説明

Fターム[5K102PH22]の内容

光通信システム (58,656) | その他の光デバイス (7,727) | 偏光素子 (537) | 偏光結合分離、偏光ビームスプリッタ (231)

Fターム[5K102PH22]に分類される特許

161 - 180 / 231


【課題】鍵生成率を増大することができる量子鍵配送技術を提供する。
【解決手段】本発明による量子鍵配送システムは、量子もつれ光子対を、その中心周波数で低周波帯と高周波帯の2つの帯域に分離し、一方をアリスの通信装置に、他方をボブの通信装置に伝送する。アリスとボブの通信装置は、前記中心周波数に対して互いに対称な帯域を有する複数の波長チャネル分離フィルタを備えており、各波長チャネルにおいて、選択された基底で光の量子もつれ状態を測定する。アリスとボブは、各波長チャンネルで測定した光の測定時刻と測定基底を、古典通信を介して交換することにより、対応する測定時間の自己の測定結果と相手の測定基底とから相手の測定結果を知ることがで、両者で共通の秘密鍵を共有することができる。このように、本発明によれば、1つの量子もつれ光源を用いてQKDのチャネル数を増大し、システム全体として鍵の生成率を飛躍的に増大することが可能となる。 (もっと読む)


光伝送システム及び光伝送方法は、チャネル間隔が短縮された光信号で動作するように構成することができる。このシステムでは、チャネルの第1のサブセットが第1の偏波状態を持ち、チャネルの第2のサブセットが第2の偏波状態を持つように、ペアの直交関係を有する複数の光チャネルで光信号を伝送することができる。偏波状態のそれぞれでチャネルと対応する変調側波帯のオーバーラップが発生しないようにチャネル間隔を開けることが可能である。光信号を受信する場合、選択された目的のチャネルに隣接する直交チャネルをヌルにすることができる。
(もっと読む)


【課題】偏波多重光信号の偏波分離を行う偏波分離装置において、PMDの影響により各周波数間の偏波関係が崩れた場合であっても、偏波分離に必要な制御信号を効率良く得ること。
【解決手段】入力される偏波多重光信号の偏波状態を制御する偏波制御部2と、偏波制御部2から出力された偏波多重光信号を2つの光信号に偏波分離する偏波分離部3と、を備えた偏波分離装置において、偏波分離部3にて分離された2つの光信号のいずれか一方の分岐出力を用いて光キャリア付近の周波数帯に含まれる光出力を抽出する狭帯域光フィルタ8と、抽出された光信号の偏波状態に基づいて偏波分離のための誤差信号を生成する直交関係モニタ部5と、直交関係モニタ部5から出力される誤差信号を用いて偏波制御部2を制御するための制御信号を生成する駆動回路4と、を備える。 (もっと読む)


【課題】、送信者側端末から受信者側端末にフレーム同期信号等の付加情報を良好に送信する。
【解決手段】送信者側端末30で、光源33からのパルス光を信号光P1及び参照光P2に分離して、通信路32に送出する。量子暗号通信時には、信号光P1の光量を減衰させるが、付加情報送信時には、信号光P1の光量を減衰させない。また、量子暗号通信時には、信号光P1に、パルス毎に、複数の基底を構成する位相から選択された所定の位相となるランダムな位相変調を加えるが、付加情報送信時には、信号光P1の位相を、上述の複数の基底を構成する位相のいずれにも直交しない位相とする。付加情報送信時には、受信者側端末31のホモダイン検出出力として、大きなレベルの付加情報を得る。 (もっと読む)


【課題】光パルスに対して高速で安定した強度位相変調を行うことができる光通信装置およびそれを用いた量子暗号鍵配布システムを提供する。
【解決手段】2電極型マッハ/ツェンダー変調器11の両アームに施す電気信号RF1、RF2を多値信号とし、RF1とRF2の平均値によって光パルスの位相変調を、RF1とRF2の電圧差によって強度変調を施すことで、高速で安定した多値変調を可能とし、デコイ方式の量子暗号鍵配布システムにおける暗号鍵生成速度が向上する。 (もっと読む)


