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Fターム[5F173AH30]の内容

Fターム[5F173AH30]に分類される特許

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【課題】広いゲイン幅と素子特性との両立を図ることが可能な量子カスケードレーザを提供する。
【解決手段】量子カスケードレーザ1は、半導体基板と、基板上に設けられ、発光層及び注入層からなる単位積層体16が多段に積層されたカスケード構造を有する活性層15と、回折格子層20とを備える。単位積層体16は、そのサブバンド準位構造において、第1発光上準位Lup1と、第2発光上準位Lup2と、複数の発光下準位Llowとを有し、第1、第2上準位の一方は第1井戸層での基底準位に起因する準位であり、他方は第1井戸層を除く井戸層での励起準位に起因する準位である。また、第1上準位と第2上準位とのエネルギー間隔は、LOフォノンのエネルギーよりも小さく設定され、第2上準位と高エネルギー準位Lとのエネルギー間隔は、LOフォノンのエネルギーよりも大きく設定される。 (もっと読む)


【課題】光導波路を高速光伝送に適した長さにすることが可能で、かつモノリシックに集積することができる半導体光素子及びそれを用いた光送受信装置を提供すること。
【解決手段】半導体基板1上に形成した少なくとも2種類の屈折率の異なる半導体層からなる反射器7と、反射器7の上に形成した下部クラッド層3と上部クラッド層4に挟持された光導波路2と、光導波路2の少なくとも一方の端面に基板1面に対して45°の角度をもって配置された反射鏡5と、反射鏡5に対向した位置の基板1の裏面に形成した反射防止膜6とを備える。 (もっと読む)


【課題】ハイメサ光導波路においてハイメサの機械的強度が弱くなりプロセス中に折れやすくなる。
【解決手段】光デバイスであって、基板と、前記基板側から順に配置された第1の下側クラッド層部と、コア層部と、第1の上側クラッド層部と、を含むメサ、を備える第1の光導波路と、前記基板上に積層されるとともに、前記第1の光導波路を形成する際のエッチングを停止させる第1のエッチストップ層と、を有し、前記第1の光導波路は、前記第1のエッチストップ層上に積層されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】残渣による回折格子パターンの形成不良を低減可能な、半導体光素子を作製する方法を提供する。
【解決手段】凹凸部46bを設ける回折格子エリアは分離エリアに囲まれているので、回折格子エリア上の樹脂は分離エリアにおける平坦化樹脂層48より厚くなる。このように厚さむらの平坦化樹脂層48に起因して大きなパターン依存性を示さないように樹脂エッチングの条件を設定する必要があり、この場合において、厚さむらに起因する樹脂残渣が生成されるやすい。樹脂残渣の除去において、流量比R(フッ素系炭素の流量)/(酸素の流量)が1以下の範囲であるとき、SiNのエッチングレートは小さく、流量比Rが1より大きい流量比の範囲であるとき、SiNのエッチングレートは大きい。流量比Rが1以下の範囲であるとき、残渣処理における絶縁膜マスクの形状変化が小さい。 (もっと読む)


【課題】活性層内において「電流を閉じ込め、且つ、光を閉じ込めない」ことが可能な半導体レーザ構造を提供する。
【解決手段】半導体レーザ構造10では、n型クラッド層2、n型光ガイド層4、多重量子井戸発光層5、p型光ガイド層6、及びp型クラッド層8を積層して構成された構造であって、n型クラッド層2内におけるn型光ガイド層4と当接する領域、及び、p型クラッド層8内におけるp型光ガイド層6と当接する領域のうち、少なくとも一方の領域の両端部にだけ、n型クラッド層2およびp型クラッド層4よりも絶縁性の高い材質からなる電流狭窄部3,7を設けるようにした。この構成では、駆動電流が無駄なく活性層に供給され、且つ、活性層内において、光が電流狭窄部3,7に遮られずに増幅される。 (もっと読む)


