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Fターム[5G043BA07]の内容

Fターム[5G043BA07]に分類される特許

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【課題】 変圧器に直流電圧が残留する場合でも、遮断器を三相同時に投入する際に生じる変圧器の励磁突入電流を抑制することのできる突入電流抑制装置を提供することにある。
【解決手段】 Y結線された1次巻線301及び2次巻線302とΔ結線された3次巻線303とを備える変圧器3と電源母線1との接続を開閉する遮断器2を励磁突入電流を抑制するように制御する励磁突入電流抑制装置6であって、電源母線1の三相交流電圧を計測して、3次巻線303の三線間の定常磁束を演算し、変圧器3の3次巻線303の各端子電圧を計測して、3次巻線303の三線間の残留磁束を演算し、三線間の残留磁束のうち絶対値が最小の残留磁束の線間において、定常磁束と残留磁束が一致する位相のうち励磁突入電流を抑制する投入目標位相で遮断器2を三相同時に投入する。 (もっと読む)


【課題】3相結線変圧器の3相電流に基づいて閾値を用いることなく大小関係で変圧器の結線法を推定することである。
【解決手段】励磁突入電流を発生する3相結線変圧器の3相電流を検出し、3相電流のうちの2つの相電流の絶対値が等しいか否かを判定し、2つの相電流の絶対値が等しいときは2つの相電流の極性を判定する。そして、2つの相電流の極性が同一極性であるときは3相結線変圧器の1次側の結線法がY結線法であると判定し、2つの相電流の極性が逆極性であるときは3相結線変圧器の1次側の結線法が△結線法であると判定する。 (もっと読む)


【課題】磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻を精度よく推定し、励磁突入電流がノイズの影響を受ける場合にも励磁突入電流現象を精度よく特定することである。
【解決手段】瞬時電圧低下発生後の変圧器一次電流を所定のサンプリング周期で時系列データとして取り込み、取り込んだ時系列データのうち変圧器鉄心の飽和領域から非飽和領域への変化方向に次第に緩やかに減少し等比収束する時系列データを抽出し、抽出した等比収束する時系列データのAitkenのΔ2乗法の収束推定値と収束時刻の測定値との差である変分電流を指標とし、変分電流の零点を磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻とし、磁気飽和開始時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束と磁気飽和終了時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束とが等しいときは変圧器の励磁突入電流による瞬時電圧低下であると判定する。 (もっと読む)


【課題】電源を備えた三相交流の電力系統と三相交流電圧を単相交流電圧に変換する変圧器との接続を開閉する遮断器の励磁突入電流を抑制するための投入位相の制御をすることのできる励磁突入電流抑制装置を提供することにある。
【解決手段】電源母線1とスコット結線変圧器3との接続を開閉する三相一括操作型の遮断器2の励磁突入電流を抑制する励磁突入電流抑制装置6であって、電源母線1の三相交流電圧を計測して、スコット結線変圧器3の定常磁束を演算し、スコット結線変圧器3側の三相交流電圧を計測して、遮断後のスコット結線変圧器3の残留磁束を演算し、定常磁束と残留磁束とが全ての線間において極性が一致した場合に、遮断器2を投入する。 (もっと読む)


【課題】多相交流電源からの突入電流を制限する。
【解決手段】多相交流電力システムのための突入電流保護回路は、複数の電流制限抵抗器を含み、複数の電流制限抵抗器のそれぞれは、多相交流電源の複数の位相のそれぞれの1つと多相変圧器整流ユニットのそれぞれの入力との間に電気的に直列に結合される。回路はまた、複数のパワースイッチも含み、パワースイッチのそれぞれがクローズであるとき、電流制限抵抗器のそれぞれに実質的に電流が流れないように、パワースイッチのそれぞれは、電流制限抵抗器のそれぞれの1つと電気的に並列に結合される。回路はまた、突入電流がパワースイッチではなく電流制限抵抗器のそれぞれを通過するように、パワースイッチのそれぞれをオープンにし、遅延時間が経過した後にクローズするよう制御するパワースイッチコントローラも含みうる。 (もっと読む)


【課題】 変圧器を簡単な構成で消磁することができる消磁装置を提供すること
【解決手段】 変圧器の鉄心を消磁する消磁部2と、その消磁部で鉄心が消磁された変圧器に交流電圧を印加し、その時の励磁電流に基づいて変圧器の巻線間短絡の有無を判定する故障判定部3と、故障判定部の判定結果を報知する報知部5と、を備えた故障判定器に組み込んで構成できる。消磁部は、直流電圧を一定時間印加して正の飽和状態にする初期処理機能と、その後、負の直流電圧を印加し、飽和したならば電源を遮断し、逆起電力が0になるのを待ち、当該直流電圧を印加開始から逆起電力が0になるまでの時間t1を取得する機能と、そのt1の半分の時間だけ正の直流電圧を印加し、消磁する機能を備える。 (もっと読む)


