むようにして積層形成される2つの磁性層(30)、(50)を有し、この積層方向にセンス電流が印加されてなるCPP(Current Perpendicular to Plane)構造の磁気抵抗効果素子であり、スペーサー層(40)は、非磁性金属材料から形成された第1の非磁性金属層(41)および第2の非磁性金属層(43)と、第1の非磁性金属層および第2の非磁性金属層の間に介在された半導体酸化物層(42)を有し、スペーサー層を構成する半導体酸化物層は、酸化亜鉛、酸化錫、酸化インジウム、および酸化インジウム錫(ITO:Indium Tin Oxide)のグループから選択された少なくとも1つから構成され、第1の非磁性金属層は、Cuから構成され、第2の非磁性金属層は、実質的にZnから構成される。 (もっと読む)


本発明は、ピン層である第1の磁化が固定された磁気層(410)と、外部磁場がない場合、前記ピン層の磁化に対して実質的に垂直な磁化を有し、磁気脱共役のために第1の分離層(420)によって前記ピン層から分離されている高感度層であるフリー磁化磁気層(430)とを備える磁気抵抗センサに関する。前記センサは、横方向のスピン移動を制御する役割を果たし、前記分離層の反対側で前記高感度層の横に位置する横結合層(440)を更に備える。 (もっと読む)


【課題】MR変化率の向上を図ることができ、しかも耐磁場性が良好で信頼性に優れるCPP構造の磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】積層体素子部5の積層方向にセンス電流が印加されてなるCPP(Current Perpendicular to Plane)構造の磁気抵抗効果素子であって、前記積層体素子部5の後方には、積層体素子部5の後方端面と接し、かつ後方に延びる補充絶縁層(refilled insulation layer)7が形成されており、前記補充絶縁層7が積層体素子部5の後方端面と接する最も上側の位置Pは、キャップ層26の後方端面であり、キャップ層26の厚さをT1、キャップ層26の最上部から位置Pに至るまでの厚さ方向の距離の絶対値をT2とした場合に、0.2≦(T2/T1)<1の関係を満たすように設定されてなるように構成される。 (もっと読む)


本発明は第1の磁化が固定された磁気層(410)と磁気脱共役のために第1の分離層(420)によって分離されている高感度層である第2のフリー磁化磁気層(430)とを備える磁気抵抗センサに関する。前記センサは磁気脱共役のために第2分離層(440)によって前記高感度層から分離された第2の磁化が固定された磁気層(450)を更に備え、前記第1および第2の分離層は前記高感度層の両側に位置し、外部磁場がない場合、前記第1の磁化が固定された磁気層および前記高感度層の各磁化は実質的に垂直である。前記第2ピン層の磁化配向は選択される。 (もっと読む)


【課題】高いMR比を実現できる磁気抵抗効果素子などの磁性多層膜通電素子を提供する。
【解決手段】第1の開口部を有する第1の絶縁層、第2の開口部を有する第2の絶縁層及び前記第1の絶縁層及び前記第2の絶縁層の間に位置した導電体を含み、前記第2の絶縁層の、前記第2の開口部及び前記第1の絶縁層間の距離Aが、前記第1の絶縁層及び前記第2の絶縁層間の最近接距離Bよりも大きくなっており、バレル形状を呈する少なくとも1つの薄膜構造体を、第1の磁性層、第2の磁性層、及び前記第1および第2の磁性層間に形成されたスペーサ層の少なくとも一部に配置する。 (もっと読む)


【課題】磁気抵抗素子の磁化自由層の磁歪定数の大きさを、高MRを保ったまま安定的に小さくする。
【解決手段】磁歪定数が正の強磁性層と磁歪定数が負の強磁性層とを非磁性層を介して適切な大きさで強磁性結合させることにより、それらの磁歪定数がキャンセルして全体の磁歪定数がゼロとなるように磁化自由層を形成する。 (もっと読む)