【課題】12μm以上、18μm以下の波長を有する赤外線を出射可能な半導体レーザ装置を提供する。
【解決手段】半導体レーザ装置は、積層体と、誘電体層と、を有する。積層体は、量子井戸層を含む活性層を有し、リッジ導波路が設けられる。また、前記活性層は前記量子井戸層のサブバンド間光学遷移により12μm以上、かつ18μm以下の波長の赤外線レーザ光を放出可能な第1領域と、前記第1領域から注入されたキャリアのエネルギーを緩和可能な第2領域と、が交互に積層されたカスケード構造を有し、前記赤外線レーザ光を前記リッジ導波路が延在する方向に出射可能である。誘電体層は、前記リッジ導波路と直交する断面において、前記積層体の側面の少なくとも一部を両側から挟むように設けられる。前記誘電体層は、光の透過率が50%に低下する波長が16μm以上であり、前記活性層を構成するいずれの層の屈折率よりも低い屈折率を有する。 (もっと読む)


【課題】リッジ導波路のメサ幅を高精度に制御する。
【解決手段】半導体基板上に設けられたコア層と、コア層の上方に突出するリッジ型の導波路を備え、導波路は、コア層の上方に設けられたメサ状の第1クラッド層と、第1クラッド層上に設けられた第1エッチングストップ層と、第1エッチングストップ層上に設けられ、第1クラッド層と同一の組成を有する第2クラッド層とを有し、第1エッチングストップ層は、第1クラッド層及び第2クラッド層を化学エッチングするエッチャントでエッチングされない半導体光素子を提供する。 (もっと読む)


【課題】導波路層に形成される屈折率分布のコントラストを従来よりも向上させた半導体光反射器及び半導体レーザ、並びにそれらの駆動方法及び装置を提供する。
【解決手段】n型基板11と、n型基板11自体の一部またはn型基板11の上方に形成されたn型クラッド層12と、n型クラッド層12の上方に形成されたp型クラッド層13と、p型クラッド層13とn型クラッド層12との間に形成された、光を導波するための導波路層14と、n型基板11の底面及びp型クラッド層13の上面にそれぞれ形成されたn型電極15及びp型電極16と、導波路層14の近傍に光導波方向に沿って規則的に配置された複数の電圧制御部材17と、を備え、複数の電圧制御部材17は、n型電極15及びp型電極16の間に逆バイアス電圧が印加された状態で、導波路層14内に光導波方向に沿った規則的な屈折率の分布を生じせしめる。 (もっと読む)


【課題】半導体発光デバイスが破損されることなくエレクトロルミネッセンス(EL)を観察できるエレクトロルミネッセンスの観察方法を提供する。
【解決手段】半導体発光デバイス1の第2の電極32の一部及び基板10の一部を研磨して、半導体発光デバイス1に研磨面11を形成する。研磨面11を形成した後に、第1の電極31が接触面40aに接するように、半導体発光デバイス1aを支持体40の上に載置する。プローブ43を第2の電極32aに押し付け、プローブ43と変形した支持体40とにより半導体発光デバイス1aを挟んで、半導体発光デバイス1aを保持する。第1の電極31と第2の電極32との間の印加電流に応答するエレクトロルミネッセンスを半導体発光デバイス1aに発生させる。研磨面11を介して該エレクトロルミネッセンスを観察する。 (もっと読む)


【課題】 光半導体素子及びその製造方法に関し、被り成長を伴わない構造でフリップチップボンディングに適した構造を実現する。
【解決手段】 半導体基板上に設けた第1導電型半導体層上に、少なくとも半導体活性層及び前記第1導電型とは逆導電型の第2導電型半導体層を順次積層した積層構造を含む第1メサストライプと、前記第1メサストライプの側面を埋め込む高抵抗半導体層とを備えた傾斜側面を有する第1テラス構造と、前記第1メサストライプと平行する独立で且つ前記第1メサストライプと同じ積層構造を有する第2メサストライプと、前記第2メサストライプの側面を埋め込む高抵抗半導体層とを備えた傾斜側面を有する第2テラス構造とを設け、前記第1テラス構造の平坦面に前記第1メサストライプの前記第2導電型半導体層に接続する第1電極と、前記第1テラス構造と前記第2テラス構造の間に露出する前記第1導電型半導体層に接続し前記第2テラス構造の平坦部まで延在する第2電極を設ける。 (もっと読む)


