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Fターム[5H604PD07]の内容

電動機、発電機の巻線の絶縁、固着 (20,330) | 高圧用絶縁 (185) | 高抵抗層、半導電層の使用 (17)

Fターム[5H604PD07]に分類される特許

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【課題】簡単な手段によって固定子鉄心のスロット外に延在するコロナシールド層の焼損を防止し得る回転電機を提供する。
【解決手段】主絶縁層の表面にコロナシールド層14を形成した固定子コイル7を固定子鉄心5のスロット6内に複数枚のスロットライナ12を介して装着し、複数の層から成るスロットライナ12に固定子コイル7から遠ざかる層ほど抵抗が高まる抵抗増加手段(12、17、18)を設ける。上記構成により、スロット6外のコア出口部7Bでスロットライナ12間に部分接触箇所が生じても、抵抗増加手段によって充電電流密度が低減されるので、充電電流の集中によるスロットライナ12の焼損を防止できる。 (もっと読む)


【課題】高電圧で作業する電気機械であって、巻線ヘッドの外面のアースを可能にする絶縁キャップを提供すること。
【解決手段】高電圧で作業する電気機械の巻線ヘッドのための絶縁キャップ16aであって、中央の絶縁層20を有しており、中央の絶縁層20が外面に外側の導体又は半導体層21を有しており、中央の絶縁層20の内面には、電気的な接続部の領域に内側の導体又は半導体層18が配置されており、傾斜層19は、内側の導体又は半導体層18から絶縁キャップ16aの開口23まで達することで、電気的な接続部の領域における高い電界を、絶縁キャップ16aのアース電位にある外面に向かって漸減することを可能にする。 (もっと読む)


【課題】コイルへの印加電圧が高電圧化された場合であっても、異相の導電性部材間での部分放電の発生を効果的に抑制することが可能な配電部材を得る。
【解決手段】配電部材5は、環状に配列された複数のコイル4を有するステータ3に接続される配電部材であって、複数のコイル4は、各相別に直列接続されており、同相のコイル4同士を接続する複数のバスバー6を各相別に備え、各バスバー6は、導体10と、導体10を被覆する絶縁層11と、絶縁層11を被覆する半導電層12とを有し、異相のコイル4に接続された複数のバスバー6の半導電層12同士が、各バスバー6の少なくとも一カ所において互いに接触する。 (もっと読む)


【課題】表面に半導電層を有する巻線を用いつつ、巻線間の部分放電を効果的に抑制することが可能なコイルを得る。
【解決手段】コイル4は、ティース部11を有するコア10と、コア10を被覆するインシュレータ12と、インシュレータ12を介してティース部11の外周上に整列して巻回され、導体20、絶縁層21、及び半導電層22を有する巻線13と、を備え、巻線13は、等電位で対を成す第1巻線A及び第2巻線Bを含み、巻線13の積層構造の第1層L1においては、第1層L1内の隣接ターンの第1巻線A同士の間に所定の隙間が形成されるように、第1巻線Aが巻回されており、第2層L2においては、第2層L2内の隣接ターンの第2巻線B同士の間に所定の隙間が形成されるように、かつ、第1層L1内の隣接ターンの第1巻線Aに接触するように、第2巻線Bが巻回されている。 (もっと読む)


【課題】コロナシールド層とコイル導体の周囲に形成された絶縁層との界面付近の空隙で放電が発生してコロナシールド層が侵食されても、空気中での表面放電が発生しないように構成した信頼性の高い回転電機を提供する。
【解決手段】鉄心スロット2に収納され端部が鉄心スロット2の外部に延びるコイル導体10、コイル導体10の周囲に形成された対地主絶縁層4、対地主絶縁層4の外周に鉄心スロット2の内部から外部へ延在して設けられ鉄心スロット10内のコロナ放電を防止するコロナシールド層7を備え、鉄心スロット2の外部に位置するコロナシールド層7の外周に表面放電に対する保護層として電界緩和用プリプレグテープ23を巻回したものや、電界緩和用塗料を塗布したもので構成される電界緩和層をコロナシールド層7が露出しないように形成した。 (もっと読む)