【課題】光軸外れが発生する可能性を低減する。
【解決手段】Z方向は自装置51の駆動機構が中点位置にある場合の相手側装置52に向けた光ビームLの方向を示している。初期調整モードでの光軸ずれ補正機構の垂直方向の光ビーム放射方位角駆動範囲は角度B1、通常運用モードでの垂直方向の駆動範囲は角度B2であり、B1<B2の関係にある。また、自装置51の駆動機構が中点位置にある場合の光ビームLのZ方向は角度B1と角度B2の中心に設定される。角度B3は通常運用モード時の自装置から角度B1を越えた上向き部分の駆動範囲であり、角度B4は角度B1を越えた下向き部分の駆動範囲であり、B2=B1+B3+B4の関係となる。 これにより、設置後に何らかの要因により自装置51が傾いた場合でも、初期設置時に光軸ずれ補正可能な角度B3、B4が確保できているため、その範囲以内であれば自動追尾動作を継続することができる。 (もっと読む)


【課題】双方向に伝送される光信号の伝送経路を一方向に単一化することにより、既存の単方向光通信用の光伝送装置を用いて、双方向の波長多重光通信を行なえるようにする。
【解決手段】上り方向の光信号に対して所定の光信号処理を施す第1光信号処理部1Cと、下り方向の光信号に対して所定の光信号処理を施す第2光信号処理部1Dと、一方の双方向通信用光伝送路60eを通じて入力される前記上り方向の光信号を第1光信号処理部1Cへ分岐する一方、第2光信号処理部1Dからの前記下り方向の光信号を上記一方の双方向通信用光伝送路60eへ分岐する第1分岐部22Aと、他方の双方向通信用光伝送路60fを通じて入力される前記下り方向の光信号を第2光信号処理部1Dへ分岐する一方、第1光信号処理部1Cからの前記上り方向の光信号を上記他方の双方向通信用光伝送路60fへ分岐する第2分岐部23Aとをそなえて構成する。 (もっと読む)


【課題】ホモダイン検出におけるS/N比を上げ、盗聴などの擾乱を検知し易くする。
【解決手段】量子暗号通信装置100Aは、送信者側端末1、受信者側端末2及び通信路3からなる。端末1から端末2に比較的強度の強い参照光(パルス光P2)及びパルス毎にランダムに位相変調が加えられた微弱な信号光(パルス光P1)を送る。端末2でさらに参照光にパルス毎にランダムに位相変調を加えた後、これら参照光及び信号光に基づいてホモダイン検出を行って、秘密情報、例えば秘密鍵を得る。端末2は、端末1から通信路3を介して送られてくる参照光を増幅する増幅器11を有している。この増幅器11で参照光を増幅することで、ホモダイン検出におけるS/N比を上げることができる。なお、端末1が、端末2から通信路3を介して送られてくる参照光を増幅する増幅器を備えるようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】送信者側端末の出口における信号光の平均光子数を正確に設定可能とし、盗聴検知を容易とする。
【解決手段】量子暗号通信装置100Aは、送信者側端末1、受信者側端末2及び通信路3からなる。端末1から端末2に比較的強度の強い参照光(パルス光P2)及びパルス毎にランダムに位相変調が加えられた微弱な信号光(パルス光P1)を送る。端末2でさらに参照光にパルス毎にランダムに位相変調を加えた後、これら参照光及び信号光に基づいてホモダイン検出を行って、秘密情報、例えば秘密鍵を得る。端末1は、その出口における信号光の平均光子数を所定値に設定する設定部を有している。端末2では、信号光の平均光子数の見積もりと上述した端末1における設定値とを照合して、盗聴検知を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】参照光の損失を抑え、ホモダイン検出における過剰雑音比を小さくし、盗聴者への耐性を高める。
【解決手段】量子暗号通信装置100は、送信者側端末1、受信者側端末2及び通信路3からなる。端末1から端末2に比較的強度の強い参照光(パルス光P2)及びパルス毎にランダムに位相変調が加えられた微弱な信号光(パルス光P1)を送る。端末2でさらに参照光にパルス毎にランダムに位相変調を加えた後、これら参照光及び信号光に基づいてホモダイン検出を行って、秘密情報、例えば秘密鍵を得る。端末2では光源4に同期信号を供給する信号発信源17から供給される同期信号に基づいて位相変調器7の処理開始タイミングを制御し、端末1では可変減衰器19からの漏れ光に基づいて検出器26で信号光の到着を検出して位相変調器21の処理開始タイミングを制御する。 (もっと読む)


