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Fターム[5G321CA35]の内容

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Fターム[5G321CA35]に分類される特許

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【課題】 超電導素線を撚り合わせて大容量化しても低交流損失を実現し、かつ、製造安定性を有する超電導撚線用素線、これを撚り合わせた超電導撚線、及び超電導撚線用素線の製造方法を提供すること。
【解決手段】 超電導フィラメントを含む複数本の超電導一次素線と、前記複数本の超電導一次素線の外周であって、周方向に連続的に配置された、高抵抗金属材により表面が被覆された低抵抗金属線を含む複数本の金属複合バリア線を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れた臨界電流と交流損失及び磁気安定性を兼備するNbSn超電導線材の前駆体、NbSn超電導線材の前駆体の製造方法、NbSn超電導線材、及び超電導マグネットシステムを提供する。
【解決手段】本発明に係るNbSn超電導線材の前駆体は、内部拡散法によって製造するNbSn線材の前駆体であって、Cu基マトリックスが被覆された複数のNb基芯とCu基マトリックスが被覆された複数のSn基芯が、筒状のTaあるいはNbの拡散バリア内部に規則的に配置された前駆体において、前記Nb基芯を囲むCu基被覆の面積比が異なるNb基単芯線が2種以上配置されている。 (もっと読む)


【課題】良好な加工性を確保できると共に、Nb3Sn超電導線材の高強度および優れた超電導特性を発揮できるような前駆体(Nb3Sn超電導線材製造用前駆体)の構成、およびNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体は、Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導マトリックス部と、その外周に拡散障壁層および安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記超電導マトリックス部には、純Nbからなる補強部材が配置されると共に、当該補強部材の外周面にTa層が形成されたものであり、且つ補強部材の前駆体横断面に占める面積率が8〜30%である。 (もっと読む)


【課題】障害を最小限にして回復機能を改善する。
【解決手段】電流を制限する細長い複合材であって、少なくとも1つの酸化物超伝導部材、及び前記少なくとも1つの酸化物超伝導部材を実質的に囲む少なくとも1つの第2の導電部材から成り、前記複合材が約0.05〜0.5V/cmの範囲の電場を障害電流を制限する事象の間に示し、障害電流を制限する事象は動作電流の約3〜10倍を前記複合材を通過させることから成り、前記動作電流が少なくとも1つの酸化物超伝導部材の臨界温度より低い選択された動作温度において前記酸化物超伝導体の臨界電流以下及び前記酸化物超伝導体の臨界電流の2分の1以上であるように選択されることを特徴とする複合材。 (もっと読む)


配向金属基板の曲面状の表面に、少なくとも一つの金属よりなる酸化物膜を堆積する方法であって、次の各ステップを含んでおり、(1)少なくとも一つの金属酸化物よりなるプリカーサ膜は、上記金属からなる少なくとも一つの上記プリカーサの有機溶液を用いて堆積され、上記溶液は、好ましくは、当該方法の温度で測定され、1mPa・s〜20mPa・sの間の値、さらに好ましくは2mPa・s〜10mPa・sの間の値の粘度を有しており、(2)上記酸化物プリカーサ膜は、好ましくは80℃〜100℃との間の値の温度にて、乾燥に晒され、(3)上記酸化物プリカーサ膜を熱分解すると共に上記金属酸化物を形成するために、熱処理が実行され、上記熱処理の少なくとも一部は、還元ガス流の下で実行され、上記還元ガスは、好ましく0.005cm/sよりも大きい流量を好ましくは有し、好ましく0.012cm/sと0.1cm/sとの間、より好ましくは0.04cm/sと0.08cm/sとの間の値の流量を有する。
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【課題】内部拡散法Nb3Sn超電導線材が備えている優れた超電導特性を十分に発揮させるべく、内部拡散法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図り、従来のブロンズ法Nb3Sn超電導線材を超電導特性および強度の両面で凌駕することのできる内部拡散法Nb3Sn超電導線材、およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置されたモノエレメント線を複数本束ねて配置して構成されるマルチエレメント線であって、Nb,Ta,Ti,W,MoおよびHfよりなる群から選ばれる1種以上の金属または合金からなる棒状の補強部材をCuまたはCu基合金に埋設した補強用エレメント線によって、前記モノエレメント線の一部を置き換えて配置したものであり、且つ前記棒状の補強部材の断面積の割合は、線材の全断面積に対して2〜25%である。 (もっと読む)