【課題】コロナシールド層とコイル導体の周囲に形成された絶縁層との界面付近の空隙で放電が発生してコロナシールド層が侵食されても、空気中での表面放電が発生しないように構成した信頼性の高い回転電機を提供する。
【解決手段】鉄心スロット2に収納され端部が鉄心スロット2の外部に延びるコイル導体10、コイル導体10の周囲に形成された対地主絶縁層4、対地主絶縁層4の外周に鉄心スロット2の内部から外部へ延在して設けられ鉄心スロット10内のコロナ放電を防止するコロナシールド層7を備え、鉄心スロット2の外部に位置するコロナシールド層7の外周に表面放電に対する保護層としてプリプレグマイカテープ22をコロナシールド層7が露出しないように巻回した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、簡単な手段によって固定子鉄心のスロット外に延在するコロナシールド層の焼損を防止し得る回転電機を提供することにある。
【解決手段】本発明は、高周波成分を有する電圧で運転され、主絶縁層の表面にコロナシールド層14を形成した固定子コイル7を固定子鉄心のスロット6内にスロットライナ12を介して装着し、かつ、スロット外に延在した固定子コイル7のスロットライナ12とコロナシールド層14との間に充電電流の流路を確保する充電電流流路確保手段(13,17,18)を設けたのである。
上記構成により、スロットライナ12とコロナシールド層14との間で部分接触しても、充電電流流路確保手段によって確保された流路に充電電流が流れるので、充電電流の集中によるコロナシールド層の焼損を防止できるのである。 (もっと読む)


【課題】 運転電圧を低下させずに小型化を実現する回転電機を提供すること。
【解決手段】 回転電機には、鉄心2と、鉄心2から延出するコイル1と、鉄心2の外側に設けられ、コイル1の存在する方向に突出する複数の肩部を有する電磁シールド板3とが設けられる。コイル1は、導体を外側から電気絶縁被覆する絶縁体と、前記絶縁体の表面に形成され鉄心2に接触する低抵抗層4と、低抵抗層4に連接して前記絶縁体の表面に形成される複数の電界緩和層5とを備え、低抵抗層4と電界緩和層5との境界が、電磁シールド板3の最も鉄心2に近い側の肩部とコイル1との距離を最短とする当該コイル1の表面上の点(A点)の位置よりも鉄心2から遠ざかる方向(即ち、口出し部6に近づく方向)に離れた位置に設けられている。 (もっと読む)


【課題】導体、絶縁層、および絶縁層の外周を被覆する半導電層からなる絶縁電線であって、部分放電を効果的に防止できるとともに、交流(高周波)通電時の半導電層の発熱の問題も防止され、半導電層の機械的強度の低下の問題もない絶縁電線、及びこの絶縁電線を用いてなるコイルを提供する。
【解決手段】導体、その外周を被覆する絶縁層、および絶縁層の外周を被覆する半導電層からなり、前記半導電層が、樹脂とカーボンナノファイバー、好ましくは10−4Ω・cm以上で10−2Ω・cm未満の範囲内にある体積抵抗値を有するカーボンナノファイバーとの混合物で構成され、部分放電開始電圧が1000V以上であり、かつ表面抵抗率が1MΩ/□以上であることを特徴とする絶縁電線、及びこの絶縁電線巻回してなるコイル。 (もっと読む)


【課題】抵抗値設定がしやすく、抵抗値ばらつきが少なく、抵抗値の安定性が良好な電界緩和用半導電性ワニス及びテープ並びに回転電機の固定子を提供する。
【解決手段】回転電機の固定子は、固定子鉄心11のスロット12内に、コイル導体14上の主絶縁層15の上に低抵抗テープ17を巻いた固定子コイル13を納めて形成したもので、固定子コイル13は、スロット12からの延出する直線部16bの低抵抗テープ17の端部から主絶縁層15にかけての表面に、粒度メッシュが#240以上(平均粒度80μm以下)である複数種類の炭化珪素と四酸化三鉄のうちから選択された少なくとも2つの充填材と、ポリブタジエン樹脂、シリコーンワニスのいずれか一方の接着材とを、それぞれ所定の割合で混合した電界緩和用半導電性ワニスが塗布されている。 (もっと読む)


【課題】三相交流回転電機において、簡便な構造で隣接コイル間の分担電圧を緩和する。
【解決手段】各相のコイル20,30,40をY結線としたステータ15において、各相コイル20,30,40との間に静電容量を持つように各相コイル20,30,40の表面近傍に各電極板27,37,47を取り付け、各電極板27,37,47と、各相の入力点25,35,45と中性点50のうちの各電極板27,37,47から遠い方の点と、を各バイパス線38,38,48で接続する。 (もっと読む)


【課題】コロナシールド層とコイル導体の周囲に形成された絶縁層との界面付近の空隙で放電が発生してコロナシールド層が侵食されても、空気中での表面放電が発生しないように構成した信頼性の高い回転電機を提供する。
【解決手段】鉄心スロット2に収納され端部が鉄心スロット2の外部に延びるコイル導体10、コイル導体10の周囲に形成された対地主絶縁層4、対地主絶縁層4の外周に鉄心スロット2の内部から外部へ延在して設けられ鉄心スロット10内のコロナ放電を防止するコロナシールド層7を備え、鉄心スロット2の外部に位置するコロナシールド層7の外周に表面放電に対する保護層としてシリコーンゴム層20を形成した。 (もっと読む)