【課題】比較的に高い利得の量子カスケードレーザを提供する。
【解決手段】複数の活性層71と、複数の活性層71と共にカスケード構造を成す複数の注入層73と、を有するコア層を備える量子カスケードレーザである。活性層71の障壁層B21、量子井戸層W21、障壁層B22、量子井戸層W22、障壁層B23、量子井戸層W23、障壁層B24が、順に設けられている。量子井戸層W21の膜厚Lw21は、膜厚Lw22の膜厚Lw22よりも大きく、量子井戸層W22の膜厚Lw22は、量子井戸層W23の膜厚Lw23よりも大きく、障壁層B22の膜厚Lb22は、障壁層B23の膜厚Lb23よりも小さい。このような層構造によって生じるバンド構造により、発光を伴う電子の遷移確率の向上と、発光を伴わない電子遷移確率の抑制とが、実現できる。 (もっと読む)


【課題】高光密度側端面近傍において電流集中を緩和し、また、放熱を悪くすることなく、さらに、閾値電流付近に過飽和吸収による光出力の飛びがなく、高出力・高信頼を有する半導体レーザを提供することにある。
【解決手段】半導体基板109と、バッファー層106,107と、第1のSCH層102と、活性層101と、第2のSCH層103と、第2のクラッド層105と、キャップ層108と、電極113とを備え、第2のクラッド層105およびキャップ層108がリッジに形成され、キャップ層108のリッジ頂上以外における電極113との間に絶縁膜110が挿入され、光密度の高い側端面近傍のバッファー層107がこれ以外のバッファー層106と比べ抵抗率が高くなるようにした。 (もっと読む)


【課題】生産性および製造歩留まりが高い半導体素子の製造方法および低コストの半導体素子を提供すること。
【解決手段】アルミニウムを含むIII−V族化合物半導体からなる第1の半導体層と、アルミニウムを含むIII−V族化合物半導体からなり、第1の半導体層の上方に位置し、開口パターンを有する第2の半導体層と、第1の半導体層と第2の半導体層との間に位置し、所定のエッチングガスを用いる場合に該第1および第2の半導体層に対してエッチング選択比が大きい材料からなる第3の半導体層とを備えた半導体積層構造を基板上に形成する半導体積層構造形成工程と、第1の半導体層をエッチ停止層として、所定のエッチングガスにて第2の半導体層の開口パターンの下の第3の半導体層をエッチング除去するエッチング工程と、エッチング工程によって第3の半導体層に形成された溝内に第4の半導体層を形成する半導体層形成工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明の実施形態は、波長10μmを超える遠赤外領域の光を放射する高出力の半導体発光装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態に係る半導体発光装置は、複数の量子井戸のサブバンド間における電子のエネルギー緩和により発光光を放射する半導体発光装置であって、前記発光光の放射方向に対して平行な方向に延在するストライプ状に設けられ、前記複数の量子井戸を含み10μm以上の波長の前記発光光を放射する活性層と、前記ストライプ状の活性層の長辺に沿って少なくとも前記活性層の上下に設けられ、前記活性層よりも屈折率が低い1対のクラッド層と、を備え、前記クラッド層の少なくとも一部は、前記活性層と格子定数が異なる材料を含み、前記活性層に格子整合する材料を含む他の部分よりも前記発光光の波長における光吸収が相対的に低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】発振閾値電流までのプラズマ効果による発振波長の短波長化、又は発振後の温度上昇に伴う発振波長の長波長化が生じても、活性領域のブラッグモードが常に分布反射鏡領域の有効反射帯域から外れることなく、安定した良好な単一モード発振を得ることのできる、信頼性の高い半導体レーザを実現する。
【解決手段】第1の回折格子11を有する活性領域1と、第2の回折格子12を有する分布反射鏡領域2とを備え、第2の回折格子12は、第1の回折格子11から伝搬する光の波長に応じて光路を変更する第1の部分12Aと、第1の部分12Aから入射される光の波長に整合した格子周期を有する、例えば円弧形状の各格子を持つ第2の部分12Bとを有する。 (もっと読む)


