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国際特許分類[A23C7/04]の内容

国際特許分類[A23C7/04]に分類される特許

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【課題】原料乳及び殺菌乳における異常風味を抑制する方法及び当該方法を用いて処理され、品質や風味の良い牛乳の製造に供される殺菌乳を提供する。
【解決手段】牛乳の処理工程における搾乳から殺菌処理までの過程において溶存酸素濃度を低下させる処理を行う。溶存酸素濃度を低下させる処理は搾乳から72時間経過するまでに行う。溶存酸素濃度を低下させる処理を行った後、殺菌処理までの間、溶存酸素濃度が低い状態を維持する。異常風味の抑制は、原料乳の自発性酸化臭の抑制、ヘキサナールの生成及び/又は増加の抑制、加熱臭の抑制、サルファイド類の生成及び/又は増加の抑制の中のいずれか一つを、あるいは、複数を行うものである。 (もっと読む)


【課題】乳或いは乳入り容器詰飲料の、製造時の加熱殺菌、長期保存、加温保管、流通販売等における過酷な条件による香味の劣化に対して、該香味劣化の抑制された乳或いは乳入り容器詰飲料、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】乳或いは乳入り容器詰飲料の製造に際して、原料として用いる乳を、加温処理、エアレーション処理、或いは攪拌処理により劣化物質を発生する工程、及び発生した劣化物質を脱気或いはガス吹き込みにより除去する工程、により予め劣化物質を発生させ、除去して用いることにより、香味劣化の抑制された乳或いは乳入り容器詰飲料を製造する。本発明において、発生した劣化物質を脱気により除去する工程は、減圧脱気法、減圧加熱脱気法、又は加熱脱気法により行なうことができる。また、ガス吹き込みにより除去する工程は、窒素ガスのような不活性ガスの吹き込み法、又は蒸気吹き込み法により行なうことができる。 (もっと読む)


カプセルへ液体を供給するように構成される装置において栄養製品を調製するためのカプセルであって、供給される液体と組合せて栄養製品を調製するための栄養原料(14)を収容する1以上の隔室(13)と、液体に含まれる混入物を除去するように構成されるフィルタ(18、20)とを備えるカプセルにおいて、フィルタが、フィルタ膜(20)と、フィルタ膜を支持する出口壁(23)とを有するフィルタユニット(18)として形成され、出口壁が、隔室(13)と連通する1以上の液体出口(26)を有する。本発明は、フィルタユニット(18)自体にも関する。
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【課題】乳類独特の臭気が低減され、衛生的でかつ風味の良い飲用乳とその製造方法を提供すること。
【解決手段】原料乳類を吸着性樹脂に接触させることにより脱臭して脱臭乳類を得る第1工程と、前記脱臭乳類を含む乳類を直接加熱法により加熱殺菌して加熱殺菌乳類を得る第2工程とを有する飲用乳の製造方法、及び該製造方法により得られる飲用乳。 (もっと読む)


【課題】 乳などの無菌または実質的に無菌の濃縮乳液体を、有意な熱処理なしに形成する方法を提供すること。
【解決手段】 一形態では、本方法は、まず限外濾過膜を使用して、出発乳を濃度約2×から約7×に濃縮して乳濃縮物を形成する。その後、その乳濃縮物を、精密濾過膜を使用して濾過して、無菌または実質的に無菌の濃縮乳を提供する。得られた濃縮乳は、全細菌が約0.5パーセント未満であり、1グラム当たりの胞子形成細菌のコロニー形成単位が約5未満である。実質的に無菌の濃縮乳は、加工中に有意な熱処理を受けない。 (もっと読む)


90〜250kJ/100gで、元のミルクカルシウムの実質的にすべてを維持し、及び元のミルクタンパク質のすべてを有し、安定化剤を含まず、口当たりの良い、低炭水化物のミルク製品、並びに限外ろ過前にミルク製品をpH7.0〜pH9.5に調整し、透過物をナノろ過し、さらにナノろ過透過物を限外ろ過未透過物の一部及び水と混合し、その後pHをミルクの通常のpHに調整する前記ミルク製品の製造方法。
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本発明は、ラクターゼ活性体1NLU当たり40単位未満のアリールスルファターゼ活性体を含む、細胞内産生ラクターゼを記載する。本発明は、また、基質を酵素調整物で処理する工程を含み、その酵素調製物がアリールスルファターゼを実施的に含有しない方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、食品からコレステロールを除去するにおいて、吸着剤でβ−シクロデキストリン(以下β−CDとする)を使用する方法に関するものである。より詳細には、β−CDを架橋剤で結合させて架橋化したβ−CDを製造した後、そのβ−CDをコレステロールが含有された食品に添加してコレステロールを除去する方法と、コレステロールが吸着されたβ−CDに有機溶媒を添加してβ−CDを再生してリサイクルする方法に関するものである。本発明は、牛乳、クリーム、ラード、卵黄などに含有されたコレステロールを架橋化したβ−CDで処理して、コレステロール除去率を最適化した乳製品、肉製品、卵製品などを提供することができ、また架橋化されたβ−CDを再生してリサイクルすることができる。
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【課題】 本発明は、乳製品、果汁、野菜汁において、加熱処理によって生じる不快成分を効率的に低減ないし除去する方法の開発を目的とする。
【解決手段】 上記した液体の少なくともひとつについて、中空糸膜に通液することにより、他の品質には影響を及ぼすことなく不快成分(ジメチルスルフィド、2−ブタノン、2−ペンタノン、p−シメン等)を選択的に低減ないし除去することができ、得られた液体を使用することによって、風味、品質のすぐれた飲食品を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 乳成分に対する加熱時間の短縮を容易にするとともに乳特有の臭気成分の生成を抑えつつ乳成分の改質を行うことが容易な乳成分の改質方法及び乳特有の臭気成分が低減された飲食品を提供する。
【解決手段】 乳成分の改質方法は、乳成分を含む液体を蒸気処理することにより乳成分の改質を行う方法であって、前記蒸気処理は前記液体に過熱水蒸気を接触又は混合させる処理からなる。乳成分としては生乳、殺菌乳、加工乳、粉乳、乳脂肪、クリームなどが挙げられる。蒸気処理は常圧又は加圧状態、且つ不活性ガス雰囲気下で行われるのが好ましい。飲食品は、前記改質方法により改質された乳成分を含有し、2−メチルブタナールやフルフラールなどの乳特有の臭気成分が低減されて風香味に優れている。飲食品としてはミルクコーヒー、カプチーノ、ミルクココア、ミルクティー、クリームスープ、クリームシチュー、ヨーグルト、ケーキ、菓子などが挙げられる。 (もっと読む)


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