【課題】Co、Ruなどの希少金属を用いることなく、磁気的に反平行状態で結合した構造を含む磁気記録媒体、垂直磁気記録媒体、磁気記憶装置、磁気メモリセルを提供すること。
【解決手段】第1磁性層と第2磁性層とが非磁性層を介して、磁気的に反平行状態で結合した構造を含む磁気記録媒体ならびに垂直磁気記録媒体、磁気記憶装置、磁気メモリセルであって、第1磁性層がスピネル型または逆スピネル型のイオン結晶構造をもつ酸化物からなり、第2磁性層が単体で強磁性を有する金属または単体で強磁性を有する金属を含む合金からなり、前記非磁性層がバンドギャップ3eVから8eVの絶縁物からなる。 (もっと読む)


【課題】 特に、下地層を改良して、抵抗変化率(ΔR/R)に代表される再生特性を低下させることなく、従来に比べて、PW50(波形半値幅)やSN比等を向上でき高記録密度化に適した磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 下地層1は、アモルファスの磁性材料であるCo−Fe−Bで形成される。よって、上下シールド間のギャップ長(GL)の下部シールド層21側の基準位置を、前記下地層1上とみなすことができ、従来に比べて狭ギャップ化を図ることができる。さらに前記下地層1はアモルファス構造であるため、前記下地層1がその上に形成される各層に対する結晶配向性に悪影響を及ぼすことなく、しかも前記下地層の表面は平坦化性にも優れる。以上により抵抗変化率(ΔR/R)等を低下させることなく、従来に比べて、PW50(波形半値幅)やSN比等を向上でき高記録密度化に適した構造とすることができる。 (もっと読む)


【課題】構成要素であるナノマグネットの形状を選択することで磁気特性を設計可能な磁性論理素子を提供すること。
【解決手段】 3次又は5次の回転対称性を有するナノマグネットを有し、前記ナノマグネットが超常磁性となりかつ実質的に磁気ヒステリシスをなくし、その結果前記ナノマグネットの磁化は適用された磁場の現在値のみに依存し、前記磁場の履歴には依存しなくなるように前記回転対称性が選択されている。単純な材料に対して、単に構成要素であるナノマグネットの対称性を変化させることにより、新規で多様な特性を付与でき、桁外れに広い範囲を有する人工磁性材料をつくり出すことができる。 (もっと読む)


【課題】Co、Ruなどの希少金属を用いることなく、磁気的に反平行状態で結合した構造を含む磁気記録媒体、垂直磁気記録媒体、磁気記憶装置、磁気メモリセルを提供すること。
【解決手段】第1磁性層と第2磁性層とが非磁性層を介さず、磁気的に反平行状態で結合した構造を含む磁気記録媒体磁気記録媒体ならびに垂直磁気記録媒体、磁気記憶装置、磁気メモリセルであって、第1磁性層がスピネル型または逆スピネル型のイオン結晶構造をもつ酸化物からなり、第2磁性層が単体で強磁性を有する金属または、単体で強磁性を有する金属を含む合金からなる。 (もっと読む)