本発明は、NbSn超伝導線材を製造する内部拡散法において、リスタッキングビレット製造時にモジュールの間に形成される空間形態によって互いに異なる種々のスペーサを挿入した超伝導線材とその製造方法に関するものであって、3本のモジュールの間と拡散防止チューブと2本のモジュールの間に銅スペーサと銅/スズの断面積の割合が6.0以上の低スズ/銅スペーサのうちのどれか1つが、4本のモジュールの間に銅/スズの断面積の割合が0.01〜1.5未満の高スズ/銅スペーサまたは銅/スズの断面積の割合が1.5〜6.0未満の中スズ/銅スペーサが配置される構造である。
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【課題】減面加工時における加工性を良好にすると共に、断面構成を適切にすることによって、カップリングに起因する交流ロスの低減を図り、良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材製造用前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いたNb3Sn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導コア部と、その外周にNbからなる拡散障壁層および安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記拡散障壁層の内周面から、前記超電導コア部の最外層部に存在するNb基フィラメントまでの距離を、減面加工後の最終形状で2μm以上に設定したものである。 (もっと読む)


【課題】低コストで製造可能で、高い臨界電流密度を達成でき、歪みにも強く、機械的強度にも優れたNbSn超電導線用芯線、NbSn超電導線及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Nb管1の内側に、Cu被覆2を有するSn−Zn合金棒3を収容する一方、Nb管1の外側に、Cu層4を形成して単芯線を作製し、単芯線を細線化して定尺に切り分けた後、Cu管とCu芯との間に、単芯線の複数本を分散させ複合化して多芯線とし、細線化後、熱処理を施してSnとNbを反応させNbSnを生成させる。 (もっと読む)


【課題】縮径加工の際に不均一変形や断線を発生させることなく、また大掛かりな設備を必要とせず、更に取り扱いの安全性やコスト面での問題も生じることなく、NbSn相内にTi,Zr,Hf等の元素を効果的に含有できる超電導線材製造用前駆体の構成を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体は、CuまたはCu基合金中に、1本または複数本のNbまたはNb基合金芯と、1本または複数本のSnまたはSn基合金芯が、相互に接触しないように配置された超電導マトリスク部と、その外周に安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記超電導マトリクス部内の任意の箇所に、Ti,ZrおよびHfよりなる群から選ばれる1種以上の金属若しくは合金、またはTi,ZrおよびHfよりなる群から選ばれる択1種以上の元素を含むNb基合金からなるシート状層を配置したものである。 (もっと読む)


【課題】 超電導体の外側に高抵抗層を有する超電導線材の製造方法であって、均質な高抵抗層を容易に形成できる超電導線材の製造方法、超電導線材、超電導機器を提供する。
【解決手段】 超電導体の原料を第一銀含有金属で覆って銀シース部材を得る。
この銀シース部材を銀が含まれない非銀金属で覆う。非銀金属で覆われた部材における第一銀含有金属の少なくとも一部と非銀金属とを金属間化合物化する。この金属間化合物化された金属を酸化して高抵抗層とする。高抵抗層が形成された部材を熱処理して前記原料を超電導体とする。 (もっと読む)


【課題】 高いJc特性を有し、Q特性の増大を抑制し得る熱処理を施すことによりNbSn超電導線材となるNb−Sn化合物系超電導線の前駆線材を提供する。
【解決手段】 Cu基金属マトリックス中にSn基金属コアおよびその周囲にNb基金属フィラメントを同心状に配置したモジュールを複数個備えた構造を有し、上記モジュールが熱処理によりSn基金属コアのSnとCu基金属マトリックスとが反応することで生成するε相ブロンズ層の境界をNb基金属フィラメントをすべて含むか、あるいは略0.05以上略0.35以下の割合を含むようにSn基金属コアの量を調整することでNb−Sn化合物系超電導線の前駆線材とした。 (もっと読む)


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