本発明の種々の実施形態は、伝送チャネルの途絶を回避し、伝送チャネルの途絶を伝送チャネルのユーザに警告するための方法及びシステムに関連する。本発明の一実施形態では、信号源(1602、1702)が第1の信号中に情報を符号化し、第1の信号をソースチャネル(1610、1712)を介してマルチプレクサ(1604、1704)に送る。マルチプレクサ(1604、1704)は、第1の信号をN個の伝送チャネル(1612、1718)に分配する。デマルチプレクサ(1606、1806)が、N個の伝送チャネル(1612、1718)に分配された信号を結合して、情報を符号化する第2の信号を生成する。この分配システムは、デマルチプレクサ(1606、1706)から出力された第2の信号を受信する1つの検出器(1608、1730)と、デマルチプレクサ(1606、1706)から出力された1つ又は複数の付加信号を受信する1つ又は複数の検出器(1620、1732)とを備える。付加信号は、伝送チャネルのうちの1つ又は複数において途絶が生じたときにデマルチプレクサ(1606、1706)によって生成され、この途絶を伝送チャネルのユーザに警告するために用いられる。 (もっと読む)


【課題】 光の場の連続量を用いた量子状態の高効率転送。
【解決手段】 配布装置2で、第1ないし第4のスクィーズド光ビームを出射し、送信側装置3で、配布装置からの第1と第3のスクィーズド光ビームを入射し、転送対象となる入力光を、第1の偏光入力光と第2の偏光入力光とに分離し、第1の偏光入力光と第1のスクィーズド光ビームとに基づいて第1のホモダイン測定を行い、第2の偏光入力光と第3のスクィーズド光ビームとに基づいて第2のホモダイン測定を行う。古典通信路12を通じて第1および第2のホモダイン測定の結果を受信側装置4に送信し、受信側装置4にて、配布装置2からの第2と第4のスクィーズド光ビームを入射し、送信側装置3から第1および第2のホモダイン測定の結果を受信し、第1および第2のホモダイン測定の結果に基づいて変調された光ビームを、第2(1b)および第4(2b)のスクィーズド光ビームに合波して出力光を得る。 (もっと読む)


【課題】光子検出器を用いて受信側に到達した微弱光の光パワーを測定する方法および装置を提供する。
【解決手段】光子検出器1はバイアス印加タイミングに従って光子の到達の有無を検出する。各タイムスロット内の任意のタイミングで入射する光パルス列に対して、バイアス印加タイミングをタイムスロットの範囲で順次シフトさせることで光子カウンタ5により検出された光子数をカウントし、その光子数に基づいて光パルス列の光パワーを測定する。
(もっと読む)


光ネットワーク上で光符号分割多元接続データを送信し、受信する装置およびシステム。この装置は、デコードされた信号を作るためにエンコードされた光信号をデコードするスペクトル位相デコーダと、デコードされた信号からユーザ信号を時間的に抽出する時間ゲートと、ユーザ信号からユーザデータを抽出するように動作可能な復調器とを含む。このシステムは、好ましくは、光パルス列を生成する源であって、各光パルスが、周波数ビンを定義するために周波数において均一な間隔をおかれた複数のスペクトル線を含む、源と、加入者に関連し、変調されたデータ信号を作るために加入者データを使用してパルスのシーケンスを変調するように動作可能なデータ変調器と、データ変調器に関連し、エンコードされたデータ信号を作るために変調されたデータ信号をスペクトル的にエンコードするように動作可能なアダマールエンコーダとを含む。
(もっと読む)


【課題】 偏波直交多重信号であっても、良好な動作を得ることが可能な偏波直交多重信号光再生装置を提供することである。
【解決手段】 入力された偏波直交多重信号から分離光信号を分離する光信号分離手段1と、該分離光信号からクロックパルスを抽出するクロックパルス抽出手段3と、前記偏波直交多重信号を前記クロックパルス抽出手段によって抽出されたクロックパルスに同期させて光再生信号を得る光信号再生手段4と、を備えた偏波直交多重信号光再生装置であって、前記偏波直交多重信号の直交する偏波をその進行方向を軸とする所定の角度で固定させた偏波状態で、前記偏波直交多重信号を出力する偏波制御手段2をさらに備え、前記クロックパルス抽出手段3には、前記偏波制御手段から出力された後の偏波直交多重信号が入力されることを特徴とする。 (もっと読む)