各データ担持ナノワイヤが、そのナノワイヤの全長に沿って複数の交差するナノワイヤを有して、磁壁ピン留めサイトを構成する交差接合部を形成する。データは、交差するナノワイヤとの整列と反整列の間で交番する磁界の作用の下で磁区を動かすことによって、各データ担持ナノワイヤを通って送られる。データは、上向きキラリティ横磁壁および下向きキラリティ横磁壁が、0および1を符号化するのに使用されて、磁壁のキラリティに符号化される。データは、事前定義されたキラリティの磁壁を有する磁区を核形成することができる適切な核形成磁界発生器を使用して、各ナノワイヤの中にクロック制御されて入れられる。データは、このキラリティを検知する適切な磁界センサを使用して、各ナノワイヤからクロック制御されて出される。
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【課題】メモリセルを微細化してもビット情報の高い熱擾乱耐性を保ち、大容量化を実現する。
【解決手段】磁気抵抗効果素子は、スピン偏極したスピン偏極電子を磁性体に流すことで情報が記録される磁気抵抗効果素子であって、磁性材料からなり、膜面に対して垂直方向に向く第1の磁化を有する固定層12と、磁性材料からなり、膜面に対して垂直方向に向く第2の磁化を有し、スピン偏極電子の作用により第2の磁化の方向が反転可能な記録層11と、固定層と記録層との間に設けられ、固定層に対向する第1の面と記録層に対向する第2の面とを有する非磁性層TBと、非磁性層の第1の面と固定層との間に設けられ、Fe、Co、Niのうち1つ以上の元素を含む第1の磁性金属層18と、非磁性層の第2の面と記録層との間に設けられ、Fe、Co、Niのうち1つ以上の元素を含む第2の磁性金属層19とを具備し、第2の磁性金属層の膜厚は、第1の磁性金属層の膜厚より薄い。 (もっと読む)


【課題】 特に、フリー磁性層の磁化の安定性を向上させて、アシンメトリーを小さくでき、ノイズを低減できる等、再生特性の安定性を向上させることが可能な磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 素子部Aの両側に下から残留磁化Mrが大きい第1ハードバイアス層26及び保磁力Hcが大きい第2ハードバイアス層27の順に積層され、第1ハードバイアス層26の先端部26aはフリー磁性層5の両側に近接配置されている。また第1ハードバイアス層26のハードバイアス層32中に占める膜厚比は35%〜75%である。これによってフリー磁性層5の磁化の安定化を図ることができ、よってアシンメトリーを小さくでき、ノイズを低減できる等、再生特性の安定性を向上させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】 特に、両側積層部の構造を改良して、前記両側積層部の膜厚を従来より薄くするためにハードバイアス層の膜厚を薄くしても、高保磁力を維持しつつMr×tを従来と同等以上に出来る磁気検出素子を提供する。
【解決手段】 ハードバイアス層26下にはバイアス下地層29が形成され、前記ハードバイアス層26上には前記ハードバイアス層26よりも飽和磁化Msが大きい高Ms磁性層27が形成され、前記高Ms磁性層27上には非磁性の保護層28を介して上部シールド層31が形成されている。これにより両側積層部22のトータル厚t1を薄くするために、ハードバイアス層26の膜厚t2を薄くしても、従来と同等以上のMr×tを確保できる。また前記ハードバイアス層26の配向性を維持させることができ、保磁力Hcもハードバイアス層26として十分使用可能な高い値を確保できる。 (もっと読む)


少なくとも1つの磁気トンネル接合から成るすべての記録セルを熱的支援書き込みするこの磁気メモリにおいて、前記トンネル接合は、少なくとも、
・磁化が、記録セルの読み取りの時と同じ方向に常に方向付けられている基準層と、
・磁化方向が可変的な1つの「自由」磁気記録層と称される層と、
・基準層と記録層との間に挟み込まれた1つの絶縁層と、
を有する。基準層の磁化方向は、「分極層」と称される他の固定磁化層との静磁気的な相互作用に起因して、読み取りの時と実質的に常に同じである方向に分極される。
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【課題】基板に巨大磁気抵抗効果素子を形成した磁気センサの製造に際して、規則化熱処理時に巨大磁気抵抗効果素子のピン層の磁化の向きを容易に制御できるようにする。
【解決手段】基板11と、該基板11の表面上にフリー層F、導電層S及びピン層Pを積層してなる巨大磁気抵抗効果素子とを備え、前記ピン層Pが、前記導電層S上に順次積層された第1磁性層12a−25、Ru層12a−26、第2磁性層12a−27及び反強磁性層12a−28を備え、前記第1磁性層12a−25の磁気モーメントが前記第2磁性層12a−25の磁気モーメントよりも大きい磁気センサを提供する。 (もっと読む)


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