【課題】中性点が非接地の変圧器の場合、遮断器により遮断された後の変圧器電圧に直流成分が重畳して残留することがあり、変圧器電圧に直流オフセット成分が残り、残留磁束を正確に算定できない。
【解決手段】電力系統に設けられた一次側がΔ結線、二次側がY結線で中性点が非接地の三相変圧器において、三相変圧器の一次側の各相毎のサージアブゾーバに変流器を設けて変流器の検出値から各相の対地電圧を求め、二次側各相の対地電圧を演算し残留磁束を求めるものである。 (もっと読む)


【課題】遮断器の投入により3相交流変圧器を接続する際に発生する励磁突入電流を抑制する。
【解決手段】3相交流変圧器を遮断する際の残留磁束を測定し、その残留磁束から励磁突入電流が最小となる制御相及び制御位相角を検出し、その制御相及び制御位相角で3相交流変圧器の投入制御を行なうことで、高調波を含む電力系統に3相交流変圧器を接続して使用する際に発生する励磁突入電流を抑制制御することが出来る。 (もっと読む)


【課題】非有効接地系に設置された変圧器が遮断器により遮断された際の残留磁束を正確に算出することを可能とし、抵抗体付き遮断器等の設備を付加するような遮断器の大型化を図らずに、3相分の変圧器に単相型遮断器三台で電源投入した際に生じる励磁突入電流を抑制可能とした変圧器の励磁突入電流抑制装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】3相電源の線間の定常磁束を算出する定常磁束算出手段と、遮断器が変圧器を遮断した際に、当該変圧器の1次側の線間の残留磁束を算出する残留磁束算出手段と、算出された線間の定常磁束と、同じ線間の算出された残留磁束の極性及び大きさが一致する位相を検出する位相検出手段と、を備え、投入制御手段が、この位相検出手段により検出された位相において上記線間に接続された2相の前記遮断器を投入し、その後、残る1相の前記遮断器を投入する。 (もっと読む)


【課題】励磁突入電流が測定不能な場合や発生源である変圧器の結線方法が不明な場合にも励磁突入電流現象を特定することである。
【解決手段】電力系統に瞬時電圧低下が発生したとき変圧器鉄心の磁気飽和開始時刻及び磁気飽和終了時刻を求め、磁気飽和開始時刻と磁気飽和終了時刻との時間幅で変圧器鉄心の端子電圧を積分して磁気飽和開始時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束と磁気飽和終了時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束との差分を求め、磁気飽和開始時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束と磁気飽和終了時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束とが等しいときは変圧器の励磁突入電流による瞬時電圧低下であると判定する。また、磁気飽和開始時刻と磁気飽和中点時刻とから磁気飽和終了時刻を求め、一方、変圧器鉄心の鎖交磁束が飽和開始磁束と同一の値となった時刻を求め、この時刻と磁気飽和終了時刻との差分が所定範囲内であるときは変圧器の励磁突入電流による瞬時電圧低下であると判定する。 (もっと読む)


【課題】遮断器の閉極動作時間およびプレアーク時間にばらつきがある場合でも、変圧器に励磁突入電流が流れる期間をできるだけ短くすることが可能な運転制御装置を提供する。
【解決手段】遮断器10の制御部80は、第1投入相(R相)の残留磁束が定常磁束に一致するタイミングで、遮断器10のR相の電流を投入する。この後、制御部80は、電流計測部40R,40S,40Tの計測電流が閾値を超えるか否かを判定する。制御部80は、計測電流が閾値を越えない場合に、遮断器10の残りの二相(S相,T相)を、R相の電圧が零になるタイミングで投入する。計測電流が閾値を越えた場合には、いったん遮断器10のR相の電流を遮断してから再投入する。 (もっと読む)


【課題】極間コンデンサ付きの3相遮断器の投入時に3相変圧器に流れる励磁突入電流を抑制することが可能な突入電流抑制装置を提供する。
【解決手段】この電力供給システムの制御部13は、閉極指示信号φBに応答して、R相の定常磁束と残留磁束とが一致するタイミングでR相に対応するスイッチ2を投入させた後、S相およびT相の各々の定常磁束と残留磁束の差が最小限になるように、R相の交流電圧の零点から0〜30度の間の予め定められた位相角度だけ遅延したタイミングでS相およびT相に対応するスイッチ3,4を投入させる。したがって、極間コンデンサ5〜7付きの3相遮断器1の投入時に3相変圧器8に流れる励磁突入電流を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】定常磁束と残留磁束の差を小さくすることにより、3相変圧器を全相同時に投入する場合の励磁突入電流を抑制する。
【解決手段】励磁突入電流抑制装置1は、電圧計測手段11U,11V,11W,13、残留磁束算出手段15、投入位相制御手段21および投入指令出力手段22から構成される。投入位相制御手段21は、遮断器2を目標位相で投入するための投入指令の出力時期を決定し、投入指令出力手段22を制御する。投入指令出力手段22は、投入指令信号25を遮断器操作機構2Xに対して出力する。定常磁束と残留磁束との差が小さくなるのは、両者の極性が等しい場合であり、U相、V相、W相のそれぞれについて定常磁束と残留磁束の差が小さい場合に、変圧器全体としての両者の差が小さくなる。投入位相制御手段は、各相の定常磁束と残留磁束の極性が等しい位相範囲54を遮断器の目標投入位相範囲とする。 (もっと読む)