【課題】 消費電力を低減することが可能な量子カスケードレーザを提供する。
【解決手段】 半導体基板10と、基板10上に設けられ、量子井戸発光層及び注入層からなる単位積層体が多段に積層されることで発光層と注入層とが交互に積層されたカスケード構造を有し、量子井戸構造でのサブバンド間遷移によって光を生成する活性層15とを備えて量子カスケードレーザ1Aを構成する。また、活性層15で生成される所定波長の光に対するレーザ共振器構造において、レーザ光の出力面となる前方端面12に、レーザ発振光に対する反射率が40%以上99%以下の前方反射膜20を形成し、かつ、後方端面13に、レーザ発振光に対する反射率が前方反射膜20よりも高い後方反射膜30を形成する。 (もっと読む)


【課題】良好なエッチングの制御性を提供できる化合物半導体光素子の製造方法を提供する。
【解決手段】III−V族化合物半導体からなる半導体基板上101にGaを構成原子として含むコンタクト層105を形成し、コンタクト層105上にGaを構成原子として含まないエッチングモニタ層106を形成し、エッチングモニタ層上にGaを構成原子として含むカバー層107を形成する半導体層形成工程と、塩素系ガスを用いたドライエッチングにより、カバー層107及びエッチングモニタ層106を連続してエッチングするエッチング工程と、を含み、エッチング工程では、Gaの発光プラズマの波長成分の有無を観察することにより、ドライエッチングを停止するタイミングを制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】半導体基板と活性層との間に回折格子が配置された構成を備える半導体レーザ素子において、電流の流路を改善することにより広帯域化を可能とする。
【解決手段】半導体レーザ素子1Aは、半導体基板10と、回折格子122aを有しており半導体基板10上に設けられた回折格子層122及び活性層126を含む半導体積層部12と、半導体積層部12上に設けられ、方向A1に沿って延びる半導体リッジ構造部15と、半導体リッジ構造部15の両側面に沿って半導体積層部12に形成され、電流を遮断する一対の溝13とを備える。方向A1と交差する方向A2における回折格子層122の回折格子122aが形成された領域の幅は、方向A2における半導体基板10の幅より短い。一対の溝13は、回折格子層122を貫通する深さを有する。回折格子122aの方向A2における両端部は、一対の溝13に達している。 (もっと読む)


【課題】埋め込み型半導体レーザとハイメサリッジ型変調器との間の光の反射を抑える。
【解決手段】n型InP基板10上に、埋め込み型半導体レーザ12とハイメサリッジ型変調器14が設けられている。光の進行方向において埋め込み型半導体レーザ12とハイメサリッジ型変調器14が結合されている。埋め込み型半導体レーザ12は、活性層16を持つ導波路リッジ18と、導波路リッジ18の両サイドを埋め込む埋め込み層20とを有する。ハイメサリッジ型変調器14は、変調層22を持つハイメサリッジ24と、ハイメサリッジ24の側面に接するシリコン窒化膜26と、シリコン窒化膜26上に設けられたシリコン酸化膜28とを有する。シリコン窒化膜26とシリコン酸化膜28の合計膜厚は1μm以上である。これにより、ハイメサリッジ型変調器14の等価屈折率は、埋め込み型半導体レーザ12の等価屈折率の0.998倍から1.0倍になる。 (もっと読む)


【課題】雑音の誘発を抑制する半導体光装置を提供すること。
【解決手段】光を増幅する第1光素子2と、第1光素子2の一端面から入射する光から所定波長帯域の光を選択する第2光素子13と、第2光素子13と第1光素子2を光結合させる第1の光導波路22と、第1光素子2の他端面から入射する光を反射する反射鏡38と、反射鏡38と第1光素子2を光結合させる光第2の導波路37とを備える光共振器2,38、13と、光共振器2、38、13に光結合される光出力部24aとを有し、第2の光導波路37が光ファイバを有することを特徴とする半導体光装置。 (もっと読む)


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