光通信システムを介してデータを伝える方法。光信号が、光通信システムを介して受信され、光信号は、データ記号およびSYNCバーストを含み、各SYNCバーストは、所定の記号シーケンスを含む。受信された光信号は、マルチビット・サンプル・ストリームを生成するためにオーバーサンプリングされる。サンプル・ストリームは、連続するサンプルのブロックにパーティショニングされ、サンプルの各ブロックは、サンプルの少なくとも1つの他のブロックと部分的にオーバーラップし、少なくとも1つのSYNCバーストおよび複数のデータ記号を含む。サンプルの各ブロックは、各データ記号の値を検出するために独立に処理される。
(もっと読む)


【課題】 遠隔励起モジュールの利得帯域および励起効率が限られる、励起光から信号光への強度雑音の転移が生じる、励起光の非線形効果によりシステム性能劣化が生じる、半導体光増幅部に給電が必要であり、光ファイバネットワーク中の任意の位置に設置できない、給電のための電気配線が必要であるといった従来技術の問題点を解決する。
【解決手段】 伝送ファイバの間に挿入され、遠隔励起される半導体素子を含む半導体光増幅部を備え、前方励起または後方励起のための励起光源と、この励起光源からの励起光と信号光とを合波する合波器とを備える。このときに、励起光の波長を、信号光波長の80〜280nm短波長側に設定する。 (もっと読む)


光信号を監視することは、サンプル集合を取り出すために2つまたはそれより多くの異なるタップ点から光信号をサンプリングすることを含む。複数のそのようなサンプル集合は、時間経過とともに得られる。光信号品質を示すために、サンプル集合の同時確率分布またはサンプル集合の位相図が評価される。タップの識別は、偏光であることが可能で、例えば、OSNRまたは周波数を決定することである。タップの弁別は時間遅延であることが可能で、これによりOSNR、分散、PMD、ジッタ、Qなど複数の減損間の診断的弁別が可能である。機械学習アルゴリズムは、特に位相図内のサンプル密度の二次元ヒストグラムが与えられた場合、そのような診断に特に適している。
(もっと読む)


【課題】
簡易な構成で、秘匿性に優れた光通信システムを提供する。
【解決手段】
識別信号付加装置(12)は、送信データに識別信号を付加する。電気/光変換器(14)は、識別信号付加装置(12)の出力電気信号を直交偏波の光信号に変換し、当該光信号を例えばTE波の方向で偏波コンバイナ(16)に印加する。ダミー信号発生装置(18)は、送信データを隠蔽するダミー信号を発生する。電気/光変換器(20)はダミー信号発生装置(18)からのダミー信号を直交偏波の光信号に変換し、光信号を例えばTM波の方向で偏波コンバイナ(16)に印加する。偏波コンバイナ(16)は、電気/光変換器(14)からの光信号と、電気/光変換器(20)からのダミー光信号を互いに直交する偏波方向で多重し、光ファイバ伝送路(30)に出力する。 (もっと読む)


【課題】 3つ以上のノードのうちの2つ、3つ、または3つ以上のノード間で安全に共通の暗号鍵を共有するための量子鍵配信システム及び量子鍵生成方法を提供する。
【解決手段】 偏波もつれ光源101,102と、補助ノード130と、ノード111乃至114とを備え、補助ノードは、偏波もつれ光源101,102から出力されたシグナル光子をそれぞれ入力し透過させる、軸方向を回転可能なHWP151,152と、HWP151,152を透過した垂直偏波及び垂直偏波のシグナル光子をそれぞれ所定のポートへ出力するPBS160と、PBSから出力されたシグナル光子を透過させる、軸方向を回転可能なHWP153,154とを備え、ノード111乃至114は、偏波もつれ光源からの光子を入力し、縦偏波、横偏波、+45度偏波、及び−45度偏波のいずれかであるかを判別する偏波判別機能付き光検出器を備える。 (もっと読む)


161 - 180 / 231