【課題】 シンプルな回路構成で信頼性に優れた励磁突入電流抑制効果の励磁突入電流抑制形変圧器。
【解決手段】 一次巻線10と主巻線11と励磁巻線12の並列2巻線とし、主巻線11に電磁接触器40のa接点回路41を直列に接続し、電磁接触器40の励磁コイル42を一次巻線10側に接続する。一次側での交流電源1の投入で発生する励磁突入電流を励磁巻線12に流して抑制し、励磁突入電流が消滅する一定の時間遅れで励磁コイル42によりa接点回路41を閉じ、電圧降下の変圧器動作を継続させる。 (もっと読む)


【課題】送電線事故や残留磁束の減衰があっても変圧器の励磁突入電流を効果的に抑制することができる励磁突入電流制御機能内蔵ディジタル保護リレー装置を提供する。
【解決手段】ディジタル保護リレー装置1は、停止時電圧位相を記憶して、現在の時刻からリレー判定時間または処理時間と投入時設定時間とを合計した時間の経過後に母線電圧または線路電圧の位相が最初に停止時電圧位相となる投入時刻を算出し、算出した投入時刻から現在の時刻を引くことにより残余時間を算出するとともに、算出した残余時間から投入時設定時間を引くことにより現在の時刻における待ち時間を算出する位相制御判定処理部32と、遮断器90の投入指示信号が入力された時刻に位相制御判定処理部32において算出された待ち時間だけ経過した時刻に、遮断器90の投入信号が出力されるように、出力信号を出力する位相制御SQ処理部42とを具備する。 (もっと読む)


【課題】変圧器の突入電流を抑制するために用いる抵抗や遮断機の容量を少なくするのが本発明の課題である。
【解決手段】
コンデンサで変圧器の励磁電流を打ち消して遮断機に直列に接続された抵抗に流れる電流を1/10程度にし、抵抗の値を10倍にする。 (もっと読む)


【課題】大規模な機械構造或は複雑な制御回路を要せず、経済的かつコンパクトな高速かつ信頼度の高い励磁突入電流抑制装置を提供する。
【解決手段】三相遮断器の第1相に断路器を並列に接続し、三相遮断器の第2相に単相遮断器及び電流制限手段からなる直列回路を並列に接続しておき、断路器を投入した後、単相遮断器を投入し単相予励磁を行い、一定時間後に三相遮断器を投入して定格運転を開始させ、その後に断路器と単相遮断器を各々開放するように制御することを特徴とする励磁突入電流抑制装置。 (もっと読む)


【課題】 事故電流を確実に判定できるようにした。
【解決手段】 第1フィルタ21は事故電流を判定する基本波抽出フィルタで、地絡保護の事故電流算出用高調波を除去し、第2フィルタ22は第2高調波ロックの判定をする基本波抽出フィルタで、第2高調波の含有率を算出する基本波成分を抽出し、第3フィルタ23は、第2高調波ロックの判定をする第2高調波抽出フィルタで、第2高調波の含有率を算出する第2高調波を抽出する。フィルタ21で基本波を抽出して第1比較判定部24に入力し、第2、第3フィルタ22,23で抽出したデータは、第2比較判定部26に入力される。第1比較判定部24で零相電流≧整定値が比較判定され、第2比較判定部26で(第2高調波/基本波実効値)≦含有率整定が比較判定されて、両比較判定結果は地絡電流判定部25に入力されてAND条件が成立したときに、事故電流判定出力を送出する。
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【課題】原動機駆動発電装置を電源とする電力変換装置における電源変圧器に流れる励磁突入電流および平滑コンデンサに流れる充電突入電流の両方を共に充分に抑制することのできる突入電流抑制装置を提供することを課題とする。
【解決手段】原動機駆動高電圧交流発電装置1と、電力変換器3と、高電圧交流発電装置1の電圧を所定の電圧に変成して電力変換器3に与える電源変圧器T0と、この電源変圧器T0と高電圧交流発電装置1との接続を開閉する運転スイッチSW1とを備えた電力変換装置において、高電圧交流発電装置1の電圧を降圧して低電圧の補助交流電源を形成するとともに、この低電圧交流電源の電圧を電源変圧器T0の2次出力電圧と等しい電圧に変成する充電用変圧器T2を設け、この充電用変圧器T2の1次側を充電スイッチSW2および限流抵抗Rを介して前記低電圧交流電源に接続し2次側を電源変圧器T0と電力変換器3の接続点に接続する。 (もっと読む)


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