【課題】絶縁コイルの絶縁層内、又はこの絶縁層とコロナ防止層との界面に生じ得る剥離やボイドの発生を効果的に防止することで、コイルの絶縁において良好な誘電特性を得る。
【解決手段】本発明のコロナ防止テープ18は、素線導体14と、この素線導体14の外周にマイカテープ16を巻回して形成される絶縁層15と、絶縁層15のさらに外周に当該コロナ防止テープ18を巻回して形成されるコロナ防止層17とを有する巻線体を固定子鉄心8のスロット8a内に収容し、この固定子鉄心8とともに前記巻線体に対し所定の含浸樹脂を含浸及び硬化して得られる固定子コイル7の構成部品として用いられる。ここで、このコロナ防止テープ18は、熱収縮性を有する高分子フィルム補強材22に対し集成マイカをエポキシ樹脂組成物で結着して貼り合わせた基材中に、前記所定の含浸樹脂よりも硬化時における層間の接合力の劣る半導電性樹脂を含浸及び硬化させて得られる。 (もっと読む)


【課題】良好な樹脂含浸性を確保しつつ、対地主絶縁層の最外周の部分とコロナシールド層との境界部分に発生する部分放電に起因したコロナシールド層の消失を防止し、信頼性の高い回転電機の固定子、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】固定子鉄心1のスロット2に装着され、コイル導体4の外周に施された対地主絶縁層5と、この対地主絶縁層5の外周に施されたコロナシールド層6とを有する固定子コイル3を備え、コロナシールド層6は、無機繊維または非熱収縮性の高分子繊維からなる織布あるいは不織布で形成された絶縁性の基材に導電性材料が塗布または含浸されている導電性テープ22とマイカ層21とが一体的に接合された複合テープ20を有し、この複合テープ20を導電性テープ22が外側になるように巻回して構成している。 (もっと読む)


【課題】 部分放電を効果的に抑制でき信頼性の高い回転電機の固定子コイルを得る。
【解決手段】 対地主絶縁層11は第一及び第二の絶縁層12,13にて形成されている。例えば、素線束5にボンド処理マイカテープを1/2重ね巻にて1回巻回して第一の絶縁層12を形成し、第一の絶縁層12の上に半導電テープを1/2重ね巻にて1回巻回して半導電層15を形成する。その上にボンド処理マイカテープを1/2重ね巻にて9回巻回して第二の絶縁層13を形成し、その外周部に低抵抗及び高抵抗コロナシールド層16,17を設ける。ボンド処理マイカテープの巻回数を可能な限り少なくして、半導電層と素線束との距離を小さくし、半導電層と素線束との間の電界強度が所定値以下になるようにした。これにより、対地主絶縁層11における部分放電を効果的に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】長期にわたって安定した耐コロナ性を発揮できる半導電性テープの提供。
【解決手段】本発明の半導電性テープ1は、層状粘土鉱物系粒子、酸化物系粒子及び窒化物系粒子のうちから選ばれた少なくとも1種からなる無機粒子3と、導電性粒子4とが熱硬化性の樹脂2により繊維状絶縁基材5に保持されている。すなわち、半導電性テープ1では、無機粒子3がコロナ放電などに対する耐性を発現して、放電現象など起因する導電性粒子4の消耗を抑制するので、長期にわたって安定した耐コロナ性が発揮される。 (もっと読む)


【課題】熟練した経験に基づく作業を殆ど必要としないで固定子コイルを容易に、かつ確実に固定し、作業効率を高めることができ、コイル導体に発生した熱による固定子コイルの温度上昇を防止し、固定子コイルと固定子鉄心スロット間でのスロット放電を防止する回転電機の固定子コイルの固定方法を提供すること目的とする。
【解決手段】L字形積層板30の周囲を液状のゴム弾性部材層31を介して半導電シート32で覆って形成された半導電性固定用部材13を固定子鉄心スロット12内に配置した後、固定子コイル10a、10bを挿入し、ゴム弾性部材層31を硬化させて固定子コイル10a、10bを固定子鉄心スロット12内に固定する。これによって、固定子コイル10a、10bの固定を容易に行うことができ、コイル導体14に発生した熱を効率良く固定子鉄心11へ伝導し放熱することができる。 (もっと読む)


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